2.6 Migrate ServerイメージのAzureでの展開

PlateSpin Migrateでは、Azure Global CloudおよびAzure China CloudのAzure MarketplaceからMicrosoft AzureにPlateSpin Migrate Serverイメージを提供します。これらのイメージはこのリリースが一般市場に公開された後ですぐに利用可能になります。

メモ:または、Azureの独自の仮想ホスト上にMigrateサーバをインストールすることができます。詳細については、セクション 2.7, クラウドにMigrate Serverを手動で展開するためのチェックリストを参照してください。

メモ:Azure Marketplaceから展開されるPlateSpin Migrate Serverの場合、MigrateはPlateSpinデータベース用にMicrosoft SQL Server 2017 Express Editionをインストールし、SQLシステム管理者(sa)ユーザのパスワードを生成します。セキュリティを向上させるには、展開が完了した後で、このユーザのパスワードを変更することをお勧めします。詳細については、「セクション 1.7, SQL Server Expressシステム管理者ユーザのパスワード変更」を参照してください。

AzureへのMigrate Serverの展開を有効にして、関連する許可を割り当てるには、次を実行します。

  1. 適切なAzureポータルにアクセスして、Azureアカウントにログインします。

  2. ポータルメニューで、Marketplaceを選択し、New (新規)をクリックします。

  3. New (新規)で、PlateSpinを検索します。

  4. PlateSpin Migrate Serverページで、展開オプションおよび関連する価格を表示します。

  5. 適切な展開モデルを選択し、Create (作成)をクリックします。

  6. Basics (基本)およびSize (サイズ)の設定を行います。

  7. 設定で、パブリックIPアドレスの割り当て方法としてStatic (静的)を指定します。

    メモ:PlateSpinがパブリックIPアドレスを必要とするのは、サイト間VPNを使用できない場合のみです。

    1. 設定パネルのNetwork (ネットワーク)で、パブリックIPアドレスを選択します。

    2. Choose public IP address (パブリックIPアドレスの選択)パネルで、Create New (新規作成)を選択します。

    3. Create public IP address(パブリックIPアドレスの作成)パネルで、名前としてmigrate-server-ipを指定し、割り当て方法としてStatic (静的)を指定します。

    4. OKをクリックします。

      Azureは、MigrateサーバのAzureへの展開先にある使用可能なIPアドレスのプールからIPアドレスを割り当てて予約します。

  8. 設定を確認して、購入を承認します。

  9. (オプション、推奨)セキュリティを向上させるため、Azureで展開されるMigrateサーバ上のSQL管理者(sa)ユーザのパスワードを変更します。

    詳細については、セクション 1.7, SQL Server Expressシステム管理者ユーザのパスワード変更を参照してください。