9.8 AzureターゲットクラウドプラットフォームのAzureユーザパスワードの管理

Azureターゲットクラウドプラットフォームを追加するときにはMicrosoft Azureユーザに対する有効なパスワードを指定します。Azureでクラウドプラットフォームのパスワードを変更した場合、PlateSpin Migrateでもクラウドプラットフォームのパスワードを更新するようにしてください。

以下の条件では、ワークロードのマイグレーションが失敗する場合があります。

  • パスワードが不正です: 保存されているAzureユーザのパスワードが無効な場合、次にAzureへの接続が要求されたときに認証エラーが発生します。

    マイグレーションタスクの実行中にAzureユーザがMicrosoft Azureポータルでパスワードを変更した場合、次にAzureへの接続が要求されたときに、タスクは認証エラーで失敗します。

  • パスワードの期限切れ: 保存されているAzureユーザのパスワードがMicrosoft Azureで期限切れの場合、次にAzureへの接続が要求されたときに、[パスワードは期限切れです]エラーが発生します。

    マイグレーションタスクの実行中にパスワードが期限切れになった場合、次にAzureへの接続が要求されたときに、タスクは[パスワードは期限切れです]エラーで失敗します。

パスワードの問題で失敗したAzureへのマイグレーションを解決するには:

  1. (条件付き)Azureユーザのパスワードが期限切れになった場合、Microsoft Azureポータルでユーザアカウントにログインして、Azureのセルフサービスによるパスワードのリセットを使用して新しいユーザパスワードを設定します。

  2. PlateSpin Migrate Webインタフェースにログインして、ターゲットページに移動します。

  3. 影響を受けるAzureターゲットクラウドプラットフォームについて、Azureユーザの保存されているパスワードを更新します。

    1. ターゲットプラットフォームの名前をクリックしてターゲットプラットフォーム設定にアクセスして、編集をクリックします。

    2. 有効なパスワードを指定します。

    3. (オプション)テスト資格情報をクリックします。

    4. 保存をクリックします。

  4. 影響を受けるAzureターゲットクラウドプラットフォームへの失敗したワークロードのマイグレーションを再実行します。