I.14 ターゲットVMでディスクが正しくアライメントされていない

問題: ターゲットワークロードのプライマリパーティション内の1つ以上のディスクが、バックエンドストレージによって正しくアライメントされていないため、毎秒のI/O操作数が増大しています。

修正: PlateSpin設定パラメータPartitionAlignmentSizeInKBは、ディスクの最初にアライメントされるシリンダ以外のターゲットワークロードのプライマリパーティションのアライメントを制御し、最も近いアライメント境界にオフセットを丸めます。このパラメータの値は、ディスクの最初から最も近いアライメント境界までのキロバイト(KB)数です。これは、MBRパーティションによるワークロードのみに対して有効です。

ディスクアライメントの値を指定するには:

  1. PlateSpin Migrate Webインタフェースに管理者としてログインし、次のPlateSpin Server環境設定ページを開きます。

    https://Your_PlateSpin_Server/PlateSpinConfiguration/

  2. PartitionAlignmentSizeInKBパラメータを探し、編集をクリックします。

  3. 次の許容値に基づいて値を編集します。許容値以外の値を指定する場合には、デフォルト値が適用可能です。

    • Windowsワークロードの場合:

      • Windows Server 2008以上でサポートされるバージョンの場合: デフォルト値は1024で、許容値として102420484096のいずれかを設定できます。

      • Windows Server 2003でサポートされるバージョンの場合: デフォルト値も許容値も64です。

    • Linuxワークロードの場合: デフォルト値は64で、許容値として64128 25651210242048のいずれかを設定できます。

  4. 設定を保存し、ページを閉じます。