23.2 Linuxシステム用のデバイスドライバのパッケージ化

LinuxデバイスドライバをPlateSpin Migrateドライバデータベースにアップロードするためにパッケージ化するには、Linux制御の取得ISOブートイメージに含まれるカスタムユーティリティを使用できます。

  1. ソースマシンと同じカーネルバージョンのLinuxワークステーションを見つけます。最適な選択対象の1つは、ソースマシン自体です。Linuxワークステーション上で、デバイスドライバファイル用のディレクトリを作成します。ディレクトリ内のすべてのドライバは、同じカーネルおよびアーキテクチャ用でなければなりません。

  2. ブートイメージをダウンロードして、それをマウントします。

    たとえば、ISOが/rootディレクトリの下でコピーされていると想定して、次のコマンドを発行します。

    # mkdir /mnt/ps bootofx.x2p.iso
    # mount -o loop /root/ /mnt/ps 
  3. マウントされたISOイメージの/toolsサブディレクトリから、packageModules.tar.gzアーカイブを別の作業ディレクトリにコピーし、それを抽出します。

    たとえば、現在の作業ディレクトリに.gzファイルがある場合、次のコマンドを発行します。

    tar -xvzf packageModules.tar.gz
  4. 作業ディレクトリを入力し、次のコマンドを実行します。

    ./PackageModules.sh –d <ドライバのディレクトリへのパス> -o <パッケージ名>

    次の形式を使用して、<ドライバのディレクトリへのパス>をドライバファイルが保存されている実際のディレクトリに置き換え、<パッケージ名>を実際のパッケージ名に置き換えます。

    Drivername-driverversion-dist-kernelversion-arch .pkg

    たとえば、bnx2x-1.48.107-RHEL4-2.6.9-11.EL-i686.pkgとなります。

これで、パッケージをアップロードする準備が整いました。セクション 23.3, PlateSpin Migrateデバイスドライバデータベースへのドライバのアップロードを参照してください。