C.1 実行する操作

次のタスクを実行して、RDMディスクを使用するVMware VMへのWindows Serverフェールオーバークラスタの半自動マイグレーションを準備、設定、実行、および検証します。

  1. FC SAN環境で、共有クォーラムディスクおよびデータRDMディスクとして使用する論理ディスク(LUN)を作成します。

  2. vSphereでターゲットVMware環境を準備します。

    1. プライベートハートビートネットワーク用に内部仮想スイッチとポートグループを作成します。

    2. VMware Cluster内の異なるホスト上に2つのターゲットVMを作成します(すなわち、Host1上にVM1を作成し、Host2上にVM2を作成します)。

    3. 各VM上にNICを2つ作成し、データネットワーク(NIC1)およびハートビートネットワーク(NIC2)を使用するように設定します。

    4. 物理Windowsクラスタ内のクォーラムディスクおよび共有ディスク用として、各ターゲットVM上に専用のSCSIコントローラとRDMディスク(SAN LUNにマップ)を作成します。

  3. PlateSpin Migrate Clientで、ソースノードをターゲットVMにマイグレートします。

    1. ソースWindowsクラスタノードを検出します。

    2. ターゲットVMをPlateSpin Migrateサーバに登録します。

    3. ソースアクティブノードを1つ目のターゲットVM (Host1上のVM1)にマイグレートします。

    4. ソースパッシブノードを2つ目のターゲットVM (Host2上のVM2)にマイグレートします。

  4. マイグレーションが完了したら、Windowsクラスタの設定を検証します。

  5. 問題がある場合は、トラブルシューティングと既知の問題を参照してください。