GSSAPI Secure Shell セッションのサービスプリンシパルの指定

サービスプリンシパル名は、Kerberos Key Distribution Center (KDC) へサービスチケット要求を送信する時に Reflection が使用する名前です。書式は、次のいずれかです。

hostname.domain.com@REALM

Reflection によって使用される名前は、[Reflection Secure Shell の設定] ダイアログボックスの [GSSAPI] タブで構成する設定によって決まります。[既定のサービスプリンシパル名を使用する] がオン (既定) の場合、ホスト名の値は接続先の Secure Shell サーバの名前で、レルムの値は選択した GSSAPI プロバイダによって決まります。

  • Reflection Kerberos を使用している場合、レルム名は、既定プリンシパルプロファイルで指定したものになります。

  • SSPI を使用している場合、レルム名は Windows ドメイン名になります。

既定以外の値を指定するには、[サービスプリンシパル] 設定を使用します。GSSAPI プロバイダとして SSPI を選択している場合、この設定を使用して Windows ドメインとは異なるレルムにサービスプリンシパルを指定できます。完全なホスト名の後に @ とレルム名を続けます。例えば、次のようになります。

myhost.myrealm.com@MYREALM.COM