Reflection の開始と設定用オプションを使用すると、以下の操作が可能になります:
既定では、端末セッションドキュメントは、端末セッションを作成するか開くと、自動的にホストに接続するように構成されています。ただし、セッションドキュメントを Reflection で開くと、手動で切断または接続できます。ホストに自動的に接続しないようにセッションを設定することもできます。
セッションが自動的にホストに接続しないようにするには
端末セッションを開きます。
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
リボンまたは Reflection ブラウザ |
Reflection でセッションが開いている状態で、[クイックアクセスツールバー] から をクリックします。 |
TouchUx |
歯車のアイコンをタップして、 [ドキュメントの設定] を選択します。 |
[ホスト接続] の下の [接続設定の構成] をクリックします。
[ホストの接続オプション] で、[自動的にホストに接続する] オプションをオフにします。
セッションドキュメントには、ホスト、リボン、テーマ、キーボードの割り当て、マウスボタンの割り当てなどの設定への参照 (いずれもカスタマイズ可能) が含まれています。
セッションドキュメントを構成した後、ドキュメントをテンプレートとして保存することによって、設定を共有したり再利用することができます。テンプレートを使用すると、元のファイルの「無題」のコピーが提供され、構成済みのドキュメントをすばやく簡単に作成することができます。元のファイルに変更が加わることはありません。
Reflection では、[ドキュメントの新規作成] ダイアログボックスの中に、テンプレートがいくつか入っています。テンプレートを作成する際、Templates フォルダ (既定の場所) に保存すると、[ユーザ定義] の下に追加されます。
セッションドキュメントを共有するには
構成したセッションドキュメントを開く。
次のいずれかの操作を行います。
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
---|---|
リボン |
[ファイル] メニューまたは [Reflection] ボタン から [名前を付けて保存] を選択し、その後 [テンプレートの保存] を選択します。 |
Reflection ブラウザ |
[検索] ボックスで、「S」と入力して、[操作] - [テンプレートの保存] コマンドを選択します。 |
拡張子が「.rsft」のテンプレートファイル名を付け、Templates フォルダにテンプレートを保存します。
テンプレートファイルを、コンピュータ上の Templates フォルダから、共有場所または Reflection がインストールされているコンピュータの Templates フォルダに移します。
メモ:テンプレートファイルを Templates フォルダ以外の場所にコピーする場合、コピー先が信頼された場所であることを確認してください。信頼された場所でないと、Reflection でファイルを開けません。
Templates フォルダは以下の場所にあります。
Users\user_name\AppData\Roaming\Micro Focus\Reflection\Desktop\v16.2 \templates
テンプレートに変更を加えるには、テンプレートファイルを置き換える必要があります。変更済のファイルをテンプレートと同じファイル名、拡張子で保存します。
3270、5250、および Open Systems のセッションドキュメントは、不正な変更を防ぐために暗号化することができます。暗号化することによって、セッションドキュメントのデータはスクランブルされ、不正なユーザがファイルの中身を読んだり、変更したりすることを防ぐのに役立ちます。最大の効果を得るためには、ドキュメントの暗号化と、アクセス許可マネージャの暗号化オプションを組み合わせて使用します。
Reflection では、暗号化済みのセッションドキュメント形式で保存することによって、簡単にセッションを暗号化できます。
あるいは、Reflection とともにインストールされるコマンドラインプログラム FileEncrypt.exe を使用して、ドキュメントを暗号化できます。このプログラムを使用すると、セッションドキュメントが暗号化されているかどうか、また暗号化されている場合、解読できるかどうかを判定できます。
Reflection でセッションを暗号化するには
セッションドキュメントを開きます。
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
---|---|
リボン |
[ファイル] メニューまたは [Reflection] ボタン (Office 2007 のルックアンドフィールを使用している場合) から [名前を付けて保存] を選択します。 |
Reflection ブラウザ |
[Reflection] メニューから、[名前を付けて保存] を選択します。 |
TouchUx |
[Reflection] メニューから、フォルダのアイコンをタップし、[ファイル] - [名前を付けて保存] を選択します。 |
[ファイルの種類] リストで、利用可能な暗号化形式を選択し、[保存] をクリックします。
FlieEncrypt.exe を使用して、セッションを暗号化、解読、またはテストするには
コマンドラインで、以下のいずれかのコマンドを入力します。
宛先 |
タイプ |
---|---|
ドキュメントの暗号化 |
fileencrypt /e [ file_in ] [ file_out ] |
ドキュメントの解読 |
fileencrypt /d [ file_in ] [ file_out ] |
ドキュメントの暗号化のテスト |
fileencrypt /t [ file_in ] |
各要素の説明
[file_in] = 拡張子又は関連パスを含めたファイル名。
[file_out] = (オプション) 出力ファイルの新しい名前。
次に例を示します。
fileencrypt /e Session.rd3x SessionEncrypted.rd3x
メモ:FileEncrypt.exe は、現在のディレクトリにあるセッションファイルのみを検索します。また、ファイルの暗号化/解読では管理者用資格情報を必要とします。
Reflection セッションをコマンドラインから起動できます。コマンドラインオプションを使用して、Reflection の起動時の動作および外観を指定することもできます。これらのオプションは、ワークスペースの設定を上書きします。
セッションを開始するには
Windows のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力します。
"Attachmate.Emulation.Frame.exe" -f "<sessionPath><sessionName>"
Reflection のコマンドラインオプション
オプションは、大文字と小文字を区別し、文字の前にダッシュ (-) またはスラッシュ (/) のいずれかを付けます。
ドキュメントを開く (.rdox, .rd3x, .rd5x) またはレイアウト (.rwsp)
Reflection のスプラッシュ画面を表示しません。
ユーザインタフェースモードを設定します。
このヘルプ項目を表示します。
次に例を示します。
以下のコマンドは、スプラッシュ画面を非表示にして [ブラウザ] モードで mysession.rd3x を開きます。
Attachmate.Emulation.Frame.exe -f "C:\Users\myUserName\Documents\Micro Focus\Reflection\mysession.rd3x" -uimode browser -N
セッションドキュメントが開いた時に、ホストに自動的に接続するかどうかを指定できます。また、Reflection から開始されていない切断が発生した後に、ホストに再接続するかどうかも指定できます。
ホストの接続オプションを設定するには
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
リボンまたは Reflection ブラウザ |
Reflection でセッションが開いている状態で、[クイックアクセスツールバー] から をクリックします。 |
TouchUx |
歯車のアイコンをタップして、 [ドキュメントの設定] を選択します。 |
[ホスト接続] の下の [接続設定の構成] をクリックします。
[ホストの接続オプション] (または、VT を使用している場合は [接続オプション]) で、接続方法と接続終了時の動作を指定します。
関連付けられたセッションドキュメントが開いたらすぐにホストの接続を確立するようセッションを設定するには、[自動的にホストに接続する] を選択します。
Reflection から開始されていない切断が発生した後に再接続するかどうかを指定するには、[接続が切断された場合] 一覧でオプションを選択します。