5.14.5 SSHセキュリティの構成(6530)

このダイアログボックスは、NonStopホストへのSSH接続を設定するために使用します。

メモ:マクロの作成と編集やファイル転送、ログ記録、およびその他の機能の使用方法については、セッションリボンヘルプグループの6530ヘルプを参照してください。

SSH Configuration (SSHの設定)

この項目は、接続に使用するサーバ認証のタイプを選択します。複数のタイプを選択することもできます。

Username

このフィールドを使用して、SSHホストのユーザ名を指定します。すべての認証方式でユーザ名が必要です。

User Authentication

この領域は、SSHホストに接続する際に使用する認証タイプを指定するために使用されます。有効な選択肢は次のとおりです。

Password: 認証のためのみにユーザ名/パスワードを使用します。

Public Key: 認証のためのみにキーを使用します。

Keyboard Interactive: キーボード対話型を使用する(ホストがユーザ名/パスワードの入力を要求)。

GSSAPI: GSSAPIを使用する(ユーザ名/パスワードおよび/またはキーは必要ありません)。

Public KeyまたはPassword and Public Keyが選択されている場合は、秘密鍵のパスおよびファイル名を入力するか、選択するために[参照]ボタンをクリックします。

秘密鍵ファイルにパスワードが設定されている場合は、[秘密鍵のパスワード]フィールドにパスワードを入力します。

メモ:秘密鍵ファイルにパスワードが設定されているが、ここに入力されていない場合は、接続時にパスワードの入力を要求されます。パスワードは、構成ファイルで暗号化されます。セキュリティを向上させるためには、このフィールドは空白のままにして、ユーザが接続時にパスワードを入力する必要があるようにすることをお勧めします。

Encryption

このフィールドを使用して、暗号化強度を指定します。有効な選択肢は次のとおりです。

Auto Select: ソフトウェアに決定を任せ、利用可能な最強のものを選択します

DES: DES暗号化を使用します

Triple DES: トリプルDES暗号化を使用します

AES: AES暗号化を使用します

Blowfish: Blowfish暗号化を使用します

Compression

このフィールドを使用して、使用する圧縮レベルを指定します。スケールの中間は、速度と圧縮を適切に組み合わせたものです。この設定を[Auto Select]にしておくと、ソフトウェアに決めてもらうことができます。

Banner window

このチェックボックスをオンにした場合、ホストからの挨拶メッセージはエミュレーション画面ではなく、別のウィンドウに表示されます。

Enable logging

このチェックボックスをオンにした場合、セッションはユーザ環境設定ディレクトリ(通常はDocuments\Micro Focus\Reflection\HPNonStop\Logs)内のSSHLog.logにログ記録されます。接続またはセッション中に問題が発生しない限り、このフィールドは通常チェックを外したままにします。問題が発生している場合は、ログ記録を有効にして問題を再現し、診断に役立てるために結果のログファイルをサポートに送信してください。

Port Forwarding

Use port forwarding: この項目が選択されている場合、ホストとの接続はSSHサーバを経由して、[ポート]フィールドで指定されたポートに転送されます。

Port: 接続を転送するポートを入力します。

Startup Options

Default shell このオプションが選択されている場合、接続しているシステム上で既定のUNIXシェルが表示されます。

Execute command このオプションが選択されている場合、実行するコマンドを次のフィールドに入力します。セッションが接続され、コマンドを実行し、接続が閉じられます。

Run program このオプションが選択されている場合、実行するプログラムを次のフィールドに入力します。セッションが接続され、プログラムを実行し、プログラムを終了したときに接続を閉じます。

Inactivity Timeout

Enable inactivity timeout: この項目のチェックを外した場合、非アクティブタイムアウトは無効になります。それ以外の場合は、次のフィールドに秒単位で指定されたタイムアウトを入力します。

Secure File Transfer

Use SFTP 標準FTPクライアントを使用している場合、SSH(SFTP)による安全なファイル転送を可能にするには、この項目をチェックします。

Host Check

[いいえ]に設定した場合、すべての接続が受け入れられます。[はい]に設定し、ホストが不明である場合、接続は拒否されます。[ユーザに尋ねる]に設定した場合、ホストがまだ不明な場合は、接続を受け入れるかどうか、また、このホストを今後も信頼するかどうかを確認するメッセージがユーザに表示されます。