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[転送の設定]ダイアログボックスの[Kermit]タブ

このダイアログボックスを表示するには?
  1. VT端末セッションを開き、次に[転送の設定]ダイアログボックスを開きます。

    手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。

    ユーザインタフェースモード 手順
    リボン セッション]タブで、[転送]グループから、[転送の設定]起動ボタン をクリックします。
    Reflectionブラウザ Reflectionメニューで、[ツール]、[ファイル転送]の順に選択します。[転送]ダイアログボックスで、[設定]ボタンをクリックします。
    TouchUx レンチのアイコンをタップし、[ツール]で、[ファイル転送]を選択します。[転送]ダイアログボックスで、[設定]ボタンをクリックします。
  2. ファイルの転送設定]ダイアログボックスで、Kermitプロトコルを選択します。

  3. Kermit]タブをクリックします。

オプションは次のとおりです。

[転送方式]

ファイル転送を行う場合、この一覧で選択した転送形式が既定の転送形式となります。

パスフレーズプロンプトを 操作
[ASCII] [変換] タブの [テキスト転送の変換] で指定した変換方法をファイルのデータに適用します。文字セットの変換を選択している場合は、それも実行します。
[バイナリ] ファイルの内容を変更せずに転送します。
[自動検出] Reflection が転送形式を選択します。

[チェックサム]

Kermit は 3 種類のエラーチェック (1 バイトチェックサム、2 バイトチェックサム、3 バイト CRC) に対応しています。転送先の Kermit プログラムが選択した検査方法に対応していない場合は、1 バイトチェックサムを使用します。最も高速なのは 1 バイトチェックサムですが、最も安全なのは 3 バイト CRC です。

[文字セットの変換(ASCII)]

ASCII転送を実行する時にこのオプションをオンにしていると、Reflectionは、[転送の設定]ダイアログボックスの[変換]タブおよび[端末の設定]ダイアログボックスの[エミュレーション]タブの設定を基にして文字を変換します。

[ファイル名の変換]

オンにすると、[変換]タブの[ファイル名変換オプション]の設定が自動的に適用されます。

[自動サーバモード]

オンにすると、Reflectionは次の要領でホストのKermitサーバプログラムと通信します。

  • 最初に[転送]ダイアログボックスを開いた時は、ホストコンピュータとの通信は行いません。

  • Kermit 転送を指定すると、サーバの起動コマンドを送信して、ホストをサーバモードにします。コマンドを指定しない場合は、ホストの Kermit がサーバモードであることに応じて Reflection が更新されます。これ以外の動作は行いません。

  • [転送]ダイアログボックスが開いているかぎり、ホストのKermitはサーバモードを続け、こちらの要求に応じて転送が行われます。

自動サーバモード]をオンにしている場合は、[転送]ダイアログボックスを閉じる、[設定]ボタンをクリックする、ファイル転送プロトコルを変更するのいずれかの操作を行うと、ホストのKermitサーバプログラムは終了します。

SuperKermitのオプション

オプション 説明
[パケットサイズ] Kermit転送で要求するパケットサイズをバイト単位で選択します。この値はSuperKermitプロトコルで一度に何バイトのデータを転送するかを決めるもので、ホストからのファイル転送時のパケットサイズを制御します。ホストへのファイル転送時には、パケットサイズはホストのKermitプログラムで設定された値を使用します。ホストのKermitサーバプログラムが大きなパケットサイズに対応していない場合、パケットサイズは94バイトに設定されます。94バイトを超えるパケットサイズに対応しているプログラムは、しばしばSuperKermitプログラムと呼ばれます。リストボックスで選択できる値のほかに、32から2,048までの任意の値を入力できます。**
[ウィンドウサイズ] リモートKermitプログラムがスライディングウィンドウに対応している場合、このパラメータでスライディングウィンドウのサイズ(パケット単位)を決定します。この設定値は0から始まります。つまり、既定設定(1)を指定した場合、Reflectionではスライドウィンドウに2パケットが割り当てられます。スライディングウィンドウに対応しているプログラムは、しばしばSuperKermitプログラムと呼ばれます。リモートKermitがスライディングウィンドウに対応していない場合、Reflectionは自動的にウィンドウサイズを0(ゼロ)に戻します。

[ホストシステム]

次の起動コマンドはホストから開始されます。そのため、ホストにファイルを送信する操作を説明するのに「受信」という言葉を使用しています。

メモ

次の設定は、ファイルをホストシステムとの間で転送し合う時にだけ必要です。電子掲示板との間でファイルを転送し合う時には必要ありません。

オプション 説明
[受信時の起動コマンド] ファイルを送信する時に、このコマンドがホストに送信されます。ホストで Kermit 受信コマンドを起動するプログラム名を入力します。受信時の起動シーケンスを指示しない場合、ローカルファイルを送信するには、ホスト側で Kermit 受信プログラムを手動で起動しなければなりません。
任意で、$FILENAMEマクロを指定できます。このマクロは、ホストが送信するファイルのファイル名またはワイルドカードのファイル指定で置き換えられます。$FILENAMEマクロは、ファイル名の後に別のテキストが続く場合に使用します。
コマンド内に$BINARY:<文字列>マクロを埋め込むことができます。こうすると、転送形式がバイナリの場合、指定の<文字列>を起動コマンドに含めて送信します。バイナリでない場合、文字列は省略されます。<文字列>$BINARY:から次の空白までのすべての文字です。
[送信時の起動コマンド] ファイルを受信する時に、受信ファイル名とともに、このコマンドがホストへ送信されます。ホストで Kermit 送信コマンドを起動するプログラム名を入力します。送信時の起動シーケンスを指示しない場合、ホストファイルを受信するには、ホスト側で Kermit 送信プログラムを手動で起動しなければなりません。
コマンド内に$BINARY:<文字列>マクロを埋め込むことができます。こうすると、転送形式がバイナリの場合、指定の<文字列>を起動コマンドに含めて送信します。バイナリでない場合、文字列は省略されます。<文字列>$BINARY:から次の空白までのすべての文字です。
[サーバの起動コマンド] このコマンドは [自動サーバモード]チェックボックスと併用して、ReflectionでホストのKermitを自動的にサーバモードに設定するのに使用します。Reflectionは、ホストをサーバモードにする時、この文字列の後ろに復帰文字(CR)をつけてホストに送信します。

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