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主な機能

端末エミュレーションを提供するReflectionでは、PCを使用して以下に接続できます。

  • TelnetまたはTelnet Extended (TM3270/E)を使用する3270端末または3287プリンタとして、IBMメインフレームに。

  • Telnet (TN5250/E)を使用する5250端末または3812プリンタとして、IBM System iミッドレンジコンピュータに。

  • さまざまな接続方式を使用する UNIX または Open VMS ホスト。

複数のドキュメントを開いて作業するような、普段行っている要領で、複数の端末セッションや Web ページを 1 つのワークスペースで実行できます。

以前にReflectionまたはExtra!を製品エミュレーションに使用していた場合、Reflection Desktopでは多くの新機能が追加されています。これらの機能はReflectionとExtra!の最高のエミュレーション機能を1つのソリューションにまとめたものであり、Microsoft Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Microsoft Office向けに最適化されています。

メモ

インストールしているReflectionのバージョン、ライセンス契約の詳細、およびシステム管理者により適用されるセキュリティ設定によっては、このガイドで解説している接続の種類および機能の一部が使用できない場合があります。

以下は、Reflectionで新しく拡張された多数のユーザインタフェース、生産性、管理、およびセキュリティ機能の概要です。

  • ユーザインタフェース

    リボン、ブラウザ、クラシック、クラシックMDI、またはTouchUxという5種類のユーザエクスペリエンスから選択できます。Reflectionのリボンでは、統合された検索およびテーマのサポートを含め、Microsoft Officeのルックアンドフィールを採用しています。Reflectionのブラウザでは、画面の専有面積が最大化される最新のWebブラウザと似たルックアンドフィールを採用しています。クラシックインタフェースは、Extra! X-tremeおよびレガシMicro Focus Reflection端末エミュレーションアプリケーションに類似しています。クラシック MDI オプションは クラシックオプションと似ています。(クラシックと異なるのは、複数のドキュメントのインタフェースを表示することで、1 箇所のワークスペースで 1 個以上のドキュメントを開くことができる点です。)また、TouchUxインタフェースは、iOS、Android、またはWindows 8のルックアンドフィールによるタッチスクリーン式のユーザエクスペリエンスを提供します。

    リボン、ブラウザ、およびTouchUxインタフェースには複数のドキュメントインタフェースがあり、複数のセッションを開くことができます。これらのインタフェースでは、Reflectionワークスペース内でWebページを表示したり、Webページとやり取りしたりすることができます。

  • 生産性ツール

    ReflectionはMicrosoft Officeと密接に統合されており、最近の入力履歴、スクラッチパッド、オートコンプリート、自動拡張、スペルチェック、および画面履歴など、ユーザの効率を上げるための生産性機能に対応しています。Microsoft Office 2007 以降がインストールされていれば、電子メールメッセージ、連絡先、予定、メモ、タスク、およびワープロドキュメント中のホストデータを利用できます。

  • 管理

    ホストの仕様を含むカスタマイズされた 3270、5250、6530 および VT セッションドキュメントを作成して配布できるほか、ワークスペースまたはレイアウトに Web ページを追加することもできます。セッションドキュメントには、セッションの動作のカスタマイズに使用できるマウスボタンの割り当て、キーボードの割り当て、テーマファイル、ホットスポットファイル、およびリボンへのポインタが含まれます。また、マクロ、スクリプト、実行ファイル、およびその他のオプションをコンテキストメニューに追加して、各セッションをカスタマイズできます。

    IP バージョン 6 (IPv6) のアドレスを使用するホストには接続できません。また、接続が失敗したり中断したりした場合にReflectionが自動的に接続するバックアップホストを指定できます。

    Reflection Desktopのライセンスメータリングは、オプションのReflection Security Gatewayとその管理コンソールを介して使用できます。

  • セキュリティサービス

    Reflectionには、機密ホストデータにアクセスして使用できるユーザを決定するための次のセキュリティ機能があります。

    • インストールのユーザアカウント制御(UAC) — Microsoft Installer (.msi)パッケージを作成し、使用できる機能を制限します。

    • オンライン証明書取り消し — 安全な接続を行う場合は、OCSP (Online Certificate Status Protocol)を使用して証明書の信頼性を確認してください。OCSPを使用すると、CTL (Certificate Trust Lists)をチェックするより高速に確認できます。

    • 信頼された場所 — [トラストセンター]で指定する信頼された場所からのみドキュメントを開くことをユーザに許可することで、セキュリティの問題の発生を防ぎます。

    • 拡張情報プライバシーのサポート — ホスト画面や、画面履歴などの生産性機能で入力または保存されたクレジットカードおよびデビットカードのプライマリアカウント番号や、その他の機密データを保護します。

    メインフレームのセキュリティを強化するために、オプションのReflection Security Gatewayを使用して、安全なトークン認可を含むホストの前に保護のレイヤを追加することができます。

  • オートメーションと開発者に対応

    Reflectionオブジェクト指向APIモデルを使用して、.NET API、Visual Basic for Applications (VBA)、および HLLAPIのプログラミングによって端末セッションとWebページに機能を追加します。VBA 開発環境の機能を使用して、VBA スクリプトを作成して実行することもできます。.NET API と VBA のドキュメントは、ワークスペースフレームの [ヘルプ] ボタンから参照できます。

    レイアウトファイルを使うと、Reflectionの複数のインスタンスのReflection .NET APIに同時にアクセスできます。API セキュリティ設定を使用すると、API またはマクロ呼び出し経由でアプリケーションへのアクセスを制御できます。

  • 以前のバージョンへの対応

    Reflection Desktopでは、以前の製品への投資が保護されます。

    Extra!、KEA!、IBM Personal Communications、および Micro Focus Rumbaで作成したセッションを実行できます。

    また、Extra!および以前のReflectionで作成したマクロおよびスクリプトを引き続き実行および編集できます(暗号化されたExtra!マクロを含む)。さらに、Reflectionは、Micro Focus Rumba、OpenText HostExplorer、IBM PComm、Brandon Systems/Jolly Giant QWS 3270で作成されたほとんどの種類のマクロをサポートします。

  • ユーザインタフェース

  • 生産性ツール

  • データおよび情報プライバシの保護