3.4.3 公開設定での新規ユーザの開始

設定はすべて完了しました。ここで、ホストアプリケーションの利用を開始する必要がある新規のユーザから連絡を受けた、という状況を想定してみましょう。作成した公開定義を使えば簡単です。

新しいユーザが知っておく必要があるのは、ドメインの名前とクライアント定義、およびLinuxホストのログイン資格情報だけです。

ユーザが公開セッションを起動するには

  1. ユーザのコンピュータ (コンピュータ 2) で、X マネージャ (ドメイン接続用) を起動します

  2. テストユーザの資格情報を使ってログオンします。[移行された設定とテンプレートをインポートする]ダイアログボックスの[キャンセル]をクリックします。この初回のログオン時は、ユーザは X ドメインの名前を知っている必要があります。初回のログオンに成功した後は、使用可能なドメイン名のリストにそのドメイン名が表示されるようになります。

  3. Xクライアント]の下に、公開Xクライアント定義(この例では「Shared client」)と既定の設定が表示されます。ユーザは個人用定義を編集できますが、公開定義は編集できません。

    メモ:ユーザに公開定義のみが表示されるようにしたい管理者は、Reflection X Advantage のインストールを変更して、サンプルテンプレートが含まれないように設定できます。

  4. 公開Xクライアントを選択して、をクリックします(または[操作]>[起動]を選択します)。

    すでに構成およびテスト済みの接続が確立されるため、サンプルユーザはすぐにアクティブ化されます。