3.4.1 X マネージャ (ドメイン接続用) の開始

公開クライアント定義とセッション定義を構成するには、X マネージャ (ドメイン接続用) を使って作業を開始します。単体の X マネージャの使用経験があれば、これは慣れ親しんだ領域といえるでしょう。

X マネージャ (ドメイン接続用) を起動してクライアント定義を作成するには

  1. コンピュータ 1 (すべての機能がインストールされているコンピュータ) から、X マネージャ (ドメイン接続用) を起動します。

  2. 管理者アカウントの資格情報を使用してログオンします(Windows 認証でテストしている場合は、Windows での自分の名前とパスワードを使用します。Reflection X 内部認証を構成した場合は、管理者アカウント用に設定したユーザ名とパスワードを使用します)。[ドメイン] フィールドに、自分のコンピュータの名前を入力します。

  3. [移行された設定とテンプレートをインポートする] ダイアログボックスで、インポートする設定を選択します。

  4. X クライアント定義を作成してテストします。この手順は単体のクライアントの場合と同じです。詳細については、X クライアントの起動を参照してください。この接続では、クライアント定義の [ユーザ名] には何も入力しないでください。次の演習では、このセッションをほかのユーザと共有します。[ユーザ名] を空白にしておくと、各ユーザに自分のユーザ名を入力するように求めるプロンプトが表示されます。

  5. Xクライアントをログオフするか、実行中のセッションを選択して、Xマネージャ(ドメイン接続用)のツールバーにあるセッション停止ボタンをクリックしてセッションを終了します。

次の手順では、管理コンソールを使用して、このクライアント定義をほかのユーザと共有する方法について学習します。

メモ:管理コンソールを使用して新規のクライアントを作成することもできます。ただし設定を公開する前に接続をテストできるため、通常は X マネージャ (ドメイン接続用) を使用することをおすすめします。