信頼されているホスト鍵のデータベースへの追加

信頼されているホスト鍵によって、Secure Shell サーバが認証されます。ホストの公開鍵がホスト鍵データベースに事前にインストールされていない場合は、ユーザが初めて Secure Shell 接続を行う時に不明なホスト鍵ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスには、Secure Shell ホストを識別する指紋が含まれています。このホストが正しいホストであることを確認するには、正しい指紋であるかどうかを確認できる Secure Shell サーバシステム管理者に問い合わせることができます。確認しないと、「中間者」攻撃 (別のサーバが Secure Shell サーバを装う) のリスクにさらされることになります。

データベースに未知の鍵を追加するには、この手順を使用します。鍵が Reflection X Advantage データベースに保存されると、以降のサーバ認証には保存されている公開鍵が使用されます。 これにより、正しいホストに確実に接続されるようになります。鍵が保存されると、以降の接続時に [不明なホスト鍵] ダイアログボックスが表示されなくなります。

ホスト鍵をデータベースに追加するには

  1. X マネージャで、接続方法として [Secure Shell] を使用する X クライアントセッションを構成します。

  2. クライアントを起動します。

    初めて接続すると、[不明なホスト鍵] ダイアログボックスへの応答を求められます。

  3. [常時] をクリックしてホスト鍵をデータベースに追加します。

メモ:Secure Shell プロトコルでは、X サーバである Reflection X Advantage がクライアントとして扱われます。Secure Shell サーバは X クライアントアプリケーションを実行しているホストと同じホストに置かれます。Reflection X Advantage が Secure Shell クライアントとして実行する場合、Secure Shell サーバを認証し、そのサーバに対してクライアントとして認証する必要があります。