ファンクションキーの割り当て

以下の手順は、[キー割り当て] ダイアログ ボックスの [キーの割り当て] タブで、[明示的に割り当てられたキー] に表示されているキーを割り当てるためのガイドラインとして使用できます。

X クライアントがキーボードにないファンクションキー ([F23] キーなど) を必要としていると仮定します。ファンクションキーの 1 つ ([F10] キーなど) を、F23 X Keysym 「X Keysym」は、キーキャップ上の記号をエンコードしたものです。一連の定義済み X Keysym には、ISO ラテン文字セット、カタカナ、アラビア文字、キリール文字、ギリシャ文字、技術文字、出版文字、APL 文字、ヘブライ文字、タイ文字、ハングル、およびキーボードにあるその他のキー ([Return]、[Help]、[Tab] など) が含まれます。 X Keysym のリストは、各キーコードに関連付けられています。このリストは、対応するキー上の一連の記号を伝えるためのものです。KeyPress イベントから X Keysym を得るための標準ルールでは、キーコードに関連付けられた最初の 4 つの X Keysym だけが使用されます。Shift および ModeSwitch (AltGr) 修飾子の状態に応じて、最初の 4 つの X Keysym のいずれかが選択されます。 の送信に割り当てることができます。

シフト無効の [F10] キーを F23 X Keysym の送信に割り当てるには

  1. X マネージャまたは X マネージャ (ドメイン接続用) で、[ツール] > [キー割り当て] をクリックします。

  2. [キー割り当ての選択] で、編集可能なキー割り当てを選択します。

    メモ:既定のキー割り当ては編集できません。[複製] をクリックし、既存のキー割り当てを元に、新しいカスタムのキー割り当てを作成します。

  3. [キーの割り当て] タブ (既定で表示される) を使用します。

  4. タブの左側にある [明示的に割り当てられたキー] のリストから、[F10] キーを選択します。(これに代わる方法として、[明示的に割り当てられたキー] にある [+] 記号をクリックして [キーの追加または検索] ダイアログ ボックスを開くこともできます。[キーを押す] フィールドにカーソルを移動させ、F10 キーを押して、[OK] をクリックしてください)

  5. [F10] キーが選択された状態で、まず、[割り当てた X Keysym の変更] ボタン ([シフト無効] キーの説明の横にあります) をクリックします。

  6. 「割り当てた X Keysym の変更」ダイアログ ボックス中で、以下の手順を使い F23 を選択してください。(キーボードには存在しないキーのため、リストから選択する必要があります)

    1. [X Keysym リストをカテゴリ単位でフィルタリングする][ファンクションキー] に設定します。

    2. [リストから X Keysym を選択] で [F23] を選択します。

  7. [OK] をクリックします。

  8. [キーの割り当て] タブに、[F10] キーが F23 X Keysym に割り当てられていることが示されます。

メモ:管理者は、[ドメインの定義] タブから [キー割り当て] を構成することもできます。