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Reflection Xのセッションプロセス

Reflection Xでは、従来のXサーバが別々の協調プロセス(クライアントコネクタ、プロトコルルータ、および1台以上のXサーバ)に分かれています。このプロセスの組み合わせが「Xセッション」と呼ばれます。これらのプロセスは、構成によっては 1 台以上のコンピュータに分散する場合があります。

クライアントコネクタとプロトコルルータ

- クライアントコネクタとプロトコルルータは、同じコンピュータで一緒に実行されます。クライアントコネクタはXクライアントアプリケーションからXプロトコルデータを受信し、Reflection X Advantageの独自プロトコルに変換してプロトコルルータに送信します。プロトコルルータはReflection X Advantageセッションのトラフィックのハブとして機能します。プロトコルルータは、クライアントコネクタから受信したプロトコルを、セッションに接続している1つ以上のXサーバディスプレイに転送します。

Xサーバの種類

Xサーバは、プロトコルルータからデータを受信して処理します。Reflection Xには、2種類のXサーバがあります。

Xサーバディスプレイ — このサーバはXクライアントアプリケーションディスプレイを作成し、ユーザ入力(キーボードやマウスなど)をプロトコルルータに返します。この入力内容がクライアントプログラムに送信されます。共有セッションには、複数の X サーバディスプレイがある場合があります。
ヘッドレス X サーバ — このサーバには物理的なディスプレイがありませんが、すべてのXプロトコルを処理します。ヘッドレス X サーバを有効にすると、問い合わせのみの要求を、低速の接続を介してユーザデスクトップの X サーバディスプレイに転送する必要がなくなります。セッションが中断されると、ヘッドレスサーバは、クライアント要求の処理を継続することにより、セッションの実行状態を保ちます。

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