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[Render拡張機能オプション]ダイアログボックス

このダイアログボックスを表示するには?

Xマネージャ、Xマネージャ(ドメイン接続用)、またはX管理コンソールを使用する場合

  1. (管理コンソールのみ)[ドメインの定義]タブをクリックします。

  2. 左側のペインで、既存のセッション定義を選択するか、[セッションの定義]の隣の をクリックして、新しいセッションを作成します。

  3. 右側の[セッションの定義]画面で、[拡張機能]タブをクリックします。

  4. 使用可能な拡張機能]リストから[Render]を選択し、[構成]をクリックします。

このダイアログボックスでは、カラーマップポリシーを設定できます。このポリシーは、Render 拡張機能が、動的なインデックスされているビジュアル (陰影 (GrayScale) および 調合色 (PseudoColor)) を描画する方法を制御します。

画像は、描画面 (中核的な X ウィンドウまたはピックスマップ) と、ピクセルデータをどのように解釈するかを制御する画像形式で構成されます。描画面がウィンドウの場合は、画像形式は常にウィンドウのビジュアルに対応します。描画面がピックスマップの場合は、画像形式は任意のビジュアルに対応するか、ほかの画像に関連して使用されるアルファデータになります。

索引付きビジュアルに対応する画像形式には、カラーマップが関連付けられています。ビジュアルがスクリーンの既定のビジュアルの場合は、スクリーンの既定のカラーマップが使用されます。この場合、Render 拡張機能はカラーポリシー設定に基づく色と、カラーマップ内で使用可能な (未割り当ての) ピクセル数を割り当てます。ビジュアルが、スクリーンの既定のビジュアルと同じではない場合は、そのビジュアルの種類のすべての画像に対して新しいカラーマップが割り当てられ、設定が [すべて] であるかのように色が割り当てられます。

[カラーマップポリシー]

[既定]

Render 拡張機能では、関連するビジュアルの深度と種類によって適切なカラーマップポリシーを選択します (詳細については、個々のカラーマップポリシーの説明を参照してください)。

このビジュアル/深度の種類 使用されるカラーマップポリシー
8 ビット以上/調合色 (PseudoColor) [色]
8 ビット以上/陰影 (GrayScale) [グレイ]
その他すべて [モノクロ]

[モノクロ]

黒と白 (2 つのエントリ) のみを割り当てます。

[グレイ]

[モノクロ] を拡張し、黒と白の間の 11 の中間陰影色も含めます (13 のエントリ)。

[色]

[グレイ] を拡張し、4x4x4 の色立方体に見られる色も含めます。この色立方体には、完全にオフまたは完全にオンの間の 4 つの強度を持つ赤、緑、青の組み合わせが含まれます。

強度 (0x00 ~ 0xFF の範囲) は、00、55、AA、および FF です。色立方体では、[モノクロ]と[グレー]の色は RGB=000000555555AAAAAA、および FFFFFF で重複します。色立方体には 64 色と、9 色の中間陰影色が割り当てられています (合計で 73 エントリ)。

[すべて]

最大限の色立方体 (最大で 6x6x6) を割り当て、その立方体内でできるだけ多い陰影色を追加で割り当てます。

例えば、深度が 8 ビットのビジュアル (256 のカラーマップエントリを使用可能) は、次のように割り当てられます。

6x6x6立方体= 216エントリ

中間陰影エントリ、立方体の陰影セグメントあたり8つx 5セグメント= 40エントリ

陰影では、次のRGB値が割り当てられます(8ビット量に丸める)。

000000 (6x6x6立方体の一部)
060606 (中間陰影)
0B0B0B
111111
171717
1C1C1C
222222
282828
2E2E2E
333333 (6x6x6立方体の一部)
393939 (中間陰影)
3F3F3F
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