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色の操作

画面上に見える色は、赤、緑、青の3原色(RGB)の各種混合により造り出されます。色は、色の名前と、各色の表示に必要な赤、緑、青の濃度を一覧にして示すカラースキームによって定義します。これらのカラースキームは、Xクライアントアプリケーションによって要求された色の名前をRGB値に変換するために使用されます。

メモ

カラースキームは、クライアントが要求した色名の文字列をRGB(赤、緑、青)値に変換します。

すべてのXクライアントが名前で色を要求するわけではありません。多くのクライアントが、色名の指定ではなく、RGB値やその他の方法で色を要求します。カラースキームの変更に応じて、Xサーバが表示する色が変更されるのは、クライアントが名前で色を要求した場合だけです。

大多数のクライアントアプリケーションでは、Reflection Xによって提供される既定のカラースキームを利用できます。ただし、クライアントアプリケーションから、既定のカラースキームで定義されていない特定の色の名前が要求された場合は、ユーザ独自のカラースキームを定義する必要があります。また、独自のカラースキームを指定して、アプリケーションの外観と操作性を制御することもできます。Reflection Xでは以下の操作を実行できます。

  • カラースキームの選択

    別のカラースキームをセッションの定義に割り当てたり、特定のカラースキームに対するクライアントアプリケーションからの要求に応えたり、アプリケーションの外観と操作性を制御したりします。

  • カラースキームのインポート

    ネイティブシステムまたは以前のバージョンのReflection Xで実行されているXクライアントアプリケーションによって要求された色にReflection X内で対応します。

  • カラースキームのカスタマイズ

    クライアントアプリケーションによって要求された内容に合わせて、色の値または色名の文字列を変更、追加、または削除します。

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