イベントトレースの処理 (VT)

技術サポートアナリストが、イベントトレースの処理を求めることがあります。イベントトレースでは、すべての通信処理 (モデムコマンド以外)、すべてのキーストローク、コマンド、およびメニューとダイアログボックスの選択を「キャプチャ」します。このデータはイベントファイルに保存されます。

トレースデータを使用するには、データのレポートを作成するために、データを処理するか、トレースを「再生」するファイルを作成する必要があります。

イベントトレースを処理するには

  1. [トレースの開始] ダイアログボックスで、イベントファイル (.rev) のパスと名前を入力して [保存] をクリックします(サポートの技術者に問い合わせたことがある場合は、サービス要求番号をトレースファイルの名前として使用します。)。

  2. 問題をデモンストレーションするのに必要なアクションを実行します。

  3. 問題をデモンストレーションした後、[トレース] グループ (リボン使用時) または [ツール] - [トレース] メニュー (ブラウザ使用時) の [トレースの終了]をクリックします。

    トレースデータはイベントファイルに保存されます。

  4. トレースファイルをバイナリファイルとして http://upload.attachmate.com にアップロードしてください。現時点で技術者に問い合わせているサービスリクエストに関連する問題の場合は、トレースと一緒に Micro Focus サービスリクエスト番号を通知して、技術者にファイルをアップロードしたことを伝えてください。

トレースデータを処理するには

イベントファイルの作成後、以下の手順に従って、トレースを「再生」するレポートまたはスクリプトを作成します。

  1. トレース処理方法の選択

    実行できる機能

    実行する操作...

    トレースの再生に使用できる Reflection Basic スクリプトを作成します。

    [スクリプトを作成する] を選択します。

    テキストベースのファイル形式でレポートを作成します。

    [レポートを作成する] を選択し、[レポート書式] でレポートの書式を設定するオプションを選択します(「[イベントトレースの処理] ダイアログボックス (VT セッション)」を参照してください)。

  2. [OK] をクリックします。[イベントを開く] ダイアログボックスが表示されます。

  3. [ファイル名] ボックスで処理するイベントファイルを選択し、[開く] をクリックします。

    • [スクリプトを作成する] を選択すると、[イベントコマンドの保存] ダイアログボックスが開きます。

    • [レポートを作成する] を選択すると、[イベントレポートの保存] ダイアログボックスが開きます。

  4. ファイル名を入力して [保存] をクリックします。

    スクリプトは Reflection Basic .rbs ファイルとして保存されます。

    レポートは .txt ファイルに保存されます。レポートが保存されると、自動的に表示されます。

トレースデータを再生するには

  1. [トレースの再生] ダイアログボックスを開きます。

  2. [トレースの再生] ダイアログボックスで、イベントトレース .rbs ファイルを選択して [開く] をクリックします。