Micro Focus
Martin-Baker Aircraft Co. Ltd.

Martin-Baker Aircraft Co. Ltd.
成功事例

Martin-Baker Aircraft Co. Ltd. は命を救う会社です。その技術に、射出座席に命を預ける勇敢なパイロットたちと、世界 93 か 国の空軍でパイロットたちが守っている人々の命がかかって います。そうした非常に複雑な航空機向け製品を製造するためには、絶え間ないイノベーションと徹底したプロセス監査 が欠かせません。

「最大の利点は、可視性が大幅に向上したことです。加えて、コンプライアンス確保コストも削減できました」

Neil Gill 氏

MARTIN-BAKER AIRCRAFT CO.

まとめ

業界

航空宇宙/防衛

場所

United Kingdom

結果

  • コンプライアンス確保コストの削減
  • 可視性の向上
  • 多数の機能が自動化

概要

世界的航空機メーカーである Martin-Baker 社は設計レビュー、販売拠点インシデントレビュー、ドキュメントレビュー、お よび設計変更プロセスの管理を行う Micro Focus SBM ベースのアプリケーション 群を展開し、イノベーションの加速とコンプライアンス確保にかかるコストの削減 に成功しました。ソリューション導入の結果、プロセス全体におけるコミュニケー ションの改善、例外主導の管理、監査作業の簡素化、不具合ゼロ生産体制の推進 が実現しました。

SBM には開発および展開を超高速で行うための機能が備わっているため、MartinBaker 社におけるプロセス改善の取り組 みは複数の重要分野にわたり実施されたにもかかわらず、投入する人員は最低限で済みました。そのため、同社はニーズ やエクスペリエンスに基づいたワークフ ローアプリケーションの進化を中断させることなく継続できました。

課題

Martin-Baker 社は、射出座席の生産世界一 の企業です。創業から現在までの 70 年の 間に、同社の射出座席はおよそ 7,500 人ものパイロットの命を救ってきました。

Martin-Baker 社では、複数の重要プロセスを 手動システムで実行してきました。それまで手動で行ってきたプロセスには、設計レ ビュー、文書レビュー、設計変更通知、生産インシデントレビューがあります。年間の設計変更件数だけでも 1,000 件を超える状況において、こうしたプロセスの存在は同社の生産性向上、および不具合ゼロ生産体制実現への歩みの足かせとなっていました。

そこで同社が目指したのは、設計に関するあらゆる活動をリンクさせることでし た。「作業」リストのワークフローを制御 可能かつ監査しやすいものにし、社内基準とベストプラクティスの順守を徹底さ せ、未対応事項に関する通知を提供しようと考えたのです。

解決策

Martin-Baker 社の改善担当チームはまず、手動で実行している重要プロセスを自動 化するためのソリューションを幅広く検 討しました。同社が必要としていたのは、透明性の高いチームを通じ、プロセスで 使用するカスタムワークフローアプリケーションの迅速な開発および展開、関連システムとの統合、必要に応じた継続 的な更新、監査証跡の維持によるコンプライアンス関連コストの削減を可能にするシステムでした。

Micro Focus SBM はプロセス自動化の生 産性を大幅に改善するワークフローシステムであり、まさに Martin-Baker 社の求 めるソリューションでした。SBM によるワークフローのオーケストレーションが さまざまなプロセスの担当者にとって有益なものとなり、監査のための可視性の実現や煩雑な作業の一掃によりスループットが向上するだろうと改善チームは 判断しました。

また、管理者の立場からも検討した結果、SBM には超高速な開発および展開機能が 備わっているため、優れたプロセスアプ リケーションの開発と配信は最低限のスタッフのみで実現可能であるとの判断を 下しました。

改善チームはまず設計変更システムの改 善に着手し、開発から展開、およびユー ザーの意見を取り入れた改善までを 6 か 月で完了させました。続いて設計変更通知 (ECN) の改善を行い、さらに設計レ ビュー、文書レビュー、およびインシデント管理プロセスの自動化へと作業を進めました。その過程において、図面登録シ ステム ( 他のほとんどのアプリケーション がこのシステムを通じてリンクされる ) や 会議アクションの集中管理化をはじめとする数々の関連システムも開発および展 開されました。

結果

Martin-Baker 社では、SBM ベースのワー クフローシステムを導入することにより非常に大きな成果が得られました。最大 の利点は、可視性が大幅に向上したことです。たとえば、導入により ECN システムが透過的になり、あらゆる利害関係者 が統計情報やレビューを確認できるよう になりました。現在では緊急の ECN は キューの一番上に表示されるため、以前よりもはるかに迅速に確認と反映が行わ れるようになりました。また、もう 1 つ の大きな利点はコンプライアンス確保に かかるコストが削減されたことです。新 しいシステムにより透明性が高まり、監査がさらに迅速かつ容易に完了するよう になったため、設計変更監査担当者を驚かせています。同様に、設計レビューシステムの監査担当者も新システムを非常 に高く評価し、スプレッドシートで管理していた旧システムからの飛躍的なアップグレードだと述べています。

この設計変更管理システムでは現在、月 に 100 件の ECN と 400 件の図面変更が 管理されています。文書レビュープロセ スの改善により、部門を越えたレビューや承認が以前より簡単に実行できるよう になりました。設計レビュープロセスは、レビューセッションで行われたアクションやタスクを記録します。ECN プロセスとリンクされているため、ECN の所 有者およびレビュー担当者は設計の未対 応事項を確認できます。これにより、すべてのタスクが確実にクローズした状態 でリリースを迎えることが可能です。さ らに、インシデント管理システムではイン シデントを 5 種類に分類してトラッキン グおよび管理できるようになったため、 不具合ゼロを目指す Martin-Baker 社の歩 みがさらに前進しました。

加えてさまざまなアプリケーションで多 数の機能が自動化されたため、それらの アプリケーションの効率化にもつながっ ています。こうした効率化の例には、マー クアップ情報のセキュリティ保護された 自動アーカイビング、Adobe LiveCycle 経 由の PDF フォーム生成、文書の電子署名 への対応などがあります。