2.12 クラウドベースのMigrate Serverが他のターゲットプラットフォームへのマイグレーションを処理できるようにする

クラウドマーケットプレースから展開されるMigrateサーバの場合、ServerIsHostedInCloudパラメータはazureawsなどの親クラウドの値に設定されます。この設定により、表 2-7で説明されるように、Migrate Webインタフェースの[ターゲットの追加]ダイアログで使用可能なターゲットタイプが決定されます。

表 2-7 クラウドベースのMigrate Serverに許可されるターゲットタイプ

ServerIsHostedInCloudの値

[ターゲットの追加]のターゲットタイプ

説明

azure

Microsoft Azureロケーション

Azure MarketplaceでのMigrateサーバのデフォルト設定。

aws

Amazon Cloudリージョン

Amazon Web Services MarketplaceでのMigrateサーバのデフォルト設定

値なし

すべてのターゲットタイプ

クラウドベースのMigrateサーバを使用して、親クラウド環境から別のターゲットタイプにワークロードをマイグレートする場合は、事前割り当てされた値を削除します。

クラウドベースのMigrateサーバの親クラウドから別のターゲットタイプにワークロードをマイグレートする場合、ServerIsHostedInCloudパラメータのデフォルト値を削除する(フィールドを空白のままする)必要があります。値を削除した後で、Migrate Webインタフェースの[ターゲットの追加]ダイアログですべてのターゲットタイプが使用可能になります。

クラウドベースのMigrateサーバを使用してソースクラウドからのマイグレーションを有効にするには:

  1. PlateSpin Migrate Webインタフェースに管理者としてログインし、次のPlateSpin Server環境設定ページを開きます。

    https://Your_PlateSpin_Server/PlateSpinConfiguration/

  2. 検索してServerIsHostedInCloudパラメータを見つけ、事前設定されたクラウド設定を削除します。空白のままにします。

  3. 設定を保存し、ページを閉じます。

    PlateSpinサービスの再起動または再開は、変更を適用するため必要とされません。