3.1 PlateSpin Migrate Serverへの接続

3.1.1 Migrate Clientを使用したPlateSpin Serverへのアクセス

PlateSpin Migrate Clientを開始するたびに、次のアクションが実行されます。

  • PlateSpin Serverで指定されたユーザアカウントの認証を実行します。

    詳細については、セクション 4.1, ユーザ権限および認証の設定を参照してください。

  • 指定したPlateSpin Serverに接続します。

  • 指定したPlateSpin Migrate Networkがロードされます。これは、同時に作業を実行する、検出されたソースワークロードおよびターゲットの集まりです。

PlateSpin Server設定の中で、接続の資格情報、PlateSpin Serverインスタンス、および必要なPlateSpin Migrate Networkを指定します。

  1. PlateSpin Clientで、ツール>PlateSpin Migrate Serverの設定の順にクリックします。

    または

    PlateSpin Migrate Clientの下部にあるステータスバーで、サーバネットワーク、またはユーザの3つの領域の1つをダブルクリックします。

    [PlateSpin Serverの設定]ダイアログボックスが開きます。

  2. 対象となるPlateSpin ServerのURL、ユーザ、およびネットワークパラメータを必要に応じて次のとおり指定します。

    インタフェース要素

    説明

    サーバURL

    PlateSpin ServerのURLを次のフォーマットで入力します。

    http://<server_host>/platespinmigrate

    PlateSpin ServerホストでSSLが有効になっている場合、URLのhttphttpsで置き換えてください。

    ドメインユーザアカウントを使用してMigrate Serverにログインしている場合、完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定することをお勧めします。

    接続に使用するユーザ

    PlateSpin Serverに接続するには、Portability Suite Serverホストに対する管理アクセスが可能であるか、PlateSpin の役割のメンバーである必要があります。セクション 4.1, ユーザ権限および認証の設定を参照してください。

    ネットワーク

    PlateSpin Migrateの機能に慣れるには、サンプルの環境ネットワークを使用します。アクティブなソースワークロードおよびターゲットで作業を行うには、デフォルトネットワークを使用するか、独自のものを作成します。

    ネットワークを追加するには、名前を入力し、追加をクリックします。

    ネットワークを削除するには、それを選択し、削除をクリックします。

  3. 完了したら、OKをクリックします。

3.1.2 Migrate Webインタフェースを使用したPlateSpin Serverへのアクセス

PlateSpin Migrate Webインタフェースにアクセスするには、次のいずれかのWebブラウザを使用します。

  • Google Chrome: バージョン34.0以上

  • Microsoft Internet Explorer: バージョン11.0以上

  • Mozilla Firefox: バージョン29.0以上

メモ:ブラウザでJavaScript (アクティブスクリプト)が有効になっていることを確認する必要があります。

PlateSpin Migrate Webインタフェースを起動するには、次の手順を実行します。

  1. PlateSpin Migrate Webインタフェースに管理者としてログインし、次のPlateSpin Server環境設定ページを開きます。

    https://Your_PlateSpin_Server/PlateSpinConfiguration/

    Your_PlateSpin_ServerをPlateSpin Migrate ServerのDNSホスト名またはIPアドレスで置き換えます。

  2. PlateSpin Serverホストのローカル管理者のユーザ資格情報を使用してログインするか、認証済みユーザとしてログインします。

    PlateSpinの追加ユーザの設定については、セクション 4.1, ユーザ権限および認証の設定を参照してください。