22.6 ソースワークロードの詳細の検出

マイグレーションジョブを設定する前に、ワークロードを検出してインベントリを実行する必要があります。インベントリでは、サーバホスト名、RAM容量、コアとプロセッサの数、ストレージディスクとボリューム、NIC、アプリケーションとその起動状態など、ワークロードに関する情報を収集します。

22.6.1 Migrate Clientでのワークロード検出

PlateSpin Migrate Clientでは、[サーバ]ビューの詳細の検出オプションを使用して、次の物理マシンまたは仮想マシンを検出してインベントリを実行できます。

  • 個別のWindowsワークロード

  • 個別のLinuxワークロード

  • 一度に複数のWindowsワークロードまたはLinuxワークロード

検出操作を開始する前に、PlateSpin Serverがソースワークロードと通信できることを確認します。セクション 2.6.1, 検出の要件を参照してください。

Migrate Clientを使用してワークロードを検出するには:

  1. Migrate Clientのツールバーで、詳細の検出をクリックします。

    または

    [サーバ]ビューで、空白の領域を右クリックし、詳細の検出を選択します。

    または

    [サーバ]ビューで、ネットワークディスカバリによって表示されたWindowsワークロードを右クリックして、詳細の検出を選択します。

  2. 詳細の検出ダイアログボックスにソースワークロードのホスト名またはIPアドレスを入力します。

    一度に複数のマシンを検出するには、複数のホスト名またはIPアドレスをセミコロンで区切って指定します。マシンがNATデバイスの背後にある場合は、パブリック(外部)IPアドレスを指定します。

    詳細については、NATを通じたパブリックおよびプライベートネットワーク経由のマイグレーションを参照してください。

  3. ソースワークロードのマシンタイプを選択します。

    • Windows

    • Linux

  4. 検出するマシンの管理者の資格情報を指定します。

    詳細については、ソースワークロードの検出ガイドラインを参照してください。

  5. (オプション)将来のジョブで使用するために、これらの資格情報を保存する場合は、保存(ローカルで暗号化)オプションを有効にします。

  6. 検出をクリックし、プロセスが完了するのを待ちます。

  7. (オプション)ジョブの進行状況を監視する場合は、[ジョブ]ビューに切り替えます。

22.6.2 Migrate Webインタフェースでのワークロード検出

Webインタフェースを使用してワークロードをマイグレートするには、まずワークロードを追加(または検出)する必要があります。

PlateSpin Migrate Webインタフェースでは、次の物理マシン、仮想マシン、またはクラウドベースマシンの検出がサポートされています。

  • 個別のWindowsワークロード

  • 個別のLinuxワークロード

ワークロードを検出する前に、PlateSpin Serverがソースワークロードと通信できることを確認します。セクション 2.6.1, 検出の要件を参照してください。

ワークロードを検出するには:

  1. PlateSpin Migrate Webインタフェースで、ワークロード>Add Workload (ワークロードの追加)の順にクリックします。

    [ダッシュボード]ページのAdd Workload (ワークロードの追加)オプションをクリックすることもできます。

  2. 追加するワークロードのホスト名またはIPアドレスを指定します。

  3. ワークロードのタイプを選択します。

  4. ワークロードに接続するための資格情報を指定します。

  5. Add Workload (ワークロードの追加)をクリックしてワークロードを検出してから、[ワークロード]ページに一覧表示します。