38.5 PlateSpin Imageの管理

38.5.1 PlateSpin Image Server間のイメージの移動

  1. 古いPlateSpin Image Serverホストのファイルシステムから、新しいPlateSpin Image Serverホスト上の場所にイメージディレクトリをコピーします。

  2. 新しいPlateSpin Image Serverのconfig.xmlファイルを更新して、古いPlateSpin Image Serverから移動したイメージのパスおよび名前を指定します。

  3. 新しいイメージサーバのPlateSpin Migrate Clientの詳細を、[サーバ]ビューで更新します。

詳細については、ナレッジベースの記事7920189を参照してください。

38.5.2 イメージ操作の自動化

PlateSpin Migrateに付属しているImageOperationsコマンドラインユーティリティを使用して、イメージに関連するタスクを自動化できます。たとえば、PlateSpin Image Server間で、複数のベースイメージと関連する増分を、定期的に移動する場合などです。

ユーティリティを使用すると、次の操作を自動化できます。

  • 登録: イメージまたはイメージ増分と、指定したイメージサーバとを関連付けます。

  • 登録解除: 指定したイメージサーバから、登録済みのイメージの登録を解除します。

  • 収集: PlateSpin Imageとそのボリュームのパッケージを特定のサブディレクトリに収集します。

ImageOperationsコマンドラインユーティリティを使用する

  1. PlateSpin Image Serverホストで、コマンドインタープリタを開き(cmd.exe ..\Program Files\PlateSpin Image Server)、カレントディレクトリを\ImageOperationsに変更します。

  2. 「ImageOperations」に続いて必要なコマンドおよびパラメータを入力し、<Enter>を押します。

    コマンドの構文および使用方法の詳細については、「ImageOperations」と入力して<Enter>を押します。

  3. 完了したら、[サーバ]ビューで、イメージサーバの詳細を更新します。

38.5.3 イメージファイルのブラウズおよび抽出

障害復旧の努力やビジネスの継続性の実施中に、PlateSpin Imageに保存されているファイルのバックアップバージョンを使用することによって、運用サーバのファイルシステムで必要に応じてファイルを選択して復元することができます。

これを行うには、PlateSpin ImageBrowserユーティリティを使用します。このツールを使用すると、次のような異なるソースを使用してファイルを参照、検索、ソート、および抽出できます。

  • イメージファイル

  • 特定のイメージ増分ファイル

次のような異なるファイルをロードすることで、ベースイメージとイメージ増分の両方を処理できます。

  • ベースイメージの対応するバイナリファイル(volume-x.pkg)またはテキスト構成ファイル(image_name.xml)。

  • イメージ増分のバイナリ(image_increment.pkg)ファイル。増分のテキスト構成ファイル(image_increment_name.xml)は使用できません。

このユーティリティによって、Windowsエクスプローラに類似した環境でイメージファイルを使用できます。コマンドラインバージョンでは、コマンドラインからファイルを抽出できます。

Image Browserの開始およびイメージファイルのロード

  1. 次のいずれかのディレクトリに含まれるImage Browserプログラム(ImageBrowser.exe)を開始します。

    • PlateSpin Serverホストの場合:

      ..\PlateSpin Migrate Server \bin\ImageOperations

    • PlateSpin Image Serverホストの場合:

      ..\Program Files\PlateSpin Image Server \ImageOperations

    ユーティリティによって、[開く]ダイアログボックスが表示されます。プログラムの初期起動以降、任意のタイミングでファイル]>[開くの順でクリックしてイメージファイルをロードできます。

  2. [開く]ダイアログボックスで、ファイル形式を選択し、必要なイメージまたはイメージ増分ファイルを参照して選択してから、OKをクリックします。

    ユーティリティでは、必要なファイルがロードされ、その内容が2つのペインを持つインタフェースに表示されます。

    イメージのサイズに応じて、ユーティリティが必要なファイルをロードするのに数秒または数分かかることがあります。

Image Browserインタフェースでの項目のソートおよび検索

選択したディレクトリの内容を、名前、サイズ、種類、最終更新日付、およびファイル属性でソートできます。選択したビューで項目をソートするには、右側ペインの上部で対応するバーをクリックします。

特定のディレクトリ名またはファイル名を検索できます。英数字テキスト、ワイルドカード、および正規表現を使用できます。指定する正規表現検索のパターンは、Microsoft .NET Frameworkの正規表現の構文に従う必要があります。「Microsoft .NET Framework Regular Expressions page on MSDN」を参照してください。

項目を検索する

  1. 必要なイメージまたはイメージの増分をロードします。Image Browserの開始およびイメージファイルのロードを参照してください。

  2. 左側ペインで、ボリュームまたはサブディレクトリを選択します。

  3. アクションメニューで、検索をクリックします。

    代わりに、左側ペインで必要なボリュームまたはサブディレクトリを右クリックし、コンテキストメニューで検索をクリックすることもできます。

    [Image Browser検索]ウィンドウが開きます。

  4. 検索するファイルの名前を指定します。正規表現を使用する場合、対応するオプションを選択します。

  5. 検索をクリックします。

    右側ペイン結果が表示されます。

項目の抽出

  1. 必要なイメージまたはイメージの増分をロードします。Image Browserの開始およびイメージファイルのロードを参照してください。

  2. 必要なファイルまたはディレクトリを見つけて、選択します。右側ペインで、複数のファイルおよびディレクトリを選択できます。

  3. アクションメニューで、抽出をクリックします。

    代わりに、必要な項目を右クリックし、コンテキストメニューで抽出をクリックします。

    [フォルダの参照]ダイアログボックスが開きます。

  4. 必要な抽出先を参照し、ImageBrowser.ConsoleOKをクリックします。

    選択された項目は、指定した抽出先に抽出されます。

メモ:抽出プロセスを中断すると、上書きのために選んだファイルは削除されます。

コマンドラインでのイメージファイルのブラウズおよび抽出

コマンドラインで、イメージおよびイメージ増分からのファイルをブラウズし、抽出するには、ImageBrowser.Consoleユーティリティを使用できます。

ユーティリティを起動する

  1. PlateSpin Image Serverホストで、コマンドインタープリタを開き(cmd.exe ..\Program Files\PlateSpin Image Server)、カレントディレクトリを\ImageOperationsに変更します。

  2. プロンプトが表示されたら「ImageBrowser.Console」と入力し、<Enter>を押します。

    コマンドの構文および使用方法の詳細については、「ImageBrowser.Console /help」と入力して<Enter>キーを押します。