40.3 マイグレーション実行のスケジュール(最初のレプリケーション)

マイグレーション準備が正常に完了すると、マイグレーションはいつでも実行可能な状態になります。実行は最初のレプリケーションから開始されます。これは、完全なレプリケーションの場合、または既存のターゲットワークロードのデータ同期の場合があります。

デフォルトのスケジュール設定は[なし]です。最初のレプリケーションはスケジュールされていません。最初のレプリケーションを実行する開始日時をスケジュールすることができます。別の方法として、手動で最初のレプリケーションを開始することもできます。詳細については、「セクション 40.2, マイグレーション実行の開始(最初のレプリケーション)」を参照してください。

スケジュールされたマイグレーション実行の最初のレプリケーションは、1回限りのイベントですが、最初のレプリケーションが開始されて正常に完了するまで、実行はスケジュールどおりに毎日試行されます。

メモ:スケジュールされた時間または手動開始の前にワークロードを準備する必要があります。ターゲットのワークロードが存在し、かつワークロードの準備が完了していないと、最初のレプリケーションは実行できません。準備ができていない場合、Migrateはスケジュールされたレプリケーションをスキップし、翌日のスケジュールされた時刻に再試行します。

40.3.1 Migrate Clientの使用

最初のレプリケーションの開始日時を変更するには:

  1. [ジョブ]ビューで、必要なジョブを見つけます。

  2. ジョブを右クリックし、起動時刻の変更を選択して、[ジョブ開始時間の変更]ダイアログボックスを開きます。

  3. 必要な開始日時を指定し、OKをクリックします。

    PlateSpin Migrateによってジョブが再スケジュールされ、指定した時刻に実行されます。

40.3.2 Migrate Webインタフェースの使用

最初のレプリケーションの開始日時を変更するには:

  1. [ワークロード]ページで、ワークロードを見つけてクリックします。

  2. [マイグレーションの詳細]ページで、編集をクリックします。

  3. [マイグレーションの詳細の編集]ページで、スケジュール設定 > 完全レプリケーションの順に移動して、編集をクリックします。

  4. 開始をクリックして、最初の完全レプリケーションを開始する日時を設定します。

    日付(dd/mm/yyyy)を入力するか、カレンダアイコンをクリックして日付を選択します。デフォルトの実行時間は12:00:00 a.m. (hh:mm:ss a.m.またはp.m.)です。

  5. 閉じるをクリックして、[マイグレーションの詳細の編集]ページに戻り、保存をクリックします。