5.14 ポストマイグレーションアクションのアップロードサイズ制限の増加

PlateSpin Migrateでは、ポストマイグレーションアクションのカスタムスクリプトを作成して、PlateSpin Libraryにアップロードできます。これらは、PlateSpin Migrate Clientで設定する特定のマイグレーションジョブに関連付けることができます。詳細については、セクション 6.5, マイグレーション後のアクションの管理(WindowsおよびLinux)を参照してください。

デフォルトでは、PlateSpin Migrateでは、各ポストマイグレーションアクション(その従属ファイルを含む)にはそれぞれ64MBのアップロードサイズ制限が設定されます。

PlateSpin Serverホストの..\Program Files\PlateSpin Migrate Server\Web\ディレクトリにあるweb.configファイルでhttpRuntime要素のmaxRequestLength属性の値を変更することによって、アップロードサイズ制限を増やすことができます。

重要:最大アップロードサイズをデフォルトの64MBより少なくすると、PlateSpin Serverの安定性に悪影響を与える可能性があります。

Migrate Clientのポストマイグレーションアクションのアップロードサイズ制限を変更するには:

  1. PlateSpin Migrate Clientを閉じます。

  2. PlateSpin Migrate Serverホストに管理者としてログインします。

  3. ..\Program Files\PlateSpin Migrate Server\Web\ディレクトリを参照します。

  4. テキストエディタで、web.configファイルを開きます。

  5. maxRequestLength属性を持つhttpRuntime要素の設定を探します。

    <httpRuntime maxRequestLength="65536" />
  6. 既存の最大アップロードサイズの値65536を、必要に応じて新しい値(KB単位)で置き換えます。

    たとえば、最大サイズを64MBから128MBに増やすには、65536を131072で置き換えます。

    <httpRuntime maxRequestLength="131072" />
  7. ファイルを保存して、Migrate Clientを再起動します。