Serena PVCS Version Manager
バージョン 8.6.0
リリースノート

このファイルは、Version Manager の各リリースで不具合、強化機能、および変更された動作の一覧です。現在のバーションの Version Manager のインストールや使用についての詳細は、<Install_Directory>\vm\readmevm.html ファイルを参照してください。

注:


目次

1.0 Version Manager 8.6.0.0 で修正された不具合

1.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

1.2 IDE クライアントの不具合の修正

1.3 Web クライアントの不具合の修正

2.0 Version Manager 8.5.3.0 で修正された不具合

2.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

2.2 IDE クライアントの不具合の修正

2.3 Web クライアントの不具合の修正

3.0 Version Manager 8.5.2.0 で修正された不具合

3.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

3.2 IDE クライアントの不具合の修正

3.3 Web クライアントの不具合の修正

4.0 Version Manager 8.5.1.0 で修正された不具合

4.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

4.2 IDE クライアントの不具合の修正

4.3 Web クライアントの不具合の修正

5.0 Version Manager 8.5.0.0 で修正された不具合

5.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

5.2 IDE クライアントの不具合の修正

5.3 Web クライアントの不具合の修正

6.0 Version Manager 8.4.6.0 で修正された不具合

6.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

6.2 IDE クライアントの不具合の修正

6.3 Web クライアントの不具合の修正

7.0 Version Manager 8.4.5.0 で修正された不具合

7.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

7.2 IDE クライアントの不具合の修正

7.3 Web クライアントの不具合の修正

8.0 Version Manager 8.4.4.0 で修正された不具合

8.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

8.2 IDE クライアントの不具合の修正

8.3 Web クライアントの不具合の修正

9.0 Version Manager 8.4.3.0 で修正された不具合

9.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

9.2 IDE クライアントの不具合の修正

9.3 Web クライアントの不具合の修正

10.0 Version Manager 8.4.2.0 で修正された不具合

10.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

10.2 IDE クライアントの不具合の修正

10.3 Web クライアントの不具合の修正

10.4 vss2vm 変換の不具合の修正

11.0 Version Manager 8.4.1.0 で修正された不具合

11.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

11.2 IDE クライアントの不具合の修正

11.3 Web クライアントの不具合の修正

12.0 Version Manager 8.4.0.0 で修正された不具合

12.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

12.2 IDE クライアントの不具合の修正

12.3 Web クライアントの不具合の修正

13.0 Version Manager 8.3.0.0 で修正された不具合

13.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

13.2 IDE クライアントの不具合の修正

13.3 Web クライアントの不具合の修正

13.4 Visual Source Safe から Version Manager への変換ユーティリティ

14.0 Version Manager 8.2.1.1 で修正された不具合

14.1 すべての修正された不具合

15.0 Version Manager 8.2.1.0 で修正された不具合

15.1 すべての修正された不具合

16.0 Version Manager 8.2.0.1 で修正された不具合

16.1 すべての修正された不具合

17.0 Version Manager 8.2.0.0 で修正された不具合

17.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

17.2 IDE クライアントの不具合の修正

17.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

18.0 Version Manager 8.1.4.2 で修正された不具合

18.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

18.2 IDE クライアントの不具合の修正

18.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

18.4 Serena Builder の不具合の修正

18.5 vss2vm 変換ユーティリティの不具合の修正

19.0 Version Manager 8.1.4.1 で修正された不具合

19.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

19.2 IDE クライアントの不具合の修正

19.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

20.0 Version Manager 8.1.4.0 で修正された不具合

20.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

20.2 IDE クライアントの不具合の修正

20.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

21.0 Version Manager 8.1.3.2 で修正された不具合

21.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

21.2 IDE クライアントの不具合の修正

22.0 Version Manager 8.1.3.1 で修正された不具合

22.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

22.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

23.0 Version Manager 8.1.3.0 で修正された不具合

23.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

23.2 IDE クライアントの不具合の修正

23.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

24.0 Version Manager 8.1.2.2 で修正された不具合

24.1 古いファイルがパッチディレクトリに残る

24.2 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

24.3 IDE クライアントの不具合の修正

24.4 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

25.0 Version Manager 8.1.2 で修正された不具合

25.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

25.2 IDE クライアントの不具合の修正

25.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

25.4 Meritage の不具合の修正

26.0 Version Manager 8.1.1.3 で修正された不具

26.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

27.0 Version Manager 8.1.1.2 で修正された不具合

27.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

28.0 Version Manager 8.1.1.0 で修正された不具合

28.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

28.2 IDE クライアントの不具合の修正

28.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

29.0 Version Manager 8.1.0.0 で修正された不具合

29.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

29.2 IDE クライアントの不具合の修正

29.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

30.0 Version Manager 8.0.2.6 で修正された不具合

30.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

30.2 IDE クライアントの不具合の修正

30.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

31.0 Version Manager 8.0.2.5 で修正された不具合

31.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

31.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

32.0 Version Manager 8.0.2.4 で修正された不具合

32.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

33.0 Version Manager 8.0.2.3 で修正された不具合

33.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

33.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

34.0 Version Manager 8.0.2.2 で修正された不具合

34.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

35.0 Version Manager 8.0.2.1 で修正された不具合

35.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

36.0 Version Manager 8.0.2.0 で修正された不具合

36.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

36.2 IDE クライアントの不具合の修正

36.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

37.0 Version Manager 8.0.0.9 で修正された不具合

37.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

37.2 IDE クライアントの不具合の修正

37.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

38.0 Version Manager 8.0.0.8 で修正された不具合

38.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

38.2 IDE クライアントの不具合の修正

38.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

39.0 Version Manager 8.0.0.7 で修正された不具合

39.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

40.0 Version Manager 8.0.0.6 で修正された不具合

40.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

40.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

41.0 Version Manager 8.0.0.5 で修正された不具合

41.1 IDE クライアントの不具合の修正

42.0 Version Manager 8.0.0.4 で修正された不具合

42.1 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

43.0 Version Manager 8.0.0.3 で修正された不具合

43.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

43.2 IDE クライアントの不具合の修正

43.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

44.0 Version Manager 8.0.0.2 で修正された不具合

44.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

44.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

45.0 Version Manager 8.0.0.1 で修正された不具合

45.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

45.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

46.0 Version Manager 8.0.0.0 で修正された不具合

46.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

46.2 IDE クライアントの不具合の修正

46.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

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1.0 Version Manager 8.6.0.0 で修正された不具合

1.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

1.1.1 すべてのプラットフォームで 64-bit にネイティブ対応 [ENH262801, ENH263117]Δ

Version Manager は、サポートプラットフォームマトリックスに記載の 64-bit オペレーティングシステムにおいて、64-bit モードでネイティブに動作します。
動作変更: Serena VM Web Application Server は、64-bit のオペレーティングシステムのみ、インストールが可能です。32-bit の Windows をお使いのユーザーは、Version Manager デスクトップクライアントのコンポーネントを、引き続きインストールできます。

Serena VM Web Application Server が Windows サービスとして稼働する時に、レジストリから設定パラメーターを読み込みません。デフォルトの設定を変更するには、次の行を編集します。

set JAVA_OPTS=...

この設定は、VM_Install_Dir\vm\common\bin\pvcsstart.bat ファイルにあります。ここで設定された値は、サービスモードだけでなくアプリケーションモードにも適用されます。

1.1.2 重要なアクションの管理ログを追加 [ENH274527, DEF277977, ENH77674, ENH274946, ENH277979]

セキュリティの変更、設定の変更、ならびにワークスペースのプロジェクトやファイルの変更に関するログを追加しました。

1.1.3 プロジェクトデータベースに保存されている作業ファイルとアーカイブパスの表示 [ENH278255]Δ

(デフォルトの)作業ファイルの場所またはデフォルトのアーカイブの場所のパスが、絶対パスまたは親から継承されたパスであるかを示すために、保存されたパスと計算されたフルパスの両方を表示するようにユーザーインターフェースが更新されました。これにより、いくつかのダイアログ(ワークスペースの設定、プロジェクトのワークスペースのプロパティ、ファイルのワークスペースのプロパティなど)が変更されています。
動作変更: ユーザーが(デフォルトの)作業ファイルの場所とデフォルトのアーカイブの場所を変更できる項目には、プロジェクトデータベースに保存されている通りのデータが表示されるようになりました。そのすぐ下に、計算されたパスの項目が追加で表示されます。

1.1.4 作業ファイルの追加のイベントトリガーの機能強化 [ENH277408]Δ

イベントトリガーによってキャンセルされた作業ファイルの追加の操作が、正しくハンドリングされるようになります。
動作変更: イベントトリガーの処理が失敗すると、作業ファイルの追加の操作は中止されて、リポジトリにファイルは追加されません。

1.1.5 VM インストーラー内に組み込まれた Source Bridge [DEF290998]Δ

SBM と連携するための Source Bridge は、Version Manager としてインストールするコンポーネントの1つとして提供されます。

1.1.6 SSO/CAC 機能の強化 [DEF218433, ENH273537, DEF217580, DEF269733]Δ

動作変更: VM_Install_Dir\vm\common\pvcsprop\pvcs\vm\sso\card.config ファイルのフォーマットを変更することで、32-bit と 64-bit の PKCS#11 ライブラリーを個別に指定できるようになりました。SCC は 32-bit であるため、64-bit OS 上の SCC ベースの IDE から SSO を使用する場合に必要になります。例えば:

name = CARD_CONFIG
library32 = "C:/Program Files (x86)/ActivIdentity/ActivClient/acpkcs211.dll"
library64 = "C:/Program Files/ActivIdentity/ActivClient/acpkcs211.dll"

Version Manager のインストール作業において、すでに ActivClient がインストールされている場合、ActiveClient PKCS#11 ライブラリーへのパスが card.config ファイルに自動的に追加されます。

1.1.7 SSO および SSL 証明書ストアーで動作する新しいユーティリティー(certtool)を提供 [INT295762, ENH274687, DEF253126, ENH293866]

certool を使用することで、VM インストールのための SSO および SSL の設定を、作成、インポート、エクスポート、検証するプロセスを簡単に行えます。このユーティリティーは、JKS ファイルの比較、SSL 証明書に CA のサインをするための CSR の作成、SSL サーバー証明書チェーンの検査、VM およびその他の多くの信頼済み証明書ストアーのインポート、SSO トラストストアーに含まれる SBM がエクスポートした zip ファイルの作業が可能です。

将来のアップグレードを容易にするため、Eclipse RIDE ベースの IDE で使用される Version Manager の JRE および JRE の証明書ファイルに直接認証を追加することは推奨されません。例えば、HTTPS(SSL)を介して SBM との連携を容易にするためです。代わりに、これらの証明書の .cer ファイル(任意の名前)を VM_Install_Dir/vm/common/pvcsprop/pvcs/vm/ssl/customer-certs フォルダに配置して、これらの証明書を使用する Version Manager の JRE を次のコマンドを実行してアップデートします。

certtool -ssl-updatecacerts -target-vm-jre-cacerts

もし Eclipse RIDE インテグレーションを使用する場合は、その IDE が使用する JRE/JDK も次のコマンドを使ってアップデートします。

certtool -ssl-updatecacerts -target-eclipse-jre-cacerts "Eclipse のパス"

Eclipse RIDE インテグレーションに対してこのコマンドを実行する前に、VM 8.6 以降を少なくても 1 回は実行しておく必要があります。そうすることで、Eclipse のディレクトリの中に .pvcsvm_jre ファイルが作成されて、certtool は Eclipse が使用する JRE の場所を特定します。

もし証明書のキーストアーのパスワードがデフォルト値("changeit")から変更されている場合は、コマンドに -keystorepass "キーストアーのパスワード" のオプションを追加して新しいパスワードを指定します。

1.1.8 Linux/UNIX インストーラーの機能強化 [INT295762]Δ

インストール済みの機能および後から追加された機能をトラッキングすることで、いくつかの設定画面がスキップされます。

動作変更: SSO コンポーネントがインストールされている場合は、LDAP 設定のセクションをスキップして、後で Configuration.xml ファイルを編集します。Eclipse RIDE コンポーネントがインストールされている場合は、Eclipse のインストールパスは空白のままにして、インストール後に VM_Install_Dir/vm/Integrations/plugitin を実行して、Eclipse を Version Manager にリンクさせます。.

1.1.9 LDAP 認証の機能強化 [DEF72270, DEF88678, DEF90356, DEF157486, DEF157630, DEF268058, DEF268179,ENH283448, DEF284798, DEF285168]Δ

動作変更: LDAP サーバーの設定ダイアログにある "ユーザ命名属性" の項目は、現在フリーテキストのフィールドですが、ドロップダウンリストから一般的に使われる値を簡単に選択することもできます。
ログインするユーザーの値を表す {0} を使って、(Attribute={0}) フォーマットを使用することで、(複合)LDAP クエリーを明確に指定できます。LDAP サーバーでサポートされているシンタックスは、すべて許可されます。この機能を使用する場合、ログインの問題を回避するために、Version Manager クライアントは VM 8.6 以上であることをご確認ください。

1.1.10 同梱された Tomcat サーバーのセキュリティ上の脆弱性の対応 [INT273629, DEF294287, ENH289991]

Tomcat のバージョンを 7.0.75 にアップグレードすることで、この問題を修正しました。

1.1.11 同梱された JRE のセキュリティ上の脆弱性の対応 [ENH259254]

最新の JRE 8 バージョンにアップグレードすることで、この問題を修正しました。

1.1.12 リネーム操作の機能強化 [ENH277051, DEF280676]

1.1.13 setuid モードを使用する場合の機能向上 [DEF247924, DEF289964, ENH282314, DEF281675]Δ

setuid モードにおいて、多くの改善が実装されました:

動作変更: Linux 上の vmlinklib は、ldconfig を使用して共有ライブラリーのリストを更新します。vmlinklibs は、Itanium(IA64)上のデフォルト OS として使用される HP-UX もサポートします。

1.1.14 OutOfMemory 例外では、ヒープダンプを自動的に保存 [ENH252379]Δ

ヒープサイズ(-Xmx)の設定が小さすぎることが原因ではないメモリーに関連した問題を分析するために、Serena VM Web Application Server で OutOfMemory 例外のヒープダンプを自動的に保存します。
動作変更: OutOfMemory 例外において、ヒープダンプは常に ${PVCS_HOME}/common/tomcat/logs/heap_dump.hprof に作成されます。これらのファイルは、非常に大きくなる可能性があるため、分析完了または不要になった時に削除する必要があります。

1.1.15 PCLI ならびにデスクトップクライアントによるプロジェクトのコピーの機能強化 [ENH285367, ENH286675]

プロジェクトをコピーするウィザードにて、コンフィグレーションファイルとアクセスコントロール DB ファイルの両方を、または片方のみを、コピーする/しないを選択できるように、'コンフィグレーションファイルを追加しない' と 'アクセスコントロールデータベースを追加しない' のオプションが追加されました。

1.1.16 PCLI コマンドの ListProjectDB の機能強化 [ENH281978]

新しく追加された -fp オプションを使って、接続した File Server から公開されたプロジェクトデータベースのリストを取得できます。この処理は、-z を使用した場合に比べてはるかに高速に実行され、公開されたすべてのパスマップからプロジェクトデータベースを表示します。

1.1.17 存在しないラベル/グループを指定した PCLI コマンドのエラーを無視 [ENH257139]

PCLI コマンドの実行で、処理対象のリビジョン、ラベル、グループが存在しないアーカイブファイルがあると、そのファイルに対して警告メッセージを表示して、ゼロ以外の終了コードを返します。 しかし、-qr オプションを指定することで、処理対象のリビジョン、ラベル、グループがなくても、コマンドの終了コードに影響を与えず、警告メッセージなしで処理を続けることができます。

1.1.18 無効なエンティティによる PCLI コマンドのエラーを無視 [ENH257355]

PCLI コマンドの実行で、無効なエンティティパスを無視する -qe オプションを使用しても、有効なエンティティパスが 1 つもない場合は "このコマンドは 1 つ以上のプロジェクトまたはバージョン管理されたアイテムが必要です..." のエラーが表示されます。さらに -qz オプションを追加することで、そのエラーも制御して、ゼロ以外の終了コードが返されることを回避できます。

1.1.19 バックグラウンドの処理が 1 度も完了しない場合でも 24 時間ごとに失敗した操作を再実行し続ける問題 [DEF242246]Δ

バックグラウンド処理で、delta.d ファイルがすでに存在している、またはディスク上の リビジョン番号u ファイルが存在しない場合に、分割アーカイブの delta-todo.d ファイルによって delta.d ファイルにリビジョンを追加する処理が行われると、その処理は常に失敗して、ログにエラーメッセージが記録されます。この処理は 24 時間ごとに実行されるため、不要なログファイルが沢山作成されました。しかし、現在のバックグラウンド処理では、この問題が発生したことを記録し、今後の実行でこの操作を繰り返すことはありません。
動作変更: 問題のあるレコードは、delta-todo.d ファイルから削除されて、リビジョンライブラリーと同じディレクトリ上に delta-error.log ファイルが作成され、このファイルにイベントが記録されます。

1.1.20 File Server Administration Web ページで不正な設定を許可してしまう [DEF223243]

パスマップの作成、変更に対するパスの妥当性を追加することで修正されました。類似するプロジェクトとリビジョンパスと空のプロジェクトパスを防ぐことができます。

1.1.21 ラベルまたは、グループに一致しないファイルのプロジェクトに対して、取得 / チェックアウトで空のディレクトリの作成 [DEF31100]Δ

再帰的にバージョンラベルまたは、グループに対して取得を行う場合、Version Manager はラベルもしくは、グループに一致するファイルがなくても、すべてのプロジェクトに対してサブディレクトリを作成しました。これにより空の作業ファイルディレクトリが作成されました。その反面、カスタマはファイルが存在しないプロジェクトに対して、空のフォルダの作成を望むケースもあります。
これは、オプション "空の作業ディレクトリの作成" をすべてのクライアントに追加することで修正されました。
動作変更: デフォルトでは、Version Manager は、一致するファイルがないもしくは、まったく該当ファイルがなくても、取得 / チェックアウト操作で空のフォルダを作成しません。"空の作業ディレクトリの作成" オプションの選択により、一致するファイルがないか、まったく該当ファイルがなくても空のフォルダを作成します。

1.1.22 ロケール固有の照合順序によりプロジェクトまたは、ファイルにアクセスできない [DEF185048]

ファイルもしくは、プロジェクトが追加されたプロジェクトデータベースに使用されていたロケールと、ユーザーがアクセスしようとしているロケールと照合順序が異なる場合、ファイルまたは、プロジェクトにアクセスできなくなります。この問題は一致しない照合順序が検出された場合、プロジェクトを開く時に自動的にソートすることで解決されました。

1.1.23 デスクトップクライアント GUI で 'ddd' と 'dddd' により曜日の表示が可能に [DEF222490]

デスクトップクライアント GUI に対する日付書式で、曜日が表示されるよう 'ddd' と 'dddd' がサポートされました。

1.1.24 Linux/UNIX のデスクトップクライアント GUI でエラー: Exception in thread "AWT-EventQueue-0" java.lang.IllegalArgumentException: null source [DEF244914, DEF290486]

この問題は、Java 7 による原因であり、Java 8 にアップグレードすることで解決しました。

1.1.25 名前の変更操作の失敗が、change.log ファイルに成功として記録されてしまう [DEF245851]

これは修正されました。

1.1.26 VM 8.5: サイレントインストールが、ISLV.INI ファイルの License Server のエントリを更新しない [DEF250429]

これは修正されました。

1.1.27 変更後の名前に括弧を含むと、名前の変更操作に失敗する [DEF261492]

括弧文字([,])を含む文字にファイル名を変更しようとすると、"バージョン管理ファイルに対する不正なファイル名です。" のエラーとなりました。 これは修正されました。

1.1.28 VM HOST ログインソースは、Oracle Linux 上でサードパーティーの NSS ライブラリをユーザー/グループ ID アクセスにしていると失敗する [DEF267414]

これはライブラリサーチパスを OS ライブラリが、Version Manager のものより優先させることで解決されました。

1.1.29 UNIX マージツール (mgdiff) の機能強化 [DEF27787, DEF291439]

次の問題は解決されました:

1.1.30 VM 8.5.1 以降で、VSS2VM が java.lang.NoClassDefFoundError: org/apache/commons/lang/builder/HashCodeBuilder で失敗する [DEF272547]

これは修正されました。

1.1.31 Solaris 11.3 にアップグレード後、Serena VM Web Application Server が、"wrong ELF class: ELFCLASS32" エラーで失敗する

これは、Solaris 11.3 にて、標準シェルコマンド (sh, mkdir, etc.) が、32-bit の実行形式(ELF 32-bit MSB executable SPARC32PLUS Version 1)から、スクリプトランチャーの $LD_PRELOAD に互換がない、64-bit (ELF 64-bit MSB executable SPARCV9 Version 1) のものに変更されたためです。$LD_PRELOAD による依存をなくすことで、この問題は修正されました。

1.1.32 UNIX のデスクトップクライアント GUI 初期画面で、OK がクリックされないと3秒で消えてしまう [DEF273524]

UNIX のデスクトップクライアント GUI は、初期のスプラッシュ画面が X サーバーの設定で使用されていると、消えてしまいました。これは修正されました。

1.1.33 VM: READDB がアクセスリストの名前にあるスペースで操作に失敗する [DEF277070]

これは修正されました。

1.1.34 VM 8.5 ネットワークインストールのスタートメニューのフォルダが不正: "PVCS Version Manager Workstation 8.4" [DEF285066]

これは修正されました。

1.1.35 Version Manager Java 非逐次化の脆弱性 [DEF279191]

これは修正されました。

1.1.36 ユーザーの追加、コピー、削除アイコンに対するツールチップがプロジェクトセキュリティウィンドウの後ろに隠れてしまう [DEF289748]

これは修正されました。

1.1.37 File Server が破損したアーカイブへの 16回の更新の後、分割アーカイブの古いリビジョンをフェッチしない [DEF284776]

File Server のリビジョンライブラリに一つ以上の破損した delta.d アーカイブが存在する場合、File Server に代わって機能している DaemonServer は、破損した delta.d ファイルの16回の読みまたは、書き込みの要求の後、停止しました。これは修正されました。

1.1.38 詳細設定 - ISLVINI が間違った pvcs.ssoconfiguration.location ディレクティブを持っているとログインソースダイアログが表示できない [DEF286314]

このディレクティブを不要とすることで、この問題は修正されました。

1.1.39 vsplit が特定の壊れたアーカイブによりループから抜け出せない [DEF289108]

特定のタイプのアーカイブの破損により、vsplit の正当性チェックが終了しないことがありました。これは修正されました。

1.1.40 PCLI は値に二重引用符を含む場合、変数の値を現状のまま表示または、コピーできない [DEF289308]

PCLI は、値に二重引用符の文字を含むと変数のそのままの値をを表示または、コピーできませんでした。これは、Echo と Set コマンドに -tq (引用符を取り除く) オプションを付与することで値をそのまま表示または、コピーすることができます。例:

echo -tq "$EVENTUSERID:$EVENTPASSWORD"
set -tq PCLI_ID="$EVENTUSERID:$EVENTPASSWORD"

PCLI もしくは、環境変数 PCLI_TRIM_QUOTEStrue を設定することでも、このオプションを有効にすることができます。この場合、次のコマンドは上記の動作を行います:

set PCLI_TRIM_QUOTES=true
echo "$EVENTUSERID:$EVENTPASSWORD"
set PCLI_ID="$EVENTUSERID:$EVENTPASSWORD"

1.1.41 Linux/UNIX シェルから PCLI への引数の受け渡しの向上 [DEF282353]Δ

Linux/UNIX シェルから PCLI への引数の受け渡しでは、Linux/UNIX コマンドに対してエスケープ文字が必要となります (KB doc S141561 を参照)。 PCLI コマンドラインによる引数のハンドリングは、Linux/UNIX の一般的な動作にマッチするよう改善されました。これはコマンドラインから PCLI への引数による値の受け渡しにのみ影響します; PCLI スクリプト内部での引数の処理に変更はありません。

VM 8.6 以前:
$ pcli echo -ns "PCLI_VERSION=\\\$PCLI_VERSION"
Serena PVCS Version Manager (PCLI) v8.5.3.0 (Build 071) for Linux/80x86
Copyright (C) 1985-2015 Serena Software. All rights reserved.
PCLI_VERSION=8.5.3.0 en_US (Build 071)
$

VM 8.6 以降:
$ pcli echo -ns "PCLI_VERSION=\$PCLI_VERSION"
Serena PVCS Version Manager (PCLI) v8.6.0.0 (Build 370) for Linux/x86_64
Copyright (C) 1985-2017 Serena Software. All rights reserved.
PCLI_VERSION=8.6.0.0 en_US (Build 370)
$

動作変更: PCLI VM 8.6 以前で使用していたエスケープ文字は必要な分だけしか必要なくなりました。この変更をしたくない場合、環境変数 PCLI_PRE_VM9_QUOTING を作成し、以前の引数ハンドリングの動作に戻します。例:

VM 8.6 で以前のエスケープ文字を使用:
$ pcli echo -ns "PCLI_VERSION=\\\$PCLI_VERSION"
Serena PVCS Version Manager (PCLI) v8.6.0.0 (Build 370) for Linux/x86_64 Copyright (C) 1985-2017 Serena Software. All rights reserved.
PCLI_VERSION=\8.6.0.0 en_US (Build 370)
$

以前の引数ハンドリングに戻す:
$ export PCLI_PRE_VM9_QUOTING=true
$ pcli echo -ns "PCLI_VERSION=\\\$PCLI_VERSION"
Serena PVCS Version Manager (PCLI) v8.6.0.0 (Build 370) for Linux/x86_64
Copyright (C) 1985-2017 Serena Software. All rights reserved.
PCLI_VERSION=8.6.0.0 en_US (Build 370)
$

1.1.42 JP ローカライズ "Persist user credentials ..." が正確でない [DEF295173]

これは修正されました。

1.1.43 VM GUI が、CAC を使っている場合、SSO トークン情報を標準出力にダンプする [DEF292622]

これは修正されました。

1.1.44 CAC ユーザーが ACDB にいない場合、デスクトップクライアント GUI からの スマートカードログインで間違ったユーザー名を表示する [DEF293161]

これは修正されました。

1.1.45 Linux と UNIX 上の VM で 'bin' ではなく、'lib' ディレクトリに 'certutil' を持つ [DEF289822]

これは修正されました。

1.1.46 UNC パスで指定されている File Server でプロジェクトがアーカイブが見つからない場合、ファイル属性の表示に長い時間を要する [DEF295067]

これは修正されました。

1.1.47 プロジェクトの詳細設定からサブプロジェクトに対して、作成時に分割を無効にできない [DEF295124]

これは修正されました。

1.1.48 PCLI SetWorkLocation ${HOME} で始まるパスを割り当てできない [DEF276556]

これは修正されました。

1.1.49 PCLI デバッグの改善 [ENH282062]

環境変数 PCLI_SCRIPT_TRACE を使用することで、次の改善された PCLI のデバッグが有効になります:

1.1.50 VM が、SSO サーバー設定ファイルの中の LDAP サーバパスワードを暗号化するユーティリティーを提供 [INT289820]

パスワードを暗号化するには、次のコマンドを実行:

VM_Install_Dir\vm\common\bin\sso_encstring -e "パスワード"

出力結果は、SSO Configuration.xml ファイルのプレーンテキストに置き換わります。詳しくは、KB doc S141849 を参照ください。

1.2 IDE クライアントの不具合の修正

1.2.1 Eclipse RIDE: Eclipse 4.6 のサポート [ENH289053]

Eclipse 4.5 (Mars) & Eclipse 4.6 (Neon) のサポートが追加されました。

1.2.2 Eclipse RIDE 統合が 64-bit JDK を使用した場合、動作しない [DEF214081]

この問題は、Version Manager 64-bit サポートにより解決されました。

1.2.3 Eclipse と Visual Studio RIDE: チェックイン操作が取り消された時の不正な出力 [DEF268989]Δ

RIDE コンソールでの不正確なメッセージは修正されました。
動作変更: 複数ファイルのチェックイン時に、ユーザーが残りのファイルに対して、'No' を指定した時、不正なステータス、'Checked in file' (ファイルのチェックイン) に代わり、'Unlocked unchanged revision'(変更のなかったリビジョンのロックを解除) がログに表示されます。

1.2.4 RIDE App-Server: 関係のないプロジェクトへのアクセス失敗で、ソースコントロールからプロジェクトを開けない [DEF278544]

これは修正されました。

1.2.5 バージョン管理されているプロジェクトのファイルをバージョン管理されていないファイルで上書きすると Eclipse がファイルを削除する [DEF277996]

これは修正されました。

1.2.6 SCC ベースの IDE から VM 8.5.x が SSO ベースのプロジェクトデータベースを開けない [DEF287192]

これは修正されました。

1.3 Web クライアントの不具合の修正

1.3.1 バージョンアイテムの名前の変更操作の追加 [ENH276658]

詳細設定で名前の変更が有効な場合、Web クライアントでもファイル名の変更ができるようになりました。

1.3.2 VM I-Net Web クライアントが作成する一時ファイル .cmd がセキュリティソフトまたは、Windows の設定でブロックされる [DEF278397]

特定の操作により VM I-Net Web クライアントは、Diff/Merge ツールなどアプリケーションの起動で一時ファイル .cmd を %TEMP% ディレクトリに作成します。システムによっては、セキュリティソフトまたは、Windows の設定によりこれがブロックされます。エンドユーザーのシステム上の Default Location for New Applet Installations(新しいアプレットインストレーションのデフォルトのインストール場所) を変更することで (/vminet_install.html から) 実行ファイルのディレクトリは変更できます。しかし、一時ファイル .cmd は変わらず %TEMP% に書き込まれていました。

今後は、.cmd ファイルはアプレットディレクトリのサブディレクトリ "launchers" に作成されます (DefaultLocationForNewAppletInstallations\serena.vm-*-*\launchers)。

1.3.3 VM I-Net でエラー "java.lang.IllegalStateException: unread block data" または "java.io.StreamCorruptedException: Unread data" が発生する [DEF152251]

これらのエラーは次のシナリオのいずれかが該当すると表示されます:

今後、Version Manager は、OS からレポートとして、IOException を表示します。

1.3.4 VM I-Net Web クライアントが、ファイルの取得または、チェックアウト先が書き込みできないとハングする [DEF276534]

これは修正されました。 Version Manager は OS からのレポートとして、IOException を表示し、次のファイルの処理を行うようになりました。

1.3.5 SSO 認証が使用されていると、VM I-Net Web クライアントが、Internet Explorer で SourceBridge 経由で issue と関連付けができない [DEF250608]

これは修正されました。

1.3.6 VM I-Net Web クライアントが、Internet Explorer で互換モードの時、HTTPS が機能しない [DEF272901]

これは修正されました。

1.3.7 ログインページが表示されている間に、Tomcat が再起動されると、VM I-Net Web クライアントが正しく動かない [DEF276721]

ユーザーが長時間ログインページを表示したままの状態で、Serena VM Web Application Server を動かしている Tomcat インスタンスが再起動されると、ユーザーは変わらずログインはできるが、その後、"Unexpected Error has occurred" メッセージを受け取ります。これは修正されました。

1.3.8 VM I-Net: ファイルの追加時の関連付けでディレクトリを選択すると、"Empty Selection Set" で失敗する [DEF288710]

これは修正されました。

1.3.9 VM I-Net: サーブレットがデバッグモードで稼働していると作業ファイルの追加ができない [DEF281367]

これは修正されました。

1.3.10 VM I-Net: 破損したアーカイブがプロジェクトにあると、VM Web クライアントはファイルのプロジェクト表示ですべてのファイルを表示しない [DEF278785]

これは修正されました。

1.3.11 VM I-Net Web クライアントアプレット証明書が、2017年2月25日金曜日で切れる [DEF296482]

これは修正されました。

1.3.12 VM I-Net: 非 ASCII のファイルを外部のビューア(Excel など)で HTML 形式で表示させると不正なファイル名となる [DEF276097]

これは修正されました。

1.3.13 VM I-Net: 正しい MIME タイプを追加しても Visio ファイルを HTML として表示で表示することができない [DEF229579]

この問題は解決されました。この機能を使うには、次を追加する必要があります:

vsd=application/vnd.visio

ファイル VM_Install_Dir\vm\common\pvcsprop\pvcs\vm\mimetypemapper.properties に追加し、ブラウザが確実に正しい MIME タイプを受信するようにします。

1.3.14 VM I-Net Web クライアントが、Firefox で Java 8 Update 91 (1.8.0_91) にアップグレード以降機能しない [DEF284894]

Java Plug-in を JRE 8 Update 91 にアップグレードすると、VM I-Net Web クライアントを Firefox 経由で使用しようとすると、エラー: "This browser has no Java Runtime Environment (JRE) or access to it was blocked." で失敗します。これは、Firefox の JRE での特定の変更が原因です。

これは修正されました。この修正は、VM 8.5.3 の Patch 003 でも有効です。

1.3.15 VM I-Net Web クライアントで 'ddd' と 'dddd' により曜日の表示が可能に [ENH223546]

曜日が表示されるようサーブレットの日付書式で 'ddd' と 'dddd' がサポートされました。

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2.0 Version Manager 8.5.3.0 で修正された不具合

2.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

2.1.1 File Server vtransfer ユーティリティが、「ユーティリティの使用を許可」の設定を無視して、ファイルの削除または移動が行える [DEF252641]

これは修正されました。

2.1.2 日本語と英語 VM バージョンの Windows インストーラの統一 [ENH262987, DEF266672, DEF266372]

Version Manager は、日本語の Windows 環境を検出する単一インストーラとなります。追加のローカライズサポートのインストールをお勧めします。

2.1.3 デスクトップクライアントが、右クリックコンテキストメニューによるラベル名のコピー、ペーストをサポートしない (Windows のみ) [DEF258878]

これは修正されました。

2.1.4 FS Admin の変更により削除されるべき、server-config.wsdd のバックアップファイルを作成する [DEF265030]

これは修正されました。

2.1.5 空の "pvcsldap.ini" ファイルが作成される場合がある [DEF265634]

これは修正されました。

2.1.6 vmprofile と vmcshrc が tty なしで処理すると、 "Must be attached to terminal for 'am I' option" エラーを表示する [DEF265981]

これは修正されました。

2.1.7 PDB がデスクトップクライアントからコピーされると VCSDIR ディレクティブが更新されない。[DEF249135]

プロジェクトデータベースがデスクトップクラアイントの、編集 -> コピー を使ってコピーされた場合、コンフィグレーションファイルの VCSDIR ディレクティブが目的の場所に更新されません。
これは修正されました。

2.1.8 日本語版の PvcsMerge ツールが存在しない。[DEF257622]

VM 8.5.1 日本語版にローカライズされた PvcsMerge が存在しませんでした。
これは修正されました。

2.1.9 vlog 出力にロック時間を含む [ENH268520] Δ

変更履歴の出力のロックセクションに、アーカイブに対するロック時間を含むようになりました。変更履歴の出力は、pcli vlog または、 vlog (CLI) コマンドにより取得できます。デスクトップクライアントでは、「履歴の表示」、Web クライアントでは、「履歴」です。
動作変更: CLI または、PCLI vlog コマンドの出力を解析するスクリプトをお持ちの場合、スクリプトが追加された情報をうまく処理できません。ISLV.INI または、.islvrc ファイルの [PVCSGUI_6.5] セクションに、pvcs.showLockDateInVlog=0 を追加することで、このロックタイムスタンプの表示を無効にすることができます。

2.1.10 JRE の最新 7u80 バージョンへの更新 [ENH267886]

組み込みの JRE バージョンは、最新(かつ最後の) JRE 7 代にアップグレードされました。

2.1.11 Version Manager サービスの脆弱性: Admin ツール (VPADMIN) EXE へのパスに、引用符を含んで Windows サービスが作られるべき [DEF254142]

これは修正されました。

2.1.12 サーバ自身からの ローカル IP アドレスによる接続は毎回は認識されない [DEF266043, DEF237838]

複数 IP アドレスを含むシステムで、IPv4 / IPv6 の混在設定の場合、Version Manager が時々、クライアントがサーバ上のローカルか検出できませんでした。File Server の設定によって、File Server Admin ユーティリティの特に、readdb、makedb、vsplit、vtransfer の実行に影響します。
これは修正されました。

2.1.13 Solaris 上の Version Manager が、非互換の LD_LIBRARY_PATH にある、Java ディレクトリにより、悪影響を受ける [DEF262295]

これは修正されました。

2.1.14 VTRANSFER 名前の変更コマンド (-r) によりパス区切りが使われているとディレクトリからファイルが削除できてしまう [DEF265309]

これは修正されました。

2.1.15 vtransfer -c -z (ディレクトリのコピー) と vtransfer -r -z (名前の変更 / ディレクトリの移動) がファイルなしではディレクトリを保持しない [DEF234926]

これは修正されました。

2.1.16 PCLI AddFiles コマンドの非表示だったオプションの表示 [ENH238425]

AddFiles に対するオンラインヘルプ (-h) でオプション -ph (階層の保持)、-pw (作業ディレクトリ階層の保持)、-r (最初のリビジョン番号) と -n (存在する場合、新しいアーカイブを生成)の説明が表示されるようになります。

2.1.17 デスクトップクライアント: Diff/Merge ツールが変更できない。 [DEF232742]

これは修正されました。

2.1.18 5.3/6.0 プロジェクトドメインに Version Manager 8.4.6 Combo Hotfix 1 としてアクセスできない [DEF267529]

これは修正されました。

2.1.19 VTRANSFER ユーティリティを使って、古い File Server 上の分割アーカイブの名前の変更をすると機能しないアーカイブが残される [DEF264542]

VM 8.4.6 以降から、VTRANSFER を使って、VM 8.1.3.2 以前の File Server 上の分割アーカイブのアーカイブリビジョンライブラリの名前の変更をしないため、機能しないアーカイブが残されました。
これは修正されました。

2.1.20 履歴の表示、pcli vlog -l と vlog -l 出力が複数ロックを含む場合、同じリビジョンのコピーが表示される [DEF265753]

これは修正されました。

2.1.21 Linux 上で、VCSID ログインソースを使用して、HOST が username でない場合、デスクトップクライアント/PCLI がクラッシュする [DEF263762]

これは修正されました。

2.2 IDE クライアントの不具合の修正

2.2.1 Version Manager と Visual Studio 2013 の連携 [ENH257170, DEF267613, DEF264501]

Visual Studio 2013 のサポートが追加されました。

2.2.2 Version Manager と Visual Studio 2015 の連携 [ENH263118, DEF263781, DEF263801, DEF264634, ENH264376, DEF267613, DEF264501]

Visual Studio 2015 のサポートが追加されました。

2.2.3 Visual Studio RIDE: バインディング操作後、Visual Studio 断続的にクラッシュする。 [DEF241216]

これは修正されました。

2.2.4 Visual Studio RIDE: サーバサイド処理が有効な場合、ログインソース HOSTID に対してサーバアカウントが利用される [DEF232705]

ログインソース HISTID を持つプロジェクトデータベースに対してサーバサイド処理を使用する際、RIDE 操作はサーバ上で Serena VM Web Application Server プロセスを稼動しているユーザーとして実行される。
これは修正されました。

2.2.5 Visual Studio RIDE: 書き込みが有効な場合、作業ファイルを読み取り専用に設定しない [DEF263226, ENH263934, DEF263467] Δ

VM 8.5.3 以前では、プラグインオプションで '書き込み可能とする' オプションが有効でもファイルは、'ソースコントロールから開く' 操作の後、読み取り専用となりました。
動作変更: 現在、すべてのファイルに対するすべての操作で、'書き込み可能とする' フラグは '読み取り専用とする' フラグを無効にします。従って、'読み取り専用ファイルの上書き' のメッセジーは表示されません。

2.2.6 Visual Studio RIDE: プロジェクトファイルを読み取り専用としない [DEF263225, DEF264634] Δ

VM 8.5.3 以前では、すべてのプロジェクトとソリューションファイルは、'ソースコントロールから開く' 操作の後に読み取り専用となった。
動作変更: 現在、すべてのプロジェクトとソリューションファイルはすべての操作の後、常に書き込み可能となります。

2.2.7 Visual Studio RIDE: 'Output' がアプリケーションで空。 [DEF236053]

これは修正されました。

2.2.8 Eclipse Juno/Luna RIDE: 'Activated Issue' が Eclipse でハングする。 [DEF244677]

これは修正されました。

2.2.9 Visual Studio 2008 日本語版 RIDE: 'Change Binding' オプションが見当たらない。 [DEF265821]

これは修正されました。

2.2.10 Visual Studio RIDE: Visual Studio 日本語版 RIDE ローカライズプラグインが壊れる。 [DEF265790]

これは修正されました。

2.2.11 Eclipse RIDE: ローカルファイルに対する削除へのプラグインの警告メッセージ。 [ENH243154]

ローカルファイルを削除しようとすると、事故的なファイルの削除を防ぐためのアラートが表示されます。

2.2.12 Eclipse RIDE: プラグインは、新しいフォルダが作成された場合、外部変更を見ない。 [DEF253142]

これは修正されました。

2.2.13 Eclipse RIDE: ワークスペースを比較した際の競合が解決されない。 [DEF256820]

これは修正されました。

2.2.14 Visual Studio RIDE: AppServer-.Net: 移行ウィザードでプロジェクトを開く時のエラー "BEEP"。 [DEF197329]

これは修正されました。

2.2.15 Eclipse Ride: 一つのファイルが選択されている場合、"すべてに適用..." アクションが正しく動作しない。 [DEF268583]

これは修正されました。

2.2.16 Eclipse RIDE: キャンセルアクション後のチェックインが正しく動作しない。 [DEF268426]

これは修正されました。

2.2.17 Eclipse RIDE: サーバサイド処理が有効な場合、ログインソース HOSTID に対してサーバアカウントが利用される [DEF266897]

ログインソース HISTID を持つプロジェクトデータベースに対してサーバサイド処理を使用する際、いくつかの RIDE 操作(ワークスペースの比較など)はサーバ上で Serena VM Web Application Server プロセスを稼動しているユーザーとして実行される。
これは修正されました。

2.3 Web クライアントの不具合の修正

2.3.1 Solari 上の Web クライアントが、32-bit JRE を 64-bit として誤って検出しるため、ロードに時々失敗する [DEF250342]

これは修正されました。

2.3.2 Web クライアントは、デスクトップクライアント GUI で名前が変更されたファイルのリビジョンの表示で例外を投げる [DEF264729]

これは修正されました。

2.3.3 Web クライアントダイアログの内容が有効な領域のために伸ばされるべき [ENH245079, DEF264806]

いくつかのダイアログの内容がその表示領域が適当でなく、読みづらいものがありました。
これは修正されました。

2.3.4 Web クライアントがクライアントへ関連したエラーメッセージとして間違ったパス表示する (vm\inet\temp\pvcs の中) [DEF179189]

これは修正されました。

2.3.5 Web クライアント相違点の表示ダイアログ: リビジョンフィールドへの手動での入力 [ENH226246]

現在、追加の選択ウィンドウなしで、リビジョン情報を手動で入力することができます。

2.3.6 Web クライアントが、Java がブロックされている時ののみ、”このブラウザには、Java Runtime Environment がありません”と表示される [DEF267153, ENH268623]

あらゆる原因に対してヒントとなるメッセージが追加されました。

2.3.7 Web クライアントの複数ブラウザのサポート [DEF265383]

これは修正されました。

2.3.8 Web クライアントがアーカイブが存在しない時に、既存のバージョン管理ファイルを再追加される際に正しくないエラーメッセージを表示する [DEF263563]

これは修正されました。

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3.0 Version Manager 8.5.2.0 で修正された不具合

3.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

3.1.1 IPv6 サポートの追加 [ENH191524]

アプリケーションサーバと VM クライアントは、IPv6 のみの環境において HP-UX を除く全てのプラットフォームと通信できるように改良されました。 AIX では、Serena License Manager (SLM) との通信のみは、今後も IPv4 ベースである必要があります。

3.1.2 UNIX/Linux: 「名前の変更」が File Server ベースの PDB に対して動作しない [DEF257753]

UNIX/Linux プラットフォームでは、内部パスストレージがコピー処理においてパスを正しく保存しないことがあり、その後の名前の変更処理が失敗することがあります。
これは修正されました。

3.1.3 Version Manager Server Admin (VPADMIN) のファイルサーバプロジェクトデータベースのダイアログが、日本語のプロジェクトデータベース名に対して不正な文字を表示する [DEF257503]

プロジェクトデータベース名が日本語の文字を含む場合、プロジェクトデータベースのリストが不正な文字を表示します。
これは修正されました。

3.1.4 ログインダイアログでユーザが不正なパスワードを入力した場合、または、設定ファイルに問題がある場合、デスクトップクライアント GUI が無反応となることがある。 [DEF261032]

プロジェクトデータベースにパスワードを必要とするログインメソッドが設定されているとき、ログインダイアログで不正なパスワードを入力すると、GUI が無反応となりアプリケーションの再起動が必要となります。この現象は、不正な SSO サーバ URL のようなログインソースの設定に問題があるときにも生じます。
これは修正されました。

3.1.5 ディレクトリ名に ROOT が含まれるパスのアーカイブにアクセスできない [DEF256144]

アーカイブを格納するパスに「ROOT」が含まれているとき、そのアーカイブへのアクセスが失敗します。
これは修正されました。

3.1.6 SSO ログインを使用しているとき、新しい axis2 一時ファイルハンドラが単一システム上で並列に実行されている複数の PCLI プロセスを停止させる [DEF261700]

VM 8.5.0 には、新しい一時ファイルハンドラを含む新しいサードパーティ axis2 モジュールが含まれています。残念ながら、このコードが SSO で認証され並列に実行されている複数の PCLI プロセスの動作を正常に処理できていませんでした。
これは修正されました。

3.1.7 Linux: PCLI および GUI が、「スタックガードを無効化する可能性がある /usr/serena/vm/common/lib/linux/libpvcsjvms.so ライブラリをロードしました」と表示する [DEF247911]

これは修正されました。

3.1.8 VM GUI が、マルチモニタ使用時に設定画面のダイアログを正しく表示しない [DEF246552, DEF260437, DEF247918, DEF260437]

これは修正されました。

3.1.9 VM File Server 上の PDB に pvcsid.ser ファイルが存在しないとき、「Array Index Out of Bounds」エラーとなる [DEF241681]

File Server 上の PDB に pvcsid.ser ファイルが存在しない場合、エントリの追加時または pcli ScanPDB による pvcsid.ser ファイルの再構築時に、「Array Index Out of Bounds」エラーとなります。
これは修正されました。

3.1.10 vjournal -oGET journal.vcs コマンドが、ロックしない取得処理のみを表示する [DEF247362]

vjournal option -oGET コマンドは、ロックする取得処理(チェックアウト)およびロックしない取得処理(ログされるように設定してある場合)の両方を表示すべきですが、後者のみが表示されます。
この問題は修正されました。-oGET オプションは、両方のタイプの取得処理を表示します。
ロックする取得処理のみを表示する場合は、vjournal -oCHECKOUT を使用してください。
ロックしない取得処理のみを表示する場合は、vjournal -oGETNOLOCK を使用してください。

3.1.11 デスクトップクライアント GUI 起動直後、プロジェクトリストのスクロールが正常に動作しない [DEF247366]

これは修正されました。

3.1.12 取得イベントトリガが __EventLock__ を表示しない [DEF252250]

プロジェクトのイベントトリガ設定ダイアログが、トリガのオプションとして表示されるべき __EventLock__ オプションを表示しません。
これは修正されました。

3.1.13 Serena VM Web Application Server によって使用されている JRE に、SSL 接続の確立を間欠的に拒否する不具合がある [DEF254144]

この問題は JRE をアップグレードすることにより修正されました。

3.1.14 Tomcat サーバにセキュリティ脆弱性が存在する [DEF254145]

これらの問題は Tomcat version 7.0.55 へアップグレードすることにより修正されました。

3.1.15 File Server Background Processor の起動時間を変更する方法が必要 [ENH83354]

Version Manager File Server は、リビジョンライブラリのメンテナンスをするために、1日1回 Background Processor タスクを実行します。このタスクはリソースに負荷がかかる可能性があるため、File Server 管理画面にその実行時間を設定する機能が追加されました。これにより管理者は、システム利用に影響しない時間を選択することができます。

3.1.16 VSQL コマンドが、 -DV"VARCHAR2(....)" を使用したとき、「Archive Description」と「Revision Update Note」フィールドが除外された INSERT 文を生成する [DEF252039]

これは修正されました。

3.1.17 Version Manager Server Admin (VPADMIN) で maxAddFilesToAssociate パラメータを変更できない [DEF242203]

上記および他のパラメータは、VPADMIN の Advanced タブで変更できるようになりました。

3.1.18 「ファイル -> プロジェクトデータベースを開く」からプロジェクトデータベースへアクセスするために要する余分な手順を削除 [ENH248487, ENH230402] Δ

VM 8.4.6 より古いバージョンでは、「ファイルサーバ」を選択することによりプロジェクトデータベースのリストが表示されました。VM 8.4.6 では、この操作はリストまたはパスマップのリストを選択する中間画面に遷移しました。弊社はお客様から、この中間手順を削除するリクエストをいただきました。
この機能は実装されました。「ファイルサーバ - プロジェクトデータベース画面」および「ファイルサーバ - パスマップ画面」は、ドロップダウンリストから直接アクセス可能となりました。

動作の変更: 上記2つの画面を表示するための中間画面、および、ドロップダウンの「ファイルサーバ」項目が削除されました。

3.1.19 File Server 設定ファイル server-config.wsdd が、ディスクボリュームの空き容量がなくなったとき、0バイトのファイルに置き換えられる [DEF256562]

これは修正されました。

3.1.20 Linux/Unix: pvcsstart.sh が root として実行されることを防ぐ処理を追加 [ENH255321]

上記処理は実装されました。Serena VM Web Application Server ランチャ である pvcsstart.sh は、実行ユーザが Version Manager をインストールしたユーザと異なる場合は警告を表示します。また、実行ユーザが root の場合は、オーバーライドオプションが選択されない限り起動処理を終了します。

3.1.21 ユーザが 9個以上のグループのメンバであるとき、vaccess.c の is_group_member() が異常終了することがある [DEF258062]

これは修正されました。

3.1.22 PCLI List コマンドがブランチリビジョンを参照するより簡単な方法をサポート [ENH259617]

PCLI List コマンドは、バージョン管理ファイルのブランチリビジョンを参照するより簡単な方法をサポートしました。以前は、ブランチリビジョン 1.0.1.2 へアクセスするためには、/chess/server/server.bat/1.0/1.0.1/1.0.1.2 のようなエンティティパスが必要でした。このリリースでは、より理解しやすいパス /chess/server/server.bat/1.0.1.2 を使用できます。

3.1.23 プロジェクト設定ダイアログが、LDAP 画面でファイルブラウザを使って他の pvcsldap.ini ファイルを選択したとき、閉じることができない [DEF154299]

VM 8.2.0.0 以降において、LDAP 画面でファイルブラウザを使って pvcsldap.ini ファイルを変更すると、適用と OK ボタンがプロジェクト設定ダイアログを閉じることができなくなるため、設定変更を反映できませんでした。ダイアログを閉じる唯一の方法はキャンセルであるため、変更内容は保持されませんでした。
これは修正されました。

3.1.24 UNIX 上の VM - ファイルサーバ上の PDB において失敗したファイルの追加処理のロールバック時に、メタデータアーカイブが削除されない [DEF262513]

Linux または UNIX 上で実行する Version Manager インスタンスにおいてファイルの追加処理が失敗すると、失敗した処理によって一時的に削除されたメタデータアーカイブがリモートのファイルサーバに存在する場合、それらが削除されません。
これは修正されました。

3.1.25 ファイルサーバ上で書き込みユーティリティが有効になっていないとき、ファイル追加処理が失敗した場合、対応するリビジョンライブラリディレクトリが削除されない [DEF254147]

スプリットアーカイブを含むファイルの追加処理が失敗した場合に Version Manager がロールバックするときにリビジョンライブラリ (RevLib) を削除することを目的とした VM 8.3 の DEF166804 の修正には、ファイルサーバ上において書き込みユーティリティが有効である必要があるという文書化されていない制限がありました。
この制限は取り除かれました。

3.2 IDE クライアントの不具合の修正

3.2.1 Version Manager と Eclipse Luna (4.4) のインテグレーション [ENH257177]

Eclipse Luna のサポートが追加されました。

3.2.2 Version Manager と Eclipse Kepler (4.3) のインテグレーション [ENH249358]

Eclipse Kepler のサポートが追加されました。

3.2.3 Eclipse RIDE: バックグラウンドでファイルをインポートしている間、ユーザがファイルを編集できない [DEF255635]

ファイル編集処理が、インポートされているプロジェクトだけでなく、全プロジェクトにおいてブロックされます。
これは修正されました。

3.2.4 Eclipse RIDE: サーバサイド処理を使用しているとき、コミット処理中のステータス画面に処理済ファイルのパーセントが表示されない [DEF256507]

これは修正されました。

3.2.5 Eclipse RIDE: サーバサイド処理を使用しているとき、多数のファイルセット (~ 10,000+ ファイル) に対する Ongoing Changes のコミットが無反応となる [DEF254075]

これは修正されました。

3.2.6 Eclipse RIDE: サーバサイド処理を使用しているとき、小さいファイル (~ 1kB) が多数存在する場合、ワークスペースのアップデートが無反応となる [DEF248601]

これは修正されました。

3.2.7 Eclipse RIDE: ファイルチェックアウト時の「キャンセル」処理が正常に動作しない [DEF255618]

これは修正されました。

3.2.8 Serena VM Web Application Server は、VM 8.5.1 以前のクライアントからの RIDE サーバサイド処理リクエストを拒否する必要がある [ENH254860] Δ

動作の変更: 上記問題の修正を実装するために、RIDE クライアントと Serena VM Web Application Server 間の連携が大きく改善されました。しかし、1つの 8.5.1 以前の RIDE クライアントがこれらの改善を無効にする可能性があります。これを防ぐため、サーバは古いクライアントをデフォルトで拒否します。

古い RIDE クライアントからの接続を許可する 緊急の 必要性がある場合は、Serena VM Web Application Server の ISLV.INI / .islvrc に下記を追加することができます :

[APP_SERVER]
pvcs.appserver.rejectClientsWithoutHugeSetsCapability=false

3.3 Web クライアントの不具合の修正

3.3.1 Version Manager は、ブラウザプラグインを利用するために最新の Java リリースをサポートすべき [ENH255933]

VM I-Net Web クライアントは、Update 71 までの Java 7 と、Java 8 (1.8.0_25) を正式にサポートします。

3.3.2 SBM (TeamTrack) の IssueLink の失敗が VM 8.2 に無視される [DEF229351]

Version Manager は、SourceBridge Web クライアント経由の VM I-Net Web クライアントからの issue の関連付け失敗を無視します。
これは修正されました。

3.3.3 WebDav: 特定のファイルを指す URL でより簡単なブランチリビジョンへのアクセスをサポート [ENH259617]

中間のブランチリビジョンを指定することなく、ファイルのブランチリビジョンへアクセス可能となりました。この修正が行われる前は、ブランチリビジョン 1.0.1.2 へアクセスするためには、/chess/server/server.bat/1.0/1.0.1/1.0.1.2 のようなパスが必要でした。このリリースでは、より分かりやすいパスである /chess/server/server.bat/1.0.1.2 も利用可能となりました。

3.3.4 プロモーションモデルが設定されたプロジェクトにおける取得時に、不正な警告およびエラーメッセージが表示されることがある [DEF246207]

プロモーションモデルを設定したプロジェクトを使用している時、リビジョンフィールドにバージョンラベルまたはリビジョン番号を指定して取得すると、プロモーショングループが選択されていないにも関わらず、「取得処理では、グループ名とリビジョン/バージョンは相互排他です」という警告を表示することがあります。また、プロモーショングループを指定することなくプロモーショングループに基づくリ強制リビジョンルックアップの取得を実行すると、グループが存在しないことを示すのではなく、「パラメータ <ArchivePath> の値 <> は不正です」エラーで失敗することがあります。
これらの問題は修正されました。

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4.0 Version Manager 8.5.1.0 で修正された不具合

4.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

4.1.1 デスクトップ機能を選択しないと、VM パッチをシステムにインストールできない [DEF226981]

Windows 上の VM のフルインストール時に、"デスクトップクライアント" 機能を選択されていない場合、その後のそのシステムへの VM パッチができません。
この不具合は修正されました - パッチはどんなインストールにも適用可能になりました。

4.1.2 8.4.6 と 8.5.0 でのパフォーマンスの低下 [DEF251542,DEF251070]

アーカイブパスの格納のためメモリの最適化が改善しましたが (DEF238716, DEF251070)、すべてのクライアントにおいてパフォーマンスの低下の原因となりました。
この不具合は修正されました - VM スピードは、8.4.6 と同等です。

4.1.3 APR ベースの Apache Tomcat Native ライブラリが見つからない [ENH246257]

Serena VM Web Application Server が、APR ベースの Apache Tomcat Native ライブラリが見つかりませんでしたというメッセージを表示し、不安を招きました。
この不具合は修正されました - このメッセージは抑制されました。

4.1.4 VS RIDE 連携が、SQL Server に関連したプロジェクトファイル (dtproj) をサポートしない [DEF245140]

これは修正されました。

4.1.5 サーブレットの説明に、ウムラウトが含まれると VM Inet が機能しない [DEF252473]

VM Server Admin ツール (VPADMIN) は、サーブレットの説明フィールドの中にある、Unicode 文字を正しくハンドルしなかったため、VM I-Net サーバを利用できませんした。
これは修正されました。

4.2 IDE クライアントの不具合の修正

4.2.1 RIDE サーバサイド: パフォーマンスの向上 [ENH245261, ENH246647]

Application Server との通信には、とても大きな MTOM メッセージを含む場合があり、これはすべてのクライアントに対するサーバのレスポンスに影響します。
この不具合は修正されました - Application Server は、現在ネットワークスピードに注意し、メッセージを、11MB 以下に抑えます。これによりサーバの安定性と反応性が向上します。

4.2.2 Eclipse Ride: 複数プロジェクトを並行で使用すると間違った操作が実行される [DEF251745]

Eclipse RIDE クライアントは複数の大きな並行リクエストがサーバにあると問題がありました。
この不具合は修正されました - RIDE はユーザに見えるタスクキューを管理するようになりました。

4.2.3 RIDE リビジョンの比較でのパフォーマンスの問題 [DEF78623]

Eclipse RIDE は、プロジェクトに必要なものだけでなくすべてのプロジェクトデータベースのメタデータをロードしました。これにより初回の操作の大きな遅延の原因となりました。
この不具合は修正されました - 改善されたロードプロセスにより、メモリの使用量と実行時間が削減されました。

4.3 Web クライアントの不具合の修正

4.3.1 VM I-Net Web クライアントがいくつかの状況下で DaemonServer に接続できない [DEF253978]

servers.ini に定義されている一つ以上の File Server に到達できない問題があると、DaemonServer の開始に失敗することがあります。
これは、VM I-Net 操作の数により、ローカル File Server からの非キャッシュリビジョンのフェッチに失敗しました。
この不具合は修正されました - DaemonServer は、File Server の問題に関係なく動作します。

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5.0 Version Manager 8.5.0.0 で修正された不具合

5.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

5.1.1 PVCS Diff/Merge ツールが前回選択されたフォントを記憶していない [DEF236593]

PVCS Diff/Merge ツールが毎回起動の度に、デフォルトフォントで開始されました。
この不具合は修正されました - 最後に設定されたフォントが保存されます。

5.1.2 アップグレード後、Version Service axis2 が間違った、.jar ファイルを使用する [DEF235710]

Version Manager インストーラがインストールディレクトリをクリーンアップしないため、axis2 のエラーの原因となりました。この不具合は修正されました。

5.1.3 イベントトリガの値、EVENTFQPWORKFILE が PreCreateArchive と PostCreateArchive(アーカイブの作成前後イベント)トリガに対して正しい値を持たない [DEF234526]

Version Manager コマンドラインマクロ、環境変数と EventParmFile が EVENTFQPWORKFILE に対して正しい値を持ちません。この不具合は修正されました。

5.1.4 VM 新しいラベルの名前に CR/LF 文字が含まれる場合、受け付けないべき [DEF225374] Δ

PCLI スクリプトで付与される場合、バージョンラベルは、CR/LF 文字を含むことができません。これは修正されました。
動作変更: DISABLEBADLABELFILTER ディレクティブが設定されている場合、文字 CR/LF は禁則文字となっています。

5.1.5 mutexError エラー (pvcs.exception.FsMutexException failed to lock lockable) [DEF233848]

VM 8.4.6 へアップグレード後、いくつかのシステムで断続的にミューテックスエラー "failed to lock lockable" が表示されます。
これは修正されました - ミューテックスの実行待ちは向上しました。

5.1.6 VM GUI でプロジェクトデータベースパスに、日本語の '5c' コード文字が使われる [DEF233322]

ファイルまたはプロジェクトに日本語の '5c' コード文字が使われるとデスクトップクライアントでエラーが発生します。 これは修正されました。

5.1.7 Tomcat 7.0.25 の脆弱性 [DEF228365]

Tomcat 7.0.25 のセキュリティの脆弱性がのため、Version Manager は、Tomcat 7.0.34 を使うようになりました。

5.1.8 デスクトップクライアント GUI のプロモーショングループタブでの選択されたプロモーショングループの反転表示色の問題 [DEF227815]

デスクトップクライアントのプロモーショングループタブで選択されたエントリが青地に黒い文字で表示され、読みづらくしていました。
これは修正されました - 選択されたエントリは、青地に白い文字が使われます。

5.1.9 VM クライアントでファイル名の変更機能(オプションでアーカイブ名も変更)の提供 [ENH10271] Δ

Version Manager で管理されているファイルのアーカイブ名の変更ができませんでした。
動作変更: Version Manager デスクトップクライアントでアーカイブ名の変更が可能になりました。

次の設定でデスクトップクライアント GUI ユーザに対して、有効または、無効にできます。 詳細設定 | アーカイブ | 変更 | 作業ファイルが名前の変更/移動時にアーカイブの名前の変更/移動
ユーザによるファイル名の変更を回避するには、新たに追加されたプロジェクト権限 作業ファイルとアーカイブの名前の変更/移動 を削除します。.

今のところ、以前から存在する、SCC と RIDE ユーザによるファイル名の変更機能にはどちらにも影響しません。名前または、アーカイブの場所を変更しません。

5.1.10 Serena VM application server での、log4jに対する警告 [DEF218814]

警告 "log4j:WARN No appenders could be found for logger" が、Version Manager application server コンソールに出力されました。これは修正されました。

5.1.11 特定の文字が含まれるパスから PKCS#12 DLL に接続されると、CAC ログインに失敗する [DEF218433]

ActivClient がデフォルトディレクトリにインストールされている Windows 64 ビットシステム上で、CAC ログインを使用すると、エラー "CAC Login Error: Unable to load pkcs11 provider" が表示されました。
次の記号がパス中に使用できませんでした。 '(', ')', '~', '"'。これは修正されました。

5.1.12 UNIX / Linux 上の VM で sso-gatekeeper.log ファイルがない [DEF202673]

UNIX/Linux 上の Version Manager は、vm/common/tomcat/logs/sso-gatekeeper.log ファイルを持たないため、"catalina.out" ファイルの中でエラーとなりました。これは修正されました。

5.1.13 チェックアウト、チェックイン権限の名称を Get と Put に変更 [ENH206826] Δ

Version Manager デスクトップクライアントのセキュリティ管理権限 "チェックアウト" と "チェックイン" が、アクセスデータベース権限と一致せず混乱する原因となりました。
動作変更: デスクトップクライアントは次の権限を持ちます Get, Get チップ, Get チップ以外, Put, Put チップPut ブランチ

5.1.14 VM インストールプロセスがインストール中に、ActivClient 6.2 を見つけられない [DEF190967]

ActivClient 6.2 がインストールされている場合、Version Manager インストーラが PKCS#12 DLL の場所を vm\common\pvcsprop\pvcs\vm\sso\card.config に記録できませんでした。
これは修正されました - ActivClient 6.2 がインストールされている場合に、DLL の場所を記録できるようになりました。

5.1.15 File Server で、pvcsfs.log でなく、デフォルトで、tomcat.log に出力される [DEF185049]

Version Manager File Server が pvcsfs.log でなく、tomcat.log に出力されました。これは修正されました。

5.1.16 PCLI "set var=value" 構文が、var が、@ で始まる場合、ファイルを正しく展開しない [DEF127387]

PCLI スクリプトの構文で値が、'@' 文字で始まる場合、正しくない。
これは修正されました - PCLI スクリプトは正しく解析されます。

5.1.17 プロモート前後 イベントリガから、 EVENTREVISION にアクセスできない [DEF41179]

Version Manager デスクトップクライアントからプロモートした際に、プロモーションイベントトリガでもリビジョン番号を取得する方法がありませんでした。
これは修正されました。プロモート前後トリガで、EVENTREVISION の値が算出されます。

5.1.18 手動で追加されるユーザに対するセキュリティ権限の作成 [ENH72519, ENH187818] Δ

手動で作成されたユーザは、自動で作成されるユーザと異なり、変更するオプションがなく、デフォルトで常に、Unlimited 権限が与えられました。
動作変更: Version Manager デスクトップクライアントから手動で追加されるユーザに対して、デフォルト権限を定義できるようになりました。 メニュー 管理 | セキュリティ | 新規ユーザ権限 ダイアログ
さらに、自動的に作成されるユーザについても同じ権限を設定可能になりました 詳細設定 ダイアログ | セキュリティ | ログインソース | ソースの詳細

5.1.19 PCLI: "for var in $[...]" で展開される内容について空白文字を保持 [DEF229581]

PCLI は、$[...] コマンドで返される出力結果に対して、空白文字を保持します。
スクリプに空白文字をカットさせたい場合、PCLI で環境変数 PCLI_TRIM_AUTOVAR を作成し、値 true を与えることで以前と同じ動作をさせることができます。

5.1.20 LDAP テスト操作は、LDAP_ADMINLIMIT_EXCEEDED 応答を失敗ではなく、成功として扱うべき [DEF231501]

LDAP ログインソースが設定され、テスト操作中に、LDAP サーバが LDAP_ADMINLIMIT_EXCEEDED を返すとき、これを失敗として取り扱われ、LDAP サーバの使用を妨げていました。
これは修正されました - Version Manager は、テスト接続中に LDAP_ADMINLIMIT_EXCEEDED 応答があり、選択された設定が一つ以上の結果を提供する場合、成功を返します。

5.1.21 UNIX/Linux インストールに対して、デフォルトで、Web サーバとして Tomcat を設定するリクエスト [ENH237764] Δ

UNIX/Linux のインストール手順で、3rd パーティの Web サーバを設定するのが分かりづらく、何も選択せずに、3rd パーティの Web サーバを利用できることが明確ではありませんでした。
動作変更: 新しいオプション None (内部 Tomcat Server を使用) がデフォルトで選択されます。

5.1.22 複数ファイル名を区切り文字を用いフィルタの使用 [ENH220956] Δ

Version Manager デスクトップクライアントにて、区切り文字を用いた複数ファイルのフィルタが許可されていませんでした。
動作変更: フィルタセクションで、区切り文字を用いて複数ファイルを分けられるようになりました。

5.1.23 リビジョン表示部でファイルの最上位へのスクロールに失敗することがある [DEF228022]

たくさんのリビジョンを持つファイルがデスクトップクライアント GUI で開かれている場合、リビジョン表示部がデフォルトで最上位にスクロールしませんでした。これは修正されました。

5.1.24 Developer's Toolkit API から説明を更新する方法 [ENH241343]

Version Manaer 上の説明を PVCS DTK から変更することができませんでした。
DTK API メソッド PvcsSetDescription() が追加されました。

5.1.25 Serena VM Web Application Server プロセスは、デイリーのバックグラウンドプロセスタスクが開始されるとメモリを大量に使用する [DEF237220]

Serena VM Web Application Server の File Server コンポーネントの、24時間毎にリビジョンライブラリをクリーンアップするバックグラウンドプロセッサタスクを備えます。
このプロセスは大量のメモリを消費します。これは修正されました。

5.1.26 GrantAccessToAll を無効にする機能の実装 [DEF213443]

Windows Vista、Windows 7、Windows 2008 以降でシステムが稼動していて、Version Manager で作成されたファイルに対して、Everyone グループが付与されましたが、この動作を回避する方法がありませんでした。
環境変数 PVCS_DISABLE_GRANT_ACCESS に値 true を与えることで、新たに作成されるファイルに対して、Version Manager から Everyone グループが追加さえるのを回避できます。

5.1.27 File Server ベースのプロジェクトデータベースで、非 File Server ベースのパスを使用時の警告 [ENH171329] Δ

管理者が、File Server を通して、プロジェクトデータベース内の誤ったファイルへのパスを指定する可能性があります。明確なエラーメッセージなしでは、他のユーザのこれらのファイルアクセスの妨げとなります。
動作変更: Version Manager は、File Server から開かれたプロジェクトデータベースから、アーカイブ、コンフィグレーションファイル、または、アクセスコントロールデータベースへ非 File Server パスへアクセスすると、警告を表示するようになりました。

5.1.28 メモリ使用量を削減するためのパス格納の最適化 [DEF238716]

Version Manager のメモリ上へのアーカイブの格納は最適化されていませんでした。これにより、大量のデータを扱う際のメモリ不足の原因となりました。コードがメモリの使用を削減するように改善されました。

5.2 IDE クライアントの不具合の修正

5.2.1 Visual Studio RIDE 連携が、RIDE からソースコントロールに追加されたプロジェクトとソリューションしかサポートしない [DEF225722] Δ

RIDE プラグイン以外からプロジェクトデータベースに追加された Visual Studio ソリューションがプラグインで使用できませんでした。これは修正されました。
動作変更: Visual Studio ソリューションバインディング新しい Change Binding 機能を使うように変更されました。

5.2.2 VM SCC 連携を使用してプロジェクトを開く時に、"Report" というタイトルの空のダイアログが表示される [DEF225626]

SCC 連携で、コントロールされている、Version Manager プロジェクトにて、何も表示のない"レポート"ダイアログが表示されました。
これは修正されました - "レポート"ダイアログはユーザへのメッセージがある場合のみ表示されます。
なお、SCC 環境変数 PVCS_SCC_NO_REPORT_ON_OPEN をチェックし、変数が存在する場合、"レポート"ダイアログを完全に無効にします。

5.2.3 Eclipse RIDE: ログインソース HOSTID を受け付けない [DEF184930]

Eclipse プラグインで、ログインソースに HOSTID が設定されている VM プロジェクトデータベースを開けませんでした。
これは修正されました - HOSTID ログインソースを受け付けます。

5.2.4 Eclipse サーバへの接続を閉じる [DEF226250]

Eclipse RIDE プラグインクライアントが巨大なデータを扱う時、エラー 'OutOfMemory' が表示されました。これは修正されました。

5.3 Web クライアントの不具合の修正

5.3.1 VM I-Net の Java 7 Update 45 サポート [ENH145419, DEF242714]

Web ブラウザにて、Version Manager Web クライアントが Java プラグインバージョン 1.7.0_45 をサポートします。

5.3.2 VM I-Net: Java 7 Update 21 と Java 6 Update 45 が空白を含むパスからの Diff/Merge ツールの使用を中止する [DEF236404]

この問題は、Java に対する、Oracle Security の仕組みの変更によって起きました。これは修正されました。
詳しくは、Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - June 2013 を参照ください。

5.3.3 VM I-Net: Java 7 Update 21 と Java 6 Update 45 がエンドユーザ PC 上のファイル参照機能を中止する [DEF236347]

この問題は、Java に対する、Oracle Security の仕組みの変更によって起きました。これは修正されました。
詳しくは、Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - June 2013 を参照ください。

5.3.4 VM I-Net: Java 7 Update 21 と Java 6 Update 45 が 非安全の可能性から、Web クライアントアプレットをブロックする [DEF236344]

この問題は、Java に対する、Oracle Security の仕組みの変更によって起きました。これは修正されました。
詳しくは、Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - June 2013 を参照ください。

5.3.5 VM I-Net: Java 7 Update 21 と Java 6 Update 45 で Java チェックアプレットにて警告を引き起こす [DEF236341]

この問題は、Java に対する、Oracle Security の仕組みの変更によって起きました。これは修正されました。
詳しくは、Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - June 2013 を参照ください。

5.3.6 Version Manager Web クライアントの Windows と Linux 上の 64 ビットブラウザのサポート [DEF207174]

Version Manager I-Net アプレットは、32 ビットブラウザしかサポートしませんでした。
これは修正されました。ブラウザに対応した、正しい I-Net アプレットがインストールされました。

5.3.7 VM I-Net DBCS ファイル/プロジェクト名のリビジョンの編集のクリックで、'An Unexpected Error' [DEF233255]

VM I-Net で、2バイト文字を含むファイル/プロジェクトの操作でエラーが発生しました。これは修正されました。

5.3.8 VM I-NET サーブレットに対して特定のサーブレットを /vminet.html から非表示にする機能のリクエスト [ENH232532] Δ

I-Net サーブレットは、File Server パスマップのように、非表示の属性がありませんでした。
動作変更: 説明フィールドに[HideServlet] の文字列が含まれる場合、I-Net サーブレットを /vminet.html から非表示できます。

5.3.9 VM I-Net ファイルのチェックアウト後、浮動ラベルが表示されない [DEF38440]

I-Net にてチェックアウトされたファイルに対する浮動ラベルが表示されませんでした。これは修正されました。

5.3.10 複数の Diff/Merge レポートを同時に出力する機能 [ENH222902]

今までは、一つの Diff/Merge アプリケーションインスタンスのみ I-Net から開始可能でした。
今回、複数インスタンスの Diff/Merge アプリケーションをタブインターフェイスサポートしている、3rd パーティー Diff/Merge ツールにより、開始可能になりました。

5.3.11 %TMP% と %TEMP% が定義されていないと、VM I-Net Web クライアントの Diff/Merge コマンドの実行に失敗する [DEF229355]

"TMP" と "TEMP" 変数が定義されていないと、Diff/Merge アプリケーションの開始に失敗する。これは修正されました。

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6.0 Version Manager 8.4.6.0 で修正された不具合

6.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

6.1.1 プロジェクトデータベースのコピー: ダイアログがフィールドの入力を強制しない [DEF219170]

プロジェクトの場所にアーカイブをコピーオプションを使用すると、ユーザはプロジェクトの場所を指定することなく続行することができます。オペレーションは完了して、エラーは表示されません。
エラーは解決されました。必要な情報が入力されるまで、Nextボタンはグレー表示のままとなります。

6.1.2 Diff/Merge: カラムマスクからレコード長フィールドを分離 [DEF218960; DEF221203] Δ

動作変更: 現在、相違点の表示ダイアログとマージの表示ダイアログの詳細タブで、カラムマスクを呼び出すことなくレコード長を指定できます。 また、現在はこのフィールドも実際に機能します。

6.1.3 File Server: 不正なエラー: File Server 設定情報ファイルが読めない ..." [DEF223623]

次のようなメッセージが別の理由で、発生する場合があります。

File Server 設定情報ファイルが、\\my-server\servers.ini から読めません。パスが長過ぎるか、不正ですもしくは、このファイルに対して権限がない可能性があります。
次のFile Server は、正しく設定されました:

この不具合は修正されました。このメッセージは、このような不適切な事例で表示されなくなりました。

6.1.4 File Server 単独でインストールされているか、Web サーバにサーブレットがない場合、失敗 [DEF91006]

Version Manager File Serverが(Version Manager Web Server Application なしで)単独にインストールされるか、Web Server Application でサーブレットが未定義の場合、このFile Serverは機能しません。
この不具合は修正されました。サーブレットの問題は修復され、必要なWeb Server Application コンポーネントなしで File Server をインストールすることはできなくなりました。

6.1.5 "NT サービスのインストール" 8.3 ファイル名のサポートが無効の場合、失敗する [DEF217373]

Version Manager インストレーションへのパスに空白文字が含まれていて、また Windows で8.3形式のファイル名のサポートがオフになっている場合、Version Manager Application Server をNTサービスとして設定することができません。
この不具合は修正されました。

6.1.6 複数 File Servers で、クライアント名が重複している場合問題となる [DEF204026] Δ

動作変更: デフォルトでは、別のサーバに存在している2つまたは複数のパスマップでそれらの全部または一部がオーバラップしていると、それらのパスマップにアクセスしようとすると、パスマップの衝突が現在のところ発生します。Version Managerクライアントは競合しているパスマップへのアクセスを拒絶し、メッセージを表示します。競合しているパスマップはプロジェクトデータベースを開くダイアログに赤色で表示されます。新しいデフォルトの動作では、間違ったファイルが誤って実行されないようになっています。

パスマップの重複の解決または対処に関する詳細については、Serena PVCS Version Manager 管理者ガイドを参照してください。

6.1.7 プロジェクトデータベースのコピーダイアログに、古いパスが残存する [DEF226372]

プロジェクトデータベースのディレクトリ名の変更のために vtransfer -r を使用すると、プロジェクトデータベースを開くダイアログで古いパスが存続します。この不具合は修正されました。クライアントを再起動するか、またはTestボタンをクリックすると、新しいパスが表示されます。

6.1.8 プロジェクトデータベースを開く: File Server 高度なブラウズ [ENH199336; ENH40914] Δ

動作変更: プロジェクトデータベースを開くダイアログ(および同じフィールドを実装するその他のダイアログ)を使用するとき、現在は、新しいパスマップ表示または前に実装したプロジェクトデータベース表示を通して File Servers 上のプロジェクトデータベースをブラウズできます。ブラウズを行うには、検索先フィールドでFile Serversを選択した後、対象のビューを選択します。

6.1.9 リビジョン表示部のデフォルトで、すべてのブランチを展開オプション [ENH213520; ENH221394] Δ

動作変更: 現在は、すべてのブランチをリビジョン表示部で展開するオプションがあります。デフォルトでは、すべてのブランチが折りたたんで表示されます。デフォルトを変更してすべてのブランチを展開するには、次を実行します。

  1. 表示 | オプションを選択します。オプションダイアログが表示されます。
  2. 全般タブで、すべてのブランチを展開チェックボックスを選択します。
  3. OKをクリックします。

6.1.10 PCLI AddUser 新しいユーザが指定されていないと、アクセスコントロールデータベースが損傷する [DEF225538]

新しいユーザを指定せずに PCLI AddUser を実行すると、アクセスコントロールデータベースが壊れました。この不具合は修正されました。

6.1.11 PCLI VmCopy 実際のプロジェクト名に PCLI がワイルドカードとして使用する文字が含まれていると、動作しません [DEF216701

実際の宛先プロジェクト名にPCLIがワイルドカードとして使用する文字が含まれていると、このコマンドが機能しません。
この不具合は修正されました。

6.1.12 PCLI List -tRevision / PCLI ListVersionedFiles スタックオーバーフロー例外を返す [DEF220365; DEF220367]

コマンドを実行するユーザがアクセスリストにない場合、ヌルポインタ例外またはスタックオーバーフローがスローされます。この不具合は修正されました。

6.1.13 RedHat 64: Version Manager が古い libcrypt.so.1 を使う[DEF217286]

次のようなエラーが表示された場合:

/lib/libcrypt.so.1: /usr/serena/vm/common/lib/linux/libfreebl3.so: version `NSSRAWHASH_3.12.3' not found (required by /lib/libcrypt.so.1)
      linux-gate.so.1 =>  (0x00989000)
      libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x004f3000)
      libfreebl3.so => /usr/serena/vm/common/lib/linux/libfreebl3.so (0x00b51000)
      /lib/ld-linux.so.2 (0x00adf000)
      libplc4.so => /usr/serena/vm/common/lib/linux/libplc4.so (0x00441000)
      libplds4.so => /usr/serena/vm/common/lib/linux/libplds4.so (0x00110000)
      libnspr4.so => /usr/serena/vm/common/lib/linux/libnspr4.so (0x0020b000)
      libpthread.so.0 => /lib/libpthread.so.0 (0x00b1f000)
      libdl.so.2 => /lib/libdl.so.2 (0x009c3000)

これは、Version Manager でインストールされたライブラリが Eclipse などで使用しているより新しいライブラリと互換性がないことが原因です。

この不具合は修正されました。

6.1.14 すでに存在している作業ファイルを追加すると、結果が二回表示される [DEF214735; DEF214779]

任意の作業ファイルがプロジェクトデータベースにすでに存在し、そのファイルを同じ場所に再び追加しようとした場合、拒絶された後、結果ファイルが2回も表示されます。
この不具合は修正されました。

6.1.15 プロジェクトデータベースのコピーでのワークスペースオプションの変更 [DEF219847] Δ

動作変更: 新しいオプションと動作がプロジェクトデータベースのコピーダイアログ(編集 | コピー)のワークスペースの設定セクションに追加されました。デフォルトの動作は前のリリースと同じです。ただし、非デフォルトの動作が元の実装の見落としに対処するように修正され、新しいオプションが追加されました(作業ファイルの場所設定を含みます)。

ワークスペースのコピーチェックボックスの名前が現在はワークスペースのコピーと設定に変更されました。これまで、このオプションの選択を解除すると、一部のプロジェクトレベルのワークスペースの設定はそれでもやはりにコピーされました。現在は、このチェックボックスの選択を解除すると、ワークスペースの設定はコピーされません。

新しい作業ファイルの場所の設定を含むチェックボックスでは、選択されていると、ワークスペースの設定のコピー時に作業ファイルの場所を含めることが可能となります。選択されていなければ、ワークスペースはコピーされず、作業ファイルの場所フィールドで新しい場所を指定する必要があります

詳細については、このダイアログのヘルプトピックを参照してください。

6.1.16 SBM: ファイルの拡張子がない場合、関連付けが作成されない [DEF218495]

ファイルにファイル拡張子が付いていない場合、SBMで関連付けが作成されません。この不具合は修正されました。

6.1.17 vsplit -l: Exit Code 4 [DEF222859] Δ

動作変更: ファイルが存在しないディレクトリの場合、そのディレクトリに対してファイルの指定がなければ、Exit Code 4 はもはや返されません。これまでは、サブディレクトリを持っているディレクトリの場合、そのディレクトリにファイルが存在していなくても、Exit Code 4が生成されました。

6.2 IDE クライアントの不具合の修正

6.2.1 Eclipse RIDE: Indigo (3.7) に Serena メニューが表示されない[DEF219536]

この不具合は修正されました。

6.2.2 Eclipse RIDE 8.4.5: RAD 7.0.0.5 - 7.0.1.0 で動作しない[DEF222862]

8.4.6では、この不具合は修正されました。

6.3 Web クライアントの不具合の修正

6.3.1 ディレクトリが読み取り専用の場合、アプレットのインストールが繰り返される [DEF217975]

アプレットインストレーションのターゲットロケーションが読み取り専用の場合、アプレットのインストールプロセスが無限ループにはまり込みます。 この不具合は修正されました。

6.3.2 Version Manager Web クライアント設定ページに、すべてのアプレットがリストされない [DEF218624]

キャッシュの問題により、インストールした Web クライアントアプレットが Version Manager の Web クライアント設定ページに表示されないことがあります。この不具合は修正されました。

6.3.3 Version Manager Web クライアント設定ページに、アプレットが表示されない [DEF227164]

この不具合は修正されました。

6.3.4 ブランクコンテンツページのフィルタリング結果 [DEF38095]

内容表示部に複数のコンテンツページが存在し、そのコンテンツの最初のページが現在表示されていない状態でフィルタを適用すると、フィルタは空白の内容表示部を返す場合があるようです。 これは、フィルタ処理されるコンテンツが短くなく、フィルタ適用時にユーザが表示しているページまで到達できないときに発生します。
この不具合は修正されました。現在は、フィルタの適用時に、内容表示部には結果の最初のページが開きます。

6.3.5 Diff/Merge ダイアログへの入力が未完だとハングする可能性がある [DEF219110]

必要なフィールドへの入力を完了せずに比較またはマージダイアログを起動すると、Version Manager がハングアップします。
この不具合は修正されました。

6.3.6 Java 7 Update 4 (1.7.0_04) 以降だと動かない [DEF222479]

Version Manager Web クライアントが Java 7 Update 4 (1.7.0_04)以降で動作しません。次のようなエラーが発生します。

このブラウザで Java ランタイム環境 (JRE) が使用できません。

この不具合は修正されました。

6.3.7 プロモーショングループ: ファイル追加時のデフォルトプロモーショングループに [NONE] が無視される [DEF221876]

ソースコントロールにファイルを追加するとき、ユーザが選択した[NONE]のオプションが無視され、デフォルトのプロモーショングループが適用されました。この不具合は修正されました。

6.3.8 SSO: 特定のユーザからアーカイブを更新できなくなる [DEF226628]

プロジェクトとファイルは完璧であるとユーザには見えるが、ファイル更新(チェックアウト、チェックイン、ラベル、ロックなど)の試みが、内部エラー201か、または"Cannot create semaphore"というエラーメッセージが表示されて失敗します。サーバを再起動するか、十分な他のユーザがシステムにアクセスすれば、この問題は解決します。

この不具合は修正されました。

6.3.9 UNIX: 非SSO サーバ上での Apache エラー [DEF225211]

SSOサーバコンポーネントが組み込まれていない、Version Manager Web Application Server に Version Manager 8.4.5パッチをインストールした場合、次のようなエラーがcatalina.YYYY-MM-DD.logファイルに表示されます。

Oct 2, 2012 8:05:26 AM org.apache.catalina.startup.HostConfig deployDirectory INFO: Deploying web application directory /usr/merant/vm/common/tomcat/webapps/ALFSSOLogin Oct 2, 2012 8:05:26 AM org.apache.catalina.startup.ContextConfig webConfig SEVERE: Unable to determine URL for WEB-INF/classes

この問題は修復されました。。すなわち、今後のパッチでは問題は発生しません。 ただし、非SSOサーバに8.4.5をインストールしたものに対して、問題をさかのぼって修復しません

非SSOサーバでこの問題を修復するには:

  1. 次の場所を調べます。
    ./vm/common/tomcat/webapps/ALFSSOLogin/jsp/
  2. login.jspがこのディレクトリ内の唯一のファイルである場合、ユーザはそのファイルを削除する場合があります。

    CAUTION! ディレクトリに別のファイルが存在する場合、ファイルは削除されません。

6.3.10 ファイルのロック解除に不正な表示 [DEF225183]

すべてのユーザまたは選択されたユーザのすべてのリビジョンオプションが選択されている場合は、関連付けられているテキスト入力フィールドがグレイアウト表示になる必要があります。この不具合は修正されました。

6.3.11 Web Server Application シャットダウンに失敗 [DEF222935]

Web Server Application を File Server と同時に使用した場合、シャットダウンできない場合があります。この不具合は修正されました。

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7.0 Version Manager 8.4.5.0 で修正された不具合

7.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

7.1.1 作業ファイルの追加で、"作業ファイルをチェックインしない" オプションで失敗 [DEF214484]

作業ファイルをチェックインしてない間にワークファイルの追加を試みた場合、アーカイブが作成されず、次のエラーが表示されます。"Error, Unexpected error: java.lang.NullPointerException." この不具合は修正されました。

7.1.2 クライアントが GPF または、UnknownException エラーを返す [DEF216248]

CLIとDTKが一般保護違反("0x00000000"のメモリを参照しました)をスローし、デスクトップクライアントとPCLIがUnknownException at line 686 in WIN32/Tip/src/ProjectFileAPI.cppに似たエラーをスローします。この問題は、File Server クライアントキャッシュが無効な場所の場合の処理が粗末でした。この不具合は修正されました。

7.1.3 日付フォーマットが O/S 地域の設定を上書きできない [DEF208764]

デフォルト以外が指定される場合に、O/S の地域の設定で指定された特定のフォーマットの代わりに、ロケールのデフォルトの日時フォーマットが使用されました。

7.1.4 CLI: File Server へ接続できないもしくはリビジョンライブラリの問題がある場合の、エラーが不明確 [DEF208798; DEF216690]

修復されました。File Server へのアクセス不能またはリビジョンライブラリの問題に起因する、CLIコマンド失敗時の新しいエラーメッセージ。

7.1.5 プロジェクトをドラッグアンドドロップしたときに、ツリー構造の表示が更新されない [DEF38919]

プロジェクトをプロジェクトデータベースツリーの新しい場所にドラッグアンドドロップするとき、そのツリーを折りたたんで再展開するまで、そのプロジェクトが新しい場所に表示されません。この不具合は修正されました。

7.1.6 チェックイン時に、一時ファイルの参照用ディレクトリにアクセスできずにエラー [DEF213986]

参照用ディレクトリが有効で、そのディレクトリにカレントユーザがアクセス不能である(たぶん、別のユーザがそこでファイルを開いている)場合、チェックイン時にエラーが返されて、一時ファイルに問題があることを示します。より正確で有用なエラーメッセージを提供するように、この問題は修復されました。

7.1.7 UNIX Setuid モードのエラー: "The project root could not be loaded" と "BaseLocator.licenseFailure code=-15;" [DEF187328]

この不具合は修正されました。

7.1.8 File Server: Admin ユーザID とパスワードには、セミコロン(;)を含めない [DEF105420]

新しい admin ユーザーを Version Manager File Server Administration ユーティリティで作成し、IDまたはパスワードでセミコロン(;)を使用した場合、その管理者ユーティリティへの次のログインに失敗し、その新しいユーザが server-config.wsddファイルから削除されるまで、すべての者がログインできません。この不具合は修正されました。現在、パスワードでセミコロンの使用は可能となり、管理者ユーティリティは ID にセミコロンを使用したユーザの作成を阻止します。

7.1.9 File Server: File Server が稼動しているシステム上でクライアントを使用すると、File Server アイコンが、Red-X として表示される [DEF192271]

Version Managerのファイルサーバをホストしている同じシステムからデスクトップクライアントを使用すると、次のことが真の場合、ファイルとプロジェクトにアクセスができません。

この不具合は修正されました。

7.1.10 File Server: 別の Version Manager インスタンスからアーカイブを更新する場合に、データが失われる [DEF212461]

この問題は、アーカイブサイズがオペレーションによって変更されなかった場合にのみ発生します。 例えば、チェックイン時にイベントトリガによってラベルがファイルに適用されると、そのトリガからのラベルオペレーションでアーカイブのサイズが変更されなかった場合、イベントトリガを呼び出したクライアントでの次のオペレーションでは、既存のラベルを別のリビジョンに移動したときに発生するように、ラベルオペレーションが取り消されます。これがすべて1秒以内に発生すると、イベントトリガの呼び出しの前に、ラベルはそれが関連付けられているどんなリビジョンにも戻ります。この不具合は修正されました。

7.1.11 作業ディレクトリが File Server によりマッピングされていると、取得に失敗する [DEF209581]

作業ファイルディレクトリが File Server パスマップと重複していて、作業ファイルがすでに存在する場合、Get(取得)オペレーションが失敗することがあります。この不具合は修正されました。

7.1.12 インストール: ステータスバーが隠れる [DEF182706]

この不具合は修正されました。

7.1.13 ジャーナルレポート正しく機能しない [DEF197439]

ジャーナルファイルを手動で編集して、追加の行や他の予期しないフォーマットが導入された場合、ジャーナルレポートは正しく動作しません。ジャーナルレポートを標準外のフォーマットに対してより強くすることによって、この問題は修復されました。

7.1.14 キーワード展開: 可変長が固定長に変換される [DEF175151]

ある場合には、可変長のキーワードが予期せずに固定長のキーワードに変換されることがあります。この不具合は修正されました。

7.1.15 LDAP: 間違ったパスワードを入力した後、ユーザがロックされる [DEF207232]

複数のLDAPサーバーが実装された場合、1回の不正なパスワードの入力がそれらのすべてに送信され、誤ったログインを多数回試行することで、ユーザがロックアウトされることがあり得ます。これは修復され、その結果、ログインプロセスはユーザ名を認証する最初のサーバで停止します。

7.1.16 LDAP: 8.2+ へのアップグレード後の LDAP 接続で Version Manager が壊れる [DEF211495]

LDAPINFOFILE のフォーマットは8.2リリースでは強化されて、複数の独立したLDAPサーバをサポートします。複数のサーバが入った既存のLDAPINFOFILEは、アクセスされたときに、新しいフォーマットに書き換えられます。残念なことに、この変更で、ファイルの書き換え時にクラッシュを引き起こすバグが取り込まれました。この不具合は修正されました。

7.1.17 パスに /./ or \.\ 含まれると、CLI に失敗 [DEF210205]

8.2では、CLIコマンドは、ディレクトリの場合、/./または\.\を含む、あるいは/.または\.で終わるパスでは動作しなくなりました。この不具合は修正されました。

7.1.18 PCLI List: 最初のプロジェクトに対して権限がない場合、処理が中止される [DEF198817]

プロジェクトデータベース内のすべてのプロジェクトを表示するためにこのリストを使用すると、コマンドを実行するユーザが独自のアクセスコントロールデータベースに存在しない場合、そのアクセスコントロールデータベースを使用して最初のプロジェクトに到達したときに "No Access"メッセージが表示されて停止します。この不具合は修正されました。所定のプロジェクトへのアクセス権限をユーザが所有していない場合、メッセージが表示されます。

7.1.19 PCLI License Server の繰り返し要求 [DEF142521]

スクリプトによる使用許可のための繰り返しの要求を阻止する機能があるコンフィグレーションでは正しく動作しませんでした。この不具合は修正されました。

7.1.20 セマフォディレクトリをタイプ入力できない [DEF38291]

セマフォディレクトリを指定するとき、フィールドにそのディレクトリを入力するのではなく、そのディレクトリをブラウズして選択する必要があります。この不具合は修正されました。現在は、その値をブラウズするか、または入力することができます。

7.1.21 SourceBridge プロジェクトデータベース全体に対する設定と、プロジェクトへの設定 [DEF203328]

プロジェクトが選択されていると、メニュー項目管理 | SourceBridge の設定が有効になります。このメニュー項目は、プロジェクトデータベースが選択されているときだけが有効になる必要があります。この不具合は修正されました。

7.1.22 vsplit と vtransfer: File Server のパスが解決できない時の、エラーメッセージが不正 [DEF197122]

パスマップに解決できないパスに vsplit コマンドを渡した場合、処理しているファイルのタイプに応じたエラーが表示されます。この不具合は修正されました。

7.1.23 vtransfer: Error 5 (File not found) Shift-JIS 5c 文字 [DEF208850]

アーカイブパスのバックスラッシュ(\)の前にダブルバイトのシフトJIS文字が含まれていて、この文字の2番目のバイトが5cの場合、このオペレーションはファイルが見つからなかったと報告します。この不具合は修正されました。

7.1.24 vtransfer -r: ターゲットディレクトリが存在しない場合の、tomcat.log の中の、java.io.IOException [DEF216308]

VM 8.1.4で起動すると、ファイルサーバと vtransfer -r コマンドが更新され、古いマルチステップメカニズムとは対照的に、名前の変更がインプレースで可能になりました。残念なことに、ターゲットディレクトリが存在しなかった場合、メッセージが tomcat.log に書き込まれ、このコマンドは以前の方法による動作に戻りました。この不具合は修正されました。

7.2 IDE クライアントの不具合の修正

7.2.1 Eclipse RIDE: チェックイン時のコンソール上のエラー (Unexpected error: XML RPC) [DEF206682]

NODISABLEBADLABELFILTER ディレクティブがターゲットプロジェクトデータベースのCFGファイルで設定されていて、そのラベルに対して不正な文字が入力されている場合、ファイルをチェックインしようとすると、Eclipse RIDE コンソールにエラーが表示されます。この不具合は修正されました。現在は、ラベルの不正文字に対して予期されたエラーが表示されるようになりました。

7.2.2 Eclipse & Visual Studio: デフォルトプロモーショングループが作業ファイルの追加時に割り当てられない [DEF84172]

この不具合は修正されました。

7.2.3 Internet Explorer: HTML 形式での結果表示時に、.bat ファイルの保存と実行 [DEF184222]

Internet Explorer から .bat ファイルを HTML として表示しようとすると、.batファイルを保存または実行するようにブラウザがプロンプト表示します。 この不具合は修正されました。

7.2.4 Visual Studio 2010 RIDE: リビジョン番号が出力タブに表示されない [DEF206867]

ラベル割り当てイベントで、リビジョン番号が出力タブに表示されませんでした。この不具合は修正されました。

7.2.5 Visual Studio RIDE: チェックイン時の説明に新しい行を追加できない [DEF76631]

チェックイン操作の説明を入力するとき、Enterキーを押すと、説明テキストに新しい行が作成されるのではなく、デフォルトのボタンを起動され、ダイアログが閉じます。Ctrl+Enterキーを押すと新しい行が作成されますが、それは他の説明ダイアログと異なり、期待されないものである場合があります。これは修復され、その結果、Enterキーを押すと、デフォルトのボタンが起動されることなく、説明テキストに新しい行が追加されます。

7.2.6 Visual Studio RIDE: デフォルトではなく、ルートワークスペースが開かれる [DEF75539}

この不具合は修正されました。

7.3 Web クライアントの不具合の修正

7.3.1 Issue の関連付け時にログインページが表示される [DEF209984]

Java ブラウザプグイン 1.6.0_29 を使用している場合に、ファイルと Issue の関連付けを試行するとログインページに移動される。これは修正されました。

7.3.2 アプレットの自動ダウンロード [ENH2028551] Δ

動作変更: Web クライアントに対してクライアントサイドのブラウザ特有のコンポーネントをもはやインストールする必要はありません。現在は、サーバに対応するアプレットバージョンをまだ所有していない場合、アプレットが自動的にダウンロードされます。Version Manager の別のリリースを実行するサーバにアクセスする場合、どの既存のアプレットも維持されます。Version Manager の Web クライアント設定ページから、アプレットファイルの削除およびこれ以降のアプレットのダウンロードの場所の指定を行うことができます。詳細については、、ヘルプまたはWeb クライアントユーザガイドを参照してください。

7.3.3 IIS 7 での Version Manager の使用が、他の IIS 7 アプリケーションに影響

".dll"で終わるすべての URL が Version Manager のTomcatにリダイレクトされていました。この不具合は修正されました。

7.3.4 チェックインエラー: "現在のユーザによってロックされていないため、アクションを完了できません。" [DEF212041]

実際にリビジョンをチェックアウトしたにもかかわらず、チェックインしようとすると、リビジョンがユーザによってロックされていませんというエラーが表示されます。これは、最初のユーザがチェックインオぺレーションの最中に、別のユーザがプロジェクトにアクセスした場合に発生します。この動作は8.4.3で行った変更の副次的影響でした。この不具合は修正されました。

7.3.5 イベントトリガ: パスに不要なバックスラッシュ (\) が追加される [DEF213472]

この不具合は修正されました。

7.3.6 ポップアップ抑制メッセージに不正な URL [DEF216607]

URLにポート番号が含まれていない場合、不正なURLを次のポップアップブロッカーメッセージで返します。Please add the server "ServerName/vminet_images/frame.jsp" to your popup blocker exception list. この不具合は修正されました。

7.3.7 プロジェクトへの URL 指定でのアクセス [DEF104410]

プロジェクトを指定したURLを使用してWebクライアントが起動された場合、一部の Version Manager オペレーションが正しく動作しません。例えば、http://Server:8080/SampleDB/chess/server。この不具合は修正されました。

7.3.8 Tomcat 脆弱性 - CVE-2011-3190 [DEF211443]

以前の8.4.xリリースで組み込まれた Tomcat アプリケーションサーバに影響する Tomcat の複数の脆弱性が特定されました。これらの脆弱性は、組み込まれた Tomcat サーバーをバージョン7.0.25にアップグレードすることによって解決されました。

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8.0 Version Manager 8.4.4.0 で修正された不具合

8.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

8.1.1 Apache Axis2 の脆弱性 [DEF204210]

Axis2 1.4.1 のセキュリティの脆弱性の検出により、Version Manaqer は Axis2 1.5.5 にアップグレードされました。
現在、Axis2 1.4.1 が SSO 機能でまだ使用されていることに注意してください。ただし、この実装では無防備なサービスやエンドポイントが存在しないので、その結果、この実装は XSD パラメータディレクトリトラバーサル脆弱性に対して脆弱ではありません。

8.1.2 Apache Tomcat の脆弱性 [DEF204209]

Tomcat 6.0.21でのセキュリティの脆弱性の検出により、Version Manaqer は Tomcat 7.0.16にアップグレードされました。

8.1.3 CLI: File Server: パスマップクライアント名が、UNC パスに見える場合に、パフォーマンスが遅くなる [DEF159409]

一部のコマンド(vsqlおよびvsplitなど)は、パスマップクライアント名がUNCパスのように見える場合、ネットワークを検索する時間を消費します。
この不具合は修正されました。

8.1.4 DisableBadLabelFilter ディレクティブ: 不正な文字のラベルへの使用 [ENH201175]

デフォルトでは、Version Manager は、ラベル作成時に不正な文字をチェックし、不正な文字が含まれている場合はラベルを拒絶します。不正な文字を含んだラベルを作成する必要がある場合は、ラベルの不正な文字をチェックするフィルタを無効にすることができます。Serena PVCS Version Manager コマンドラインガイドで、DisableBadLabelFilterディレクティブを参照してください。

バージョンラベルに不正な文字が使用されると、予期しない望ましくない結果が発生します。使用上の注意事項 readmeのバージョンラベルへのダッシュの使用 (-) (Caution!)を参照してください。

このディレクティブを使用すると、追加された修復が効果的に停止されます。すべてのクライアントは、ラベルへの (* : - +) 文字の使用禁止を容認しました [DEF78103]

8.1.5 新しいプロジェクトデータベースを作成する前に、パスマップに対して、LDAP と SSO 認証の無効化 [DEF112999]

LDAP または SSO の認証が所定のFile Server パスマップに対して有効になっている場合、そのパスマップ上で新しいプロジェクトデータベースを作成するには、その前に認証を無効にしておく必要がありました。さもなければ、エラーダイアログが表示され、プロジェクトデータベースが機能しません。
この不具合は修正されました。プロジェクトデータベースを作成する前に、認証を無効にすることはもはや必要ではなくなります。

8.1.6 空のアクセスリストグループによるログインの遅延 [DEF89612]Δ

動作変更: アクセスリストグループが空の場合、Version Manager はネットワークを検索してグループメンバーシップの確立を試みます(ログインソースがHOST、LANMAN、またはNETWAREの場合)。この機能は大幅なログインの遅延を引き起こし、予期しない動作をもたらします。現在、この動作はデフォルトでは無効になっています。ただし、ISLV.INIファイルの[PVCSGUI_6.5]に次の行を追加することによって、以前の動作に戻すことができます。pvcs.queryOsForEmptyGroups=true

8.1.7 作業ファイル追加処理時のクリーンナップ処理に失敗 [DEF207359]

作業ファイル追加オペレーションに失敗し、追加オペレーションの試行後にクリーンアップに必要な権限がユーザにない場合、失敗したオぺレーションの不自然な結果が後に残ります。
この不具合は修正されました。

8.1.8 Split アーカイブを書き込めない場所へ取得する場合のエラー: "Could not find a revision named *" [DEF200096]

書き込むことができないターゲットディレクトリへの Split(分割)アーカイブに対して取得オペレーションを実行するとき、エラーメッセージが間違っていて誤解を招く恐れがあります。この不具合は修正されました。

8.1.9 PCLI: ListRevision コマンドが、PCLI_QUIET もしくは 'run -q' で動作しない [DEF204618]

PCLI ListRevision コマンドの目的はリストを出力することです。ただし、この出力は、PCLI スクリプトが(run コマンドで -q スイッチを使用するか、またはPCLI_QUIET 変数を定義することによって)クワイエットモードで実行される場合は抑止されます。
この不具合は修正されました。

8.1.10 デフォルトバージョンがリビジョン番号の場合、履歴の表示と相違点の表示に失敗する [DEF201708]

デフォルトのバージョンに基づいて履歴または相違点を実行するとき、デフォルトのバージョンがリビジョン番号(例えば、"1.5")のように見える場合にはそのオペレーションは失敗します。
この不具合は修正されました。

8.1.11 SSO: SSO トークンが期限切れの場合、デスクトップクライアントが不正なエラーメッセージを返す [DEF188730]

SSO認証トークンが期限切れになった場合、デスクトップクライアントが"Access denied because of invalid login account".という不正確なエラーメッセージを表示しました。現在は、Error signing on to File Server: "SSO authentication token is expired"という正確なメッセージを表示します。

8.1.12 プロジェクトを作事で着ない [ENH205445]

サブプロジェクトで親プロジェクトへの不正な参照が何らかの理由で作成された場合、そのサブプロジェクトを削除できません。
この不具合は修正されました。不正な参照が検出されて修正され、その結果、サブプロジェクトを削除することができます。

8.1.13 Vtransfer "Error 5 (File not found)" アーカイブパスに2バイト文字の2バイト目に、5c が含まれる場合 [DEF208850]

5cはバックスラッシュ (\)であり、バックシュラッシュは Version Manager パスでエスケープ文字として機能するので、5cを2番目のバイトとして含む2バイト文字がバックスラッシュ文字の前に表示されると、後続のバックスラッシュ文字がパスから削除されます。
この不具合は修正されました。

8.2 IDE クライアントの不具合の修正

8.2.1 Eclipse RIDE: エラー: "Multiple problems have occurred" [DEF204385]

Eclipseを起動すると、"Multiple problems"ダイアログが表示されます。Serena メニューを選択すると、"The Chosen operation is not currently available"というメッセージが表示されます。
この不具合は修正されました。

8.2.2 SSO: エラー: "Cannot create lockfile" or "No Access" [DEF203712]

SSO認証がパスマップ上で有効であり、Web クライアントと同時に リッチ IDE クライアントがその認証にアクセスした場合、ログインおよびファイルオペレーション時にエラーが発生する場合があります。
この不具合は修正されました。

8.3 Web クライアントの不具合の修正

8.3.1 履歴の表示ダイアログ: 詳細タブの日付フォーマットの Version Manager 不正 [DEF201538]

サーブレットの日付フォーマットを Version Manager で指定した場合、履歴の表示ダイアログの詳細タブの日付フィールドが正しく動作しません。
この不具合は修正されました。

8.3.2 SSO: エラー: "Cannot create lockfile" or "No Access" [DEF203712]

SSO認証がパスマップ上で有効であり、Webクライアントと同時にRich IDEクライアントがその認証にアクセスした場合、ログインおよびファイルオペレーション時にエラーが発生する場合があります。
この不具合は修正されました。

8.3.3 サーバ再起動後にプロジェクトデータベースに接続できない [DEF208429]

サーバ起動後に最初のユーザが所定のプロジェクトデータベースへのアクセスを試みたときそのデータベースが何らかの理由で一時的にアクセスが不能になっている場合、そのプロジェクトデータベースは、Version Manager Application Server が再起動されるまで、すべてのユーザからのアクセスが不能な状態のままです。
この不具合は修正されました。

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9.0 Version Manager 8.4.3.0 で修正された不具合

9.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

9.1.1 LDAP 設定が選択されているのに変更が指定されていない場合、コンフィグレーションファイルが不正になる [DEF157561]

この不具合は修正されました。

9.1.2 デスクトップクライアント起動時の、java.langNullPointerException [DEF179446]

ISLV コンフィグレーションファイルのフィルタ入力項目の間違いによって、デスクトップクライアントが起動時にロックアップされました この不具合は修正されました。現在は、このクライアントは起動時に間違ったフィルタ入力項目に遭遇すると、その入力項目を削除して、正常に起動します。

9.1.3 指定されたラベルもしくは、プロモーショングループが、リビジョン番号の場合、バックスラッシュ (\) を入力する必要があった [DEF81587]

この不具合は修正されました。リビジョン番号に見えるラベルまたはプロモーショングループを選択したとき、バックスラッシュ (\) が自動的に先頭に追加されます。

9.1.4 [警告] 開いているファイルの最大数に達しました [DEF201274]

このメッセージはACDBファイルの更新を複数回試みた結果であり、その一方で、このACDBに対する既存のセマフォが存在し、これらの更新を阻止します。5回更新を試み、毎回 "Could not access file because it is in use by another user"という報告が表示されると、Version Manager は、影響を受けた Version Manager インスタンスが再起動されるまで、ACDBを修正することも、どのPDBにログインすることもできなくなります。ACDBを更新する試みは、デスクトップクライアントから管理者が(管理 -> セキュリティを使用して)明示的に実行するか、または自動生成ユーザがプロジェクトデータベース上で有効となり、新しいユーザがログインを試みるときに発生します。デスクトップクライアントを再起動すると、このようなユーザに対する問題が修復されます。Webクライアントユーザの場合は、Version Manager Application Server を再起動する必要があります。

この不具合は修正されました。ログインを複数回試みたとしても、セマフォが陳腐化したときに、"...maximum number of open files..." という警告をもはや受け取りません。
この修復では、根本的なセマフォの陳腐化は解消されていません。Version Manager ファイルサーバのユーザは、この目的で File Server Admin Webページを使用する必要があります。ファイルサーバ以外のユーザは、ディスクから陳腐化したセマフォを一掃することができます。

9.2 IDE クライアントの不具合の修正

9.2.1 サーバサイド処理: 新しいパスマップに対してクライアント処理に戻る [DEF192298; TSK16024]

次の修復が8.4.2に含まれました。これは8.4.1で持ちこまれた不具合を修復しました。この修復は更なる作業の結果が出るまで8.4.3から削除されました。パッチ 8.4.1 をインストール済みで、サーバサイド処理を使用している場合は、新しいパスマップを作成するたびにVersion Manager Application Server を再起動する必要があります。そうしなければ、新しいパスマップが表示されることがなく、接続はクライアントサイド処理に戻ります。この修復は削除されました。

9.2.2 Eclipse RIDE: "Use description for all" オプションの解除が動かない [DEF178933]

この不具合は修正されました。現在は、"Use description for all"オプションの選択を解除すると、各アイテムの説明を入力するようにプロンプト表示があります。

9.2.3 Eclipse RIDE: 再帰的 'get' が、空のプロジェクトに対して、空のファイルシステムディレクトリを作成しない [DEF78486]

この不具合は修正されました。

9.2.4 Eclipse RIDE: サーバサイド処理: サブプロジェクトに自身のACDB を使用するとログインでエラー [DEF189606]

この不具合は修正されました。

9.2.5 Visual Studio: Visual Studio 2010 サポートの追加 [ENH184480]

現在、Version Manager は Visual Studio 2010 SP1 との統合をサポートしています。

9.3 Web クライアントの不具合の修正

9.3.1 イベントトリガの値がおかしくなる [DEF197399]

受け渡す一連の値が存在し、値の1つが空の場合、次の値がヌル値の代わりに使用されます。この不具合は修正されました。

9.3.2 ファイル名に、% 文字を含む場合、Web クライアントで編集/開く ができません[DEF165157]

この不具合は修正されました。

9.3.3 FireFox: Issue の関連付けボタンでブランクウィンドウが呼ばれる [199388]

この不具合は修正されました。

9.3.4 新しいブラウザで取得オペレーションが遅い [DEF200948]

マルチファイルのGet(取得)オペレーションを高レイテンシの場所から実行するとき、Internet Explorer 6 は Internet Explorer 7 または Internet Explorer 8 よりも大幅に高速でファイルを取得する傾向があります。すべての Firefox ブラウザもまたより低速です。この不具合は修正されました。

9.3.5 HostID ログインが、サブプロジェクトで、自身のACDB を使用している場合、正しく機能しない [DEF169906]

この不具合は修正されました。

9.3.6 サブプロジェクトが別のコンフィグレーションファイルを持っているとき、"現在のユーザによってロックされていない" エラーとなる [DEF164594]

この不具合は修正されました。

9.3.7 "Out of Date JRE" メッセージが、旧バージョンの Version Manager リリースでは不的確 [DEF199979]

JRE が古すぎる場合、Version Manager は次のメッセージを表示します。

"Detected out of date Java Runtime Environment. VM 8.2 client needs Sun JRE 1.5 or later. Please click on this link to download and install the Sun Java Plug-in."

VM 8.2 への参照は不要であり、複雑でした。この参照はメッセージから削除されました。

9.3.8 サーバ切り替え時のメッセージが不適格 [DEF91810]

SunのJRE を使用するとき、最初にWebブラウザを再起動することなく、Version Managerサーバ間を切り替えることができません。現在は、この要件をユーザに思い出させる有用なエラーメッセージが表示されします。

9.3.9 Web クライアントが止まりエラーを報告: Unable to read "PathToProjectDatabase\pvcsroot.ser". Use nonce "..." [DEF201068; DEF199479]

この Version Manager 8.4.2 特有の不具合が修復されました。

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10.0 Version Manager 8.4.2.0 で修正された不具合

10.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

10.1.1 Application Server: 一時ファイルが正しくクリーンアップされない [DEF152514; DEF189516]

この不具合は修正されました。

10.1.2 作業ファイルのディレクトリが = $HOME の場合、新しいプロジェクトまたはフォルダが作成されない [DEF195423]

この不具合は修正されました。

10.1.3 バージョン管理ファイルの説明を変更できない [DEF195565]

バージョン管理されたファイルの説明は、[プロパティ]ダイアログ(バージョン管理されたファイルを右クリックしてポップアップメニューからプロパティを選択)を使用して変更できるはずです。 しかし、ダイアログで説明に加えた変更がアーカイブに書きこまれず、変更が有効になりませんでした。 この不具合は修正されました。

10.1.4 ログインに失敗したものを最近使用したプロジェクトデータベースのリストから削除できない [DEF132586]

このユースケースは、他のPC上のライセンスマネージャによって「使用中」のユーザIDを使用したか、ライセンスマネージャのユーザリストから除外されたユーザIDを使用して、過去にPDBを開いたことがあった場合と同じです。 最近使用した(MRU)リストからPDBを開こうとすると、VMはMRUリストから最後に認識したユーザIDを使用しようとします。 そのIDにパスワードがない場合、VMでログインダイアログが表示されず、(ライセンスを取得できないため)ログインは失敗し、PDBは赤い「X」マーク付きで表示されます。 PDBを閉じて同じセッションで再度開こうとしても成功しません。そのPDBのユーザIDがメモリに保持されており、再度開こうとしたときに再利用されるからです。

この不具合は修正されました。 上記の状況で、PDBをいったん閉じて再度開こうとすると、ログインダイアログが表示されるようになりました。これにより、PDBを開くことができます。

10.1.5 PCLI: ラベルへの二重引用符の使用でエラーとなる [DEF196329]

8.4では、PCLIスクリプトで二重引用符で囲まれた変数(ラベル名の変数に空白文字を含むこともあるため)によってラベルを適用した場合、ラベルに無効文字が含まれる旨のエラーメッセージが表示されコマンドが失敗しました。 この不具合は修正されました。

10.2 IDE クライアントの不具合の修正

10.2.1 サーバサイド処理: 新しいパスマップに対してクライアント処理接続に戻る [DEF192298]

パッチ8.4.1をインストールしており、Server-Side Processing(サーバサイド処理)を使用している場合、新しいPath Map(パスマップ)を作成するたびにVersion Manager Application Server を再起動する必要がありました。 そうしないと、新しいパスマップが表示されず、接続がClient-Side Processing(クライアントサイド処理)に戻ってしまいます。 この不具合は修正されました。

10.2.2 Eclipse RIDE SuSE Linux でたまにクラッシュする [DEF110403]

この不具合は修正されました。

注: ライブラリlibexpat.0.soへの依存性があります。 SuSEのインストール場所には、このファイルの新バージョン(例:libexpat.1.so)があるかもしれません。 残念ながら、サードパーティのライブラリには、旧バージョンのファイルに依存しているものがあります。 クラッシュを回避するには、適切なバージョンの libexpat0 を得るために、ご使用のOSに適したコンパクトパックをダウンロードしてインストールする必要があります。 以下を参照してください。http://rpm.pbone.net/index.php3/stat/3/srodzaj/1/search/libexpat.so.0

10.2.3 Eclipse RIDE: _Serena パッケージエクスプローラ上での Serena フォルダの表示 [DEF194006]

Eclipseパッケージのエクスプローラでは、_serenaを含むプロジェクト内のすべてのフォルダが表示されます。 _serenaフォルダは、VMワークスペースマネージャによってワークスペース管理のために作成されるフォルダです。 この不具合は修正されました。 _serenaフォルダは表示されなくなりました。

10.2.4 Eclipse RIDE: サーバサイド処理: ローカルプロジェクトデータベースからのインポート [DEF193328]

サーバサイド処理が有効な状態で、ローカルプロジェクトデータベースからワークスペースにプロジェクトをインポートしようとすると、コンソールに以下のエラーメッセージが表示されました。

[INFO] Server-side processing cannot be used with pre 8.4.1 server, switching to Client-side processing.

この不具合は修正されました。

10.2.5 Rational Application Developer: アーカイブリストへのアイテムの追加で、"Error Serializing Activated Issues" [DEF194696]

RADで TeamTrack 項目を右クリックして[add to active list]を選択すると、"Error Serializing Activated Issues"というエラーメッセージが表示されました。 この不具合は修正されました。

10.2.6 RIDE: サーバサイド処理を使用する場合、サーバを再起動した場合、IDE も再起動する必要がある [DEF192168]

リッチ IDEでサーバサイド処理モードを使用中に Application Server を再起動した場合、IDE も再起動する必要がありました。 この不具合は修正されました。 IDE を再起動することなくサーバを再起動できるようになりました。

10.2.7 RIDE: サーバサイド処理: IDE にログインできずサーバのメモリエラー [DEF192572]

IDEにログインできず、Application Server のコンソールに以下のエラーメッセージが表示されました。

"java.lang.OutOfMemoryError: PermGen space" in Server console

この不具合は修正されました。

10.2.8 RIDE: サーバサイド処理: SSO: 同時ログインに失敗する [DEF192738]

サーバサイド処理が有効になっている状態で、Eclipse と Visual Studio IDE から同時にプロジェクトデータベースに SSO ログインしようとすると、失敗しました。 この不具合は修正されました。

10.2.9 Visual Studio RIDE: CAC: サーバサイド処理: ワークスペースの比較からファイルをコミットできない [DEF193306]

サーバサイド処理が有効な状態で、CACログインでプロジェクトをインポートした場合、ワークスペースの比較オペレーションでファイルをコミットすることができませんでした。 この不具合は修正されました。

10.2.10 Visual Studio RIDE: Application Server が機能していない際の、メッセージ/情報が不正 [DEF192391]

Application Server への接続(サーバ側処理モード)がダウンした場合、IDEでワークスペースの比較オペレーションを行おうとすると、リモートロケーションのファイルが、実際には削除されていないのに、すべて削除されているように見えました。

この不具合は修正されました。 また、オペレーション中に IDE が Application Serverにアクセスできないときは、メッセージが表示されます。

10.2.11 Visual Studio 2008 RIDE: サーバサイド処理: サーバコンソールで、"[ERROR] BEEP BEEP BEEP" [DEF192024]

.slnファイルが含まれる Visual Studio プロジェクトを開こうとすると、Version Manager Application Server のコンソールに以下のようなメッセージが表示されました。

[ERROR] BEEP BEEP BEEP. Invalid use of API. A file asset was added to the selection set as an asset folder./VS2008-RIDE/WindowsFormsApplication3/WindowsFormsA pplication3.sln

プロジェクトを開くときについて、この不具合は修正されました。 マイグレーション中にはまだ上記の状態が発生します。

10.3 Web クライアントの不具合の修正

10.3.1 一時ファイルが正しくクリーンアップされない [DEF152514; DEF189516]

これらのオペレーションには、誤ったタイムスタンプが使用されるものがありました。 この不具合は修正されました。

10.3.2 複数ファイルを取得する際に、バージョンラベルまたは、リビジョンの指定ができない [DEF179741; DEF193772; DEF184739 ]

選択ダイアログのローディングが終わらず、バージョンラベルまたはリビジョンの指定ができませんでした。 すべてのユースケースでこの不具合は修正されました。 8.4での修正では、プロジェクトデータベースのルートにあるファイルについてのみ修正されていました。

10.4 vss2vm 変換の不具合の修正

10.4.1 VSS でのブランチのロールバックはリビジョンを見失う [DEF193580]

この不具合は修正されました。

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11.0 Version Manager 8.4.1.0 で修正された不具合

11.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

11.1.1 インストールガイドのエラー

Version Manager 8.4.0.0 でインストールされる『インストールガイド』の63ページと64ページに誤ったパスが指定されていました。 旧バージョンのパーツ番号:MA-VMINST-008。 ガイドの著作権ページでご使用のバージョンを確認してください。この不具合は、MA-VMINST-008A(8.4.0.0用、オンラインで入手可能)およびMA-VMINST-009(8.4.1.0に含まれる)で修正されています。

11.1.2 File Server: リビジョンライブラリのバックグラウンド処理が完了しないことがある [DEF189641]

File Server の再起動後、リビジョンライブラリのバックグラウンドスキャンは中断箇所から再開されるはずです。 8.1.1 JAでのコード変更によってこの機能が阻害され、中断箇所からではなく最初からスキャンが再開されるようになっていました。 この不具合は修正されました。

11.2 IDE クライアントの不具合の修正

11.2.1 サーバサイド処理の追加: Eclipse RIDE & Visual Studio RIDE [ENH181415]Δ

パフォーマンスの向上のため、Eclipse RIDE とVisual Studio RIDE の統合に、サーバ側処理が追加されました。

動作変更: サーバ側処理はデフォルトで有効になります。したがって、デフォルトで、すべてのイベントトリガがサーバで実行されます。 上記の動作に不都合がある場合、以前のクライアント側処理の振る舞いに戻すことができます。 詳細については、『Serena PVCS IDE Client Implementation Guide』(ご使用のIDE用のデフォルトオプションの設定方法について)を参照してください。

11.3 Web クライアントの不具合の修正

11.3.1 サードパーティ-Web サーバを必要としない Δ

動作変更: Version Manager と共にインストールされた Tomcat インストールは、自立動作可能になりました。 オプションで、対応するサードパーティのウェブサーバを使用して、Version Manager Web Server で提供されているサーブレットにアクセスすることもできます。 すでにサードパーティの Web サーバを設定しており、Version Manager の既存のフロントエンドとHTTPS証明書を使用したい場合に便利です。

注:

11.3.2 LDAP エラーによりユーザのセッションがロックされる [DEF190942; DEF180435]

LDAP認証サーバへの接続時にエラーが発生した場合、ユーザセッションがロックされ、その状態が持続しました。 この不具合は修正されました。 30秒で接続できなかった場合、試行が破棄されてメッセージが表示され、再試行が可能になります。

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12.0 Version Manager 8.4.0.0 で修正された不具合

12.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

12.1.1 Common Access Card (SmartCard) 認証とシングルサインオンがサポートされました [ENH181439]

ログインソースとしてSSO/CACが追加されました。 対応する Version Manager クライアント:デスクトップクライアント、Web Client、Eclipse RIDE、Visual Studio RIDE、PCLI。 ただし、Serena Single Sign On Serverを使用する必要があります。 インストールと設定については、『Serena PVCS Version Manager インストールガイド』を参照してください。

12.1.2 すべてのクライアントが、文字(* : - +) のバージョンラベルへの禁止を許諾しました [DEF78103] Δ

バージョンラベルにアスタリスク(*)、コロン(:)、ダッシュ(-)またはプラス(+)を使用すると、予期せぬ結果を引き起こす可能性があります。 したがって、これらの文字は禁止されるべきでした。 この不具合は修正されました。
動作変更: バージョンラベルにアスタリスク、コロン、ダッシュを入力すると警告メッセージが表示され、ラベルを作成できないようになりました。 (元の振る舞いに戻す必要がある場合は、8.4.4.0の「注」を参照してください。)

12.1.3 チップ以外の取得でアーカイブが破損 [DEF188307]

この不具合は、WORKDIR ディレクティブで指定されたディレクトリ(デフォルトでCLIおよびDTKアプリケーションのカレントディレクトリ)に 有効な setgid ビット(drwxrws...)があり、そのディレクトリのグループ所有者がVMコマンドを実行する有効なグループ所有者と一致しない場合に発生しました。 この不具合は修正されました。

12.1.4 プロジェクトデータベースのコピーで、パス表示にスラッシュ(/)が使用される [DEF183095]

この振る舞いは、Version Manager 8.1.2以降で発生していました。コピー過程で[共有アーカイブの保持]オプションを選択した場合に限り発生しました。 この不具合は修正されました。

12.1.5 ジャーナルレポート上の重複 [DEF41231]

Windows システムで、アーカイブパスの一部ケースに変更を加えた場合、各バージョンのパスに複数のジャーナルエントリが発生しました。 この不具合は修正されました。

12.1.6 ERROR: 数値で始まるバージョンラベルを指定して、取得をしたときのエラー "Could not find revision named " [DEF187981]

この不具合は修正されました。

12.1.7 File Server: 巨大なプロジェクトに対する、アーカイブの Split(分割)に時間がかかる [DEF111019]

パフォーマンス向上のため、キャッシュロジックが追加されました。

12.1.8 アーカイブパスにワイルドカードが使われている場合、File Server でアーカイブのインポートに失敗する [DEF188059]

この不具合は修正されました。

12.1.9 Mover: 間違った場所にファイルが転送される [DEF180227]

プロジェクト名がパスの一部に使用されると、Moverが混乱していました。 この不具合は修正されました。

12.1.10 Solaris 10 File Server: 頻繁にロックアップする [DEF180435]

この不具合は修正されました。

12.1.11 サイレントインストール: 要求していないサンプルデータベースが作成されてしまう [DEF178473]

/Rオプションを使用してVM 8.3のインストールパッケージを実行すると、setup.iss ファイル(サイレントインストールのAnswerファイル)が作成されました。 オリジナルインストールではSampleDBが作成されず、 /Sオプションを使用してインストールパッケージを実行するとサンプルプロジェクトデータベースが作成されていました。 この不具合は修正されました。

12.1.12 Tomcat: サーバシャットダウン中に、FileNotFoundException (SESSIONS.ser) [DEF178044]

この不具合は修正されました。

12.1.13 不要な、pvcsproj.ser ファイル (pvcsproj.old####) が、プロジェクトのルートに生成される [DEF180776]

この振る舞いは、Version Manager 8.3以降での他の修正により、意図しない副作用として発生していました。
この不具合は修正されました。 既存のpvcsproj.old####ファイルはすべて削除され、新規に作成されることはありません。

12.1.14 WinMerge: ツールの選択時にデフォルトのインストールパスが表示されない [DEF149292]

この不具合は修正されました。

12.2 IDE クライアントの不具合の修正

12.2.1 Eclipse RIDE: プロモート前イベントトリガが正しく機能しない [DEF181088]

この不具合は修正されました。

12.2.2 Visual SourceSafe 変換: ブランチがクラッシュの原因となる [DEF182253]

この不具合は修正されました。

12.2.3 VS2005 RIDE: ATL プロジェクトの追加時にエラー [DEF107083]

ソースコントロールにATLプロジェクトを追加すると、出力ウィンドウに以下のエラーメッセージが表示されました。
Error: Unknown asset path "/CPlus_ATL_New_I".
Created project: //CPlus_ATL_New_I

エラーメッセージが表示されても、ソースコントロールにプロジェクトは追加されていました。 この不具合は修正されました。

12.3 Web クライアントの不具合の修正

12.3.1 エラー: "Please complete the project login dialog before proceeding." [DEF183064; DEF183267]

ある状況下で、1人のユーザがサブプロジェクトのログインダイアログを開いていると、そのサブプロジェクトにログインしようとする他のすべてのユーザがブロックされました。 この不具合は修正されました。

12.3.2 チェックアウト場所と違う場所からチェックインするとエラーになる [DEF177893]

この不具合は修正されました。

12.3.3 High ASCII がファイルに使われていると、プロジェクト単位でのチェックインでエラーとなる [DEF95710]

"Action was not performed because there were no items to process"というエラーメッセージが表示され、オペレーションが失敗しました。 この不具合は修正されました。

12.3.4 複数ファイルの取得時に、バージョンラベルもしくはリビジョンを指定できない [DEF179741]

選択ダイアログのローディングが終わらず、バージョンラベルまたはリビジョンの指定ができませんでした。 プロジェクトデータベースのルートにあるファイルについては、この不具合は修正されました。

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13.0 Version Manager 8.3.0.0 で修正された不具合

13.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

13.1.1 詳細設定ダイアログのイベントトリガタブに、() のボタンをクリックした際に、__EventWorkfile__ トリガが表示されない [DEF168456]

この不具合は修正されました。

13.1.2 Windows クライアントに対して、正しく UNIX File Server 上の、UNIX-centric プロジェクトデータベースへのアクセスが提供されない [ENH168618; ENH165000; ENH165004; ENH165007; ENH165010; ENH165012; ENH165015; ENH165016; ENH165017; ENH165018; ENH165021]

この機能は実装されました。

13.1.3 ファイルタイプ毎のアーカイブ属性: [未定義] の変更で予期せぬ動きをすることがある [DEF110052]

ファイルタイプ[未定義]の設定を変更しても、cfgファイルにはユーザによる[未定義]の変更はないという前提に基づいてディレクティブが書き込まれます。したがってこれらの設定を変更すると、衝突が発生しました。
この不具合は修正されました。

13.1.4 バージョンラベルに、いくつかの High ASCII 文字が (č, ě, ř) 使用できない [DEF81214]Δ

č、ě、ř(キャロン付きのc、e、r)は、バージョンラベルに使用すると文字が「???」と表示されるか、エラーが発生して破棄されます。 Windows CP1250 Latinでは、これらの文字は拡張ASCII文字の200、227、236です。

動作変更: この不具合は修正されました。 Windows CP1252 Latin(西ヨーロッパ言語)にはこれらの文字は含まれません。 これらの文字を使用するには、ご使用のシステムの地域と言語の設定をルーマニア語など、コードページ1250を使用する言語に変更する必要があります。

13.1.5 CLI: -q (Quiet) 取得コマンドに対するオプションが勝手に無効となる [DEF177333]

-qオプション付き get コマンドを実行中にエラーが発生した場合、以降の"get -q"動作の-qオプションが無効になりました。
この不具合は修正されました。

13.1.6 CLI: Get -u が Linux 上で古いリビジョンが新しいファイルを上書きする [DEF83116]

この不具合は修正されました。

13.1.7 CLI: vsplit が不アーカイブディレクトリの ".arc.old" 拡張子のファイルを削除する [DEF82240]

この不具合は修正されました。

13.1.8 CLI: VSQL コマンドに時間がかかる [DEF161803]

この不具合は修正されました。

13.1.9 Version Manager による、Crystal Reports と(もしくは) PowerBuilder の DLL の競合: libeay32.dll & ssleay32.dll; Error: "The ordinal <number> could not be located in the dynamic link library LIBEAY32.dll" [DEF40832]

PowerBuilder、Crystal Reports、Version Managerがインストールされた状態で、Version Manager デスクトップクライアントが正しく動作せず、SCCコンポーネントが初期化されませんでした。 同じ DLL が CLI および PCLI にも悪影響を与えることがありました。
この不具合は修正されました。 Version Managerは、Windows内の DLL 検索順序ロジックに依存せず、インストールする特定バージョンのDLLをロードするようになりました。

注:サードパーティのDLLとの競合があった場合、DLLの名前をISLV.INIファイルに追加してみてください。 ISLV.INIファイルに[THIRDPARTY]セクションがない場合は、そのセクションを作成し、競合するDLLを以下のように追加します。

[THIRDPARTY]
PVCS.VM.THIRDPARTYDLLS=libeay32.dll:ssleay32.dll

DLL名は:

13.1.10 プロジェクトデータベースのコピー: コピー中の新しいアクセスコントールデータベースの作成に失敗 [DEF91073]

この不具合は、ルート以外の複数のレベルに ACDB があり、コピー中に新しいACDBを作成しようとした場合にのみ発生していました。 この不具合は修正されました。

13.1.11 プロジェクトのコピー: コピー中に作業ファイルの名前が変更される [DEF159417]

この不具合は修正されました。

13.1.12 最後のセッションが、再帰表示で閉じられた場合、デスクトップクライアント (8.2.1.1) 起動時にクラッシュする [DEF171203]

この不具合は修正されました。

13.1.13 埋め込みコンフィグレーションファイルログインソースに "internal error 50" が含まれる [DEF87177]

埋め込みACDがある場合にもこの不具合が発生していました。 この不具合は修正されました。

13.1.14 File Server: File Server がプロジェクトデータベースのドライブのルートの場合、サーバ上のクライアントがクラッシュする [DEF165350]

プロジェクトデータベースの位置をドライブのルートに設定したパスマップが File Server に含まれる場合、そのFile Server(GUI、PCLI、CLI)でクライアントを起動しようとすると、クライアントがクラッシュしました。
この不具合は修正されました。

13.1.15 File Server: 8.1.3 から 8.1.4 へアップグレード後、クライアントが遅くなる [DEF146688]

この不具合は修正されました。

13.1.16 File Server: PDB キャッシュ間隔の設定を "0 秒" とした場合、File Server が、CPU を100% 消費して稼動する [DEF146752]

File Server オプションページで PDB キャッシュのライフスパンを「0秒」に設定することで、PDBキャッシュを無効にすることができます。 この方法でキャッシュを無効にすると、各要求時にリストが算出されるはずです。 実際には、PDBキャッシュの再構築スレッドが常に実行され、CPU負荷が100% となっていました。
この不具合は修正されました。

13.1.17 File Server: アーカイブ属性を GENERATEDELTA に変更した場合、既存のブランチもしくは Split(分割)アーカイブからリビジョンが失われる [DEF177435]

この不具合は修正されました。

13.1.18 File Server: 作業ファイルの追加に失敗したときに、生じたファイルの削除 [DEF166804; ENH13748]

アーカイブの分割により、サーバに空のアーカイブが残ってしまいました。 この不具合は修正されました。

13.1.19 履歴の表示でのラベル表示エラー: "PVCS_E_NO_USER_ID" when LOGIN = VCSID, VLOGIN [DEF152105]

ログインソースをVCSID、VLOGINに(この順序で)設定し、VCSID変数を定義していない場合、VMはVCSIDログインソースを無視し、VLOGINのみを使用するはずです。 ほとんどのオペレーションでは正しく動作していましたが、バージョンラベルが関与する履歴の表示 / PCLI vlogでは、 レポート内の1つおきのファイル(!)で、以下のエラーメッセージが表示されて失敗しました。 "Error: <EntityPath>: You have encountered an internal processing error: 50 (PVCS_E_NO_USER_ID: Unable to obtain the user ID.)"
この不具合は修正されました。

13.1.20 License Server: デスクトップクライアントでポートの指定でエラー [DEF176052]

ホスト名を入力すると成功するのに、ポート(例:27000@abc-flexlm)を指定すると接続に失敗しました。
この不具合は修正されました。

13.1.21 License Server: 予期していないライセンスの消費がされる [DEF172417; DEF83745]

この不具合は修正されました。

13.1.22 Linux: メモリリークの問題の調査と解決 [DEF158457]

実行されました

13.1.23 Linux: tkdiff Merge が動作しない [DEF153451]

マージツール tkdiff merge を使用してマージを行うことができませんでした。 以下のエラーメッセージが表示されます。 "*.tmp is not a part of revision control system."
この不具合は修正されました。

13.1.24 Linux: pvcs グループにいない、ユーザの vcs コマンドにより Setuid モードのアーカイブが破損する [DEF160098]

setuid モードで実行中に、vcs コマンドファイルを所有するグループのメンバー以外の非pvcsユーザ(実行ファイルの所有者以外のユーザ)が、 通常のumask設定(002または022)で、アーカイブを破損することがありました。
この不具合は修正されました。

13.1.25 Merge: 自動マージが詳細設定で定義されたブランチラベルを使用しない [DEF28867]

この不具合は修正されました。

13.1.26 数値のバージョンラベル: 操作対象として選択するとエラー [DEF164858]

数字で構成されるラベルに基づいてプロモーショングループをリビジョンに割り当てる際、VMから"Could not find a revision named 123456 in the archive <archive path>"というメッセージが返されました。"123456"は選択されたバージョンラベルです。
この不具合は修正されました。

13.1.27 PCLI: List コマンドエラー: java.lang.nullpointerexception [DEF172814]

アクセスリストを持つアーカイブに対して PCLI list コマンドを実行し、実行ユーザがそのリストにない場合、java.lang.nullpointerexceptionが表示されていました。
この不具合は修正されました。 期待した通り、"No Access"エラーメッセージが表示されるようになりました。

13.1.28 PCLI: ScanPDB コマンドが PvcsID エラーを検出しない [DEF78656]

いずれかのエンティティの PvcsId が pvcsid.ser に保存される数字より大きい場合、プロジェクトデータベースに問題があっても PCLI ScanPDB がその問題を検出しませんでした。 このプロジェクトデータベースにエレメントを追加すると、エレメントIDの重複によってデータベースの破損が生じます。

この不具合は修正されました。

13.1.29 PCLI: vlog -b コマンドが、アーカイブがデフォルトリビジョンを持っていない場合、失敗することがある [DEF103054]

この不具合は修正されました。

13.1.30 権限セット: 権限セットを持たない、ユーザには Unlimited が割り当てられる [DEF74786]

この不具合は修正されました。 権限セットを設定しないと有効な権限セットがUnlimited(無制限)になる旨の警告メッセージが表示されるようになりました。

13.1.31 プロモーションモデル: 取得/チェックアウト処理が間違ったリビジョンを取り出す [DEF37380]Δ

プロモーションモデルが機能している場合、チェックアウトオペレーショションは取得オペレーション以外のリビジョンルックアップロジックを使用しました。

動作変更: Force revision lookupオプションが追加されました。これにより、チェックアウトオペレーションが取得オペレーションと同じリビジョンルックアップロジックを使用できるようになりました。 これらのオプションは、実行時に[取得]ダイアログおよび[チェックアウト]ダイアログで選択できます。 これらのダイアログのデフォルト設定は、ユーザオプションで設定するか、[詳細設定]ダイアログの[プロモーション]セクションで管理者が設定することができます。 CLIとPCLIのGetコマンドに、-FGオプションと-FRオプションが追加されました。 Version Managerのマニュアルの該当セクションが更新されました。実装の詳細については該当セクションを参照してください。

13.1.32 シングルサインオンに失敗 [DEF81017]Δ

デスクトップクライアントからアクセスするプロジェクトデータベースとプロジェクトについて、シングルサインオン機能が復活しました。

動作変更: 管理者は、Version Manager にログイン済みのユーザを認識するように、Version Mangerのプロジェクトとプロジェクトデータベースを設定することができます。 シングルサインオンを有効にすると、ユーザは一度ログインするだけですべてのシングルサインオン対応プロジェクトにアクセスが可能になります。

注:Version ManagerのユーザID とパスワードの組み合わせが、シングルサインオンするすべてのプロジェクトデータベースとプロジェクトで一致している必要があります。
シングルサインオンはデスクトップクライアントでのみサポートされています。

13.1.33 シングルサインオン: プロジェクトデータベースの作成時にデフォルトで有効 [DEF176610]

デスクトップクライアントに表示される既存のPDBでシングルサインオン(SSO)を有効にしており、デスクトップクライアントを使用して新しいPDBを作成する場合、プロジェクト設定ダイアログではデフォルトでSSOオプション「Enable Single sign-on」が選択されています。 ただし、既存のPDBでSSOが有効になっていない場合は、 新しいPDBの作成時にデフォルトのオプションとして「Enable Single sign-on」が無効になっていました。
この不具合は修正されました。

13.1.34 ユーザID とパスワードが同じ場合、サブプロジェクトの選択時に、オーバーフローエラーとなる [DEF137267; DEF114817]

サブプロジェクトにVLOGINを使用するACDBが含まれており、ユーザ名とパスワードが同じ(例:UserID = "Bob" PW = "Bob")で、かつユーザID がルートプロジェクトのものとは異なる場合、サブプロジェクトに移動しようとするとstack overflow例外が発行されました。 この不具合は修正されました。

13.1.35 UNIX/Linux: 作業ファイルパスに空白が含まれる場合、編集/表示に失敗 [DEF90539]

この不具合は修正されました。

13.1.36 UNIX/Linux: CLI IDENT コマンドがクラッシュ [DEF157127]

この不具合は修正されました。

13.1.37 UNIX: SSL を使用して、LDAP に接続できない [DEF73062; DEF73067; DEF73068]

この不具合は修正されました。

13.1.38 Windows 2008 Server: IIS 6 互換パッケージを使用しないと、Version Manager Application Server Admin がクラッシュする [DEF164571]

この不具合は修正されました。

13.1.39 Windows 2008 Server: PCLIOutProc がアンインストール中にハングする [DEF163669]

Version Managerをアンインストールしようとすると、"PCLIOutProc is not responding"というメッセージが表示されていました。
この不具合は修正されました。

13.2 IDE クライアントの不具合の修正

13.2.1 ワークステーションIDE クライアントに対して、ユーザによる JVM メモリヒープ(Xmx と Xms)の管理が可能に [DEF177356]Δ

ユーザは自分のワークステーションのメモリヒープ Xmx および Xms の設定を管理できる必要があります。 PCLI、GUI、および Web クライアントのすべてがこの機能を提供しています。
この機能は追加されました。

Java ベースのクライアントは、次のメモリヒープパラメータを使用します:

動作変更: 各種IDEクライアント向けに、以下のように機能が実装されています。

SCC クライアント

ISLV.iniファイルに、以下のフォーマットでセクションと主要な値の組み合わせが追加されました。

[CPCLI]
JAVAARGS=-Xms128m -Xmx512m

Visual Studio RIDE

ISLV.iniファイルに、以下のフォーマットでセクションと主要な値の組み合わせが追加されました。

[SVE]
sve.dotnet.jvmloader.jvm.initialHeapSize=<value>
sve.dotnet.jvmloader.jvm.maxHeapSize=<value>

Eclipse RIDE と SCC

eclipseフォルダ内のeclipse.iniファイルに、以下のフォーマットでセクションが追加されました。

-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m

40mと256mは、40MB(最小ヒープサイズ)と256MB(最大ヒープサイズ)を表します。

13.2.2 Eclipse RIDE: チェックインの設定が、同期機能で使用されない [DEF96739; DEF162214]Δ

Eclipseでは、Windows | Preferences | Team | Serena | CheckinでLabelに設定されたデフォルトオプションは、Compare Workspace、Synchronize、またはCommit To Repositoryアクションの実行時には適用されません。 チェックインの実行時に適用されます。

動作変更: [Commit]ダイアログに上記のシナリオが表示されるようになりました。 [チェックイン]ダイアログの機能と同様で、同じオプションへのアクセスも可能です

13.2.3 Eclipse RIDE: エラーメッセージの代わりにエラーコードが表示される [DEF160746]

ユーザがオペレーションをキャンセルした場合などに、Serena 出力コンソールにエラーメッセージではなくエラーコードが表示されることがありました。
この不具合は修正されました。

13.2.4 Eclipse RIDE: Serena コンソールから、Issue との関連付けまたは、ラベルの追加が行われた場合、"java.lang.RuntimeException" [DEF151656]

この不具合は修正されました。

13.2.5 Eclipse RIDE: 現在のロケールが設定されていない場合、不的確なメッセージ、"Could not authenticate (1_11)" が表示される [DEF145975]

この不具合は修正されました。

13.2.6 SCC: 毎回の操作でログインを確認される [DEF182486]

SCCインテグレーション(8.1.4.1現在)では、ユーザにログインを複数回要求することがありました。 この不具合は修正されました。

13.2.7 SCC: マージツールのプロジェクトパスエラー [DEF165577]

SCCインテグレーションを使用してマージしようとすると、マージツールがパスにプロジェクト名を2回追加していました。 これにより、パスがワークファイルに無効として設定され、以下のようなエラーが発生しました。 "Error: Unable to access the following file for reading: E:\vs\WebApplication2\WebApplication2\Default.aspx".
この不具合は修正されました。

13.2.8 Visual Studio RIDE: 更新されたファイルの History からチェックインできない [DEF170504; DEF170511]

チップまたは非チップに関わらず、ユーザが Historyビューからリビジョンをチェックアウトした場合、同じビューからファイルをチェックインすることができませんでした。 Solution Explorerからファイルをチェックインすると、ファイルに加えた変更が失われます。 また、Historyビューで参照した場合とSolution Explorer参照した場合で、ファイルの内容が異なりました。
この不具合は修正されました。

13.2.9 Visual Studio RIDE: 名前の変更されたファイルのコミット中にクラッシュする [DEF164931]

この不具合は修正されました。

13.2.10 Visual Studio RIDE: ソースコントロールからプロジェクトデータベースを開く際に、誤ったユーザ ID/パスワードを与えるとクラッシュする [DEF164913]

この不具合は修正されました。

13.2.11 Visual Studio RIDE: ソースコントロールで空のフォルダが追加されない [DEF98987; 107053]Δ

空だったフォルダにワークファイルを追加しても、ソースコントロールに追加されませんでした。先に Visual Studio プロジェクトで空フォルダを削除しておく必要がありました。 この不具合は修正されました。

動作変更: 空だったフォルダにユーザがファイルを追加すると、ソースコントロールに追加されるようになりました。 以前は、ソースコントロールに追加されませんでした。

13.2.12 Visual Studio RIDE: チェックアウト時のロック処理で "Unknown id -1" エラー [DEF165626]

この不具合は修正されました。

13.2.13 Visual Studio RIDE: リビジョンの比較で、Next Difference ボタンが次の相違点で停止しない [DEF78621]

[Next Difference]ボタンは、現在選択されているファイル表示部の次の相違点で停止していました。 デフォルトで、左側のペインが選択されており、現在作業中のファイルが含まれています。 [Next Difference]ボタンをクリックしても、フォーカスは次の相違点には移動しません。これは、すべての追加の変更がローカル作業ファイルと比較されるからです。 [Next Difference]ボタンを使用してすべての相違点を確認するためには、2つのペイン間でフォーカスを切り替える必要がありました。
この不具合は修正されました。

13.2.14 Visual Studio RIDE: ソースコントールから許可されない名前のプロジェクトが追加されるとクラッシュします [DEF164471]

この不具合は修正されました。 クラッシュせず、名前に禁止文字が含まれている旨のメッセージが表示されるようになりました。

13.2.15 Visual Studio RIDE: Version Manager の一時ファイルがクリーンアップされない [DEF133733]

この不具合は修正されました。

13.2.16 Visual Studio Ride: ローカルで更新されたファイルをチェックアウトできない [DEF134833]

新規に追加されたファイル(内容なし、ファイルサイズ0KB)の場合、空ファイルでのマージオペレーションで unhandled 例外が発行されました。 この不具合は修正されました。

13.2.17 Visual Studio RIDE: "View File" オプションがローカルのファイルではなく、リポジトリファイルを表示する [DEF163499]

compare workspaceによってローカルで変更されたファイルを確認すると、ローカルファイルではなくレポジトリが表示されました。 この不具合は修正されました。

13.2.18 Visual Studio SCC: チップへブランチをマージする際に、出力ファイルをチェックインしない [DEF74835]

この不具合は修正されました。

13.2.19 Visual Studio 2008 SCC: プロジェクトの追加時に、".root" がプロジェクト名の最後に付与される [DEF166256]

この不具合は修正されました。

13.3 Web クライアントの不具合の修正

13.3.1 Application Server Manager 設定が保持されない [DEF101944]

ユーザがWeb クライアントからログインするのと同時にVersion Manager Admin が設定を変更しようとすると、設定変更が保持されませんでした。
この不具合は修正されました。

13.3.2 TeamTrack との関連付けが有効な場合に、複数ファイルが追加できない [DEF172350]

これを試みると、以下のエラーメッセージが表示されました。"Empty Selection Set - Browse to select directory or files." この不具合は修正されました。

13.3.3 CFG ファイルの LDAPINFOFILE ディレクティブ が無視される [DEF166868]

この不具合は修正されました。

13.3.4 更新されたファイルに対する、チェックインコメントが、TeamTrack のリビジョン履歴に出力されない [DEF152954]

この不具合は修正されました。

13.3.5 リビジョンフィールドに既存の浮動ラベルが指定されているとチェックインに失敗 [DEF76909]

この不具合は修正されました。

13.3.6 関連付けの削除設定が正しく機能しない [DEF153377]

この不具合は修正されました。

13.3.7 Windows 2003 上の IIS 6 で、FireFox または Mozilla の Web ブラウザには、手動での MIME タイプ設定の定義が必要 [DEF92270]

サーバがWindows 2003上でIISを実行している場合、FireFoxおよびMozillaブラウザにVersion Managerのウェブクライアントアプレットがインストールされませんでした。 この問題を回避するため、.xpiファイル用のMIMEタイプを定義する必要がありました。
この不具合は修正されました。 MIMEタイプによる問題回避は不要になりました。

13.3.8 デフォルト値が設定されていないと、"デフォルトリビジョン" の取得に失敗 [DEF84686]

ラベルを指定していなくても、デフォルトリビジョンでの取得は以下のエラーメッセージが表示されて失敗しました。"Can not locate specified revision label" PDBで「DefaultVersion」を明示的に空の値に設定していると必ずこの問題が発生しました。「BranchVersion」および「BaseVersion」でも問題は発生します。
この不具合は修正されました。

13.3.9 ヘルプはサーバに対して、相対パスを使用すべき (ファイアウォールに対して) [DEF173840]

この不具合は修正されました。

13.3.10 操作中にユーザパスワードが変更されウとサーバがクラッシュする [DEF81358]

VLOGINログインソースでinetクライアントがPDBでgetを行い、クライアントがアクセスデータベースにパスワードを持たない場合、かつ他のプロセスがそのuseridにパスワードを割り当てている場合、 inetクライアントの要求を処理するデーモンサーバがクラッシュしました。 新しいデーモンサーバが作成されますが、それもクラッシュします。
この不具合は修正されました。

13.3.11 UNIX: License.log ファイルに書き込みできない [DEF177204]

この不具合は修正されました。

13.3.12 デフォルトリビジョンへの表示/編集に失敗 [DEF154643]

ファイルの隣にある[表示 / 編集]アイコンをクリックすると、「表示/編集」機能が無効になっていました。 「htmlとして表示」機能は有効ですが、「表示」および「編集」機能は[OK]をクリックしてもダイアログが開いたままになります。
この不具合は修正されました。

13.4 Visual Source Safe から Version Manager への変換ユーティリティ

13.4.1 日付の設定にロケール設定が考慮されない [DEF172402]

変換コードは、VSSからチェックインの日付を読み込む際に現在のロケールを考慮する設計になっていませんでした。
この不具合は修正されました。

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14.0 Version Manager 8.2.1.1 で修正された不具合

14.1 すべての修正された不具合

14.1.1 取得操作実行時の、"チェックアウト" の表示 [DEF09580]Δ

Get(取得)操作を行った後、リビジョンは、"チェックアウト"されたと表示されます。これはユーザにチェックアウト操作が行われたと混乱させます。

動作変更: これは修正されました。混乱を避けるため、取得もチェックアウトも、"取得/チェックアウト"というメッセージとなりました。

14.1.2 PowerBuilder からのバージョンラベルを Version Manager で割り当てられない[DEF103635]

PowerBuilder から SCC 統合を使用する場合、チェックイン時にバージョンラベルの割り当てを実行しても、初回はラベルの割り当てに失敗します。新しいリビジョンはチェックインされますがラベルは適用されません。チェックイン後に手動で適用する必要があります。その後のチェックイン操作では、ラベルの適用に成功します。

この問題が修正されました。

14.1.3 ファイルの追加時に参照ダイアログボックス以外の場所でキャンセルしようとすると「選択セットが空です – 参照してディレクトリまたはファイルを選択してください」エラーが発生する[DEF154601]

〔Add Workfiles(作業ファイルの追加)〕ダイアログボックスの〈Add Workfiles From(追加される作業ファイルの場所)〉の隣にある【Browse(参照)】ボタンをクリックして、ファイルブラウザの【Cancel(キャンセル)】をクリック(デフォルトの場所を維持するための選択)した場合、【OK】をクリックした後に次のメッセージが表示され、作業ファイルの追加操作に失敗します。

「選択セットが空です – 参照してディレクトリまたはファイルを選択してください」

この問題が修正されました。

14.1.4 トランクリビジョンが *.255 を超える場合、浮動ラベルをブランチに追加できない[DEF162200]

トランクチップリビジョンが *.255 を超える特定のアーカイブでは、ブランチに浮動ラベルを割り当てようとしても、次に示す誤解を招くようなエラーメッセージが表示され、割り当てに失敗します。

適切な権限がないため、ファイル archivePath にアクセスできませんでした。

この問題が修正されました。

14.1.5 Tomcat 5.0 使用時のセキュリティ脆弱性[DEF162503]

File Server、VM I-Net および WebDAV で使用する Version Manager Web Application Server を実行している Apache Tomcat 5.0.28 アプリケーションエンジンには、多数のセキュリティ脆弱性が確認されていました。

これらの問題は、アプリケーションエンジンを Apache Tomcat リリース 6.0.20 に置き換えることで解決されました。

14.1.6 Developer's Toolkit の PvcsQueryConfiguration() 呼び出しが Version Manager 8.2.0.1 および 8.2.1.0 で失敗する[DEF163537]

アプリケーションが Version Manager リリース 8.2.0.1 または 8.2.1.0 の DTK を使用している場合、この API を使用しようとすると PVCS_E_INVALID_PARAMETER が返されます。

この問題が修正されました。

14.1.7 Developer's Toolkit の PvcsVersionToRevision() 呼び出しでは、多数のラベルが付いたアーカイブを処理できない[DEF167312]

PvcsVersionToRevision() 呼び出しには、リビジョン番号とバージョンラベルの情報を格納するために使用するバッファのサイズを渡す必要があります。このサイズは unsigned short データタイプとして宣言されているため、バッファが 65535 バイトを超えると PVCS_E_BUFFER_OVERFLOW が返されてしまい、呼び出しに失敗します。

この問題が修正されました。buflen パラメータは、65535 バイト以上のバッファをサポートする符号なし整数として宣言されるようになりました。

14.1.8 Windows 2008 では、VPADMIN を使用して IIS の使用を有効化できない[DEF164642]

Version Manager 8.2.1 では Windows 2008 をサポートしていますが、IIS 7 Web サーバはサポートしていません。VPADMIN を使用して、Web クライアントを IIS 経由でアクセスするように設定しても、失敗します。

この問題が修正されました。Version Manager リリース 8.2.1.1 では IIS 7 の使用が公式にサポートされており、VPADMIN を使用して IIS 7 を有効化できます。

14.1.9 アクセスリストで禁止されているアクションをユーザが実行できる[DEF165134]

Version Manager には、ユーザが実行するアクションの権限が含まれていないアクセスリスト(そのユーザはメンバに含まれる)があるアーカイブの場合でも、そのユーザが自分のベース権限を基にアクションを実行することを許可してしまう、というセキュリティ違反がありました。

この問題は、両方の権限がプロモーショングループに制限されている場合にのみ発生します。そういったシナリオでは、プロモーショングループに対するユーザの制限が、プロモーショングループに対するアクセスリストの制限より優先されます。この問題は、バージョン 8.1.1 以降のすべての Version Manager のリリースに存在しています。

この問題が修正されました。

14.1.10 PVCS_LDAP_DEBUG_FILE の出力が消去されない[DEF165251]

PVCS_LDAP_DEBUG_FILE 環境変数で参照されるファイルに書き込まれる LDAP ログインのデバッグ出力が消去されません。そのため、実行中のサーバプロセスのデバッグ作業が困難になります。

この問題が修正されました。

14.1.11 〔File Server Configuration(File Server の設定)〕ダイアログボックスに無効なツールチップが表示される[DEF165340]

ユーザのロケールが「English(英語)」に設定されていない場合、〔File Server Configuration(File Server の設定)〕ダイアログボックスのツールチップは LDAP サーバで実行されている操作を正しく参照しません。

この問題が修正されました。

14.1.12 Mover 2.3 からプロジェクトデータベースを配布すると Version Manager 8.2.0.0 ~ 8.2.1.0 で問題が発生する[DEF166055]

Mover を実行しているサーバに Version Manager 8.2.0.0 ~ 8.2.1.0 がインストールされていると、特に File Server ベースのプロジェクトデータベースで、配布に失敗することがあります。この問題は、Version Manager 8.2.0.0 で変更された ISLV.INI ファイルのデフォルトの場所を変更することで発生します。

この問題が解決されました。この問題は Mover のパッチ 2.3.0.04 を利用することで根本的に修正できますが、Version Manager 自体もパッチを適用していない Mover のリリースを適切に扱えるように改善されました。

14.1.13 Firefox 3.0 で Web クライアントを使用するとプロモーションモデル付きの PDB に対して再帰的な取得を実行できない[DEF166059]

レイアウトの問題により、Firefox 3.0 のユーザはプロモーションモデルが有効な場合に〈Include files in subprojects(サブプロジェクトのファイルも含む)〉オプションを選択できないことがあります。この問題は、ダイアログボックス内で、このオプションが隠されてしまうために発生します。

この問題が修正されました。

14.1.14 Firefox 3.0 の Web クライアントでは〔Advanced Filter(高度なフィルタ)〕ダイアログボックスの【OK】または【Cancel(キャンセル)】ボタンが使用できない[DEF166653]

レイアウトの問題により、Firefox 3.0 のユーザはプロモーションモデルが有効な場合に〔Advanced Filter(高度なフィルタ)〕ダイアログボックス内の【OK】または【Cancel(キャンセル)】ボタンをクリックできないことがあります。この問題は、ダイアログボックス内で、これらのボタンが隠されてしまうために発生します。

この問題が修正されました。

14.1.15 Web クライアントのログインダイアログボックスに「お待ちください」および「リソースはセッションによりロックされています」のメッセージが表示され、フリーズすることがある[DEF166073]

Version Manager Web Server は、ユーザがログインできない状態に遷移することがあります。ユーザが VM I-Net Web クライアントにログインしようとすると、「リソースはセッション xxxx によりロックされています」というエラーメッセージが表示されたり、【OK】ボタンが Wait 状態でロックされたままハングアップしたりすることがあります。

この問題が修正されました。

14.1.16 一部のファイルタイプに対して Web クライアントの〈View as HTML(HTML として表示)〉オプションが機能しない[DEF166190]

現在一般的に使用されているファイルタイプの一部、特に Office 2007 で使用される拡張子 docxxlsx、および pptx に対して、〈View as HTML(HTML として表示)〉オプションが正しく機能しません。たとえば、Office 2007 のファイルは圧縮された XML ファイルなので、ファイルをブラウザに表示しようとしても、期待に反してユーザは Zip ファイルを開くかどうか尋ねられる場合があります。

この問題が修正されました。新しいファイルタイプがデフォルトの MIME タイプのリストに追加されました。また、このリスト自体がファイル(vm/common/pvcsprop/pvcs/vm/mimetypemapper.properties)に外部化されたため、管理者は将来不明なファイルタイプを追加できます。

14.1.17 デフォルトバージョンラベルが存在する場合、CLI の Put コマンドの動作が PCLI およびデスクトップクライアントの Put 操作と異なる[DEF166824]

デフォルトバージョンラベルが定義されていて、開発の新しいラインにチェックインが実行されると(たとえば、1.* ??> 2.*)、CLI の Put コマンドはラベルを再割り当てしますが、PCLI およびデスクトップクライアントは再割り当てを実行しません。

この問題が修正されました。CLI の Put コマンドでは、ラベルの移動が試行されなくなりました。

14.1.18 File Server が Win32 プラットフォーム上でクラッシュすることがある[DEF167480]

特定の状況下では、File Server が Win32 プラットフォーム上でクラッシュしたり、応答しなくなったりすることがあります。これは多くの場合、File Server のバックグラウンドプロセッサの実行中に、他のユーザが一括 Get を実行しているときに発生します。

vm\common\tomcat\logs\tomcat.log ファイルに、次に示す表示が見つかります。

java.lang.Exception:Unknown Exception at line 600 in PVNMSystem.cpp
at pvcs.io.file.PvcsFileDirect.stat(Native Method)
    …

この問題が修正されました。

14.1.19 Eclipse のリッチな統合で、デフォルトのワークスペースに関するワークスペースの設定以外が無視される[DEF167507]

リポジトリにプロジェクトを共有しているときに、デフォルトのワークスペース以外のワークスペースを選択すると、選択したワークペースの設定が無視されます。

この問題が修正されました。

14.1.20 Eclipse のリッチな統合で、作業ファイルが追加されるときにデフォルトのプロモーショングループが割り当てられない[DEF167509]

RIDE インターフェイスを使用して Eclipse IDE に作業ファイルを追加するときに、初期リビジョンにデフォルトのプロモーショングループが割り当てられません。

この問題が修正されました。

14.1.21 変更していない作業ファイルをチェックインすると Version Manager 8.2.1 がロック解除トリガを起動しなくなる[DEF168283]

未変更のリビジョンに対するロックを解除するようにプロジェクトデータベースを設定しているときに、〔Confirm Check In Unmodified Workfile(変更されていない作業ファイルのチェックインの確認)〕ダイアログボックス(「作業ファイル...は変更されていません。チェックインしますか?」)にユーザが〈No(いいえ)〉と応答するか、〔Check In(チェックイン)〕ダイアログボックスの〈If Workfile Unchanged or Older(変更がないか、リビジョンより古い場合)〉フィールドにユーザが〈Don't check in(チェックインしない)〉を選択していて、ファイルが未変更またはリビジョンより古い場合、Version Manager は未変更のリビジョンに対するロックを解除し、チップリビジョン番号を増加しません。

その時点で Version Manager がロック解除シナリオを実行する際に、Pre Unlock トリガおよび Post Unlock トリガを実行する必要がありますが、8.2.1 リリースでは実行されません。

この問題が修正されました。

14.1.22 多層化されたアクセスコントロールデータベースでプロジェクトにアクセスすると、デスクトップクライアントがハングアップすることがある[DEF168078]

サブプロジェクト(そのほとんどが個別のアクセスコントロールデータベース(ACD)ファイルで設定されている)が多数含まれるプロジェクトデータベースの一部では、そのプロジェクトデータベース自体にログインするために使用する資格情報を持つユーザが含まれていないサブプロジェクトを選択すると、デスクトップクライアントが停止することがあります。

この問題が修正されました。

14.1.23 Web クライアントがリモートビルド用に誤ってエンドユーザ ID を Serena License Manager に渡す[DEF169744]

この問題が修正されました。Remote Build Server を実行しているユーザ ID のライセンスがチェックアウトされるようになりました。

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15.0 Version Manager 8.2.1.0 で修正された不具合

15.1 すべての修正された不具合

15.1.1 Japanese Version Manager Web クライアント: デフォルトプロモーショングループを指定した作業ファイルの追加に失敗する [DEF172357]

この不具合は、日本語版 Version Manager 8.2.1.0 で修正されました。

15.1.2 プロジェクトをコピーすると、コピーしたプロジェクト内の作業ファイルに誤った名前が付く[DEF159249]

この問題が修正されました。

15.1.3 格納されたパスワードが無効な場合、Web クライアントのユーザが永久的にプロジェクトからロックアウトされる[DEF129859]

デスクトップ GUI を使用すると、古いパスワードの有効期限が切れたプロジェクト用に、新しいパスワードを入力できます。ただし、Web クライアントを使用している場合、パスワードの有効期限が切れたプロジェクトへのアクセスを復帰させる方法はありません。

15.1.4 ワークスペースが Eclipse に完全にインポートされない[DEF155884]

Version Manager プロジェクトを Eclipse にインポートする際、ワークスペースに関連するデフォルトリビジョンの設定はインポートされません。その代わりに、すべてのファイルの最新リビジョンがインポートされます。

15.1.5 Visual SourceSafe から Version Manager への移行時に、リンクされているアイテムのラベルが変換されない[DEF161192]

Visual SourceSafe の共有ファイルに付けられているプロジェクトのラベルは、Visual SourceSafe から Version Manager への移行時には変換されません。

15.1.6 Web クライアントが Sun JRE のインストールのチェックを適切に実行しない[DEF161852]

Web クライアントは、Sun JRE がインストールされているかどうかをチェックする必要がありますが、そのチェックを実行しません。

15.1.7 PCLI の「取得」コマンドで -p オプションを使用すると、作業ファイルのコピーが作成される[DEF143900]

PCLI の「取得」コマンドで -p オプションを使用すると、作業ファイルの場所にファイルのコピーが作成されます。リビジョンは stdout にのみ出力される必要があります。

15.1.8 vtransfer のコピー先パスにドル記号($)が含まれている場合、vtransfer コマンドが失敗する[DEF160302]

この問題が修正されました。

15.1.9 TEMP 変数で指定されたテンポラリディレクトリにスペースが含まれていると、Windows 上で Diff/Merge ツールが失敗する[DEF160924]

TEMP 変数のテンポラリファイルの場所にスペースが含まれていると、Version Manager デスクトップ GUI との違いを示そうとする試みが失敗し、「コンフィグレーションファイルが存在しません」エラーが表示されます。

15.1.10 英語以外の Windows システムでインストールが失敗する[DEF160968]

英語以外の Windows システムでは、セキュリティ設定と無効なユーザに関するエラーが発生して、インストールが失敗します。

15.1.11 Java ランタイムエンジンの証明書が有効期限切れ状態になる[DEF160984]

Web クライアントを使用しようとすると、Serena Software から発行された UTF8Encode アプレットの証明書の有効期限が切れている(2009 年 3 月)という警告メッセージが、Java ランタイムエンジン(JRE)により表示されます。

15.1.12 Version Manager と互換性のない NLSPATH 環境変数を使用するシステムで、Version Manager がクラッシュする[DEF162068]

他のソフトウェアアプリケーション用の NLSPATH 環境変数は Version Manager と競合する場合があり、Version Manager がクラッシュする原因になります。この問題が修正されました。

15.1.13 複数のファイルをチェックアウトすると、Web クライアントに表示されるテキストが文字化けする[DEF162341]

この問題は、アクティブなプロモーションモデルがあり、モジュール関連付けが有効になっていると発生する場合があります。その結果、【OK】ボタンや【Cancel(キャンセル)】ボタンが使用できなくなる場合があります。

15.1.14 ブラジルのロケールで、誤ったチェックイン日付が表示される[DEF145082]

ロケール設定がブラジルになっているマシンでは、正しいチェックイン日付が表示されません。

15.1.15 分割アーカイブを使用しても、大規模なクエリー操作ではパフォーマンスが低下する[DEF146669]

この問題は、File Server クライアントが送信するデータが多すぎる、言い換えると「話好き」が原因で発生します。

15.1.16 地域を英語ロケール以外に設定すると、作業ファイルの追加中にアイテムを関連付けられない[DEF105888]

この問題は Web クライアントで発生します。

15.1.17 Visual Studio のリッチな統合で、ファイルアイコンがロック状態を正しく表示しない[DEF159615]

ファイルアイコンはロックアイコンを表示して、それらが他のユーザによって既にチェックアウトされていることを示す必要があります。

15.1.18 Diff/Merge ツールの実行中に実行時例外が発生する[DEF153306]

コントロールパネルの〔プログラムの追加と削除〕を使用して Version Manager のインストールを変更した後、diffmerge.properties ファイルがありません、というエラーが表示されます。この問題は、Web クライアントとデスクトップ GUI で発生します。

15.1.19 チェックインの後、作業ファイルが常に読み取り専用に設定される[DEF154866]

Web クライアントのチェックイン用ダイアログボックスには、作業ファイルを書き込み可能に保つオプションがありません。これにはデスクトップ GUI のオプションとの整合性がありません。作業ファイルの書き込み可能状態を維持し、オプションを一貫する必要があります。

15.1.20 Firefox 3.0 をサポートする必要がある[DEF160675]

現在、Firefox 3.0 はサポートされています。

15.1.21 Visual Studio 2008 とリッチな統合ができる必要がある[ENH136824]

現在、Visual Studio 2008 へのリッチな統合はサポートされています。

15.1.22 Apache 2.2.x をサポートする必要がある[ENH147670]

現在、Apache 2.2.x は Linux および UNIX プラットフォームのサポート対象 Web サーバです。

15.1.23 Visual SourceSafe の移行ツールが Visual SourceSafe のチェックイン日付を維持しない[ENH161344]

Visual SourceSafe の移行ツールは移行するすべてのリビジョンに現在の日付を適用します。

15.1.24 Windows Server 2008 をサポートする必要がある[ENH153749]

現在、Windows Server 2008 はサポート対象のサーバプラットフォームです。

15.1.25 Internet Explorer 8 をサポートする必要がある[ENH161488]

現在、Internet Explorer 8 は Version Manager Web クライアントのサポート対象ブラウザです。

15.1.26 Merge ツールは日本語版 Windows で ASCII と Shift JIS のみをサポートする[ENH87463]

現在、追加文字セットをサポートするサードパーティ製マージツールを Version Manager とともに使用できます。

15.1.27 〔Visual Studio Options(Visual Studio オプション)〕ダイアログボックスでフィールドが切り詰められる

Visual Studio ソース管理オプションから〔Manage Promotion Groups(プロモーショングループの管理)〕ダイアログボックスを表示すると、〈Promote From(プロモート元)〉フィールドが切り詰められます。

15.1.28 SCC 統合の〔Properties(プロパティ)〕ダイアログボックスで、【OK】ボタンおよび【Help(ヘルプ)】ボタンが非アクティブになる

Version Manager の日本語版では、SCC 統合で【OK】ボタンまたは【Help(ヘルプ)】ボタンをクリックすることはできません。

15.1.29 ジャーナルファイルを有効にすると例外が発生する

Version Manager の日本語版でジャーナルファイルを有効にすると、例外が発生します。

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16.0 Version Manager 8.2.0.1 で修正された不具合

16.1 すべての修正された不具合

16.1.1 デスクトップクライアント:既存のツールバースクリプトが複数の選択で中断する[DEF153255]

では、複数のアイテムを選択するとツールが複数回実行され、選択は 1 つずつ渡されました。これにより、1 回だけ実行される予定のスクリプトは、選択されたアイテムのコンマ区切りリストが渡される間、中断されていました。

現在は、〔Tool Configuration(ツールの設定)〕ダイアログで新しいオプションが使用できます。このオプションでは、複数の選択がある場合に必要な動作を選択できます。デフォルトではこのオプションは、ツールを 1 回実行してそのツールにコンマ区切りリストを渡す、8.2.0.0 以前の動作を使用するように設定されています。

16.1.2 デスクトップクライアント:DELETE キーを使用してファイルからラベルを削除すると Java の例外がスローされる[DEF151216]

これは Version Manager 8.2 で発生した不具合です。この問題が修正されました。

16.1.3 デスクトップクライアント:DELETE キーを使用してファイルからプロモーショングループを削除すると Java の例外がスローされる[DEF151217]

これは Version Manager 8.2 で発生した不具合です。この問題が修正されました。

16.1.4 デスクトップクライアント:2 つ目の LDAP サーバを追加すると最初のサーバが File Server の pvcsldap.ini から削除される[DEF154015]

この問題が修正されました。

16.1.5 Version Manager サーバプロセスが 1 日に 47 MB 増加し、最大ヒープ値を 660 MB 超えてしまう[DEF154063]

Version Manager サーバプロセスのメモリ使用状況は、プロセスの再起動が必要になる範囲まで増加を維持し続けます。

メモリリークのいくつかは排除されました。サーバを頻繁に再起動する必要はありません。

16.1.6 プロモーショングループとデフォルトリビジョンが正常でない[DEF37380]Δ

より前のバージョンでは、デフォルトリビジョンの検索時に取得およびチェックアウト操作が異なりました。デフォルトでは、取得操作はトランクのチップリビジョンを検索し、チェックアウト操作は最下位レベルのプロモーショングループに関連付けられたリビジョンを検索していました。

この問題は、リビジョンをルックアップするオプションを提供することで対処されました。プロモーショングループとデフォルトリビジョンの動作問題に対処するための変更については、このパッチと共にリリースされたドキュメントを参照してください。

16.1.7 Serena Business Mashups との統合:「関連ダイアログを表示」する設定の場合、要求しない限りダイアログボックスが表示されない[DEF151048]

SourceBridge の設定で〈Show Association Dialog on Checkout(チェックアウト時に関連ダイアログを表示)〉および〈Show Association Dialog on Checkin(チェックイン時に関連ダイアログを表示)〉が選択されている場合、チェックアウト/チェックイン時にデスクトップおよび Web クライアントで〔Issue Association(Issue との関連付け)〕ダイアログボックスが表示されません。この問題が修正されました。

16.1.8 Command-Line Interface(コマンドラインインターフェイス):Solaris 10 に切り替えた後、vlog コマンドがクラッシュする[DEF156342]

この問題が修正されました。

16.1.9 LDAP:./certutil を実行して Unix で SSL を設定できない[DEF156543]

この問題が修正されました。

16.1.10 IDE クライアントの不具合の修正

SCC:SCC 統合を使用中に、Rational Application Developer と Powerbuilder が javaw.exe、eclipse.exe または pclioutproc.exe プロセスを停止しない[DEF151876]

SCC 統合を介して Version Manager リポジトリに接続されるワークスペースを持っている Rational Application Developer または Powerbuilder のインスタンスを閉じても、javaw.exe、eclipse.exe、および pclioutproc.exe プロセスが終了しません。

この問題が修正されました。

.Net とのリッチな統合:Serena Business Mashup の詳細が Issue ウィンドウに表示されない[DEF153908]

この問題が修正されました。

VS2005 RIDE:バージョン管理履歴が Business Mashups アイテムに記録されない[DEF156030]

バージョン管理履歴が、チェックインに関連付けられていた Serena Business Mashup アイテムに記録されません。

この問題が修正されました。

16.1.11 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

Web クライアントがデフォルトの場所で pvcsmerge.exe を検索しない[DEF153827]

Version Manager Web クライアントだけをインストールしているユーザが相違点レポートを実行しようとすると、アプレットコンソールに java.lang.RuntimeException が示されます。この問題が修正されました。

Version Manager 8.2.0.0 がアプレットの不一致を検出しなくなったため、不規則に不具合が発生する[DEF154191]

Web クライアントアプレットの新しいバージョンが古いネイティブライブラリバージョンをロードする際に、Web クライアントの最新バージョンをダウンロードしてインストールする必要があることを示すメッセージが表示されません。その結果、チェックアウト、チェックイン、およびファイルの取得を試みると、java.lang.UnsatisfiedLinkError メッセージが表示されます。この問題が修正されました。

16.1.12 Serena インストーラの不具合の修正

Unix:出荷時の状態では、setuid モードが Linux および Solaris で動作しない[DEF153339]

この問題が修正されました。

16.1.13 Serena ユーティリティの不具合の修正

vss2vm ユーティリティの実行中に Hotspot エラーが発生する[DEF155299]

ネストされたディレクトリ構造で Visual SourceSafe プロジェクトを vss2vm ユーティリティを使用して Version Manager に変換すると、変換に失敗し、回復不能なスタックオーバーフローエラーが発生します。この問題が修正されました。

16.1.14 Version Manager と Mover の統合の不具合の修正

Version Manager ユーザがラベルの追加権限を持っていないときに、配布ログでエラーが報告されない[DEF149541]

この問題が修正されました。

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17.0 Version Manager 8.2.0.0 で修正された不具合

17.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

17.1.1 Add Workfiles(作業ファイルの追加)からの Pre-CreateArchive および Post-CreateArchive でイベントトリガ EVENTFQPWORKFILE が正しくない[DEF29435]

Add Workfiles(作業ファイルの追加)の操作中に、イベントトリガパラメータ __EventFQPWorkfile__(変数 EVENTFQPWORKFILE)に Pre-CreateArchive および Post-CreateArchive トリガの正しいパスが格納されません。

この問題が修正されました。

17.1.2 アクセスコントロールリスト:最大サイズに達すると削除できなくなる[DEF123143]

この問題が修正されました。

17.1.3 〈チェックイン後(After Check In)〉オプションがコンフィグレーション設定をオーバーライドする[DEF38782]Δ

Version Manager はプロジェクトのコンフィグレーションファイルで NODELETEWORK(および DELETEWORK)ディレクティブを無視します。代わりに、〔Check In(チェックイン)〕ダイアログは islv.ini ファイルの設定を使用して、デフォルトで何を表示するかを管理します。この問題が修正されました。

動作変更:〔Project Configuration(プロジェクトの詳細設定)〕ダイアログの〔General(全般)〕タブにある〈Workfile(作業ファイル)〉-〈Attributes(属性)〉のページに、新しいコントロールが追加されました。これにより管理者は、デフォルトの〈After Check In(チェックイン後)〉オプションや、チェックイン時にユーザが選択するオプションを指定できます。

17.1.4 AIX:PVCS_LDAP_DEBUG が動作しない[DEF115565]

この問題が修正されました。

17.1.5 トランクのリビジョン番号が >= 1.2560 の場合、ブランチの浮動ラベルを追加または削除できない[DEF72045]

この問題が修正されました。

17.1.6 CLI:ident:File Server のパスマップで動作しない[DEF79960]

この問題が修正されました。

17.1.7 CLI:vjournal:ファイル区切り文字を指定する新しいオプション[DEF123285]Δ

動作変更:vjournal コマンドに -s オプションが追加されました。これにより、ユーザはファイル名の解析で使用する区切り文字を指定できます。このオプションは、ファイル名にデフォルトの区切り文字であるコンマ(,)が含まれている可能性がある場合に使用します。

17.1.8 CLI:VMRG:-b を使用すると出力が文字化けする[DEF31733]Δ

VMRG コマンドの -b オプションで、出力が文字化けします。-b オプションは、以下を行うためにサポートされています。比較プロセス時に、行頭および行末の空白を無視します(このオプションでは、単語間の空白は無視されません)。空白文字とは、スペース、タブ、復帰(CR)、改行(LF)、および用紙送りのことです。

動作変更:望ましくない結果や予期しない結果の発生を避けるために、-b オプションは VMRG コマンドから削除されました。

17.1.9 CLI:vsplit:ディレクトリが書き込み可能でない場合にクラッシュする[DEF105128]

カレントユーザに書き込み権限が不足しているときに、ディレクトリからアーカイブを分割しようとすると、vsplit コマンドがクラッシュします。これは、一時ファイルがカレントディレクトリに作成される必要があるためです。この問題が修正されました。現在は、一時ファイルが作成できないことを示すエラーメッセージが表示されます。

17.1.10 CLI:vtransfer:アーカイブのディレクトリを再帰的に削除する機能の追加[ENH146175]Δ

動作変更:現在は、-d と -z を使用してディレクトリを削除できます。このオプションは危険なので、新しい -y オプション以外を渡す場合に確認メッセージが表示されます。

17.1.11 CLI:vtransfer:-c(ファイルのコピー、またはファイルのディレクトリのコピー)オプションが非分割アーカイブで動作しない[DEF111921]

この問題が修正されました。

17.1.12 CLI:vtransfer:: 名前を変更した、またはアーカイブしたジャーナルファイルでログファイルが使用できない[ENH112202]

この機能が追加されました。削除アクションや名前の変更アクションを、パスマップのルートに保管されている vtransfer.vcs ファイルで確認できます。この情報は、[Actions(アクション)]-[Show Journal(ジャーナルの表示)]で VTransfer オプションを選択しても表示できます。

17.1.13 CLI:vtransfer:-r -z で再帰的な削除が起きる[DEF143164]

vtransfer コマンドに -r -z オプションの組み合わせを使用して、アーカイブを親ディレクトリから子ディレクトリの場所へ移動すると、アーカイブが再帰的に削除されます。この問題が修正されました。このコマンドは、ターゲットディレクトリ(つまり、ソースディレクトリの子)を受け入れなくなりました。

17.1.14 CLI:vtransfer:-i オプションが分割アーカイブの場所を更新しないことがある[DEF81586]

vtransfer -i を使用して分割アーカイブを File Server にインポートするときに、分割アーカイブのインポート先のパスがファイルをエクスポートしたときのパスと完全に一致しない場合、分割アーカイブの場所が更新されません。
この問題が修正されました。

17.1.15 CLI:vtransfer:-m、-xo、および -xe オプションが動作しない[DEF113377;DEF146174]

現在は、マニュアルどおりに動作します。

17.1.16 CLI:vtransfer:-c、-i、および -r は、既存ファイルの上書きを要求する必要がある[ENH130091]Δ

動作変更:vtransfer コマンドのオプション -c、-i、および -r は、ファイルが既に存在する場合に上書きを要求します。

17.1.17 CLI:vtransfer:-id オプションが -x オプションの後に来ると失敗する[DEF76080]

この問題が修正されました。

17.1.18 CLI:ワイルドカードによる取得に失敗することがある[DEF31107]

非アーカイブファイルが検出され、ターゲットディレクトリが設定される場合、ワイルドカードを使用した取得に失敗することがあります。この問題は、作業ファイルの名前とパスを解釈する前に、解釈済みのログファイルが有効なアーカイブであることを確認することで修正されました。これは、コマンドが途中終了する原因になる、無効な警告状態を回避します。

17.1.19 File Server に 50 を超えるパスマップがあると、クライアントがクラッシュする[DEF143935;DEF137890]

VM 8.1.4.x にアップグレードした後、サーバに 50 を超えるパスマップが定義されると、File Server クライアントがクラッシュする場合があります。この問題が修正されました。

17.1.20 アーカイブのコピー/インポート:「エラー、サポート対象外の JNI RevLib 操作」[DEF99170]

アーカイブやアーカイブパスがない場合、または壊れている場合、分割アーカイブのコピー/インポートがスタックトレースで失敗します。
この問題が修正されました。このような状況では、「アーカイブが存在しません」エラーが表示されるようになりました。

17.1.21 プロジェクトデータベースの作成:コンフィグレーションファイルまたはアクセスコントロールファイルにパスを入力できない[DEF30638]

〔Create Project Database(プロジェクトデータベースの作成)〕ダイアログボックスの〔Advanced(詳細)〕タブにあるフィールドが、キーボード入力を受け付けませんでした(参照ダイアログを呼び出す必要があります)。この問題が修正されました。現在は、これらのフィールドに直接入力できます。

17.1.22 プロジェクト作成権限:権限なしでプロジェクトが作成できる[DEF27772]

「プロジェクトの作成」権限を持たないユーザによるプロジェクト作成が可能な場合がありました。この問題が修正されました。

17.1.23 新規作業ファイルを追加する際に、デフォルトバージョンラベルが割り当てられない[DEF72109]Δ

お客様はアーカイブの作成で、デフォルトバージョンラベルを初期のリビジョンに自動的に割り当てる必要があります。

動作変更:
デスクトップクライアントと Web クライアント:AddFiles の間に、デフォルトバージョンラベルがある場合は、Version Manager はこれを使用してバージョンラベルフィールドを事前に設定し、〈Float label with tip(浮動ラベルをチップへ付与)〉チェックボックスを有効にします。
PCLI チェックイン:デフォルトラベルを使用するには、-v オプションを省略します。デフォルトラベルを割り当てない場合は、-v オプションにラベルを指定しないで使用します。

17.1.24 デスクトップクライアント:File Server で[Actions(アクション)]-[Show Journal(ジャーナルの表示)]が使用できない[DEF129851]

ジャーナルファイルが File Server にあり、ジャーナルファイルへのパスが File Server 経由でのみアクセス可能な場合、[Actions(アクション)]-[Show Journal(ジャーナルの表示)]が使用できません。

17.1.25 デスクトップクライアント:〈Don't check in workfile(チェックインしない)〉が選択されていると作業ファイルの追加操作に失敗する[DEF124190]

この問題が修正されました。

17.1.26 デスクトップクライアント:高度なフィルタを使用すると CPU の使用率が 100% になる[DEF104395]

特定の状況で高度なフィルタを使用すると、CPU の使用率が 100% になります。
この問題が修正されました。

17.1.27 デスクトップクライアント:バージョンラベル表示部またはプロモーショングループ表示部でダブルクリックしても[View(表示)]および[Edit(編集)]を開けない[DEF28901]

この問題が修正されました。

17.1.28 デスクトップクライアントがワークスペースの情報を更新しないことがある[DEF133170]

[View(表示)]-[Refresh(最新の情報に更新)]を選択したり、異なるプロジェクトを参照したりしても、クライアントが最新の変更(別のユーザがワークスペースの情報に対して行った変更)で更新されない場合がありました。
この問題が修正されました。

17.1.29 デスクトップクライアント:横線または縦線が複数のセッションの間から消えることがある[DEF31277]

この問題が修正されました。

17.1.30 デスクトップクライアント:プロジェクトツリーを自動的にスクロールして、展開したプロジェクトをビュー内に維持する必要がある[ENH78635]

この拡張が行われました。

17.1.31 デスクトップクライアント:「日付」でのソートがチェックイン後に更新されない[DEF71525;DEF37378]

この問題が修正されました。更新および列のソート順の変更が、更新されたチェックインの日付で正しくソートされるようになりました。

17.1.32 デスクトップクライアント:[Locked By(ロック)]によるソートが、チェックアウト後に更新されない[DEF100302]

この問題が修正されました。更新および列のソート順の変更が、ユーザによるロックに基づいて正しくソートされるようになりました。

17.1.33 デスクトップクライアント:〔Configure Project(プロジェクトの詳細設定)〕および〔Semaphore(セマフォ)〕ウィンドウに保存した情報を保持できない[DEF147619]

情報を保存しようとしたときに、次のシナリオでは情報が正しく格納されません。

1. 〔Configure Project(プロジェクトの詳細設定)〕ダイアログボックスでキーワード展開オプションを選択した場合、そのオプションを再度開いたときに円記号(¥)がスラッシュ(/)に置き換えられます。

2. [General module(全般モジュール)]-[semaphore(セマフォ)]で〈Number of Retries(リトライ回数)〉フィールドに 12.000 を入力して情報を保存すると、再度開いたときに数が 3.000 に変更されます。

3. 〔Configure project(プロジェクトの詳細設定)〕-〔File Types(ファイルタイプ)〕のオプションをオンにすると、変更が「COBOL リナンバ」に保存されません。

この問題が修正されました。

17.1.34 File Server:UNC パスを探して不必要にネットワークを検索し、遅延を引き起こす場合がある[DEF133908]

この問題が修正されました。「クライアント名」が UNC パスと似ている場合、VM はこの「クライアント名」を使用したネットワーク上のパスへのアクセスを試みません。

17.1.35 File Server:ソース管理にファイルを追加するために、File Server を再起動する必要がある[DEF112442]

ソース管理からファイルを削除し、そのアーカイブをファイルサーバから削除すると、ファイルがプロジェクトから削除された VM クライアント(Web クライアントを使用している場合は Web サーバも)を最初に再開しない限り、ソース管理に作業ファイルを再度追加しようとしたということでエラーが発生します。この問題が修正されました。

17.1.36 File Server:「今すぐ更新」で削除されたプロジェクトデータベースがキャッシュから削除されない[DEF102492]

Version Manager File Server 管理ユーティリティの〔Server Options(サーバオプション)〕ページで、〈PDB cache lifespan(PDB キャッシュの期限)〉ドロップダウンメニューから〈refresh now(今すぐ更新)〉を選択しても、削除されたプロジェクトデータベースがプロジェクトデータベースのキャッシュから削除されません。
この問題が修正されました。

17.1.37 履歴レポート:行数の統計が正しく表示されない[DEF29978]

作業ファイルが GENERATEDELTA セットのないアーカイブにチェックインされると、アーカイブに記録される「lines deleted/added/moved:」の統計は、多くの行が削除/追加/移動されていたとしても ENERATEDELTA セットのある(現在の VM GUI セッションの間)最新の(かつ異なる)アーカイブのコピーになります。この問題が修正されました。現在、GENERATEDELTA セットのあるアーカイブは、常に「lines deleted/added/moved」を「0/0/0」と記録します。

17.1.38 権限セットの名前にダッシュ(-)文字が含まれていると内部エラー 4 になる[DEF39256]

この問題が修正されました。

17.1.39 ジャーナルレポート:ロック以外の取得操作を含める新しいオプション[ENH87218]Δ

動作変更:〔Configure Project Database(プロジェクトデータベースの詳細設定)〕ダイアログボックスの〔Journal File(ジャーナルファイル)〕ページに、新たに〈Include Get Operation(取得操作を含める)〉チェックボックスが追加されました。この新しいチェックボックスを選択して、ジャーナルレポートにロック以外の取得操作を含めます。以前の動作を維持するために、これらはデフォルトでは含まれていません。

17.1.40 JRE、1.6.0 Update 10:Version Manager Web クライアントでは「再帰的な」操作に問題がある[DEF151870]

この問題が修正されました。

17.1.41 特定のアーカイブ拡張子のディレクティブによりメモリエラーが発生する[DEF137714]

プロジェクトデータベースのルートに
- ArchiveSuffix +-arc
- ArchiveSuffix . +.-arc
があり、サブプロジェクトレベルに
- ARCHIVESUFFIX .? = +_v
がある場合、Version Manager はメモリを破損します。これによりクラッシュが発生します。
この問題が修正されました。

17.1.42 UNIX 上の Merge ツール:どのファイル表示部にどのリビジョン/ファイルがあるのか分からない[DEF27987]

各ファイル表示部のタイトルバーには、ファイル名が /tmp/_1pziob19.tmp または何らかのランダムな一時ファイル名で表示されていました。新しいリビジョンがどれなのかを知らせる方法がありませんでした。この問題が修正されました。

17.1.43 Merge ツールと Diff ツールの制限[ENH80752;ENH19150、その他 36]Δ

動作変更:ユーザ自身が選んだサードパーティ製の Diff/Merge ツールを使用するよう、Version Manager を設定できるようになりました。より適切な選択が可能になるほか、ニーズに見合わない PVCS Diff/Merge ツールのあらゆる側面を効果的かつ容易に避けることができます。

17.1.44 Itanium CPU アーキテクチャの HP-UX で Version Manager のサポートが必要である[ENH75417]

この問題が修正されました。現在 Version Manager は、HP-UX Aries PA-RISC エミュレータを使用して、複数のクライアントプラットフォームをサポートしています。

17.1.45 PCLI:LDAPINFOFILE ディレクティブが正しく設定されていない場合、Version Manager のデスクトップに警告メッセージが表示される必要がある[DEF75227]

この問題が修正されました。

17.1.46 PCLI で、無効なコロン文字(:)を含んだバージョンラベルの作成が許可される[DEF37875]Δ

コロンは CLI コマンドでリビジョンの区切りに使用するため、バージョンラベルには使用できない文字です。PCLI ラベルコマンドでは、Label コマンドまたは RenameLabel コマンドを使用すると、コロンを含んだバージョンラベルを追加できます。このため、CLI コマンドを使用して、それらのラベルを操作することができます。この問題が修正されました。

動作変更:現在、PCLI コマンドではコロン文字(:)を含んだラベルは作成できません。これは、他のインターフェイスでは必ずブロックされているものです。

17.1.47 PCLI:コマンド出力が StdOut ではなく StdErr に送信される[DEF90937]Δ

PCLI コマンドでは、エラーでない情報を StdErr に送ったり、エラー情報を StdOut に送ることがあります。この問題が修正され、各情報のタイプが目的の場所に送られるようになりました。

動作変更:すべての PCLI コマンドが、情報を正しい場所に送るように修正されました(StdErr または StdOut)。さらに、コマンドの中にはエンティティ名のみを出力するものがありましたが、現在これらは絶対エンティティパスを出力します。

17.1.48 PCLI:ルートを削除しようとすると、削除コマンドにより例外が発生する[DEF87807]

この問題が修正されました。

17.1.49 PCLI:ファイル名に等号(=)文字が含まれていると ImportPdb コマンドが失敗する[DEF78914]

この問題が修正されました。

17.1.50 PCLI:ワークスペース名が空白文字( )で終わっていると ImportPdb コマンドが失敗する[DEF76503]

この問題は次のように修正されました。
ImportPDB を変更し、後ろに空白が付いたワークスペースのある「古い」エクスポートをインポートしても失敗しないようになりました。
CreateWorkspace を変更。これにより名前の前後から空白が取り除かれ、トラブルの元になるワークスペース名をこれ以上作成しないようにします。

17.1.51 PCLI:サイズの大きいプロジェクトデータベースで ImportPDB コマンドが失敗する[DEF39833]

この問題が修正されました。

17.1.52 PCLI:浮動デフォルトバージョンで IsDifferent コマンドが失敗する[DEF86630]

この問題が修正されました。

17.1.53 PCLI:ライセンス(EVENTTOKEN)が正しく動作しない[DEF129400]

この問題が修正されました。現在、VM I-Net サーバから実行されるイベントトリガベースの PCLI は、イベントトリガを呼び出すユーザにチェックアウトされたライセンスと同じライセンスを再利用できます。

17.1.54 PCLI:List コマンド:XML で出力する機能の追加[ENH109377]Δ

動作変更:List コマンドに 2 つのコマンドオプション、-fx および -nx が追加されました。これにより、出力を XML 形式にフォーマットできます。-fx では出力に XML ヘッダータグが含まれますが、-nx では含まれません。詳細は、『PCLI ユーザガイド & リファレンス』を参照してください。

17.1.55 PCLI:ListRevision コマンド:プロモーションモデルの階層を上げる機能の追加[ENH73478]Δ

動作変更:-g オプションと、新しい -c オプションを一緒に使用すると、プロモーションモデルの階層が上がります。

17.1.56 PCLI:test -I コマンドで「< <= >」および「>= 値」を受け入れる必要がある[ENH147394]

Test -i コマンドは、= と != を比較します。< <= > または >= を使用してコマンドを入力すると、-i オプションが無視されます。この問題が修正されました。

17.1.57 PCLI:Label コマンドはエンティティパスとリビジョン出力を表示する必要がある[ENH139259]

この問題が修正されました。現在 Label コマンドは、ラベルが適用されたファイルの絶対エンティティパスとリビジョン番号を表示します。

17.1.58 PCLI:デフォルトワークスペースを設定する方法がない[DEF38921]Δ

これまで、コマンドラインからデフォルトワークスペースを設定する方法がありませんでした。これを可能にするコマンドが追加されました。新しいコマンドについての詳細は、『Serena PVCS Version Manager PCLI ユーザガイド & リファレンス』を参照してください。

動作変更:SetDefaultWorkspace により管理者は、ユーザ用のデフォルトパブリックワークスペースを設定できます。また、ユーザは各自のデフォルトパブリックワークスペースやプライベートワークスペースを設定できます。これは、現在ユーザに適用されているワークスペースを表示することもできます。

17.1.59 PCLI:詳しい構文エラーが報告されない[DEF30605]

引数の前後の引用符が抜けている場合に、PCLI は明示的なエラーメッセージを返さないため、複数のプログラム行が表示されたときに問題箇所を発見しにくくなります。その代わりとして、ハングアップします。
この問題が修正されました。

17.1.60 PCLI Vdel コマンドで -v< label>* オプションを使用すると、「文字列インデックスが範囲外です」エラーが表示される[DEF114693]

この問題が修正されました。現在は、-v< label>* を使用して、指定したラベルとヒントのすべてのリビジョンを削除できます。

17.1.61 PCLI:ワークスペース名にコロン(:)文字が含まれていると ImportPDB コマンドが失敗する[DEF79339]

この問題が修正されました。

17.1.62 PCLI:複数のプロジェクトデータベースに同じプロジェクト名が存在すると、スクリプトで ImportPDB コマンドが失敗する[DEF41346]

プロジェクトデータベースのいくつかに同じプロジェクト名が存在すると、複数のプロジェクトデータベースで ImportPDB コマンドを起動するスクリプトが失敗する場合があります。
この問題が修正されました。

17.1.63 PCLI:Run:-xe および -ae オプションが正しく動作しない[DEF31875]

この問題が修正されました。

17.1.64 PCLI:SetWorkfileLocation コマンドでプライベートワークスペース内の作業ファイルの場所を更新するには、プロジェクト権限の変更が必要である[DEF40962]

この問題が修正されました。現在、ユーザはプロジェクト権限を変更しなくても、プライベートワークスペース内の作業ファイルの場所を更新できます。

17.1.65 PCLI:スクリプトエラー:[警告]パス「Path\change.log」の待機がタイムアウトしました[DEF104822]

いくつかの PCLI スクリプトを並行して実行すると、change.log ファイルへの書き込みアクセスが競合を起こす場合があります。
この問題が修正されました。

17.1.66 PowerBuilder 11:Version Manager で PowerBuilder 11 をサポートする必要がある[ENH129799]

現在、Power Builder 11 は Version Manager 8.2 でサポートされています。

17.1.67 Red Hat Linux 4.0:デスクトップクライアントと I-Net では PVCS Merge ツールでリビジョン表示部をラベル付けできない[DEF128513]

UNIX/Linux(デスクトップクライアントと I-Net)では、PVCS Merge ツールでリビジョン表示部をラベル付けできません。この問題が修正されました。

17.1.68 RSE(Redirect Standard Error)実行ファイルが動作しなくなった[DEF87236]

Version Manager 8.0.0.2 で、引数が渡されたバッチファイルで RSE(Redirect Standard Error)実行ファイルが動作しません。この問題が修正されました。

17.1.69 作業ファイルの場所の設定権限が一致しない[DEF75064]Δ

〔Advanced(詳細)〕タブをクリックして〈Use workfile's current location(既存の作業ファイルの場所を使用)〉を選択することで、ルートワークスペースの更新権限を持っていないユーザが作業ファイルの追加操作の間に、作業ファイルごとに作業ファイルの場所を設定することができました。ただし、バージョン管理ファイルの作業ファイルの場所を Version Manager に追加した後で、同じユーザが作業ファイルの場所を更新することはできませんでした。これは、ユーザの権限の不一致と見なされ、チェックアウト/取得時にバージョン管理ファイルが不適切な、または望ましくない場所にコピーされる場合がありました。この問題が修正されました。

動作変更:現在、パブリックワークスペースを使用してファイルを追加する際に、〈Use workfile's current location(既存の作業ファイルの場所を使用)〉ラジオボタンを選択するには、ユーザに MODIFY_PROJECT 権限が必要です。
PCLI クライアントでは、権限の確認に失敗すると、コマンドの実行前に次のエラーメッセージが表示されます。
ユーザ UserName には、ワークスペース WorkspaceName 内にプロジェクト ProjectName の作業ファイルの場所を設定する権限がありません。他のワークスペースを指定するか、-c または -co オプションを使用してください。

17.1.70 Version Manager が内部的に短いプロジェクトパスを使用する[ENH96656;EP05372]Δ

プロジェクトの作成時に、Version Manager は自動的に一意的な名前のディレクトリと pvcsproj.ser ファイルを作成します。作成されたこれらのディレクトリは必ず 11 文字(Pxxxxxx.prj)になるため、エンドユーザが 21 を超える深さのディレクトリ構造の下に作業ファイルを追加しようとすると、ser ファイルのディレクトリの、合計のパスの長さが Windows のパスの長さ制限(256 文字)を超えるため失敗します。

この問題は次のように修正されました。

動作変更:新しいプロジェクトディレクトリには拡張子(.prj)が含まれません。プロジェクトディレクトリ作成プロセスは、最初に 3 文字の Pxx 形式のディレクトリ名を作成しようとします。50 回試行しても一意の 3 文字のディレクトリ名が作成できなかった場合、7 文字の名前 Pxxxxxx の作成を試みます。

注:この変更が適用されないケースが 2 つあります。1 つ目のケースは、古い形式が維持される Version Manager 5.3 プロジェクトです。その他のケースは、移動のターゲットディレクトリに移動元としての既存のディレクトリ名が既に付いているプロジェクトの移動プロセスです。この場合、作成される新しいターゲットディレクトリには、古い形式が維持されます。

17.1.71 SourceBridge:統合を完全に無効にできない場合がある[DEF107936]

SourceBridge では、無効にした後でもログインを要求する場合があります。この問題が修正されました。プロジェクトデータベースの〔SourceBridge Settings(SourceBridge の設定)〕で〈Cleanup associations on undo checkout(チェックアウトの取り消し時に関連付けをすべて解除)〉が選択されていない場合、I-Net クライアントは Tracker/TeamTrack ログインを要求しません。

17.1.72 デンマーク語版とノルウェー語版でアルファベットの v と w が誤読される[DEF38705]

この問題が修正されました。

17.1.73 バージョンラベル:空白のバージョンラベルの削除または名前の変更ができない[DEF138482;DEF30661]Δ

動作変更:現在はデスクトップクライアント、CLI、および PCLI 経由で空白のバージョンラベルを削除したり名前を変更したりすることができます。

17.2 IDE クライアントの不具合の修正

17.2.1 Eclipse 3.1.1 および RAD 6.0:FS とクライアントが切断されていると、Eclipse と RAD が変更を保存せずにクラッシュする[DEF114021]

この問題が修正されました。

17.2.2 Eclipse 3.1.1:Eclipse 3.1.1 を起動するたびにユーザ認証が必要になる[DEF91844]

プロジェクトが VLOGIN を使用して、Version Manager から Eclipse RIDE にインポートされ、その後、VM ユーザのパスワードが変更または削除されると、ユーザは Eclipse を再起動するたびに、認証を要求されます。この問題が修正されました。

17.2.3 Eclipse 3.1:Version Manager と Eclipse 3.1 との統合[ENH115846]

Eclipse 3.1.1 上で実行できるように Version Manager が強化されました。

17.2.4 Eclipse RIDE:VS2003 で〈Compare Revision(リビジョンの比較)〉オプションを使用するとアクセントの付いた文字が表示されない[DEF123473]

この問題が修正されました。

17.2.5 Eclipse RIDE:[Team(チーム)]-[History(履歴)]でパスワードが要求されると、ハングアップする[DEF107736]Δ

ファイル履歴を要求するとパスワード要求が起動します。Eclipse では要求が表示されずにハングアップします。これはスレッディングの問題であり、既に修正されています。さらに、ログインの動作でユーザに高度なコントロールを提供するために、新しいフィールドが追加されました。

動作変更:〈Password(パスワード)〉フィールドが表示される場所すべてに新しいチェックボックス〈Remember password (パスワードを記憶)〉が追加されました。セッション間でパスワードを保持するには、〈Remember password (パスワードを記憶)〉チェックボックスを選択して、セッションを開始するたびにログインする必要があります。

17.2.6 Eclipse RIDE:競合モードで【Resolve All Changes(すべての変更を解決)】ボタンを無効にする[DEF89387]

〔Compare Workspaces(ワークスペースの比較)〕ビューの競合モードでは、【Resolve All Changes(すべての変更を解決)】ボタンを無効にして、このボタンがこのモードで動作しないようにする必要があります。この問題は、ボタンを競合モードで無効にすることで修正されました。

17.2.7 Eclipse RIDE:ファイル名またはパスにスペースが含まれていると、関連する Issue の検索が失敗する[DEF128800]

この問題が修正されました。

17.2.8 Eclipse RIDE:HTML 文字がパスワードで機能しない[DEF130113]

@ や & などの HTML の特殊文字はパスワードで正しく機能しません。
この問題が修正されました。

17.2.9 Eclipse RIDE:〈Prompt if workfile is unchanged(作業ファイルが変更されていない場合は確認する)〉で、ファイル名が表示されない[DEF113452]

取得を実行して〈Prompt if workfile is unchanged(作業ファイルが変更されていない場合は確認する)〉を選択すると、参照するファイルが識別されません。この問題が修正されました。

17.2.10 Eclipse RIDE:.NET のリッチな統合でプロジェクトのレポートが動作しない[ENH86092]

この問題が修正されました。

17.2.11 Eclipse RIDE と Web Sphere Developer for zSeries の統合:ワークベンチを再度開くとメモリ領域が不足する[ENH128913]

この問題が修正されました。

17.2.12 Microsoft Vista:VS Ride 2005、Eclipse、Visual Studio 2005 SCC、Visual Basic 6.0 SCC、WebDAV、Version Manager INET、Version Manager デスクトップクライアント、PCLI、File Server のサポート[ENH103043]

この問題が修正されました。注:VS Ride 2005、Eclipse、および Visual Basic 6.0 SCC では、サポートされていない機能があります。

17.2.13 VS 2003 および 2005:キーワード展開が CS ファイルに対してデフォルトで有効になっていない[ENH76493]

この問題が修正されました。

17.2.14 VS 2003:U.S. 以外のロケールでエラーメッセージの代わりにエラーコードが表示される[DEF89537]

Microsoft Windows のロケールが[英語(英国)]に設定されていると、エラーメッセージの代わりにエラーコードが表示される場合があります。この問題が修正されました。

17.2.15 VS2005:ソリューションがソース管理から開かれると、プロジェクトが正しいフォルダに移動しない[DEF132775]

ソリューションが VS2005 RICH のソース管理から開かれると、ソリューションで参照されるプロジェクトは自動的に、そのソリューションファイルの下のサブフォルダに置かれます。プロジェクトが元々そのソリューションの下になかった場合に問題が発生します。このシナリオでは、VS2005 は「プロジェクトがないためロードできない」という警告を表示します。この問題が修正されました。

17.2.16 VS2005:ソリューションエクスプローラのツリーに新しいプロジェクトの最新ファイルステータスが表示されない[DEF101400]

ソリューションエクスプローラのツリーには、ファイルのチェックインおよびチェックアウトについての最新ファイルステータスが表示されません。この問題が修正されました。

17.2.17 VS2005:〈Update after keyword expansion(キーワード展開後に更新)〉チェックボックスが機能しない[DEF105966]

〈Update after keyword expansion(キーワード展開後に更新)〉チェックボックスを有効にしてファイルをチェックインすると、キーワードが依然として古いリビジョンを表示します。この問題が修正されました。

17.2.18 VS2005 RIDE:Check In(チェックイン):〈Apply to all remaining files(残りのすべてのファイルに適用)〉チェックボックスが無視される[DEF111917]

〔Confirm Check In Unmodified Workfile(変更されていない作業ファイルのチェックインの確認)〕ダイアログの〈Apply to all remaining files(残りのすべてのファイルに適用)〉チェックボックスは無視されます。
この問題が修正されました。

17.2.19 VS2005 RIDE:親が修正されていない場合、Code-Behind ファイルをチェックインできない[DEF106338]

この問題が修正されました。直接修正した code-behind ファイルをチェックインできるようになりました。

17.2.20 VS2005 RIDE:SQL および VSTS プロジェクトをソース管理に追加できない[DEF104294]

この問題が修正されました。

17.2.21 VS2005 RIDE:オフラインで作業できない[DEF144498]Δ

動作変更:オフラインで作業できる機能が追加されました。プロジェクトデータベースのホストシステムを使用できない場合に、プロジェクトデータベースにログインしようとすると、〔Log In(ログイン)〕ダイアログの下部に【Work Offline(オフラインで作業)】が表示されます。オフラインセッションを開始する場合は、このボタンをクリックします。詳細は、『IDE クライアント操作ガイド』を参照してください。

17.2.22 VS2005 RIDE:オフラインセッションがすぐにタイムアウトする[DEF137874]

この問題が修正されました。

17.2.23 VS2005 RIDE:誤ったワークスペース設定が使用される場合がある[DEF99277]

この問題が修正されました。現在、ワークスペースの設定は、再起動後にユーザのデフォルトに戻らずに、ローカルワークスペースのマネージャに適切に保持されます。

17.2.24 VS2005 RIDE:NetCOBOL プロジェクトがエラーの原因になる[ENH81312]

NetCOBOL プロジェクトを含むソリューションをソース管理に追加すると、次のエラーがスローされます。

タイプ SystemStackOverflowException の例外がスローされました

この問題が修正されました。

17.2.25 VS2005 RIDE:[Force Update(強制的に更新する)]の実行時にソリューションファイルがプロジェクトの SCC バインドを失うことがある[DEF112428]

〔Compare Workspaces(ワークスペースの比較)〕から[Force Update(強制的に更新する)]を実行してプロジェクトファイルを上書きすると、そのファイルがソリューションファイルの SCC バインドから削除されます。その結果、ソリューションがソース管理から開かれたときにプロジェクトがロードされなくなります。
この問題が修正されました。

17.2.26 VS2005 RIDE:名前が変更されたファイルで作業を行うと、異常なコードが表示される[DEF113711]

この問題が修正されました。

17.2.27 VS2005 RIDE:〈Update local file after keyword expansion(キーワード展開後にローカルファイルを更新)〉オプションの論理が逆になる[DEF112209]

〈Update local file after keyword expansion(キーワード展開後にローカルファイルを更新)〉チェックインオプションが逆の論理で実装されていました。この問題が修正されました。

17.2.28 WSAD:File Server でパスマップのセキュリティが使用できない[DEF22188]

Version Manager プロジェクトデータベース(PDB)のログインソースが HOST に設定されており、アカウントにパスワードがある場合に、「アクセスコントロールデータベース」セキュリティが有効になっている File Server のパスマップを介して PDB に接続しようとすると、接続に失敗します。この問題が修正されました。

17.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

17.3.1 ファイル名に左大かっこ「(」が使用されているファイルが開けない[DEF111860]

この問題が修正されました。

17.3.2 ファイル名にコンマ(,)が使用できない[DEF41445;DEF31864;DEF41390]

この問題が修正されました。

17.3.3 単一ファイルのチェックインがデフォルトの場所以外から動作しない[DEF93939]

この問題が修正されました。

17.3.4 アクション実行後に列のソート順が失われる[DEF107408]

列のソート順は、取得またはチェックアウトなどのアクションの実行後は維持されませんでした。この問題が修正されました。

17.3.5 〔Servlet(サーブレット)〕タブのフィールドに「&」文字が含まれているとエラー 500 が発生する[DEF41531]

Version Manager Application Server Admin の〔Servlet(サーブレット)〕タブのフィールドに「&」文字が使用されている場合、「エラー 500」が返されます。

17.3.6 ファイル名に「&」文字が含まれているとエラー 500 が発生する[DEF86240]

ファイル名に「&」文字が含まれているファイルの取得を実行した後、リビジョンフィールドの隣の【...】ボタンをクリックしてバージョンラベルを選択すると、エラー 500 が発生します。このエラーの発生後は、ファイル名に関係なく、どのファイルでも同じ操作に失敗します。この問題が修正されました。

17.3.7 リビジョンのマージでエラー 500 が発生する[DEF114065]

プロジェクトデータベースのルートに配置されているファイルを使用して、「異なるバージョン管理ファイルのリビジョン」をマージするアクションを実行する際に、〈Branch 1(ブランチ 1)〉または〈Branch 2(ブランチ 2)〉の省略符号ボタンを使用してファイルとリビジョンを選択しようとすると、「HTTP ステータス 500」エラーが発生します。
この問題が修正されました。

17.3.8 プロジェクトデータベースのルートディレクトリに「&」文字が含まれているとエラーが発生する[DEF77489]

プロジェクトデータベースのルートディレクトリの名前に「&」文字が含まれていると、Web サーバは「HTTP ステータス 404」エラーを返します。この問題が修正されました。

17.3.9 LDAP 参照によりログイン時にサーバがクラッシュすることがある[DEF137487]

プロジェクトデータベースの LDAP 設定が参照に従うようにセットアップされている場合、参照の論理を作動させる必要があるとき(入力ミスで UserID が不明な場合など)にログインを試みると、Version Manager サーバがクラッシュすることがあります。
この問題が修正されました。

17.3.10 現在の LDAP サーバ設定の設定内容を保持する必要がある[DEF91421]

〔Configure Project(プロジェクトの詳細設定)〕ダイアログで LDAP サーバと LDAP コンフィグレーションオプションの両方にアクセスすると、LDAP サーバのリストが消失する場合があります。この問題は、LDAP サーバ設定システムの更新の一環として修正されました。

17.3.11 取得を実行すると、エラーメッセージに誤ったパスが表示される[DEF94663]

現在アクセスできない作業パスに対して取得を実行しようとすると、エラーメッセージに誤った作業パスが表示されます。この問題が修正されました。

17.3.12 作業ファイルの追加時にリビジョンのロック状態を保持するオプションがない[DEF31400]Δ

動作変更:〔Add Workfiles(作業ファイルの追加)〕ダイアログでリビジョンをソース管理に追加する際にリビジョンのロック状態を保持できるオプションが、Web クライアントに追加されました。

17.3.13 〈Previous(前のページ)〉リンクで、前のページではなく最初のページに戻る[DEF127369]

この問題が修正されました。

17.3.14 ファイルサーバで WebDAV フォルダのビューを更新すると、Apache TomCat の使用中にメモリリークが起きる[DEF148273]

ファイルサーバで WebDAV フォルダにアクセスしているときにビューを更新すると、メモリリークが通知されます。この問題が修正されました。

17.3.15 Serena Business Mashups との統合:Version Manager の日本語版でアイテム ID の情報が表示されない[DEF150271]

Version Manager の日本語版では、チェックイン後に Serena Business Mashups のアイテム ID 情報がバージョンラベルとして表示されませんでした。この問題が修正されました。注:この修正を表示するには、Serena TeamTrack 6.6.1.13 または Serena Business Mashups 2009 R1 エディション以降が必要です。

17.3.16 Version Manager Web サーバが PID エラーでクラッシュすることがある[DEF130918]

この問題が修正されました。

17.3.17 Team Track との統合:チェックインコメントが、変更されたファイル用の Team Track のリビジョン履歴にログインしない[DEF150270]

作業ファイルごとに異なる説明が付いたプロジェクトがチェックインした場合、チェックインコメントが Team Track のリビジョン履歴ウィンドウで使用できません。この問題が修正されました。注:この修正を表示するには、Serena TeamTrack 6.6.1.13 または Serena Business Mashups 2009 R1 エディション以降が必要です。

17.3.18 Version Manager Web サーバの一時ファイルが削除されない[DEF41182]

Version Manager Web サーバは vm\inet\temp ディレクトリにある大量の一時ファイルを放置します。この問題が修正されました。現在は、スタートアップ時に削除を行います。

17.3.19 プロジェクトデータベースに Admin フォルダがあると、拡張子のない Admin という名前の作業ファイルが追加できない[DEF91649]

この問題が修正されました。

17.3.20 ユーザが古いログインセッションを閉じることができる機能が必要である[ENH130001]Δ

ユーザには、古いログインセッションをすぐに削除できる機能が必要です。さもないと、古いセッションが開いたままになり、タイムアウトするまでライセンスを消費するおそれがあります。

動作変更:ユーザが古いログインセッションを閉じられるようにするために、ログインページに〈Automatically close all other sessions for your user ID on this server(サーバ上の、このユーザ ID でその他のすべてのセッションを自動的に閉じます)〉チェックボックスが追加されました。

17.3.21 Version Manager I-NET:ブラウザインターフェイスでボタンがグレー表示になる[DEF139116]

ユーザがあるサブプロジェクトから別のサブプロジェクトに切り替えたときや、ユーザが同じサーバの別のサーブレットにログインしようとすると、場合によってはすべてのアイコンがグレー表示になります。これを解決するには、Apache TomCat を再起動する必要がありました。この問題が修正されました。

17.3.22 Version Manager I-NET:チェックインコメントが、変更されたファイル用の Team Track のリビジョン履歴にログインしない[DEF150270]

この問題が修正されました。

17.3.23 Version Manager I-NET:ログオフすると余分なブラウザウィンドウがポップアップし、Internet Explorer と Fire Fox でコードが表示される[DEF133332]

この問題が修正されました。

17.3.24 Version Manager I-NET:表示ファイルが作業ファイルの場所にコピーされる[DEF127993]

この問題が修正されました。現在、表示ファイルは一時ファイルの場所に格納されます(Microsoft Windows では C:\DOCUME~1\user\LOCALS~1\Temp\pvcs、Linux では - /tmp/pvcs)。

17.3.25 Version Manager I-NET インストーラ:タイミングの事前設定を行う時点で一時ファイルを削除する必要がある[DEF133559]

この問題が修正されました。一時ファイルはサーバの再起動時に削除されます。

17.3.26 一部のファイルタイプで、〈View as HTML(HTML として表示)〉オプションが機能しない[DEF39332;DEF80909]

この問題が修正されました。

17.3.27 作業ファイルの場所へのリンクがない[DEF96124]

プライベートワークスペースおよび SUPERUSER または UNLIMITED 権限のないユーザの場合、作業ファイルの場所へのリンクが表示されません。
この問題が修正されました。

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18.0 Version Manager 8.1.4.2 で修正された不具合

18.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

18.1.1 作業ファイルの追加で再帰的に「プロジェクトの作成」権限が要求される[DEF75069;DEF124063]

作業ファイルを追加するためには、ユーザが再帰的に「プロジェクトの作成」権限を持っている必要があります。これは、プロジェクトが既に存在するためユーザにプロジェクトを作成する気がない場合でも同じです。この問題が修正されました。

18.1.2 作業ファイルを上書きする際にフォルダの権限が継承されない[DEF125893]

既存の作業ファイルがある場所にファイルを取得、およびチェックアウトすると、新しい作業ファイルが既存の作業ファイルを上書きしますが、フォルダの権限は継承されません。この問題が修正されました。

18.1.3 ISLV.INI ファイルに書き込みできない場合、「[エラー]java.lang.ExceptionInInitializerError」が発生する[DEF127651]

この問題が修正されました。プロジェクトデータベースを開く際に初期 ISLV.INI ファイル(Windows)または islvrc ファイル(UNIX)を作成できない場合に、例外をスローしたり動作を停止することがなくなりました。

18.1.4 PCLI:ワークスペースの属性を設定する方法がない[ENH73423]Δ

デフォルトバージョンなどのワークスペースの属性は、コマンドラインから設定する方法がありませんでした。これを可能にするコマンドが追加されました。新しいコマンドの使用についての詳細は、-H オプションを使用してください。(8.2 リリースには、更新済みの PCLI ガイドが含まれています)。

動作変更:SetWorkspaceAttributes を使用すると、現在のワークスペースのデフォルトバージョン、ベースバージョン、ブランチバージョン、および最下位レベルのプロモーショングループを設定できます。ターゲットワークスペースに適用されている値を消去できます(より高いレベルのワークスペースまたはプロジェクトエンティティから継承するために)。より高いレベルのプロジェクト/ワークスペースから継承した値を含めて、指定されたプロジェクトやワークスペースに適用された値を表示することもできます。

18.1.5 Solaris 10:vlog '*' を実行するとセグメント化に失敗する[DEF125262]

Solaris 10 では、ワイルドカード文字を含む引用符(一重または二重引用符)で囲まれた文字列を使用して CLI コマンドを実行すると、特定のディレクトリのセグメント違反を招きます。一重引用符を付けずに同一コマンドを実行すると成功しますが、スペースのあるパス名の回避策になりません。この問題が修正されました。

18.1.6 ファイルがチェックインされない場合でも、SourceBridge のバージョンラベルが割り当てられる[DEF115044;116494]

VM プロジェクトデータベースに「Remove lock on unchanged revision(無変更リビジョンのロックを自動解除)」が設定されており、SouceBridge を介して TeamTrack アイテムに関連付けられたファイルをチェックインする場合、Version Manager は変更されていないファイルに TeamTrack アイテムのラベルを付けます。この問題は、チェックインされるアイテムだけがラベルを受け取るように修正されました。

18.1.7 SourceBridge:〈Don't check in workfile(チェックインしない)〉オプションが選択されている場合に作業ファイルを追加するとハングアップする[DEF116223]

作業ファイルを追加する際に、オプションの選択を〈Don't check in workfile(チェックインしない)〉にすると、SourceBridge の関連付けがハングアップします。この状況にはリビジョンが存在しないので、SourceBridge はレコードを関連付けることができません。この問題が修正されました。

18.1.8 UNIX:workdir は setuid と同様に、グループまたはその他による書き込みを可能にする必要がある[DEF129831]

または 8.1.4.1 が setsuid モードでインストールされている UNIX で、WORKDIR CFG ファイルのディレクティブがグループ(グループのメンバーの場合)またはその他に対して書き込み可能でないディレクトリを指定する場合に、「取得」などの CLI コマンドを setuid ユーザ以外のユーザで実行すると失敗します。これは Version Manager 8.1.4 で発生した不具合です。この問題が修正されました。

18.1.9 Vista:Version Manager を Windows Vista で実行するための初期作業[ENH105516]

Windows Vista 上で実行できるように Version Manager が強化されました。

18.1.10 Vista:Windows Vista で既知のファイルタイプ関連付けなしでファイルの表示/編集を試みたときの不具合[ENH126622]

Windows のファイルタイプ関連付けがないファイルの[View(表示)]または[Edit(編集)]を実行しようとすると、「pvcsexec.exe の動作を停止しました」という例外が表示されます。この問題が修正されました。

18.1.11 vtransfer -c(コピー)および vtransfer -x(エクスポート)が非分割アーカイブで動作しない[DEF127130]

これは Version Manager 8.1.4.1 で発生した不具合です。この問題が修正されました。

18.2 IDE クライアントの不具合の修正

18.2.1 Eclipse 3.1.x:Eclipse を閉じる際にファイルサーバの一時ファイルが削除されない[DEF127456]

この問題が修正されました。

18.2.2 Eclipse RIDE:Web サービスの動的な生成がサポートされていない[DEF115817]

お客様が Web サービスを正常に生成できるのは 1 回のみです。2 回目以降は、次のエラーが発生します。

「IWAB0443E webservices.xml ファイルの解析エラー:org.eclipse.core.internal.resources.ResourceException:リソースの削除中に問題が発生しました。」

この問題が修正されました。

18.2.3 Eclipse RIDE:ワークスペースの比較:[Force Update(強制的に更新する)]がローカルに削除されたフォルダに対して正しく機能しない[DEF78224]

この問題が修正されました。

18.2.4 Eclipse RIDE:デフォルトワークスペースの使用が強制される[TECH03638;DEF92798;DEF127349]Δ

プロジェクトデータベースに設定されたデフォルトワークスペースをユーザが持っている場合は、このワークスペースが使用されます。プロジェクトのインポート中にどのワークスペースをユーザが選択していても関係ありません。この問題が修正されました。

動作変更:プロジェクトのインポート中にユーザが選択したワークスペースが使用されます。

18.2.5 VS2005 RIDE:アサーションの不具合エラー[DEF123425;TECH04973;DEF123529;L3RD00124]

VS2005 SP1 をインストール後、アーカイブのアクションがアサーションの不具合エラーを返します。この問題が修正されました。

18.2.6 VS2005 RIDE:手動で追加したフォルダがソース管理から取得されない[DEF114114]

ユーザは手動でディスク上(ソリューションの下)にフォルダを作成し、そのフォルダからソリューションアイテムを追加します。ソリューションがソース管理に追加されると、物理的なソリューションフォルダがプロジェクトフォルダと同様に、VM に追加されます。ソース管理から開いたときに、まずソリューションファイルが取得され、次に各プロジェクトフォルダが個別に開かれます。VM でソリューションアイテムを格納しているフォルダはプロジェクトフォルダではないので、このフォルダは見落とされてしまいます。この問題が修正されました。

18.2.7 VS2005 RIDE:履歴ビュー:ダブルクリックでリビジョンを表示できない[DEF116385]

この問題が修正されました。

18.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

18.3.1 Web クライアントセキュリティ[DEF114862]

HOST ID がログインソースの場合、十分に知識のある人であれば Web クライアントログインのなりすましが可能です。この Hotfix は、HOST ID ログインソースと Web クライアントのセキュリティを強化します。ここでは、暴露を制限してアップグレードしていないユーザのリスクを減らすために、詳しい説明は省略してあります。

18.3.2 UNIX(Solaris)上の Version Manager Web サーバが不規則にクラッシュする[DEF123172]

UNIX 上の VM Web サーバは、クラッシュダンプ内の pvcs.vm.vms.AccessDatabase.PvcsLogin() を参照すると、不規則にクラッシュすることがあります。この問題が修正されました。

18.3.3 ブラウザを閉じてもログアウトしない[DEF124417]Δ

先に Version Manager からログアウトしないでブラウザを閉じると、サーブレットのタイムアウト時間が過ぎるまでライセンスが保持されます。この問題が修正されました。

動作変更:ブラウザを閉じるか、同じブラウザインスタンスを使用して別の URL を開くと、ライセンスが瞬時に、または使用しているブラウザによっては数秒以内に解放されます。

18.3.4 LDAP パスワードの長さが 29 文字に制限される[112809]Δ

動作変更:パスワードの長さ制限がなくなりました。

18.3.5 「メキシコシティ-新」タイムゾーンが正しく動作しない[DEF112438]

チェックイン時間が、サーバの設定である「メキシコシティ―新」タイムゾーンではなく、GMT タイムゾーンになります。この問題が修正されました。

18.3.6 Vista:管理者以外では Internet Explorer 7 に Web クライアントをインストールできない[ENH127090]

この問題が修正されました。現在は、Windows Vista システムで Version Manager Web クライアントを Internet Explorer 7 にインストールするために、管理者になる必要はありません。

18.4 Serena Builder の不具合の修正

18.4.1 VM Web クライアントから作成されたビルドジョブを一度保存するとアクセスできなくなる[DEF123717]

ジョブは VM Web Application サーバを実行している OS ユーザ(VM ユーザ ID の代わりに)に対応するユーザアカウントフォルダの下に保存されます。VM Web Application サーバが LocalSystem と同様のサービスとして実行中の場合、Builder には、ジョブが「システム」として作成されたように見えます。その結果、VM Builder 統合(一旦ウィザードから離れて)を使用する場合でも、Builder Web クライアントを使用する場合でも、VM Web クライアントで作成されたジョブの更新や実行ができません。この問題が修正されました。

18.4.2 ビルドジョブウィザードが VM Web クライアントで検索パスの選択を実行しない[DEF123719]

Builder 統合ウィザードでは、ユーザは検索パスとビルドジョブ名の入力を求められます。ただし、デスクトップクライアントとは異なり、ユーザが検索パスを選択せずにウィザードを進めても阻止されません。その結果、不正なビルドジョブになります。この問題が修正されました。

18.4.3 VMMBI_GetRevInfo.pcli スクリプトが空のアーカイブと遭遇すると統合に失敗する[DEF127003]

VM/Builder 統合を使用してビルドを実行する際に、リビジョンのないアーカイブに遭遇すると、VMMBI_GetRevInfo.pcli スクリプトを使用してリビジョン情報を取得する手順が失敗します。この問題が修正されました。

18.4.4 VM の Builder 統合を介して作成されたリモートのビルドジョブが無効になる[DEF123851]

マイコンピュータの代わりにリモートのビルドマシンを選択すると、ジョブが正常に作成されません。選択したマシンの MachineName には、「マイ コンピュータ」と表示されます。その結果、Builder Web クライアントのジョブで、マシンが 1 つ(マイ コンピュータ)しか表示されなかったり、アクティビティが表示されない場合があります。この問題が修正されました。

18.4.5 Builder の Web クライアントで作成されたジョブを VM から編集できない[DEF123848]

この問題が修正されました。

18.4.6 ウィザードによってビルドジョブ情報が正しく保存されない[DEF115323]Δ

VM の Builder ウィザードを介して新しいビルドジョブを作成する際に、そのビルドジョブのタスク内にあるパラメータが正しく保存されません。<Command> 部分は誤りではありませんが、ビルドジョブを生成する他のパラメータには、Builder Web クライアントでコマンドを再構築するために必要な情報がありません。この問題が修正されました。

動作変更:関連するビルドメイクと OM タスクの統合パラメータを含むように、options コマンドパターンフィールドを変更しました。これが行われたのは、Openmake Web クライアントからビルドジョブを変更したときに、その Web クライアントが、ビルドジョブのパラメータをすべてリセットしてデフォルトに戻すという処理を招く OM コマンドパターンオプションを持たなくても済むようにできたからです。

18.5 vss2vm 変換ユーティリティの不具合の修正

18.5.1 VM8124(J):日本語のロケールで VSS2VM ツールを実行できない[DEF113620;DEF113621;TECH04688;DEF85046]

VSS2VM ツールは日本語のロケールでは、EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION エラーがスローされて動作しません。回避策として英語のロケールで変換ユーティリティを実行しても、ファイル名かラベルに 0x5C を含む DBCS 文字があると、実行に失敗します。
この問題が修正されました。現在は、日本語のロケールで VSS2VM を実行できます。

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19.0 Version Manager 8.1.4.1 で修正された不具合

19.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

19.1.1 File Server でコピーを行うとハングアップ、オープンスレッド、またはエラーが発生する[DEF107376;DEF114687]

この問題はアーカイブが空、つまりアーカイブにリビジョンが格納されていない場合にのみ発生します。
この問題が修正されました。

19.1.2 デスクトップクライアントの手動更新が、ハングアップしたように遅い[DEF107434]

デスクトップクライアントを手動で更新([View(表示)]-[Refresh(最新の情報に更新)])するのに、非常に時間がかかる場合があります。これはハングアップではありませんが、遅々とした進行状況が原因だということが推測できます。
この問題が修正されました。

19.1.3 UNIX/Linux:File Server プロジェクトについてのジャーナルレポートを生成できない[DEF107995]

この問題により、次のエラーが発生します。「[情報]要求した指定に一致するジャーナル情報が存在しません」
この問題が修正されました。

19.1.4 UNIX:パッチインストーラが CLI の Setuid モードを無効にする[DEF111151]

パッチインストーラは、インストーラが置換している実行ファイルが setuid モードで実行していたかどうかを検出しません。
この問題が修正されました。

19.1.5 Serena Builder:ダイアログが配置に失敗し、ビルドジョブ情報が失われたように見える[DEF114382]

Builder 6.3.1 から 6.41.1 へのパッチを適用し、ビルドジョブ変換を実行する際に、各環境変数の後ろにスペースが追加されます。Version Manager 統合がこれらの変換されたビルドジョブのうちの 1 つをロードすると、統合ダイアログと環境変数に格納された情報の配置に失敗します。ユーザには、ビルドジョブ情報が失われたように「見えます」。ユーザがダイアログ経由でビルドジョブを保存する場合、元のビルドジョブの情報はすべて失われます。ただし、スペースを手動でビルドジョブから削除する場合、VM 統合はダイアログを正しく格納します。
この問題が修正されました。

19.1.6 Serena Builder:TGT ファイルにターゲットのプロモーショングループが必要である[DEF77304]

プロモーションモデルモデルに基づいたビルドでは、TGT ファイルにターゲットのプロモーショングループが必要となります。プロモーショングループが見つからない場合、統合はビルド定義の開始を拒否し、次のエラーが返されます。「ターゲットが見つかりませんでした:group name
この問題が修正されました。
統合は、プロジェクト名の取得に使用する TGT ファイルリビジョンを探し、プロモーショングループに対して完全一致を実行していました。その代わり、リビジョンを見つけるためにプロモーションチェーンを追跡する必要がありました。たとえば、プロモーションモデルが dev、qa、prod で、TGT アーカイブには dev プロモーショングループではなく qa が割り当てられており、ユーザが dev レベルで構築するように指定すると、まず統合は dev でリビジョンを探し、見つからないときに qa を探して見つけます。

19.1.7 一部のインスタンスで、高度なフィルタが正しく機能しない[DEF114741;DEF114921;DEF114980]

フィルタオプションの組み合わせによって、不正な結果が返される場合があります。
この問題が修正されました。

19.1.8 イベントトリガ:ワークスペースに関連する値のイベント情報の追加[ENH74447]

お客様は、ワークスペースの情報を利用できることを求めています。次のイベント情報が追加されました。EventWorkspaceBase、EventWorkspaceBranch、EventWorkspaceName、EventWorkspacePromoGrp、EventWorkspaceVersion。詳細については、『Serena Version Manager 管理者ガイド』を参照してください。

19.2 IDE クライアントの不具合の修正

19.2.1 Eclipse SCC(旧)統合:長い名前のプロジェクトが開けない[DEF108328]

名前が 60 文字を超えるサブプロジェクトまたはフォルダを開く([Serena-SB]-[Open from Serena Team Provider(Serena チームプロバイダから開く)])ことができません。
エラーメッセージ:プロジェクト VTPTerminierungWAR を開くことができませんでした-エラーコード:SCC_E_OPENNOTPERFORMED
この問題が修正されました。

19.2.2 SCC IDE クライアントがライセンスを離さない[DEF108796]

IDE クライアントが、IDE 終了後も必要以上に長い時間ライセンスを保持します。
この問題が修正されました。

19.2.3 Rational Application Developer 7 のサポートの追加[ENH108819;ENH108146;ENH107802]

Rational Application Developer 7 に対する SCC およびリッチな統合のサポートを追加します。
この機能が追加されました。

重要:この統合のインストールについての詳細は、Install_Info.html readme ファイルの『IBM Rational Application Developer 7 との統合』を参照してください。

19.2.4 VS 2005 とのリッチな統合:チップリビジョン以外で〈Use for all(すべてに使用)〉チェックボックスが無視される[DEF113667]

複数のファイルをチェックインするときに、チェックアウトするリビジョンの 1 つ以上がチップリビジョン以外の場合、〈Use for all(すべてに使用)〉チェックボックスが無視されます。
この問題が修正されました。

19.2.5 VS 2005 とのリッチな統合:ビジネス統合プロジェクト(SQL)をソース管理に追加できない[DEF114620]

この問題が修正されました。

19.2.6 VS 2005 とのリッチな統合:ソリューションの外部から追加されたプロジェクトがソース管理から開けない場合がある[DEF114695]

プロジェクトとソリューションが同時にソース管理に追加された場合、統合はソリューションの外部のプロジェクトを正しく処理します。ただし、ソリューションが管理された後にプロジェクトが追加された場合は、正しく機能しません。この場合、[Open From Source Control(ソース管理から開く)]でプロジェクトの追加に失敗します。
この問題が修正されました。

19.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

19.3.1 エラー:「プロパティファイル(C:\Program Files\Serena\vm\inetprops\PVCS Servlets.properties)を開くことができません」[DEF74410;DEF78587]

Version Manager Application Server Admin の〔Servlet(サーブレット)〕タブを選択すると、
「プロパティファイル(C:\Program Files\Serena\vm\inetprops\PVCS Servlets.properties)を開くことができません。」エラーが表示される場合があります。
この問題が修正されました。

19.3.2 Linux:HostID が FireFox で機能しない[DEF106074]

これはスタートアップ時に自動的にログオンしません。代わりに〔Login(ログイン)〕ページが表示されますが、〈Username(ユーザ名)〉フィールドがグレー表示になっており、パスワードを入力できません。
この問題が修正されました。

19.3.3 サーバ使用するメモリが徐々に増加し、動作が停止する[DEF112701]

この問題が修正されました。

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20.0 Version Manager 8.1.4.0 で修正された不具合

20.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

20.1.1 vtransfer -r を使用してアーカイブ名の大文字と小文字だけを変更するとアーカイブが削除される[DEF101649]

vtransfer -r を使用してアーカイブ名の大文字と小文字だけを変更すると、アーカイブが削除される場合があります。この問題が修正されました。

20.1.2 Version Manager 5.3/6.0 ファイルを 8.x のプロジェクトに移行できない

この問題が修正されました。

20.1.3 高度なフィルタの改良[ENH102672;ENH74096;ENH85616]

プロモーショングループとラベルが「同一」のリビジョンを指しているファイルを調べたい、という要望がお客様から出ています。この時点では、フィルタでこの情報を提供することはできません。〈Show files not matched by this filter(このフィルタに合致しないファイルを表示)〉オプションでも、ラベルやグループを 1 つも持たないファイルが表示されるためです。
現在は、お客様のユースケースをサポートするためにフィルタが強化されています。

20.1.4 PCLI:不規則な停止[DEF106149]

他のコマンドが完了した後に PCLI の取得コマンドが不規則に停止すると、お客様のビルドがハングアップします。
これはライセンスの問題です。この問題が修正されました。

20.1.5 Builder 6.4.1 のサポートの追加[ENH106267]

このサポートが追加されました。

20.1.6 O/S の長さ制限:プロジェクトのコピー操作が失敗した際のエラーメッセージへのプロジェクト名の追加[ENH107838]

オペレーティングシステムのパスの長さ制限を超えているためにプロジェクトのコピー操作に失敗した場合、O/S の制限を超えているプロジェクト名がエラーメッセージに表示されませんでした。この機能が追加されました。

20.1.7 setuid モードでの作成およびコピーで発生する問題[DEF110574]

setuid モードでのさまざまな操作が、無効な理由で失敗する場合があります。この問題が修正されました。

20.1.8 パッチインストーラがターゲットのプラットフォームを正しく検証しない[DEF110761]

この問題が修正されました。

20.1.9 DST の新しい開始と終了をサポートするための変更[DEF87528]

変更が完了しました。

20.1.10 UNIX:大文字と小文字を区別するモードがパスのバックスラッシュ(\)の原因になる[ENH90111]

クライアントパスで大文字と小文字の区別を可能にし、UNIX ファイルサーバ上で Windows から UNC スタイルのクライアントパスを作成すると、UNXI ベースのプロジェクトデータベースにバックスラッシュ(\)文字が使用されることになります。この問題が修正されました。

20.1.11 File Server で LDAP パスマップ認証が動作しない[DEF99793]

この問題が修正されました。

20.1.12 セキュリティ保護されたパスマップを File Server で使用する際のセキュリティ脆弱性[DEF112435;DEF112436;DEF113143]

File Server のパスマップのセキュリティが無視される場合があります。この問題が修正されました。セキュリティ上の理由から、この問題の詳細は公開しません。

File Server のセキュリティを強化するために、Serena では、File Server だけでなくクライアントもリリース 8.1.4 にアップグレードすることをお勧めします。

この問題を以前のリリースでも軽減し、8.1.4 のセキュリティを最大にするために、

20.1.13 PCLI の AddUser/DeleteUser コマンドが、プロジェクトレベルで定義したアクセスコントロールデータベースを使用しない[DEF108334]

AddUser コマンドと DeleteUser コマンドは、どちらもプロジェクトを指定する -pp オプションを備えています。マニュアルでは、このオプションの機能は

「ユーザがアクセス権が付与されるプロジェクトまたはフォルダを指定します。」と記述されています。

-pp オプションを付けてコマンドを実行すると、コマンドは問題なく完了しますが、ユーザは PDB ルートレベルで定義された ACD に追加されます(特定のプロジェクトに関連付けられているものではなく)。この問題が修正されました。

20.1.14 [Show History(履歴の表示)]で、「VMNMArchiveFile の 2446 行目で不明な例外」が返される[DEF112763]

[Show History(履歴の表示)]で、想定されるエラー「要求した指定に一致する履歴が存在しません」ではなく、「VMNMArchiveFile の 2446 行目で不明な例外」が返されます。この問題が修正されました。

20.1.15 vss2vm:Visual SourceSafe から Version Manager への変換ユーティリティの問題の修正

20.1.16 UNIX:〔Open Project Database (プロジェクトデータベースを開く)〕ダイアログで〈Folder Name(フォルダ名)〉フィールドが文字化けし解読不能になる[DEF111253]

〈Folder Name(フォルダ名)〉フィールドにあるデータが解読できません。このフィールドに正しいデータを入力することはできますが、やはり読めない状態のままになります。ただし機能はします。この問題が修正されました。

20.1.17 デバッグメッセージ「キャッシュ mkfile のクリア後に DTK が返されました-1」を非表示のユーザが見ることができる[DEF111916]

コマンドラインユーザが、「キャッシュ mkfile のクリア後に DTK が返されました-1」という混乱を招くメッセージを目にする場合があります。この問題が修正されました。

20.2 IDE クライアントの不具合の修正

20.2.1 Visual Studio 2005 RIDE:履歴表示部にブランチが表示できる[ENH103565]

履歴表示部が強化され、ツリー構造でリビジョンを表示できるようになりました。これにより、ブランチで表されたリビジョンの階層を表示できます。

20.2.2 Visual Studio 2005 RIDE:ファイルのブランチのサポート[ENH102647;ENH103566]

チェックインに〈Force branch(強制的にブランチさせる)〉オプションが追加されました。

20.2.3 Visual Studio 2005 RIDE:Visual Studio 2005 の Web プロジェクトを移行できない[DEF103314;DEF103425]

Visual Studio 2005 の Web プロジェクトを、SCC 統合からリッチな統合に移行すると、失敗します。この問題が修正されました。

20.2.4 VS2005 RIDE:悲観的ロックを強制的に適用する機能の追加[ENH103568;ENH92721]

デスクトップクライアントにコンフィグレーションオプションが追加されました。これにより管理者は、Visual Studio 2005 へのリッチな統合のユーザにチェックアウトファイルを要求して、これを編集することができます。

20.2.5 VS2005 RIDE:TeamTrack ログインアイコンで TeamTrack に接続できない[DEF106667]

お客様が、IDE から TeamTrack を起動するのではなく(こちらの動作は正常)、TeamTrack ログインアイコンを選択して TeamTrack 認証しようとすると、issues 表示部に「無効なユーザ」と表示されます。不適切にセットアップされているものがあるようには見えません。この問題が修正されました。

20.2.6 Eclipse 3.2 のサポートの追加[ENH95328]

このサポートが追加されました。

20.2.7 Eclipse RIDE:1 つのアーカイブの名前を変更すると、すべてのファイルが受信される変更として表示される[DEF98927]

1 つのアーカイブの名前を変更したり、アーカイブを移動したり、アーカイブを削除して、ワークスペースの比較を実行すると、すべてのファイルが受信される変更として表示されます。この問題が修正されました。

20.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

20.3.1 システム上のユーザが再度ログインできない[DEF101311;DEF102547]

ユーザがログアウトした後、Web サーバを再起動するまで同じシステムに同じ ID を使用して再度ログインできない場合があります。ログインしようとすると、〔Login(ログイン)〕ダイアログがハングアップします(【OK】ボタンに【Wait(お待ちください)】と表示されます)。この問題は断続的に発生します。この問題が修正されました。

20.3.2 PCLI ベースおよび CLI ベースのトリガを実行すると 2 つのライセンスが使用される[DEF102814]

イベントトリガから PCLI コマンドまたは CLI コマンドを実行する場合、これらのコマンドが 2 つ目のライセンスを使用する原因になります。この問題が修正されました。

20.3.3 vminet.html に相対パスではなく完全な URL が含まれる[DEF103262]

これは、ファイアウォールの両側からサーバにアクセスする必要があるサイトに問題を起こします。そのようなサーバには、どちらの側から見ているかによって明確に異なる名前が付いています。この問題が修正されました。

20.3.4 ラベルによる再帰的な取得の「コピー先」の場所が、一部のファイルでデフォルトの場所になる[DEF91065]

最上位レベルのプロジェクトにファイルが含まれない場合に、
ユーザがラベルに基づいて再帰的な取得を実行し、
デフォルトでない場所を「コピー先」に指定すると、
最初のサブプロジェクトは指定された場所に置かれますが、その他のサブプロジェクトはすべてデフォルトの場所に置かれます。
この問題が修正されました。

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21.0 Version Manager 8.1.3.2 で修正された不具合

21.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

21.1.1 Solaris 10:Version Manager が setuid モードで動作しない[DEF103853]

この問題が修正されました。

21.1.2 LDAP 認証がパスワードのあるサブプロジェクトで正しく動作しない[DEF103577]

サブプロジェクトにアクセスコントロールデータベースがある場合、LDAP 認証が正しく動作しない場合があります。この問題が修正されました。

21.1.3 同じユーザに異なるパスワードを使用するサブプロジェクトで、HostID が正しく機能しない[DEF100920;TECH03489]

HostID がログインソースであり、サブプロジェクトにプロジェクトデータベースとは異なるパスワードがある場合、サブプロジェクトにログインするとプロジェクトデータベースレベルへのアクセスができなくなります。この問題が修正されました。

21.1.4 Merge ツール:Ctrl-Z を無視するオプションで、表示が正しくされない[DEF101565]

Ctrl-Z を無視するオプションを有効にすると、ファイルの最終行が Merge ツールにより表示されなくなります。この問題が修正されました。

21.2 IDE クライアントの不具合の修正

21.2.1 Eclipse RIDE:同時使用ライセンスがリリースされない[DEF86396;TECH03418]

Eclipse RIDE インターフェイスを介して TeamTrack にアクセスする場合、TeamTrack のウィンドウまたは IDE 自体を閉じると、その後 License Manager から同時使用ライセンスがリリースされません。この問題が修正されました。

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22.0 Version Manager 8.1.3.1 で修正された不具合

22.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

22.1.1 vsplit -u を 2 バイト文字が含まれたアーカイブパスで実行するとデータが消失する[DEF102167;DEF100974]

アーカイブへのパス、またはアーカイブ名自体に 2 バイト文字が含まれている場合にアーカイブを分割解除しようとすると、データを消失します。この問題が修正されました。

22.1.2 [Show History(履歴の表示)]で、「VMNMArchiveFile の 2446 行目で不明な例外」が返される[DEF73412]

Windows で、履歴レポートの表示に失敗する場合があります。UNIX ではクラッシュすることがあります。この問題が修正されました。

22.1.3 PCLI VLOG -bv がデフォルトラベルをレポートしない[DEF90649]

PCLI VLOG -bv を使用すると、バージョンラベルが割り当てられているリビジョンを調べることができます。指定されたラベルがない場合、システムはデフォルトバージョンラベルについて報告する必要がありますが、システムはこれは実行せず、すべてのリビジョンのバージョンラベルを示したレポートを作成します。この問題が修正されました。

22.1.4 Version Manager では 128 マルチバイト文字以上の Windows パスをサポートしない[DEF96024]

この問題が修正されました。現在、Version Manager では Windows の最大長のマルチバイトパスを使用できます。

22.1.5 デスクトップクライアントのフィルタがアーカイブの更新を反映しない[DEF99052]

「Locked by(ロック)」などのフィルタは、アーカイブの現在の状態を正確に反映しない場合があります。この問題が修正されました。

22.1.6 高度なフィルタが指定した区切り文字を認識しない[DEF102146]

高度なフィルタは、コンマで区切った 2 つのラベルが含まれているラベルを混同します。この問題が修正されました。現在は、区切り文字をセミコロンに設定する(またはその逆)ことで、コンマを含んだラベルにフィルタを実行できます。

22.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

22.2.1 チェックインで NoCase=VCSID が無視される[DEF101026]

アクセスコントロールデータベースのユーザ ID のケースが、ホストのログインソースのユーザ ID のケースと異なる場合(たとえば admin と Admin)、ユーザはファイルに何でも(ロック、ロック解除など)実行できますが、チェックインだけはできません。チェックインすると、「リビジョンが現在このユーザによりロックされていないため、アクションを完了できませんでした。」エラーが生じます。この問題が修正されました。

22.2.2 分割アーカイブと Web クライアントで改行コードの変換が正しく行われない[DEF102145;DEF96539]

UNIX/Linux サーバと通信する Windows の Web クライアントで、アーカイブが分割されると不適切な改行文字を受信します。この問題が修正されました。

22.2.3 再起動後に SSL 接続が失敗する[DEF100843;DEF102171]

再起動後に SSL 接続が失敗しますが、再起動を繰り返すと動作します。この問題は、Tomcat で発生しました。この問題が修正されました。

22.2.4 ワイルドカードを使用したファイル名によるフィルタ:無効なフィルタパターンを入力すると、分かりにくいエラーが発生する[DEF87693]

この問題が修正されました。

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23.0 Version Manager 8.1.3.0 で修正された不具合

23.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

23.1.1 誤った IDENT コマンドエラー:エラー、「<stdout>」に書き込むことができません(ディスクがいっぱいの可能性があります)[DEF93920]

このエラーの根本的な原因が修正されました。また、エラーメッセージも特定のエラーの正確な原因を特定できるように改善されました。

23.1.2 UserID に含まれる 2 バイト文字によりチェックインおよびチェックアウト操作が失敗する[DEF94954]

次に示すようなエラーが返され、操作が失敗する場合があります。

「PVCS Version Manager は、このプロジェクトのセマフォ //FS/...../archive-arc を作成できませんでした....」

23.1.3 Vss2Vm:名前が変更されたブランチファイルに対する変換が失敗する[DEF95091]

ブランチが複数回実行され、中間のブランチ名が変更されているファイルの場合、「ブランチを作成できません」エラーが発生して失敗することがあります。この問題が修正されました。

23.1.4 LDAP を使用して[Admin(管理)]-〔Security(セキュリティ)〕ダイアログにアクセスすると「内部処理エラー 50」が発生する[DEF93024]

プロジェクトデータベースでログインソースとして LDAP を使用しているときに、次のいずれかのセキュリティダイアログにアクセスしようとすると、

- [Admin(管理)]-[Security(セキュリティ)]-[Users(ユーザ)]
- [Admin(管理)]-[Security(セキュリティ)]-[Privilege Sets(権限セット)]
- [Admin(管理)]-[Security(セキュリティ)]-[Access List Groups(アクセスリストグループ)]
- [Admin(管理)]-[Security(セキュリティ)]-[Show Report(レポートの表示)]

次のようなエラーが発生します。

12:03:40 Apr.14.06[エラー]内部処理エラーが発生しました:50(PVCS_E_NO_USER_ID:ユーザ ID を取得できません。)

23.1.5 Version Manager クライアントは、使用できないファイルサーバを参照するとハングアップする[DEF96284;DEF99551]

Version Manager クライアントが、使用できない Version Manager ファイルサーバにアクセスするように設定されている場合、クライアントはハングアップします。この問題が修正されました。

23.2 IDE クライアントの不具合の修正

23.2.1 Visual Studio:Visual Studio 2005 のサポート要求[ENH94374 ENH87128]

Visual Studio 2005 に対する SCC およびリッチな統合のサポートが追加されました。

注:今回の統合により、Visual Studio .NET 2003 統合に関連するほとんどの制限および問題が解決されますが、この統合は Visual Studio 2005 専用です。Visual Studio 2005 への統合は、Visual Studio .NET 2003 への統合とは別にインストールするため、これにより Visual Studio .NET 2003 統合での問題を解決することはできません。

23.2.2 Visual Studio RIDE:IDE オブジェクトの絵文字は他のユーザがチェックアウトしたファイルを反映する必要がある[ENH22103]

この機能は、Visual Studio 2005 へのリッチな統合に追加されました。

23.2.3 Visual Studio RIDE:取得操作の結果に「チェックアウトに成功しました」と表示される[DEF75089]

Visual Studio 2005 では、結果のテキストで取得操作とチェックアウト操作が区別されます。

23.2.4 Visual Studio RIDE:大きなソリューションをソース管理に追加すると IDE がハングアップする[DEF88679;DEF88851]

大きなソリューションをソース管理に追加すると、そのソリューションは Version Manager には正常に追加されますが、IDE の応答がなくなってしまいます。IDE を強制終了してから再起動すると、ソリューションはソース管理のコンテキストに加わっています。この問題が修正されました。

23.2.5 Visual Studio RIDE:Web プロジェクトをソース管理に追加できない[DEF88919]

Web プロジェクトをソース管理に追加すると、次のようなエラーが発生しました。

「VMPro のセッションを作成できません-失敗 ClientAPI は createSession を実行できません _LIB 定義エラーの可能性があります」

23.2.6 Visual Studio RIDE:取得操作時に作業ファイルを書き込み可能にする機能の要求[ENH89586]

この機能は、Visual Studio 2005 への統合でサポートされています。

23.2.7 Visual Studio RIDE:リモートで追加された Web プロジェクトファイルが同期によって誤ったディレクトリに格納される[DEF88987]

この問題は、Visual Studio 2005 への統合で修正されています。

23.2.8 Visual Studio RIDE:Version Manager からソリューションを開こうとするとエラーが発生する[DEF89116]

ソース管理からソリューションを開こうとすると、次のメッセージが表示される場合があります。

「\\CEI\InformationTechnology のセッションを作成できません-失敗 ClientAPI は createSession を実行できません _LIB 定義エラーの可能性があります」

このメッセージは、Crystal Reports 10 を使用しているシステムで表示されていました。また、Web プロジェクトを最初にロードしていた場合にも表示されることがありました。この問題が修正されました。

23.2.9 Visual Studio RIDE:[Open from Version Manager(Version Manager から開く)]:System.NullReferenceException:[DEF81268]

ルートフォルダにプロジェクトファイルとソリューションファイルの両方が含まれている場合に、[Open From Version Manager(Version Manager から開く)]を実行すると、次のエラーが発生します

「System.NullReferenceException:オブジェクトへの参照がオブジェクトのインスタンスに設定されていません」

ルートディレクトリにソリューションファイルとプロジェクトファイルの両方がある状態は、サポートされていない設定です。

新しい Visual Studio 2005 への統合では、この例外を捕捉し、エラーを示すためのロギングメッセージを追加し、ソリューション/プロジェクトファイルをスキップします。これにより、残りのソリューションが開けるようになります。

23.2.10 Visual Studio RIDE:[Force Update(強制的に更新する)]で、Web プロジェクトに含まれるローカルファイルが更新されない[DEF87075]

この問題は、Visual Studio 2005 への統合で修正されています。

23.2.11 Visual Studio RIDE:ソース管理されたプロジェクトを複数のソリューションで共有できる機能の要求[ENH87078]

この要求は、Visual Studio 2005 への統合でサポートされています。

23.2.12 Visual Studio RIDE:大きなタスクの処理中に、進行状況または動作が表示されない[DEF88139]

この問題は、Visual Studio 2005 への統合で修正されています。

23.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

23.3.1 Windows Web クライアントは、アーカイブが分割されている場合に UNIX/Linux サーバから不適切に変換された改行コードを受信する[DEF99423]

改行コードの変換は、適切に実行されるようになりました。

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24.0 Version Manager 8.1.2.2 で修正された不具合

24.1 古いファイルがパッチディレクトリに残る

このパッチには、以前にリリースされたいくつかの Hotfix が含まれています。パッチインストーラによって Install_Dir\vm\common\lib\patch ディレクトリの内容が削除されることはないため、このパッチのインストール後にも既存のパッチファイルは残されたままになります。この状況が悪影響を及ぼすことがあります。パッチディレクトリに含まれる「古い」内容が、このパッチに同梱された vm.jar に含まれる「新しい」内容の代わりに使用されてしまうことがあるためです。

潜在的な競合を回避するために、Install_Dir\vm\common\lib\patch ディレクトリに含まれるすべてのファイルを削除してから、8.1.2.2 パッチをインストールしてください。8.1.2.2 よりも新しいパッチがある場合は、8.1.2.2 をインストールしてからそのパッチを再インストールしてください。

24.2 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

24.2.1 ファイル名に 2 バイト文字が含まれていると、UNIX クライアント操作が失敗する[TECH02291;DEF83829]

2 バイトの名前が付いたファイルが Windows ベースのシステムから追加された場合に、UNIX の Version Manager クライアントがそのファイルにアクセスしようとするとハングアップします。これは、そのクライアントが互換性のない異なるコードページを使用することが原因です。PCLI、デスクトップクライアント、および Web クライアントに対するこの問題が修正されました。

ただし、アーカイブ内の作業ファイル名にクライアントのコードページと互換性のない文字が含まれていると、一部の CLI 操作(Get や Put など)は以前と同様に失敗します。この問題を回避するには、クライアントのコードページで有効な作業ファイル名を明示的に渡すために、「archiveworkfile」構文を使用してください。

24.2.2 アーカイブの内容が別の内容に置き換えられる[TECH02854;DEF71836]

間欠的な再現できない条件で、不特定のアーカイブの内容が別の内容に置き換えられる場合があります。この問題が修正されました。

24.2.3 pvcsfs(FS_TMP)クリーンアップルーチンでは更新したアーカイブの一時ファイルが削除できない[DEF85061]

File Server のアーカイブ(非分割または分割アーカイブのメタデータ部分)が更新されたときに、更新されたアーカイブが ARCHIVEWORK ディレクトリに残り、FS_TMP ディレクトリに移動されません。その原因は、このクリーンアップルーチンではそれらの一時ファイルをクリーンアップできなくなるためです。この問題が修正されました。

24.2.4 PCLI では角かっこ([])が適切に処理されない[DEF87594]

角かっこ([])を含むコマンド文字列を引用符で囲むと、正常に処理されませんでした。この問題が修正されました。

24.2.5 HP-UX:PCLI「未解決の記号:PvcsGetErrorMessage2」[TECH02921;DEF94577]

PCLI コマンドで内部エラーが発生すると、そのエラーを表示しないでアプリケーションがクラッシュします。この問題が修正されました。

24.2.6 構造の深さを警告する要求[TECH02249]

新規プロジェクトの作成時にプロジェクト構造が深くなりすぎた場合に、Windows の制限の 256 バイトを超えないように Version Manager が警告を出す機能をお客様は望んでいます。この機能が追加されました。

24.2.7 Linux 2.4.20+:内部処理エラー:106[DEF94914]

Linux カーネル 2.4.20 以降で EventTrigger を実行すると、次のエラーが表示されます。

内部処理エラーが発生しました:106(PVCS_E_TRIGGER_FAILED:イベントトリガが失敗しました。)

そのトリガが Pre* 型の場合、後続の操作は失敗します。この問題が修正されました。

24.2.8 Linux:履歴レポートおよび外部コマンドの Command not found エラー[DEF89569]

一部の Linux プラットフォームでは、履歴レポートまたはジャーナルレポートを開くときに、レポートが正常に表示されていても予期されないエラーメッセージが表示されます。同様に、外部 PCLI コマンド(run -e)が正常に実行されていても、失敗を示すエラーコードが返されます。この問題が修正されました。

24.3 IDE クライアントの不具合の修正

24.3.1 Eclipse:[Synchronize Project(プロジェクトの同期)]により、プロジェクトに含まれるすべてのファイルが削除対象としてリストされる[TECH02630;DEF91574]

インターフェイスの外でアーカイブが削除または破損されると、次の同期時にすべてのファイルが誤って削除対象としてマークされます。この問題が修正されました。

24.3.2 Eclipse:IDE を終了したときにプロセスの実行が停止されない[TECH02479;DEF87410]

ユーザが IDE を閉じようとしたときに、いくつかのプロセスが実行を継続したままになります。この問題が修正されました。

24.3.3 Eclipse:LDAP 認証が機能しない[TECH02933;DEF94713]

この問題が修正されました。

24.3.4 Eclipse RIDE:ディレクトリ名がプロジェクト名と異なるとプロジェクトに接続できない[TECH02301;DEF88682]

この問題が修正されました。

24.3.5 Eclipse RIDE:フォルダのリファクタリング/名前の変更が期待どおりに機能しない[TECH02577;DEF91236]

この問題が修正されました。

24.3.6 Eclipse RIDE:「Issue の表示」のレポートタイトルが間違っている[DEF85576]

「Issue の表示」のレポートタイトルが、リスト内の Issue のタイトルに置き換えられます。この問題が修正されました。

24.4 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

24.4.1 ラベルおよびプロモーショングループへのアクセスが消失する[TECH02409;DEF89553]

間欠的に、既存のバージョンラベルおよびプロモーショングループが確認できなくなることがあります。
この問題を弊社内で再現することはできませんでしたが、弊社ではこの事態を解決したと確信しています。それでもまだ、この問題が発生するようでしたら、お客様の設定や使用状況などについてお知らせください。

24.4.2 LDAP ログインソースを使用してファイルの追加と TrackerLink による関連付けを実行したときの例外[TECH02410;DEF89582]

ログイン認証方式が LDAP の場合、TrackerLink を使用して Issue を関連付けしているときに多数のファイルを追加すると、一般例外がスローされることがあります。この問題が修正されました。

24.4.3 Solaris 10 で configure_inet スクリプトが「不正な文字列」を返す[DEF92966]

この問題が修正されました。

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25.0 Version Manager 8.1.2 で修正された不具合

25.1 デスクトップクライアント、CLI、File Server、および PCLI の不具合の修正

25.1.1 UNIX 上のデスクトップクライアントでフォントの問題が発生することがある[DEF38783]

一部のテキストが期待するよりもわずかに小さく表示されたままになることがありますが、この問題の大部分は修正されています。

25.1.2 Version Manager では、プロジェクト情報を最初に nfsmap ファイルから取得し、次に File Server から取得する[DEF72358]

Version Manager がプロジェクト情報(コンフィグレーションファイルの場所など)を確実に Version Manager File Server から取得するようにするには、プロジェクト情報の場所を nfsmap ファイル内のエントリでマッピングしないようにする必要がありました。この問題が修正されました。

25.1.3 分かりにくいエラーメッセージ[INT31101]

さまざまな状況に向けたエラーメッセージを、より限定的で役立つものにしました。いくつかの実例を次に挙げます。

25.1.4 LDAP パスワードがキャッシュされて再利用される[DEF80234]

LDAP を使用してプロジェクトデータベースにログインしてから、GUI を閉じないでログアウトすると、もう一度ログインするときにログインを完了するためのパスワードを入力する必要がなくなります。この問題が修正されたため、再度ログインするときには LDAP パスワードが必要になります。

25.1.5 プロジェクトデータベースを開いたときに Version Manager がハングアップする[DEF40983]

〈Open the previously opened project database(s)(最後に開いたプロジェクトデータベースを開く)〉オプションを使用して VM を開き、PDB にログインして、バージョン管理ファイル表示部でファイルを強調表示します。その後、リストから別の PDB 名の横にあるプラス記号(+)をクリックします。この PDB がログインソースに「ホスト ID」を持ち、パスワードが必要な場合、このアクションによって VM 全体がハングアップし、タスク マネージャを使用する以外に閉じることができなくなります。この問題が修正されました。

25.1.6 PCLI での java.lang.IllegalArgumentException[DEF77699]

過去のリビジョンに特定の日本語文字が含まれていると、Unix クライアントは PCLI の PUT コマンドで「java.lang.IllegalArgumentException」を受信します。この問題が修正されました。

25.1.7 キーワード展開中に韓国語の DBCS が失敗する[DEF76944]

この問題が修正されました。

25.1.8 DTK:パスに関連した文字列の合計長が 255 を超過すると PvcsGetRevisionInfoVB が「バッファオーバーフロー」を返す[DEF41413]

この問題が修正されました。

25.1.9 セキュリティ監査のための SETUID ロギングの改善/単純化[DEF84055]

この問題が修正されました。

25.1.10 Diff/Merge ツールで大きな(80,000 行を超える)ファイルが処理できない[DEF37895]

スクロールバーを除いて、この問題が修正されました。スクロールバーは、依然として大きなファイルに対して正常に動作しないことがあります。スクロールバーの代わりに、〈Next(次へ)〉、〈Previous(前へ)〉、および〈Go to line(行に移動)〉機能を使用してください。

25.1.11 Diff/Merge ツールでは ASCII 0x1A(Ctrl-Z)のあるテキストファイルが処理できない[DEF77126]

この問題が修正されました。

25.1.12 Diff/Merge:「Show Only Differences(相違点のみを表示)」モードが動作しない[DEF85645]

この問題が修正されました。

25.1.13 スペースの代わりに「x」文字で定義した固定長キーワードが機能しない[DEF80211]

この問題が修正されました。

25.1.14 アーカイブディレクトリおよびプロジェクトメタデータファイルが SETGID グループ(setuid)を使用していない[DEF38947]

この問題が修正されました。

25.1.15 PCLI の java.lang.NullPointerException[DEF41114]

この問題が修正されました。

25.1.16 PCLI デバッグ情報の印刷を可能にする[ENH31856]

この機能が追加されました。

25.1.17 Builder/VM 統合では Unix コンピュータからの UNC パスを正しくサポートしていない[DEF87369]

この問題が修正されました。

25.1.18 特定のシナリオにおける File Server のパフォーマンスの改善[DEF85209]

この問題が修正されました。

25.1.19 複数のファイルをチェックインしているときに Source Bridge および $log$ によって余分な行が追加される[DEF85540]

この問題が修正されました。

25.1.20 File Server 経由で PDB を開こうとしたときにリストされるプロジェクトデータベースが多すぎる[ENH40947]

この問題が修正されました。

25.1.21 セキュリティの修正[DEF85953 5071718]

この問題が修正されました。

25.1.22 有効なユーティリティのオプションが vtransfer で無視される[DEF86082]

この問題が修正されました。

25.1.23 vtransfer -d は失敗した場合にも常に削除の成功をレポートする[DEF78664]

この問題が修正されました。

25.1.24 デスクトップクライアント上で誤ったタイムスタンプが表示されることがある[DEF38895]

この問題が修正されました。

25.1.25 Windows では pvcsvmntc -d のデバッグ出力をテキストファイルにリダイレクトできない[DEF78971]

この問題が修正されました。

25.1.26 File Server のバックグラウンドスレッドが CPU を 100% 使用し、数 GB のログファイルを生成することがある[DEF84742]

この問題が修正されました。

25.1.27 最大プロモーションモデルを 16 k から 65 k に増加する[ENH78578]

この問題が修正されました。

25.1.28 〔Open Project Database(プロジェクトデータベースを開く)〕ダイアログがデフォルトで空になることがある[DEF37282]

この問題が修正されました。

25.1.29 DTK の PvcsIsArchive が File Server 上のアーカイブで失敗する[DEF40972]

この問題が修正されました。

25.1.30 vtransfer -r でディレクトリ名を変更できるようすることが必要である[ENH22544]

この機能が追加されました。

25.1.31 PDB のコピー中に共有アーカイブを保持する[INT86829]

この機能が追加されました。

25.1.32 PDB のコピー中にワークスペースの設定を保持する[ENH79841]

この機能が追加されました。

25.1.33 続けて設定を変更すると SplitOnCreate が保持されない[DEF78378]

この問題が修正されました。

25.1.34 ldapinfo.ini ファイルが読み取り専用の場合、PDB へのアクセスが拒否される[DEF81406]

この問題が修正されました。

25.1.35 つ目のプロジェクトデータベースにログインすると、デスクトップクライアントが停止する[DEF86916]

デスクトップクライアントが、2 つ目のプロジェクトデータベースの〔Login(ログイン)〕ダイアログを表示後に動かなくなる場合があります。この問題が修正されました。

25.2 IDE クライアントの不具合の修正

25.2.1 NET:ローカルワークスペースを上書きすると、不具合が発生する[DEF77331]

.NET IDE では、Version Manager からプロジェクトを追加し、現在のソリューションで使用するローカルワークスペースを指定すると、現在のプロジェクトに含まれる似た名前のファイルが開けなくなることがあります。この問題を解決するには、ソース管理でプロジェクトを再度開いて別の場所に移動する必要があります。この問題が修正されました。

25.2.2 Eclipse:〈Commit to Repository(リポジトリにコミット)〉アクションで、削除対象ではないローカルファイルが削除される[DEF82433]

この問題が修正されました。

25.2.3 NET:現在のログ機能に多くの問題がある[DEF80629 INT77485]

この問題が修正されました。

25.2.4 Eclipse リファクタリングエラー:「次の問題のため、操作を続行できません。ファイル Filename は操作開始後に変更されています。」[DEF75562]

操作を 2 回実行することで、プロセスが完了していました。この問題が修正されました。

25.2.5 RIDE を使用したプロジェクトの Eclipse へのインポートが UK 地域設定では機能しない[DEF84346]

この問題が修正されました。

25.2.6 Windows CE プラットフォームマネージャにより SCC Admin Tool が停止する[DEF78259]

この問題が修正されました。

25.2.7 NET:競合によって自動マージが失敗したときのメッセージの改善[ENH87456]

この問題が修正されました。

25.2.8 Eclipse 3.1.1:TeamTrack Issue にファイルを関連付けできない[DEF88386]

この問題が修正されました。

25.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

25.3.1 Unix Web クライアントからチェックインすると $Workfile$ により完全な作業ファイルパスが展開される[DEF79488]

この問題が修正されました。

25.3.2 GUI で無効にしていてもユーザがデフォルトプロモーショングループを設定できる[DEF31742]

この問題が修正されました。

25.3.3 Web クライアントで実行するすべてのファイルのアクションに対して、「XML RPC エラー:java.lang.Exception」が返される[DEF73386]

コンフィグレーションファイルで ARCHIVEWORK および WORKDIR が、カレントディレクトリに解決される "" と定義されていると、すべてのファイルのアクションが失敗します。この問題が修正されました。

25.3.4 Web クライアントのライセンス保持時間が長すぎる[DEF81660]

この問題が修正されました。

25.3.5 関連付けを使用しているときに未変更のファイルをロックしていないとチェックインに失敗する[DEF81755]

この問題が修正されました。

25.3.6 TeamTrack Issue に関連付けられている場合、チェックインにより 2 つの TeamTrack ライセンスが消費される[DEF83948]

この問題が修正されました。

25.3.7 ARCHIVEWORK ディレクティブおよび WORKDIR ディレクティブに関する DaemonServer の初期化の改善[DEF78571 DEF85206]

これは、Web サーバおよびファイルサーバの両方に影響します。

25.3.8 再帰的な追加で SourceBridge がサブディレクトリのファイルを認識しない[DEF83544]

この問題は前回のリリースサイクルで修正されましたが、GA の前に再発生しました。この問題が修正されました。

25.3.9 ログファイルで Web クライアントのユーザ情報をリストする[ENH82564]

この機能が追加されました。

25.3.10 Apache を使用した Web クライアントで履歴またはレポートを表示できない[DEF83747]

この問題が修正されました。

25.3.11 Web クライアントが、クライアントを閉じたときにライセンスを解放しない[DEF22517]

この問題が修正されました。

25.3.12 HostID のログインソースの許可[DEF40954]

この機能が追加されました。

25.4 Meritage の不具合の修正

25.4.1 Meritage ユーザは SSL を経由してリポジトリからファイルを開くことができない[DEF83144]

この問題が修正されました。

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26.0 Version Manager 8.1.1.3 で修正された不具

26.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

26.1.1 拡張 ASCII 文字またはアジア言語文字を含むユーザ名が File Server に認識されない[DEF84933]

ユーザ名に拡張 ASCII 文字またはアジア言語文字が含まれていると、File Server に配置された PDB へのログインに失敗することがあります。この問題が修正されました。

26.1.2 ファイル名にアジア言語文字が含まれていると PCLI の Put コマンドが失敗することがある[DEF85003]

この問題が修正されました。

26.1.3 File Server でセマフォが開いたままになる[DEF84768]

この問題が修正されました。

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27.0 Version Manager 8.1.1.2 で修正された不具合

27.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

27.1.1 CLI @list が失敗することがある[DEF84663]

@list を使用する CLI のコマンドが正しく実行されないことや、保護違反によって失敗することがある。この問題が修正されました。

27.1.2 Put コマンドのロギングによりジャーナルファイルが破損する[DEF81137 DEF84671]

前回のパッチには、この問題に対する修正が含まれていませんでした。この問題が修正されました。

27.1.3 固定長のキーワードがファイルを破損することがある[DEF83081]

終了の「$」文字が正しく検出されないことがあります。その結果、次の「$」文字かファイルの終端(最初に現れる方)までのデータが失われます。この問題が修正されました。

注:この修正の一環として、固定長キーワード展開の構文が変更されました。この変更はドキュメントに反映されていませんが、構文の変更には次の内容が含まれます。

キーワードの内容に $ 文字が含まれている場合、新しい構文を使う必要があります。

$Keyword::$123456::$

各パラメータの内容は次のとおりです。

固定長キーワードの内容に $ 文字が含まれていない場合は、新しい構文または元の構文のいずれかを次のように使用することができます。

$Keyword::123456$

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28.0 Version Manager 8.1.1.0 で修正された不具合

28.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

28.1.1 UNC パスからインストールしたワークステーションで結果の【Copy(コピー)】ボタンが機能しない[DEF38931]

操作結果をクリップボードにコピーできる【Copy(コピー)】ボタンがあります。このボタンは、UNC パスからインストールしたワークステーションインストールを使用している場合は機能しません。この問題が修正されました。

28.1.2 バージョンラベルまたはプロモーショングループがリビジョン番号と一致すると Version Manager が誤ったリビジョンを使用する[DEF76128、SCR14516]

リビジョン番号と一致するバージョンラベルまたはプロモーショングループを別のリビジョンに割り当てると、そのリビジョンには、デスクトップクライアント、Web クライアントまたは PCLI を使用してアクセスすることができなくなります。たとえば、リビジョン番号 1.7 にラベル「1.5」を適用すると、その後でリビジョン 1.5 にアクセスすることはできなくなります。これは、リビジョン 1.5 にアクセスしようとしても、リビジョン 1.7 にアクセスするためです。

この問題が解決されました。〈リビジョン〉フィールド、またはそれに対応する PCLI オプション(-r)にリビジョン番号と似た値(1.5 や 1.4.2.1 など)がある場合、 Version Manager では常に一致するリビジョン番号の取得を試行し、その名前のラベルやグループがあるかどうかをチェックしません。〈リビジョン〉フィールド、またはそれに対応する PCLI オプションを使用して、リビジョン番号と似たバージョンラベルまたはプロモーショングループにアクセスするには、そのラベルやグループの前に円記号(¥)を付けてください。

警告:リストからラベルやグループを選択するダイアログボックスの場合、このリリースの Version Manager ではラベルやグループがリビジョン番号に似ていても、ラベルやグループの前に自動的に円記号を付加することはありません。

混乱を避けるために、リビジョン番号に似たラベルやグループを絶対に使用しないことを強くお勧めします。

28.1.3 File Server クライアントのキャッシュファイルが削除されない[INT80382]

この問題が修正されました。DEF78155 を参照してください。

28.1.4 PDB が巨大なときに PCLI ExportPDB が OutOfMemory エラーで失敗する[DEF74450]

この問題が修正されました。

28.1.5 アクティブなワークスペースでデフォルトの VL が定義されていると、PCLI vlog がリビジョンの範囲を無視する[DEF76818 ]

この問題が修正されました。

28.1.6 分割解除の操作後、アーカイブが消失する[DEF78461]

メタデータアーカイブを含むディレクトリから vsplit -u を実行すると、アーカイブが削除されることがあります。

この問題が修正されました。

28.1.7 File Server PDB での一括操作が不規則に失敗する[DEF75470]

この問題が修正されました。

28.1.8 LDAP パスワードが表示される場合がある[DEF78374]

LDAP パスワードが表示される場合がありました。この問題が修正されました。セキュリティを保護するために、ここでは、この問題の詳細については説明しません。

28.1.9 Put コマンドのロギングによりジャーナルファイルが破損する[DEF81137]

この問題が修正されました。

28.1.10 アーカイブの分割解除によりメタデータが消失することがある[DEF81107]

特定の状況では、分割アーカイブの分割解除によって、新しい非分割アーカイブのメタデータが delta.d ファイルに保管された情報を反映することになります。

この問題が修正されました。

28.2 IDE クライアントの不具合の修正

28.2.1 NET:〔Compare Workspaces(ワークスペースの比較)〕ビューが強制的な更新後に更新されない[76675]

この問題が修正されました。

28.2.2 Eclipse:「チームプロバイダから開く」の結果として 2 つのログインプロンプトが表示される[DEF74657]

この問題が修正されました。

28.2.3 スペースを含むバージョンラベルを参照すると取得に失敗する[DEF73999]

この問題が修正されました。

28.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

28.3.1 EAPI バージョンの Apache 1.3 を使用した AIX で Version Manager が使用できない[DEF38984]

EAPI を使用する設定の Apache 1.3.x サーバで Version Manager Web クライアントを使用すると、Apache サーバを起動しようとしたときにエラーが発生します。この問題が修正されました。

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29.0 Version Manager 8.1.0.0 で修正された不具合

29.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

29.1.1 履歴レポートが、指定したラベルを無視してデフォルトを使用する[DEF40760]

デフォルトのバージョンラベルが定義されていると、履歴レポートが指定したリビジョンを無視し、チップリビジョンに対して常に「デフォルトバージョン」をチェックします。この問題が修正されました。

29.1.2 PCLI 終了時に、ライセンス例外が生成される[DEF74068]

PCLI により、次のようなメッセージが表示されます(それ以外の場合は、コマンドまたはスクリプトは正常に完了します)。

Exception in thread "main" java.util.ConcurrentModificationException
  at java.util.Hashtable$Enumerator.next(Hashtable.java:976)
  at pvcs.vm.VmFlexFactory.checkinAllLicenses(VmFlexFactory.java:52)
  at pvcs.cmd.CmdProcessor.pcliMain(CmdProcessor.java:202)
  at pvcs.cmd.CmdProcessor.main(CmdProcessor.java:174)

この問題が解決されました。

29.1.3 UNIX:リモートの X ディスプレイで画面の更新が異常に遅い[38142]

Version Manager デスクトップクライアントでリモートの X Window ディスプレイを開くと、画面の更新が異常に遅いことがあります。

この問題が修正されました。

29.1.4 プロジェクトのツリービューがまれに折りたたまれる[38949、41229]

Version Manager デスクトップクライアントのプロジェクト表示部で特定の操作を実行後、まれにプロジェクト表示部が折りたたまれることがあります(元のプロジェクトを参照し直すことが必要になります)。

この問題が修正されました。

29.1.5 アーカイブ「fileName.$$$-arc」に対する vsplit コマンドが失敗する[40936]

ファイル名の拡張子にドル記号($)が含まれるアーカイブを分割しようとしたときの、vsplit で使用するデフォルトのセマフォの拡張子(??$)が不具合の原因になります。

この問題が修正されました。vsplit コマンドで -C オプションをサポートするようになりました。このコマンドを使用してコンフィグレーションファイルを渡し、使用するセマフォの拡張子を再定義することができます(SemSuffix = +-sem など)。詳細については、『Serena PVCS Version Manager コマンドラインリファレンスガイド』の SemSuffix ディレクティブを参照してください。

29.1.6 UNIX クライアントからイベントトリガが呼び出されると File Server がエラーを返す[40937]

UNIX クライアントから(たとえば、CLI コマンドを使用して)実行されたイベントトリガが File Server 上のファイルにアクセスしようとすると、そのトリガは失敗し、SOAP FAULT メッセージが返されます。

この問題が修正されました。

29.1.7 管理ガイドの複雑な長文[71355]

異なるタイプのコンフィグレーションファイルについての説明が不明瞭です。

この問題が修正されました。

29.1.8 Diff ツールが同等でない一部のバイナリファイルを同等であるとレポートする[31714]

この問題が修正されました。

29.1.9 UNIX:TRANSLATE によって「未変更」のプロンプトが表示されなくなる[38934]

TRANSLATE をオンにしていると、Unix で「未変更」のプロンプトが表示されません。この問題が修正されました。

29.1.10 VTRANSFER -r(UNIX):大文字と小文字を区別する File Server にあるファイル名の大文字または小文字を変更するとアーカイブが消失する[72245]

アーカイブ名の大文字または小文字を変更するためだけに vtransfer -r を使用すると、アーカイブを消失することがあります。

この問題が修正されました。

29.1.11 UNIX:予期しない File Server の大文字と小文字の区別によりアーカイブが表示されないことがある[72892、73070]

大文字と小文字を区別するように設定された UNIX の File Server では、アーカイブを大文字と小文字を区別する方式で扱います。このようなアーカイブは、一時的に Version Manager クライアントで使用できなくなります。

この問題が修正されました。

29.1.12 Version Manager Web Application Server が不規則にシャットダウンしているように見える[74459]

File Server、Version Manager Web サーバおよび WebDAV サービスを提供するための Manager Web Application Server プロセスは、Windows システムでシャットダウンされることがあります。このシャットダウンは、そのシステムのコンソールから誰かがログオフしたときに発生します。

この問題が修正されました。

29.1.13 DBCS File Server:VSQL および VSPLIT が CPU を 100% 使用する[75544]

File Server にある DBCS(2 バイトキャラクタセット)のアーカイブに対して vsplit または vsql 実行しようとすると、これらのコマンドが停止します。この問題が修正されました。

29.1.14 Vss2VM 変換ユーティリティが 8.0.2.x では動作しない[72539]

Version Manager 8.0.2.x では、Visual SourceSafe 変換ユーティリティが失敗し、メッセージ「ERROR: PVCS_E_ACCESS_DENIED」が返される。この問題が修正されました。

29.2 IDE クライアントの不具合の修正

29.2.1 Eclipse:PVCS Eclipse プラグインがプロジェクト作成のアクセスコントロールデータベースを回避する[DEF75558]

他の環境では Version Manager でプロジェクトを作成する権限のないユーザが、Eclipse/WSAD 環境ではプロジェクトを作成できてしまいます。この問題が修正されました。

29.2.2 メッセージファイルを指定するために〈Description(コメント)〉フィールドで @ 記号を使用するとエラーが発生する[22203]

この問題が修正されました。

29.2.3 リビジョンを次のプロモーショングループにプロモートしたり、プロモーショングループを管理したりする方法がない[22048]

この問題が修正されました。プロモーションの新しいダイアログボックスについての詳細は、オンラインヘルプを参照してください。

29.2.4 HTTPS(SSL)接続が使用できるように File Server を設定すると、接続文字列が破損する[22172]

File Server への接続に https: 接続文字列を指定すると、IDE 統合はその文字列の先頭に http: を付加します。このため、IDE 統合で HTTPS を利用した File Server への接続は不可能になります。

この問題が修正されました。

29.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

29.3.1 ラベルにスペースが含まれているとバージョンラベルごとのチェックアウトに失敗する[40565]

この問題が修正されました。

29.3.2 ファイル名に単一引用符(')が含まれていると、リビジョン表示部からのファイルの表示または編集ができない[40977]

この問題が修正されました。

29.3.3 ファイル名にアンド記号(&)が含まれていると、ファイルの表示または編集ができない[40978]

この問題が修正されました。

29.3.4 Version Manager Web サーバが埋め込まれたマスターコンフィグレーションファイルを読み込まない[73141]

この問題が修正されました。

29.3.5 Tomcat では潜在的な脆弱性が表面化される[74087]

Version Manager で使用する Tomcat サーバのデフォルト設定の一部により、潜在的な脆弱性が表面化されることがあります。

この問題は、Tomcat 5 に交換し、脆弱な設定を変更および削除することで修正されました。

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30.0 Version Manager 8.0.2.6 で修正された不具合

30.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

30.1.1 File Server クライアントのキャッシュファイルが削除されない[DEF78155

特定の(多くの場合、ユーザのログオフを伴う)状況下では、File Server クライアントのキャッシュディレクトリに格納された一時ファイルが終了時に削除されません。この問題には、新しい機能で対処しています。この機能では、Version Manager セッションが File Server と最初に通信するたびに古いファイルを自動的に削除します。

この機能を利用するには、islv.ini ファイルにエントリを追加します。

注:時間値のデフォルトの単位は秒ですが、<n>m 構文を使えば分で、<n>m 構文を使えば時間でそれぞれ指定できます。

指定例を次に示します(例の中の数値は、このエントリを指定しない場合のデフォルト値です)。

[PVCSGUI_6.5]

pvcs.fileserver.cache.cleanup.frequency=12h

キャッシュディレクトリ内の全ファイル削除処理の後 12 時間以上待機してから、全ファイル削除処理を再試行します。

pvcs.fileserver.cache.cleanup.age=24h
生成後 24 時間以上経過したファイルをすべて削除します。

pvcs.fileserver.cache.cleanup.mode=m
変更日時(m)を基準にしてファイルの経過時間を判断します。ファイルアクセス日時を基準にする場合は a、ファイル作成日時を基準にする場合は c を指定します。一部のファイルシステムでは、デフォルト値以外を指定すると動作に不具合が生じるおそれがあるので、デフォルト値を使うことを推奨します。

注:File Server のクライアントキャッシュディレクトリの場所は、環境変数 FS_TMP の値によって決まります。FS_TMP が定義されていない場合は、環境変数 FS_TEMP の値によって決まります。どちらの環境変数も定義されていない場合、デフォルトの場所は %TMP%\pvcsfs ディレクトリになります。TMP が定義されていない場合は、%TEMP%\pvcsfs ディレクトリになります。

30.2 IDE クライアントの不具合の修正

30.2.1 Eclipse:「チームプロバイダから開く」の結果として 2 つのログインプロンプトが表示される[DEF74657]

この問題が修正されました。

30.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

30.3.1 スペースを含むバージョンラベルを参照すると取得に失敗する[DEF73999]

この問題が修正されました。

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31.0 Version Manager 8.0.2.5 で修正された不具合

31.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

31.1.1 DBCS File Server:VSQL および VSPLIT が CPU を 100% 使用する[5017302]

この問題が修正されました。

31.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

31.2.1 バイト文字を使用するシステムで、vsplit の後に「リビジョンが見つかりませんでした...」エラーが発生する[5018835、5016685、5008960、5024728、5029458]

この問題が修正されました。

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32.0 Version Manager 8.0.2.4 で修正された不具合

32.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

32.1.1 Version Manager が SSL を使用する LDAP への接続に失敗する[1467218]

Solaris プラットフォームに対して、この問題が修正されました。

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33.0 Version Manager 8.0.2.3 で修正された不具合

33.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

33.1.1 単一ユーザが LDAP 認証を使用してログインを完了すると、4 つの認証要求が送信される[27732]

この問題が修正されました。

33.1.2 指名ユーザライセンスでは 2 つのプロジェクトデータベースに同時にログインできない[22612]

この問題が修正されました。

33.1.3 ローカルファイルシステムを参照中に A: ドライブのエラーがユーザに示される[37293]

ローカルファイルシステムの参照機能の使用中、またはプロジェクトデータベースを開こうとしているときに、次のエラーがユーザに返されることがあります。「ドライブにディスクが存在しません。ドライブ A: にディスクを挿入してください」

この問題が修正されました。

33.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

33.2.1 ファイルの参照ボタンをクリックすると、Java の例外が発生することがある[22460]

Version Manager Web クライアントのダイアログボックスにあるファイルの参照ボタンをクリックすると、Java コンソールに A: ドライブのセキュリティ問題を示すエラーメッセージが表示されることがあります。この場合、参照ダイアログボックスは表示されません。

この問題が修正されました。

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34.0 Version Manager 8.0.2.2 で修正された不具合

34.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

34.1.1 Version Manager と Serena Build の統合内で作成したビルドジョブが失敗する[1469322]

次に示す 1 つ以上のメッセージを返してジョブが失敗します。

VMMBI6200:verify_gets:エラー:取得:「<file_name> が失敗しました」、作業ファイルの時間が一致しません:

現在の時間が夏時間の期間内の場合、「最終変更日」が夏時間の期間外の Version Manager 作業ファイルに対してエラーメッセージが生成されます。同様に、現在の時間が夏時間の期間外の場合、夏時間の期間内のファイルに対してエラーメッセージが生成されます。

この不具合は、ビルドディレクトリが FAT または FAT32 ディスクボリュームに配置されているときにのみ発生します。NTFS ボリュームに対しては発生しません。

この問題が修正されました。

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35.0 Version Manager 8.0.2.1 で修正された不具合

35.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

35.1.1 Tomcat がメモリを際限なく消費する(-Xmx の制限を超える)[1049877]

この問題が修正されました。

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36.0 Version Manager 8.0.2.0 で修正された不具合

36.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

36.1.1 PCLI が単一のユーザ ID およびセッションのために、ライセンスサーバへの複数の TCP/IP 接続を維持する[1048543]

この問題が修正されました。

36.1.2 Version Manager の一部のバージョンではマウスのホイールが機能しない[4000040]

この問題が修正されました。デスクトップクライアント、およびバージョン 1.4.1 以降の Jave Runtime Environment(JRE)を使用する Web クライアントでホイールマウスが正常に機能するようになりました。

36.1.3 DTK:リビジョンを指定すると PvcsGetLockInfoVB 関数が常に 0 を返す[1026680]

この問題が修正されました。

36.1.4 Solaris、Linux、および AIX:デスクトップクライアントでポップアップメニューが無効になる[1032845]

この問題が修正されました。

36.1.5 作業ファイルの追加中にイベントトリガからバージョン管理ファイルのエンティティパスを使用できない[1031458]

この問題が修正されました。

36.1.6 数字のプロモーショングループを使用するリビジョンを指定すると Merge ツールが失敗する[4000789]

この問題が修正されました。

36.1.7 イベントトリガ:PCLI トリガのエンティティパスを取得する方法が必要である[1035829]

イベントトリガの実行対象になるバージョン管理ファイルのエンティティパスを取得するための、優れた方法がありません。

この問題が修正されました。すべてのイベントタイプに対応する新しいイベントパラメータ EVENT_ENTITY_PATH があります。また、EVENT_WORKFILE パラメータによりイベントの「ロック」、「ロック解除」、「プロモート」および「アーカイブの作成」が可能です。

36.1.8 アクセスリストでアーカイブのリビジョンを確認できない[1036428]

ユーザがアクセスリストグループに属していて、そのグループが空のアクセスリストグループの後のアーカイブで指定されていると、そのユーザは無制限の権限を持っていてもリビジョンを確認することができません。

この問題が修正されました。

36.1.9 UNIX 上の CLI:SemaphoreDelay が秒単位に解釈される[1037358]

UNIX 上の CLI コマンドは SemaphoreDelay を 10 分の 1 秒単位ではなく秒単位で表されていると解釈します。この問題が修正されました。

36.1.10 Red Hat Linux 7.3 で Diff/Merge を起動できない[1037751]

この問題が修正されました。

36.1.11 説明されていないセキュリティ権限の一致が発生する[1038002]

ACD 権限の特定の組み合わせにより、ユーザが「UNLIMITED」になることがあります。この問題が修正されました。

36.1.12 VSS2PVCS:共有アーカイブがデフォルトのアーカイブの場所に存続する[1038825]

この問題が修正されました。

36.1.13 〔Allow/Disallow(許可/禁止)〕タブは編集対象ファイルがマスターコンフィグレーションファイルのときにのみ表示される必要がある[1039670]

この問題が修正されました。

36.1.14 PCLI List および GetWorkLocationGWL)が不正な相対作業パスを返す[1039753]

この問題が修正されました。

36.1.15 特定のポートがライセンスサーバ用に設定されていると、Version Manager によって islv.ini に余分な @ 文字が追加される[1048683]

インストール時に特定のポートをライセンスサーバ用に指定すると、Version Manager は余分な @ 文字を islv.ini に追加します。

この問題が修正されました。

36.1.16 PCLI AddUser コマンドからカスタム権限セットを指定する方法が必要である[1027133]

この問題が修正されました。AddUser コマンドに、カスタム権限セットを指定するための新しい -ps オプションが追加されました。

次に示す例では、Developer および PromoteToQA 権限を持つ新しいユーザを作成します。

AddUser -ps"Developer,PromoteToQA" Simba

-ps オプションは必須ではありません。このオプションを指定する場合は、1 つ以上の権限のリストを指定する引数を含める必要があります。複数の権限を区切るには、コンマを使用してください。引数に空白が含まれている場合は、二重引用符で囲みます。

このオプションを指定しないと、新しいユーザには「Unlimited」権限セットが割り当てられます。

36.1.17 UNIX:一部のダイアログボックスで pvcs.fontSize プロパティが無視される[1035341]

Version Manager で使用しているデフォルトのフォントサイズが作業用の UNIX 環境では小さすぎる場合、pvcs.fontSize プロパティを利用するとフォントサイズを拡大できます。ただし、一部のダイアログボックスにはその変更が反映されません。

この問題が修正されました。

36.1.18 CLI コマンドが ISLV.INI の LOCALE 設定を無視する[1040425]

この問題が修正されました。

36.1.19 プライマリログインソースとして LDAP が設定されていると、CLI readdb コマンドがエラーを生成する[1045454]

この問題が修正されました。

36.1.20 与えられている権限を表示しようとすると、エラーまたはクラッシュが発生する場合がある[1045459]

複数の権限セットに属していて、その権限セットのいずれかがプロモーショングループに制限されているときに、アーカイブについての与えられている権限を表示(右クリックで[プロパティ]を選択)しようとすると、Java の例外が生成される(Windows の場合)か、デスクトップクライアントのクラッシュが発生(UNIX の場合)します。

この問題が修正されました。

36.1.21 〔Select Revision(リビジョンの選択)〕ダイアログボックスでプロジェクトの展開が正しく処理されない[1046006]

この問題が修正されました。

36.1.22 Version Manager によって自動追加された DBCS 名の付いたユーザのユーザ ID が破損する[1046364]

この問題が修正されました。

36.1.23 UNIX 上での Mover と Version Manager の統合:regdeploy 操作が成功した後に〈Deployment(配布)〉オプションが有効にならない[1048275]

この問題が修正されました。

36.1.24 数字で始まる特定のバージョンラベルに対して相違点レポートが機能しない[1047204]

この問題が修正されました。

36.1.25 VSS2VM が File Server パスで失敗する[1047252]

この問題が修正されました。

36.1.26 単一ユーザログインはユーザが SuperUser または Unlimited 権限セットを持つ場合にのみ正常に機能する[1047564]

この問題が修正されました。

36.1.27 File Server ではない PDB の特定のセマフォディレクトリを選択できない[1047813]

この問題が修正されました。

36.1.28 File Server PDB の[Admin(管理)]-[Import Archives(アーカイブのインポート)] でアーカイブではないファイルが表示される[1047809]

この問題が修正されました。

36.1.29 作業ファイルの追加操作後に、ジャーナルファイルファイルが浮動バージョンラベルを正しく示さない[1047975]

この問題が修正されました。

36.1.30 PCLI:ImportPDB が、インポートが失敗したときに 0 以外の終了コードを返さない[1048024]

この問題が修正されました。このコマンドは、インポートに失敗した場合に -1 を返すようになりました。

36.1.31 ACD の名前が fileName.acd の場合、File Server によって設定した LDAP 定義でログインできない[1048027]

この問題は、アクセスコントロールデータベースにファイル名拡張子 .acd が付いているときに発生します。

この問題が修正されました。

36.1.32 CLI:非分割ファイルにリビジョンパスの指定がないと、vtransfer -r が失敗する[1048595]

この問題が修正されました。

36.1.33 Toolkit:PvcsGetRevision はバージョン 7.5 と 8.x で一貫性のない結果を生成する[1048075]

この問題が修正されました。

36.1.34 VSPLIT のオプション -xo-xe と同じで正しく動作しない[1048157]

この問題が修正されました。

36.1.35 Merge ツール:〈Ignore Case Difference(大文字と小文字を区別しない)〉オプションが機能しない[1048174]

この問題が修正されました。

36.1.36 リビジョンが指定されていないときには PCLI Vlog オプションで DefaultVersion ディレクティブをサポートする必要がある[1048324]

この問題が修正されました。

36.1.37 File Server PathMap に含まれる AccessDB からアクセスが拒否されているアーカイブディレクトリに対して GET を実行すると、エラーが発生する[1048382]

この問題が修正されました。

36.1.38 PCLI:put -v オプションは、-u オプションが同時に指定されていると機能しない[1048404]

この問題が修正されました。

36.1.39 与えられた権限をチェックしてエラーメッセージが表示されると、それ以降すべてのリビジョン情報を確認できなくなる[1048563]

この問題が修正されました。

36.1.40 PCLI:ワークスペースが存在しないときの分かりにくいエラーメッセージ[1048600]

この問題が修正されました。

36.1.41 トランクリビジョンの表示が自動的に展開されない[1039910]

この問題が修正されました。

36.1.42 pvcsservlets.properties ファイルが使用中のときに、〔Version Manager Application Configuration(Version Manager Application 設定)〕ダイアログボックスに情報が表示されない[1048899]

この問題が修正されました。

36.1.43 vlog -d では夏時間が考慮されない[1048542]

この問題が修正されました。

36.1.44 異種環境にある File Server から LDAPINFOFILE ファイルを読み取ることができない[DEF75225]

パスマップのクライアント名が「Windows スタイル」として指定されている異種環境では、UNIX クライアントで File Server から pvcsldap.ini ファイルを読み取ることができません。

この問題が修正されました。

36.2 IDE クライアントの不具合の修正

36.2.1 WSAD:未変更ファイルのロック解除により、ブランチをチップにマージする確認メッセージが表示される[1047106]

未変更のファイルをチェックインしたときに、未変更のファイルをチェックインしないオプションを有効にしていると、ファイルは期待どおりにロック解除されますが、ブランチをチップにマージするかどうかを尋ねるメッセージが(ブランチリビジョンがない場合にも)表示されます。

この問題が修正されました。

36.2.2 WSAD:ACD に含まれていないユーザは、SCC 下にないプロジェクトにアクセスするためのログインダイアログをキャンセルできない[1042019]

この問題が修正されました。

36.2.3 WSAD:削除されたリポジトリプロジェクトでワークベンチをロードしたときのエラーメッセージの説明が不十分[1046059]

この問題が修正されました。

36.2.4 WSAD:IDE は削除済みのファイルをリポジトリから削除するかどうかを一度しか尋ねない[1046718]

ワークスペースからファイルを削除したときには、そのファイルをソース管理ツールから削除するためのオプションが示されます。ただし、このときにプロジェクトからファイルを削除しないと、同期を実行したときにこのオプションが再び表示されることがありません。

この問題が修正されました。

36.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

36.3.1 Super User 権限を持たないユーザが、与えられた権限を表示しようとするとエラーが発生する[DEF40951]

この問題が修正されました。

36.3.2 チェックイン後に、作業ファイルに対してキーワード展開が実行されない[DEF40136]

この問題が修正されました。

36.3.3 SuperUser ではないユーザが作業ファイルを 6.0 フォルダに追加しようとするとエラーが発生する[1036535]

この問題が修正されました。

36.3.4 ユーザがプライベートワークスペースの設定を変更できない[1037719]

この問題が修正されました。

36.3.5 参照用ディレクトリが存在しない場合、「作業ファイルの追加」で誤解を招くようなエラーメッセージが表示される[1047817]

この問題が修正されました。

36.3.6 ISLVINI 環境変数が誤って解釈されるためにライセンスエラーが発生する[1047852]

この問題が修正されました。

36.3.7 UNIX:Diff/Merge ツールで TRANSLATE が使用されない[1048049]

UNIX 上の Version Manager Web クライアントから Diff/Merge ツールを使用すると、調査対象のアーカイブの TRANSLATE アーカイブ属性が有効に設定されていても、リビジョンの内容が DOS スタイルで表示されます。TRANSLATE が有効なチェックアウトした作業ファイルに対してリビジョンを比較すると、Diff/Merge ツールはすべての行が異なっているとレポートします。

この問題が修正されました。

36.3.8 web.xmlhttp://java.sun.com/j2ee/dtds/web-app_2.2.dtd を参照するが、最後の部分は dtd ではなく 2_2.dtd にする必要がある[1049156]

この問題が修正されました。

36.3.9 Version Manager Web クライアントを使用してチェックインしたファイルをロックしたままにすると $Log$ が機能しない[1046823]

この問題が修正されました。

36.3.10 プロジェクトフォルダの展開に関する問題[1048344]

PDB 全体のユーザ ID が同一で、プロジェクト間またはサブプロジェクト間のパスワードが異なるときに、ユーザがプロジェクトまたはサブプロジェクトのツリーを展開するためにプラス記号を(フォルダを選択しないで)クリックしてもログインダイアログボックスが表示されません。

この問題が修正されました。

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37.0 Version Manager 8.0.0.9 で修正された不具合

37.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

37.1.1 大きなアーカイブで Vcompres が失敗する[1030515]

この問題が修正されました。

37.1.2 compress ディレクティブが設定されていると大きな作業ファイルのチェックインが失敗する[1039662]

この問題が修正されました。

37.1.3 バージョンラベルの先頭を数字にすると PCLI isDifferent コマンドが失敗する[1048534]

バージョンラベルが数字で始まると、PCLI isDifferent コマンドが失敗し、エラーメッセージに誤ったバージョンラベルが表示されます。

この問題が修正されました。

37.1.4 UNIX:.islvtk ファイルが作成されないため、ライセンスサーバへの多数の呼び出しが発生する[1048540]

この問題が修正されました。

37.1.5 ブランチに浮動ラベルがあると 2 つのバージョンラベルによる高度なフィルタ操作が機能しない[1048462]

この問題が修正されました。

37.1.6 UNIX:Windows デスクトップクライアントを使用して LDAP が設定されると、LDAP を使用してログインできない[1048811]

この問題が修正されました。

37.1.7 AIX および Linux:LDAP デバッグ(PVCS_LDAP_DEBUG)が機能しない[1048813]

この問題が修正されました。

37.1.8 大きな圧縮されたデルタを持つアーカイブに対する取得操作が失敗する[1048901]

この問題が修正されました。

37.1.9 $(Command) がデスクトップクライアントと UNIX/Linux 上の PCLI を区別しない

コンフィグレーションファイルで $(Command) エイリアスが使用されていると、PCLI を UNIX および Linux プラットフォーム上の「VMGUI」として誤認識します。

この問題が修正されました。

37.2 IDE クライアントの不具合の修正

37.2.1 WSAD 5 プラグイン:[Refactor(リファクタリング)]-[Rename(名前の変更)]操作が正常に完了しない[1042493]

この問題が修正されました。

37.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

37.3.1 プロジェクト名にアンド記号(&)が含まれていると HTTP 500 エラーが発生する[1046912]

この問題が修正されました。

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38.0 Version Manager 8.0.0.8 で修正された不具合

38.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

38.1.1 パスにスペースが含まれているとディレクトリの参照に失敗し、不正なパスが表示される[1047343]

この問題が修正されました。

38.1.2 DBCS の ID を使用して File Server のプロジェクトにログインできない[1048287]

DBCS(2 バイト文字システム)の ID を使用してログインすると、File Server PDB へのアクセスが拒否されます。この問題が修正されました。

38.1.3 File Server:ARCHIVEWORK および WORKDIR が低速ドライブを使用すると Version Manager によりアーカイブファイルが破損されることがある[1048300]

ARCHIVEWORK および WORKDIR ディレクトリが低速ドライブ(ネットワークボリュームなど)をポイントしている場合に、File Server にあるアーカイブを更新しようとするとアーカイブが破損することがあります。ARCHIVEWORK および WORKDIR は、コマンドラインインターフェイス(CLI)操作のデフォルトのカレントディレクトリに設定されているため、カレントディレクトリがマップされたネットワークドライブの場合に CLI コマンドを実行するだけで、またはビジー状態のシステム上のローカルドライブを使用することで、この問題が発生する場合があります。

この問題が修正されました。

38.1.4 イベントトリガまたはツールバーから起動すると、CLI および DTK アプリケーションが File Server からのファイルへのアクセスに失敗する[1048448]

この問題が修正されました。

38.1.5 Admin:セキュリティレポートでパスワードを表示しない方法が必要である[1040729]

レポートを実行しているユーザが SUPERUSER の場合、セキュリティレポート([Admin(管理)]-[Security(セキュリティ)]-[Show Report(レポートの表示)])には ACD に格納されたパスワードが表示されます。UNLIMITED ユーザが SUPERUSER になることはとても簡単なので、この機能を無効にする方法が必要になります。

この問題が修正されました。デフォルトで、レポートを実行しているユーザが SUPERUSER の場合でもセキュリティレポートにパスワードが表示されないようになりました。

SUPERUSER が(この変更を行った前のように)パスワードを確認できるようにするには、次のファイルが必要になります。

VM_Install_Dir/vm/common/pvcsprop/pvcs/vm/security.properties

このファイルに、次の内容を加えます。

vm.showpasswords=enabled

38.2 IDE クライアントの不具合の修正

38.2.1 Interdev:チェックイン時に新しいリビジョンが作成されない[1047354]

Interdev からファイルをチェックインしたときに、新しいリビジョンが作成されません。この問題が修正されました。

38.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

38.3.1 VM I-Net:履歴レポートで時間入力が無視される[DEF38918]

この問題が修正されました。

38.3.2 Solaris および HPUX:Version Manager Web クライアントが前処理中にハングアップする[1048807]

この問題が修正されました。

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39.0 Version Manager 8.0.0.7 で修正された不具合

39.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

39.1.1 PCLI:バージョンラベルの先頭が数字の場合、ListRevision(lr)コマンドで問題が発生する[1046536]

この問題が修正されました。

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40.0 Version Manager 8.0.0.6 で修正された不具合

40.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

40.1.1 ジャーナルファイルおよび参照用ディレクトリが不規則に変更される[1047770]

File Server と Version Manager Web サーバを Tomcat の同じインスタンスで実行していると、ジャーナルファイルおよび参照用ディレクトリが delta.d ファイルの変更に関する情報で変更されることがあります。この問題が修正されました。

40.1.2 FS_TEMP の設定により「不明な例外」エラーが発生することがある[1047850]

%TEMP%、%FS_TEMP%、および %FS_TMP% ディレクトリ環境変数の設定により、ヒープが破損し、Java の「不明な例外」やその他の不具合が発生することがあります。この問題が修正されました。

40.1.3 ゼロバイトのアーカイブ SER ファイル[1047876]

この問題は、[File Server Administrator(File Server 管理者)]-[Options(オプション)]で定義した一時ディレクトリのディスク容量がなくなると発生します。この問題が修正されました。

40.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

40.2.1 製品のインストールディレクトリにテンポラリアーカイブが作成される[1047572]

テンポラリディレクトリが指定されていない場合、製品のインストールディレクトリにテンポラリアーカイブファイルが作成されます。この問題が修正されました。

40.2.2 コンフィグレーションファイルで Version Manager Web クライアントを特定するための $(Command) が使用できなくなる[1047800]

この問題が修正されました。

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41.0 Version Manager 8.0.0.5 で修正された不具合

41.1 IDE クライアントの不具合の修正

41.1.1 Visual Studio .NET:TrackerLink が InRev または OutRev を更新しない[1044194]

この問題が修正されました。

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42.0 Version Manager 8.0.0.4 で修正された不具合

42.1 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

42.1.1 間欠的な「権限がありません」エラー[1042661]

LDAP 認証の実施によって、ファイルにアクセスする権限がないことを示すエラーがユーザに表示されることがあります。この問題が修正されました。

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43.0 Version Manager 8.0.0.3 で修正された不具合

43.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

43.1.1 ファイル名に 8.3 形式を使用したアーカイブを更新する CLI コマンドにより Version Manager がクラッシュする[1045357]

この問題が修正されました。

43.1.2 servers.ini を読み取り専用のネットワーク共有にできない[1045001]

ドキュメントでは、servers.ini ファイルにとって有効な場所として、読み取り専用のネットワーク共有を推奨していますが、この設定によってエラーが発生します。

この問題が修正され、この製品ではマニュアルに記載の設定がサポートされるようになりました。

43.1.3 File Server:無効なデバイス固有の一時ディレクトリにより、アーカイブおよびメタデータが破損することがある[1045858]

指定した名前が既にファイル名として存在しているために、デフォルト(または選択した)デバイス固有の一時ディレクトリが無効な場合に、Version Manager File Server からファイルを更新しようとするとファイルが 0 バイトのファイルに置き換えられてしまいます。

この問題が修正され、適切な警告が表示されるようになりました。

43.1.4 File Server:vsplit ではセマフォが削除されない[1045832]

vsplit コマンドを実行したときに、アーカイブ用に作成された .??$ セマフォファイルが削除されません。この問題が修正されました。

43.1.5 『Version Manager インストールガイド』の「ワークステーションインストール」のセクションに誤りがある[1045750]

この問題が修正されました。ワークステーションインストールのライセンスについてのセクションは削除され、ガイドの別のセクションで正しく記載されています。

43.1.6 UNIX:〔Results(結果)〕ダイアログボックスの【Copy(閉じる)】ボタンでは X プライマリセレクションにコピーできない[1040678]

この問題が修正されました。

43.1.7 pvcsldap.ini が誤ったディレクトリに作成される[1046061]

新しい pvcsldap.ini ファイルのデフォルトの場所は Version Manager のインストールディレクトリですが、Version Manager がローカルにインストールされていると、このデフォルトの場所で問題が発生します。

この問題が修正され、デフォルトの場所が PDB のルートになりました。

43.1.8 HOST ログイン ID の大文字と小文字を変更するとプライベートワークスペースが消失する[1042443]

大文字と小文字を区別する PDB で、HOST ログインソースから返されたログイン ID の大文字と小文字を(たとえば、お客様がドメインを変更した結果として)変更すると、ユーザのプライベートワークスペースが永久的に削除されます。この問題が修正されました。

43.1.9 vsplit では引用符で囲まれたパス名を含む @list を解析できない[1046111]

スペースを含むパス名を @list に保持するために、通常は個々のパス名を引用符で囲む必要がありますが、vsplit コマンドは引用符で囲まれたパス名を無視します。この問題が修正されました。

43.1.10 ローカルの %TEMP% ディレクトリがキャッシュファイルで満杯になる[1046308]

File Server のクライアントは、キャッシュファイルの合計サイズの制限を無視します。この問題が修正されました。

43.1.11 韓国語:編集モードで次のフィールドに TAB キーで移動すると、アーカイブの場所から最後の文字が削除される[1038984]

この問題が修正されました。

43.1.12 日本語版 Windows:IME を入力方式として使用するとプロジェクトデータベースの名前が破損する[1040977]

この問題が修正されました。

43.1.13 VSS2PVCS 変換によりラベル付けの例外が発生する[1046344]

この問題が修正されました。

43.1.14 Version Manager と Collage の統合:runvmcm -s コマンドが失敗する[1046978]

この問題が修正されました。

43.1.15 Version Manager と Collage の統合:現在のリリースの Collage では Version Manager と Collage の統合が機能しない[1046976]

バージョン 4.0 または 4.0.1 の Collage を使用している場合に、Version Manager と Collage を連動させようとしても、Collage にファイルをアップロードできません。この問題が修正されました。

43.1.16 Trackerlink で生成されたバージョンラベルがチェックアウト時に誤ったリビジョンに移動される[1047449]

この問題が修正されました。

43.2 IDE クライアントの不具合の修正

43.2.1 「Version Manager 7.5.1.0 用 Merant 統合パッチ...」の適用後に既存のワークスペースを開くと競合が発生する[1045236]

この問題が修正されました。

43.2.2 特定のユーザがロックしたリビジョンに対する「履歴の表示」がすべてのユーザを返す[1037527]

IDE から、特定のユーザがロックしたリビジョンに対する「履歴の表示」操作を実行すると、すべてのユーザが返される。この問題が修正されました。

43.2.3 WSAD: WSAD:権限が使用できないときにエラーが表示されない[1041137]

Version Manager のプロジェクトデータベースに接続する WSAD でバージョンラベルを付ける権限を持っていないユーザが、WSAD からファイルにラベルを付けようとすると、その操作はエラーなしに進行しているように見えますが、Version Manager でファイルを表示すると、そのファイルにバージョンラベルが含まれていないことが分かります。この問題が修正されました。

43.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

43.3.1 Version Manager Web クライアントで LDAP によるユーザの自動作成が機能しない[1044614]

Version Manager Web クライアントを使用していると、自動作成機能を使用して認証された LDAP ユーザを追加することでは、アクセスコントロールデータベースに入力することができません。この問題が修正されました。

43.3.2 UNIX:UNIX で Netscape を使用すると、キャプションのフォントサイズが大きすぎるために一部のテキストが途切れたり見えなくなったりする[1026715]

この問題が修正されました。

43.3.3 Version Manager と Tracker Web クライアントのリンクに関するドキュメントに誤りがある[1045676]

サーブレットの設定に関連するドキュメントの記述で、Tracker サーバが Tracker プロジェクトと誤って表記されています。この問題が修正されました。

43.3.4 新しいバージョンやパッチごとに useDaemons=true がリセットされる[1039784]

この問題が修正されました。

43.3.5 Solaris 版 Apache 2 用の mod_jk 1.2.0 を依然として出荷している[1045434]

弊社では Apache 1.3 用の mod_jk 1.2.1 を出荷していますが、依然として Solaris 版の Apache 2.0 用 1.2.0 リリースを出荷していることに気付かれたお客様がいました。この問題が修正されました。

43.3.6 VSPLIT を実行したときに分割アーカイブにアクセスリストが含まれていると、分割アーカイブに対する GET が失敗する[1046354]

File Server に格納されたアーカイブに対して VSPLIT を実行し、分割する時点でアーカイブに AccessList が含まれている場合、そのアーカイブからリビジョンを取得しようとすると失敗します。この問題が修正されました。

43.3.7 Solaris クライアント:チェックイン後に作業ファイルから実行ビットが消失する[1044750]

Windows 上の Version Manager Server 7.5.1.0 とともに Solaris 上のクライアントを使用していると、チェックイン後に読み取り専用作業ファイルの実行ビットが失われます。この問題が修正されました。

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44.0 Version Manager 8.0.0.2 で修正された不具合

44.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

44.1.1 Merge ツールのデフォルトフォントでは日本語文字が表示できない[1040591]

この問題が修正されました。

44.1.2 PCLI:-nb(バナーなし)オプションが UNIX では機能しない[1044740]

この問題が修正されました。

44.1.3 無効な作業ファイルの場所を手動で入力すると、ファイルブラウザが使用できなくなる[1045308]

この問題が修正されました。

44.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

44.2.1 UNIX 上でデーモンを実行できない[1037809]

UNIX:デーモンを有効にしている Version Manager Web サーバはどのように起動しようとしても、エラーが発生します。

この問題が修正されました。

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45.0 Version Manager 8.0.0.1 で修正された不具合

45.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

45.1.1 デスクトップクライアントでの編集中にプロモーションモデルが削除される[1042881]

デスクトップクライアントで十分に大きなプロモーションモデルを編集すると、そのプロモーションモデルが CFG ファイルから削除されます。この問題が修正されました。

45.1.2 環境変数 LM_LICENSE_FILE により評価版ライセンスで作業できなくなる[1044425]

この問題が修正されました。

45.1.3 File Server 以外の PDB には分割アーカイブに対するチェックと適切な警告が必要である[1044305]

File Server を利用しない場合、Version Manager は分割アーカイブを認識し、アーカイブが分割されているため File Server 経由で参照する必要がある旨を示す分かりやすいメッセージを表示する必要があります。この機能が実装されました。

45.2 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

45.2.1 web.xml が変更されると、すべての PDB でエラーが返される[1039249 ]

web.xml に加えた変更はサーバが再起動されるまで読み取ることができず、それによりサーバの不適切な操作を招くことがあります。この問題が修正されました。

45.2.2 同時使用ライセンスがプールに返されない[1044247]

Version Manager Web クライアントのユーザセッションに割り当てられたライセンスが、ライセンスプールに返されません。ライセンスは、ユーザが Web クライアントからログアウトしてから 5 分でプールに返される必要があります。

この問題が修正されました。

45.2.3 Windows XP:Sun の JRE を使用する Internet Explorer 6 にアプレットが不完全にインストールされる[1043914]

クライアントは動作しているように見えますが、アプレットの操作が失敗します。この問題が修正されました。

45.2.4 「履歴の表示」時にセッションによってリソースがロックされる[1043662]

複数の PDB に対してユーザが(複数のブラウザウィンドウで)同時に「履歴の表示」操作を実行すると、Version Manager がハングアップします。この問題が修正されました。

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46.0 Version Manager 8.0.0.0 で修正された不具合

46.1 デスクトップクライアント、CLI、PCLI、および DTK の不具合の修正

46.1.1 -nb オプションの PCLI オンラインヘルプが、不適切で分かりにくい[1038900]

この問題が修正されました。

46.1.2 デフォルトで、複数ファイルのアクション全体に渡ってコメントを維持する必要がある[1037053]

複数ファイルのチェックインまたは追加では、〈Use Change Description for all(このコメントをすべてのファイルに適用)〉チェックボックスがデフォルトで選択されていません。この問題が修正されました。

46.1.3 ファイルがチェックインされていないときにも Post-Put イベントトリガが呼び出される[1039530]

Post-Put イベントトリガをセットアップし、未変更のファイルのロックを解除するように PDB を構成して、ファイルを変更しないでチェックアウトします。次に、未変更の作業ファイルに対して〈Prompt(確認する)〉を選択し、〈Keep read-only workfile(読み取り専用で残す)〉を選択した状態でそのファイルをチェックインし、未変更のファイルをチェックインするかどうか尋ねられたときに【No(いいえ)】をクリックすると、チェックインが行われなくてもイベントトリガが起動されます。この問題が修正されました。

46.1.4 pcli get -p が機能しない[1039613]

この問題が修正されました。

46.1.5 エラーの詳細の表示が遅すぎる[1039145]

デスクトップクライアントでエラーを招くアクションを実行すると、〔Details(詳細)〕ウィンドウが自動展開するまでに 5 秒程度かかります。この問題が修正されました。

46.1.6 pcli list -ca のフォーマットエラー[1039676]

ドキュメントの pcli list -ca コマンドの表記に誤りがあります(:= は、正しくは = です)。この問題が修正されました。

46.1.7 〈Don't check in workfile(チェックインしない)〉を選択すると、デフォルトの作業ファイルの場所が変更される[1038803]

選択した作業ファイルの場所がプロジェクトのデフォルトの場所と一致しない場合に、〈Don't check in workfile(チェックインしない)〉を選択するとデフォルトの作業ファイルの場所が変更されます。この問題が修正されました。

46.1.8 バージョンラベルによるフィルタが不正な結果を返す[1039920]

コンマをデフォルトの区切り記号にしておく必要があります。この問題が修正されました。

46.1.9 PCLI マニュアルで、PCLI 変数の表記が間違っている[1038997]

PCLI マニュアルで、 PCLI_PR および PCLI_ID がアンダースコアなしで表記されています。この問題が修正されました。

46.1.10 〔Add Workfiles(作業ファイルの追加)〕から参照すると、パスに \*.*\*.* が含まれている[1035507]

〔Add Workfiles(作業ファイルの追加)〕ダイアログボックスで【Browse(参照)】ボタンをクリックすると、パスに余分な \*.* が表示されることがあります。この問題が修正されました。

46.1.11 DOC:インストールガイドにある「システム要件」のリンクが無効になっている[1039038]

この問題が修正されました。

46.1.12 Version Manager が誤った場所で allusers.ser を検索する[1039525]

不変データと比較して、メモリ内の allusers.ser データが古いかどうかをチェックすると、そのコードは誤ったディレクトリでファイルを検索します。この問題が修正されました。

46.1.13 現在の日付が有効期限として使用されると、セキュリティダイアログボックスが停止する[1039618]

既存のユーザの有効期限が今日(または、今日より前の日付)になるように変更すると、空のダイアログボックスが表示されます。Windows タスク マネージャを使用する以外に閉じることができなくなります。この問題が修正されました。

46.1.14 pcli IsDifferent コマンドでデフォルトリビジョンが使用されない[1039162]

IsDifferent コマンドは、常にデフォルトリビジョンではなくチップに対する比較を実行します。この問題が修正されました。

46.1.15 ステータスバー内のユーザ名が破損することがある[1039828]

〔Switch User(ユーザの変更)〕ダイアログボックスに新しいユーザ名を入力すると、ステータスバー内のユーザ名が誤って再描画されることがあります。この問題が修正されました。

46.1.16 PCLI の -v オプションは、数字の文字列をバージョンラベルとして受け入れる必要がある[1040225]

-v オプションをラベルとして扱い、エスケープ文字なしで数字を受け入れるべきです。この問題が修正されました。

46.1.17 『管理者ガイド』の nfsmap ファイル情報が間違っている[1038249]

この問題が修正されました。

46.1.18 ツールの設定でパスの長さが 80 文字を超えると実行できない[1040235]

この問題が修正されました。

46.1.19 PCLI ImportArchives および AddFiles が、Run オプション -y-n、および -np を無視する[1041294]

PCLI コマンドの ImportArchives および AddFiles は、Run オプション -y-n、および -np を無視します。Run に渡される〈Yes(はい)〉、〈No(いいえ)〉、および〈No Prompt(確認しない)〉オプションを受け入れる代わりに、引き続きユーザに質問を渡します。

この問題が修正されました。

46.1.20 PCLI IsDifferent -v コマンドは、バージョンラベルに複数のドット(ピリオド)が含まれているとクラッシュする[1040963]

この問題が修正されました。

46.1.21 使用中の ACD ファイルを更新しようとすると ACD ファイルが削除される[1040386]

ACD ファイルを更新(ユーザの追加など)しようとしたときに、オペレーティングシステムによってその ACD ファイルが使用中であることを示すフラグが立てられていると(そのファイルを他のプロセスが読み取っている場合など)、ACD ファイルは削除され、バックアップからの復元が必要になります。この問題が修正されました。

46.1.22 アーカイブのインポート中に java.lang.NullPointerException が発生する[1041296]

インポート中、破損したアーカイブによりエラー Unexpected error: java.lang.NullPointerException が生成され、プロセスは停止します。この問題が修正されました。

46.1.23 ジャーナルレポートが誤った開始日を日付範囲に使用する[1005578]

この問題が修正されました。

46.1.24 PUT:「未変更の場合にロックを解除」するオプション付きでチェックインすると別のリビジョンが作成される[1006888]

ブランチでファイルをチェックインすると、「未変更の場合にロックを解除」するオプション(ファイルが変更されていない場合に〈Don't check in(チェックインしない)〉または〈Prompt(確認する)〉)が選択されていても新しいリビジョンが作成されます。この問題が修正されました。

46.1.25 〔Import Archives(アーカイブのインポート)〕ダイアログボックスが、すべてのファイルやフォルダを表示しないことがある[1037435]

この問題が修正されました。

46.1.26 プロジェクト表示部でプロジェクトにアクセスする「ホットキー」の機能が停止する[1037750]

左側(プロジェクト表示部)でプロジェクトデータベースのルートを選択して、作業対象のプロジェクト名の最初の文字を入力しても、プロジェクトを強調表示することができません。この問題が修正されました。

46.1.27 [Show Journal(ジャーナルの表示)]で適切なジャーナル情報が表示されない[1036675]

「日付範囲」が当日の朝から当日の夜に設定されていると、[Show Journal(ジャーナルの表示)]で適切なジャーナル情報が表示されません。これは、バージョン管理ファイルに対して当日にアクションを実行した場合でも同じです。この問題が修正されました。

46.1.28 VSQL の複数実行時の重複 ID について警告するようドキュメントを更新する必要がある[1035176]

数秒内に 2 つのエクスポートを実行すると、重複 ID が発生することがあります。これは回避する必要があるため、ドキュメントに追記されました。

46.1.29 夏時間の深夜 0 時から午前 1:00 時の間に、ジャーナルエントリの日付が誤って記録される[1035508]

アーカイブ操作が夏時間の深夜 0 時から午前 1:00 時の間に実行されると、日付が前日の日付に誤って指定されます。この問題が修正されました。

46.1.30 リビジョンが指定されていないときには PCLI Vlog オプションで「デフォルトバージョン」をサポートする必要がある[1036271]

この問題が修正されました。

46.1.31 PCLI:Readline コマンドの -a オプションが配列に代入されない[1037027]

Readline コマンドの -a オプションは、入力された行の各単語を配列の要素に代入できるようにする必要があるのですが、すべての単語が最初の配列要素に配置されています。この問題が修正されました。

46.1.32 インストールガイドには、既に存在していない Web サイトについての記述がある[1037377]

インストールガイドにある Version Manager の製品リンクは古いものです。この問題が修正されました。

46.1.33 デスクトップクライアントで編集しているときにプロモーションモデルが削除される[1042881]

デスクトップクライアントで大きなプロモーションモデルを編集しているときに、そのモデルはコンフィグレーションファイルから削除されます。この問題が修正されました。

46.1.34 Version Manager をインストールすると、誤った[スタート メニュー]フォルダが表示される[1043085]

このインストールでは、コンピュータ上のすべてのユーザ用のプログラムフォルダを選択することはできません。選択できるのはカレントユーザ用のプログラムフォルダのみです。この問題が修正されました。

46.1.35 File Server を使用しているときにジャーナルファイルが作成または更新されない[1043220]

File Server を経由してプロジェクトデータベースにアクセスすると、最後のアクションによるジャーナルファイルの作成または更新が行われません。この問題が修正されました。

46.1.36 vtransfer -f(修正)オプションが機能しない[1043290]

RevLib パスを修正するための vtransfer コマンドのオプション -f が機能しません。この問題が修正されました。

46.1.37 File Server のロック問題[1043304]

File Server 経由でプロジェクトデータベースにアクセスすると、ファイルをチェックインしようとした後にロックのエラーが返されることがあります。この問題が修正されました。

46.1.38 長いラベル名が「フィルタ選択」リストで不必要に切り詰められる[1035519]

デスクトップクライアントおよび Web クライアントでは、「フィルタ選択」リストで長いラベル名が許可されていないため、長いラベル名が不必要に切り詰められます。この問題が修正されました。

46.2 IDE クライアントの不具合の修正

46.2.1 Eclipse 2:Eclipse プラグインに対するパッチにより、「選択された操作は、現在実行できません」が返される[1038771]

この問題が修正されました。

46.2.2 Eclipse/WSAD:[Serena]メニューと絵文字をデフォルトで有効にするための改善要求[1039523]

Eclipse ベースの IDE では、[Serena]メニューとソース管理の絵文字がデフォルトでは有効にされていません。その情報はユーザのワークスペースに格納されるため、新しいワークスペースを作成するたびにメニューと絵文字を有効にする必要があります。この問題が修正されました。

46.2.3 TD:バージョン管理の下に置かれるテストタイプの設定[1041223]

TD プラグインがインストールされると、次のレジストリキーが作成されます。

    [HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Mercury Interactive]-[Version Manager]-[Test Type]

文字列の値には、TD のテストタイプをコンマで区切って含める必要があります。

この問題が修正されました。

46.2.4 ID:ローカルコピーが既に存在している場合を除いて、ファイルに対して[Get Latest Version(最新のファイルを取得)]が実行できない[1040799]

[Get Latest Version(最新のファイルを取得)]や[Refresh Project View(プロジェクトステータスの更新)]を含む取得時に Unable to get file エラーが発生します。この問題が修正されました。

46.3 Version Manager Web クライアントの不具合の修正

46.3.1 長いラベル名が「フィルタ選択」リストで不必要に切り詰められる[1035519]

デスクトップクライアントおよび Web クライアントでは、「フィルタ選択」リストで長いラベル名が許可されていないため、長いラベル名が不必要に切り詰められます。この問題が修正されました。

46.3.2 デフォルトで、複数ファイルのアクション全体に渡ってコメントを維持する必要がある[1037053]

複数ファイルのチェックインまたは追加では、〈Use Change Description for all(このコメントをすべてのファイルに適用)〉チェックボックスがデフォルトで選択されていません。この問題が修正されました。

46.3.3 変更の説明で「@」を使用すると「内部処理エラー:72」を受信する[1039381]

この問題が修正されました。

46.3.4 単一の PDB 内の同じユーザに異なるパスワードが使用できない[1039078]

同じユーザ ID に異なるパスワードを持つサブプロジェクトに入るために、別々のパスワードを入力するように促すプロンプトが示されることはありません。この問題が修正されました。

46.3.5 UnconditionalPrePut イベントトリガを使用するとタイムスタンプが変更される[1039199]

UnconditionalPrePut イベントトリガがそのプロジェクトに定義されていると、変更していない作業ファイルのチェックイン時に「変更された」日付が変更されます。この問題が修正されました。

46.3.6 バージョンラベルに含まれる連続したスペースが、単一スペースになる[1040379]

この問題が修正されました。

46.3.7 Netscape のリロード問題[1023611]

Netscape ブラウザを使用している場合、チェックアウト時に結果ウィンドのサイズを変更すると、そのアクションは中止され、結果の情報が失われます。この問題が修正されました。

46.3.8 Web クライアントが VMINET.HTML または SampleDB をロードしない[1043355]

VMINET.HTML ページ、vminet_install.html ページ、およびサンプルプロジェクトデータベースのサーブレットページに Web ブラウザでアクセスしようとすると、空白のページが表示されます。この問題が修正されました。

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