8.3 応答ファイルを使用したLinuxシステムへのインストール

InstallAnywhere応答ファイルを使用して、Linuxワークステーションへの自動的なサイレントインストールを構成できます。

設定をはじめる前に

  • Linuxへのインストールの手順に従って、Linuxシステム用のインストールファイルをダウンロードして解凍します。

  • インストールファイルをルートで実行できるよう、その権限を変更します。

応答ファイルを使用して展開するには

  1. テキストエディタを使用して、応答ファイルを作成して保存します。以下のサンプルとオプションを参照してください。

  2. root としてログインします。

  3. 応答ファイル (この例では rxaresponse) を指定するコマンドを使用して、インストーラを起動します。

    /path/rxa-n.n.n.nnn-prod-package-type.bin -f /path/rxaresponse

応答ファイルの形式

INSTALLER_UI を使用して、サイレントインストールを指定します。CHOSEN_INSTALL_FEATURE_LIST を使用して、インストールする機能を一覧表示します。CHOSEN_FEATURE_LIST は有効な機能の一覧です。サイレントインストールの場合、これらは通常同じです。USER_INSTALL_DIR を使用してインストールディレクトリを指定します。すべてのオプションが必要です。その他のオプションは、この例のままにします。

次のサンプル応答ファイルでは、すべての Reflection X Advantage アプリケーションとサービス、および既定のサンプル設定を自動的にインポートする汎用サンプルテンプレートがインストールされます。

INSTALLER_UI=silent
CHOSEN_INSTALL_SET=Custom
CHOSEN_FEATURE_LIST=RX,XMan,XManDom,AdminCon,Service,ServDC,ServRmt,TemplGrp,TemplGen
CHOSEN_INSTALL_FEATURE_LIST=RX,XMan,XManDom,AdminCon,Service,ServDC,ServRmt,TemplGrp,TemplGen
USER_INSTALL_DIR=/opt/rxadvantage
JDK_HOME=
JDK_DOT_HOME=$USER_INSTALL_DIR$$/$$jre
JAVA_EXECUTABLE=$USER_INSTALL_DIR$$/$$jre/bin/java

次の応答ファイルでは、ドメインノードを作成する Reflection X Advantage サービスのみがインストールされます。

INSTALLER_UI=silent
CHOSEN_INSTALL_SET=Custom
CHOSEN_FEATURE_LIST=RX,Service
CHOSEN_INSTALL_FEATURE_LIST=RX,Service
USER_INSTALL_DIR=/opt/rxadvantage
JDK_HOME=
JDK_DOT_HOME=$USER_INSTALL_DIR$$/$$jre
JAVA_EXECUTABLE=$USER_INSTALL_DIR$$/$$jre/bin/java

機能は機能ツリーで整理されます。機能をインストールするには、その上の階層のいずれかの機能を含めます。次の例では、ドメインコントローラがインストールされます。

CHOSEN_INSTALL_FEATURE_LIST=RX,Service,ServDC

使用できる機能

わかりやすい名前

RX

 

Reflection X Advantage

 

XMan

XManDom

AdminCon

サービス

X マネージャ

 

X マネージャ (ドメイン接続用)

 

X 管理コンソール

 

ドメインサービス

 

 

ServDC

 

ドメインコントローラ

 

ServRmt

リモートセッションサービス

 

AsianFonts

アジア系言語用フォント

 

EuroFonts

ヨーロッパ系言語用フォント

 

TemplGrp

 

テンプレート

 

 

TemplAIX

 

 

AIX 接続設定

 

 

TemplDig

 

 

デジタル接続設定

 

 

TemplGen

 

 

汎用接続設定

 

 

TemplHPX

 

 

HP-UX 接続設定

 

 

TemplLin

 

 

Linux 接続設定

 

 

TemplSol

 

 

Solaris 接続設定

 

 

TemplVMS

 

 

VMS 接続設定