スタンドアロンモードで実行される分散セッションに対して、米国政府の連邦情報処理規格(FIPS)140-2を使用するようにReflection X Advantageを設定することができます。
FIPSモードで実行する場合、使用可能なすべての設定は、この規格に対応したセキュリティプロトコルとアルゴリズムを使用します。この標準に適合しないオプションは使用できません。また、X クライアントを起動するには、Secure Shell 接続方法のみを使用できます。
スタンドアロンモードで分散セッションを実行するには、ワークステーション上にXマネージャがあり、リモートセッションサービスを有効にしたXクライアントホスト上にReflection X Advantageがインストールされている必要があります。ユーザワークステーション上のXマネージャおよびリモートセッションサービスを実行するXクライアントホストの両方にFIPSモードを設定する必要があります。
メモ:XマネージャのスタンドアロンFIPS設定は、ホストクライアントのRSSノード設定と一致している必要があります。
設定をはじめる前に
Reflection X Advantage の Windows へのインストールに示されているように、ユーザワークステーションにXマネージャをインストールします。
Linuxへのインストールに示されているように、リモートセッションサービス機能を選択して、XクライアントホストにReflection X Advantageをインストールします。
リモートセッションサービスを使用しているセッションにFIPSを使用するようにXマネージャを設定するには
ワークステーションの[Xマネージャ]を開き、[ファイル]メニューの[ユーザ設定]を選択します。
[ユーザー設定]ダイアログボックスの[セキュリティ]で、[FIPSモード]を選択します。
FIPSを使用するようにリモートセッションサービスを設定するには
リモートセッションサービスを使用してReflection X AdvantageをインストールしたXクライアントホストで、Install-directory/confフォルダのhost-nodes.xmlファイルを開きます。
FIPS設定をTrueに変更します。
<fips>true</fips>