[ローカルポート転送] ダイアログボックス

ローカルポート転送を設定するには、このダイアログボックスを使用します。指定したローカルポートへの送信データは、安全なトンネルを介して、指定したリモートホストのポートへ転送されます。

以下のオプションをすべて指定する必要があります。

[ローカルポートの転送]

PC の使用可能なポートを指定します。このポートに送信されたデータは、SSH トンネルを介して転送されます。

[転送先のホスト] の [名前]

データの送信先ホストコンピュータを指定します(localhost を指定して、すでに Secure Shell 接続を確立した同じリモートホストの異なるポートにデータを転送できます)。

[ポート]

データの送信先ホストコンピュータを指定します([リモートデスクトップにトンネル接続] を選択した場合は、正しいリモートポートが自動的に設定され、このボックスは選択できなくなります)。

[転送の種類]

[TCP][FTP] の 2 つのオプションがあります。FTP クライアントとサーバ間で通信を転送する場合を除いて、TCP を使用してください。

設定可能なオプション

[リモートデスクトップにトンネル接続]

Windows リモートデスクトップセッションにトンネル接続する場合は、このチェックボックスを選択します。このオプションを選択するとその他のオプションが選択できなくなり、自動的にセッション転送設定が正しく設定されます。

[Reflection FTP を使用]

このボタンは、[転送の種類] が [FTP] に設定されている場合のみ表示されます。クリックすると、[起動するアプリケーション] に、Reflection FTP クライアントを起動して FTP 通信をトンネル接続するための正しい値が自動的に入力されます。

[起動するアプリケーションの名前]

Secure Shell 接続確立後に自動的に起動するアプリケーション (メールクライアント、FTP クライアント、または Web ブラウザ) の名前を入力します。安全なトンネルを使用するには、[ローカルポートの転送] に設定したポートに接続するようにアプリケーションを構成する必要があります。一部のアプリケーションでは、コマンドライン引数を使用してこのように設定できます。引数は [引数] テキストボックスに指定します。

[引数]

指定したアプリケーションが起動した時に使用するオプションのコマンドライン引数を指定します。

メモ:ポート転送の設定は、現在指定されている SSH 構成セクションに保存されます。