データ ソースの制約

データ ソースによる過度なデータ生成により、Silk Central が不安定な状態に陥ることを避けるために、いくつかの制約があります。

アトミックなテストとアトミックでないテスト

Silk Central で利用できるデータ駆動型テスト タイプについての詳細は、「アトミックなデータ駆動型テストとアトミックでないデータ駆動型テスト」を参照してください。

制約

データ駆動型テストのデータ ソースには、次のデフォルトの制約があります。
  • アトミックでないテストの場合は 100 行
  • アトミックなテストの場合は 1000 行
  • XLSX データ ソースの場合は 20000 行 + セル(20000 は行の総数 + セルの総数です。たとえば、3000 行、6 列のシートであれば、その計算結果は 3000 + (3000 * 6) = 21000 となり、制約を超過します)
  • データ セット名(Excel シート名/テーブル名)は最大 220 文字
  • 列キー名は最大 220 文字
  • すべての主キーを連結した長さは最大 255 文字(JDBC、Excel 、CSV データ ソース)
  • セルは最大 2000 文字(超過した文字は切り詰められます)。データ駆動型 Silk Test Classic テストでは、データ ソース文字列を引用符で囲む必要があります。セルの文字列長が 2000 文字を超えた場合、文字列が切り詰められて、終わりの引用符が欠落すため、エラーになります。

デフォルトの制約の変更

デフォルトの制約は、必要に応じて変更できます。これらの値を変更する場合は、過度なデータ生成がなされないよう、十分注意してください。値を変更する前に、アプリケーション サーバーを停止し、変更を保存した後で再起動します。

アトミックなテストとアトミックでないテストの行の制約は、TmAppServerHomeConf.xml ファイルで設定できます。このファイルのデフォルト パスは、アプリケーション サーバー上の C:\Program Files (x86)\Silk\Silk Central20.5\instance_<インスタンス番号>_<インスタンス名>\Conf\AppServer になります。それぞれ、Config/DataDriven/MaxRowsAtomic および Config/DataDriven/MaxRows という XML タグの値を変更します。

XLSX セルの制約は、Excel データ ソース プラグイン(DS-Excel.zip)の configuration.properties で設定できます。このファイルのデフォルト パスは、アプリケーション サーバー上の C:\Program Files (x86)\Silk\Silk Central20.5\instance_<インスタンス番号>_<インスタンス名>\Plugins になります。excel.importcelllimit プロパティの値を変更します。