Excel 要件とマッピング ファイル

Excel で要件ファイルを作成し、要件を Silk Central にインポートしたり、更新したりできます。要件ファイルには、要件とその階層に加えて、プロパティ、リスク、レビュー ステータス、およびカスタム プロパティを定義できます。

要件ファイル内の要件を Silk Central の要件にマップするには、XML マッピング ファイルを使用します。マッピング ファイルは、Excel 文書の列を Silk Central の要件プロパティにマップします。マッピング ファイルの編集には、Office インポート マッピング ファイルの編集 アクセス許可が必要です。

プロパティ マッピング

Excel ファイルから要件をインポート または Excel ファイルから要件を更新 ダイアログで、マッピングの編集 をクリックし、Excel ファイルの要件から Silk Central へのマッピングを次のようにに定義します。
  • ヘッダー行:プロパティとのマッピングに使用する列名を含んだ Excel 要件ファイルの行を指定します。
  • 最初のデータ行:最初の要件を含んだ行を指定します。この行とそれ以降のすべての行が要件として読み取られます。
  • 区切り文字:プロパティ値内で区切り文字として解釈される文字を指定します。複数リスト プロパティとして使用されます。
  • 名前説明:要件名と説明にマップされるヘッダー行の列名をそれぞれ指定します。
  • 外部 GUID:各要件に対する要件ファイル内での一意な ID を含むヘッダー行の列名を指定します。この ID は、要件を階層化するために、外部親 GUID で使用することができます。
  • 外部親 GUID:要件の親を含むヘッダー行の列名を指定します。要件ファイルで、要件の親を指定するために、親の 外部 GUID を入力します。このセルにデータが含まれない場合には、要件は生成されたルート要件に直接追加されます。以下のルールが適用されます。
    • 要件に親 ID が設定されていない場合は、生成したルート要件の子として追加されます。
    • 要件に無効な親 ID が設定されている場合は、生成したルート要件の子として追加されます。
    • 要件自身の外部 ID を親 ID として設定した場合は、生成したルート要件の子として追加されます。
    • 2 つ移住斧要件間で、親 ID による循環依存性がある場合は、Silk Central にインポートされません。
  • 優先度リスクレビュー済み:これらのプロパティのローカライズされた値にマップされるヘッダー行の列名をそれぞれ指定します。これらのプロパティに対する列へのマッピングは必須です。
  • 省略可能:カスタム プロパティが定義されている場合は、正しくマップされるようにそれぞれに対してヘッダー行に列名を指定します。
  • 名前を付けて保存:指定したマッピング情報を保存するファイル名を指定します。このファイルは、アプリケーション サーバー上の <Silk Central データ ディレクトリ>\OfficeImportMappingFiles\requirements\xlsx\<クライアント ID> (たとえば、C:\ProgramData\SilkCentral\instance_<インスタンス番号>_<インスタンス名>\OfficeImportMappingFiles\requirements\xlsx\1) に保存されます。

Excel 要件ファイルの例

次の例では、サンプル要件、2 つのサブ要件、および対応する外部 ID を示しています。この Excel 要件ファイルの例では、デフォルトのプロパティ マッピングに一致します。
1 RequirementName RequirementDescription ID ParentID Priority Risk Reviewed
2 Customer Account Management - Basics As user of the web shop I want to be able to ... ID_1 いいえ
3 Customer Account Management - Personal Details As user of the web shop I want to be able to ... ID_1.1 ID_1 いいえ
4 Customer Account Management - Shipping Details As user of the web shop I want to be able to ... ID_1.2 ID_1 いいえ