SQL で高度なクエリを作成する

手作業で SQL をコーディングすると、高度なレポートを作成することができます。データベース スキーマがわかっている場合には、ほとんどどのようなレポートでも作成できます。詳細クエリ モード をクリックすると、クエリ文字列のリスト ボックスが消え、レポート データ クエリ フィールドが表示されます。このフィールドで、既存のコードを挿入したり、新しい SQL コードを作成したりできます。
制約事項: SQL 文 select top はサポートされていません。SCC_Users、SCC_AuditEntries、SCC_UserGroups、SCC_UserGroupRoles など、Silk Central のユーザー情報を返すテーブルに対するレポートを直接作成することはできません。

1 つの方法としては、「新しいレポートを作成する」で説明したようにリスト ボックスを使用してクエリ文字列を作成します。レポート基準が有効であれば、それに相当する SQL 文が生成されて表示され、詳細クエリ モードに移動してさらに修正を行います。

注: 詳細モードから簡易モードに戻すと、コード内の変更が失われます。

SQL で高度なクエリを直接記述するには:

  1. メニューで レポート > 詳細ビュー をクリックします。
  2. レポート ツリーで、新しいレポートを追加するフォルダを選択します。 これにより、ディレクトリ ツリー内でレポートが保存される場所が決まります。
  3. ツールバーの 子レポートの新規作成 をクリックします。 レポートの新規作成 ダイアログ ボックスが開きます。
  4. 新しいレポートの名前を入力します。 この名前は、レポート ツリーに表示されます。
  5. 他のユーザーもこのレポートを使用できるようにする場合は、このレポートを他のユーザーと共有する チェック ボックスをオンにします。
  6. 説明 フィールドにレポートの説明を入力します。
  7. 詳細クエリ モード をクリックすると、レポート データ クエリ フィールドが開きます。既に記述したコードをこのフィールドに挿入するか、新しいコードを直接書き込みます。
    プレースホルダの挿入 リストは、定義済みの関数プレースホルダを使用して SQL クエリを編集するときに便利です。詳細については、「カスタム レポート用の SQL 関数」を参照してください。
    注: クエリの SQL コードを手作業で編集する場合は、SQL のチェック をクリックして作業を確認します。
  8. 完了 をクリックして、設定を保存します。