状態図の作成

ホワイトボードまたは紙に状態図を描きます。各状態を箱の中に記述し、各状態の間には十分なスペースを設けます。

一方の端だけに矢印が付いた線として、状態間の有効な各アクションを描画します。1 本の矢印が 1 個の個別のアクションです。

次に示す例は、独自のワークフローに組み込む状態のサンプルです。新しいバグが入ってくると、組織内のだれかが、レビューのためにそのバグを適切な QA エンジニアにディスパッチします。QA エンジニアが報告された動作が新しいバグであることに同意すると、バグは修正のために開発部門に送られます。開発部門では、バグに対していくつかのアクションを実施できます。

  • バグ レポートに記述されている動作は設計どおりの動作なので、問題はバグではない。
  • 次のリリースまでバグの修正を先送りする。
  • バグを再現できない。
  • バグは修正済み。

もちろん、これらは開発者の主張でしかなく、まだ検証を受けていません。ワークフロー モデルでは、このような主張を、解決先送り再現不能非バグ という状態で反映させます。疑問符は、これらの主張がまだ QA エンジニアによる検証を受けていないことを意味します。