外部実行

実行計画の外部実行モードを切り替えると、外部のサードパーティ製のシステムでテスト スイートを実行し、対応する自動テストと結果を Silk Central で管理できるようになります。

外部実行環境では、REST API を使って Silk Central からテスト データを取得し、テスト結果を戻します。 インタラクティブに操作できる REST API ドキュメントには、ホスト:ポート[/インスタンス]/Services1.0/swagger-ui.html からアクセスできます。

REST API 呼び出しを使うと、クライアントは保留中の実行計画の実行や、キーワード、属性、パラメータなどのテストの詳細を取得できます。さらに、これらのテストを実行した後に、クライアントから Silk Central に結果と結果ファイルをプッシュできます。

外部実行モードでは、テストの実行に実行サーバーは必要ありません。 ただし、セットアップまたはクリーンアップ用の自動テストを設定した場合は必要になります。外部実行計画の実行に対するセットアップ テストは、外部実行環境を準備し、テスト スイートの外部実行を初期化するためのカスタム スクリプトとして使用できます。外部実行計画の実行に対するクリーンアップ テストは、実行サーバーと実行環境を実行が完了するまで確保しておくために使用できます。セットアップとクリーンアップ用の自動テストは、常に Silk Central 実行サーバー上で実行されます。セットアップ テスト内から #sctm_regular_execdef_run_id 環境変数を使って、API を介して関連する外部実行計画の実行に直接アクセスできます。

セットアップ テストを使用すると、外部実行計画の実行を効率よく行うことができます。つまり、セットアップ テストを使用しないと、外部システムから、保留中の実行計画の実行を頻繁にポーリングするか、API を介して実行計画を直接開始しなければなりません。

外部実行モードは、[実行] の [配置] ページから有効化できます。