計算プロパティ

計算プロパティは、内部プロパティやカスタム プロパティの値を使って定義した数式から計算された 1 つの値を作成するために使用されます。計算された値は、分類 と呼ばれるラベル付けされた範囲に分けられます。計算プロパティを使用すると、グリッドに分類の 名前 が表示されます。計算プロパティの値は、カスタム プロパティの値が表示される場所すべてに表示されます (ドキュメント ビューなど)。また、他の内部またはカスタム要件プロパティと同様に、計算プロパティをフィルタや品質目標に使用できます。

それぞれの計算プロパティは、下限値のないデフォルトの分類を持ちます。他の分類にはすべて下限値が必要です。分類を使用すると、計算プロパティの値に対して名前と範囲を設定できます。分類の名前は、グリッドに値がどのように表示されるかを表します。数式に使用されているプロパティに値が設定されていないものがある場合、または数式の評価に失敗した場合 (0 で除算など)、計算プロパティの値に --- が表示されます。

計算プロパティの数式には、プロジェクト内の内部プロパティまたはカスタム プロパティを使用できます。内部プロパティまたはカスタム プロパティは、数値テキスト、または単一選択 リスト 型である必要があります。数式には、+ - * / () 演算子を使用できます。

制約事項: プロジェクトごとに 5 つの計算プロパティまで使用できます。計算プロパティを他の計算プロパティの内部で使用することはできません。