分散実行

分散実行は、選択した実行サーバー上で実行計画のテストが順番に実行されるか(無効)、すべての一致した実行サーバーに分散して並列に実行されるか(有効)を定義します。分散実行を有効にしても、現在の実行の構成を変更する必要はありません。

分散実行を有効化する際に留意する点は次の通りです。
  • 実行計画の個々のテストの実行時間が短い場合、分散実行を有効にしても全体の実行時間は改善されない場合があります。これは、テストのデプロイ、ソース管理、結果のフェッチなどの管理タスクのオーバーヘッドが、テストの並列実行によるメリットを上回るためです。
  • すべての Silk Central テスト タイプが分散実行をサポートしていること。
  • 他のテストが同じ実行サーバー上でコード カバレッジ情報を記録している場合は、コード カバレッジ情報の記録を利用できません。
  • 他のテストが同じ実行サーバー上でビデオを録画している場合は、ビデオを利用できません。
  • テストの 1 つに実行停止条件が設定されており、この条件に合致する場合、実行中のテストとまだ開始されていないテストのすべてが停止されます。現在実行中のテストのステータスが 失敗 になると、まだ開始されていないテストのステータスは 未実行 に設定されます。この条件を満たす前に 合格 に設定されたテストのステータスは変わりません。
  • 仮想実行サーバーは、分散実行に使用できません。