概要

Silk Central レポート データマートは、レポート目的のデータへのアクセスを容易にします。運用テーブルから詳細レポートの作成に使用される専用のビューにデータを移動します。利点は次の通りです。
  • テーブルとビューの名前が明確で、検索するデータの場所を素早く見つけることができます。
  • 前処理済みのデータによって、自分で計算せずに集計済みデータにアクセスすることができます。
  • レポートがより単純化され、SQL クエリが高速化されるため、パフォーマンスが改善されます。
  • 運用データベースの負荷に対する依存性が低下し、パフォーマンスが改善され、負荷スパイクが削除されます。
データマートの現在のバージョンは結果領域をカバーします。レポートの他の領域については、将来のリリースでデータマートに追加される予定です。以下のテーブルとビューが現在利用可能です。
  • DM_TestStatus テーブルは、ステータス関連ビューの基礎です。
  • RV_TestStatusExtended ビューは、あるテスト実行に対する詳細な情報を提供します。
  • RV_LatestTestStatus ビューは、特定の実行計画とビルドのコンテキスト内でテストの最後のテスト実行のステータスと拡張情報を提供します。
  • RV_LatestFinishedTestStatus ビューは、特定の実行計画とビルドのコンテキスト内でテストの最後のテスト実行のステータスと拡張情報を提供します。このビューは、RV_LatestTestStatus ビューと同じ情報を提供していますが、完了した実行計画の実行内のテスト実行のみが対象となります。
  • RV_MaxTestRunID ビューは、すべてのテスト、実行計画、およびビルドの組み合わせに対する最後のテスト実行 ID を取得するために役立つビューです。
  • RV_MaxFinishedTestRunID ビューは、すべてのテスト、実行計画、およびビルドの組み合わせに対する最後のテスト実行 ID を取得するために役立つビューです。このビューは、RV_MaxTestRunID ビューと同じ情報を提供していますが、完了した実行計画の実行内のテスト実行のみが対象となります。
  • RV_TestingCycleStatus ビューは、テスト サイクルのステータス情報を提供します。
  • RV_ExecutionPlanStatusPerBuild ビューは、ビルドのコンテキストにおいて、すべての実行計画に対する最後のテスト ステータスの合計数を取得します。
  • RV_EPFinishedStatusPerBuild ビューは、ビルドのコンテキストにおいて、すべての実行計画に対する最後のテスト ステータスの合計数を取得します。このビューは、RV_ExecutionPlanStatusPerBuild ビューと同じ情報を提供していますが、完了した実行計画の実行内のテスト実行のみが対象となります。
  • RV_ExecutionPlanStatusRollup ビューは、ビルドのコンテキストにおいて、実行計画またはフォルダごとの合計、失敗、未実行テストの合計数を取得します。
  • RV_EPFinishedStatusRollup ビューは、ビルドのコンテキストにおいて、実行計画またはフォルダごとの合計、失敗、未実行テストの合計数を取得します。このビューは、RV_ExecutionPlanStatusRollup ビューと同じ情報を提供していますが、完了した実行計画の実行内のテスト実行のみが対象となります。
  • RV_ConfigurationSuiteStatus ビューは、すべての構成スイートとビルドごとの構成に対するステータスの合計数を一覧します。
  • RV_ConfigSuiteFinishedStatus ビューは、すべての構成スイートとビルドごとの構成に対するステータスの合計数を一覧します。このビューは、RV_ConfigurationSuiteStatus ビューと同じ情報を提供していますが、完了した実行計画の実行内のテスト実行のみが対象となります。

Silk Central のデータベース スキーマについての詳細な情報を含んだ .zip ファイルをダウンロードできます。メニューから、ヘルプ > ドキュメント を選択し、Silk Central データベース スキーマ をクリックして、.zip ファイルをダウンロードしてください。