リレーショナル データベース管理システムを選択する

Oracle または Microsoft SQL Server を、各リレーショナル データベース管理システム (RDBMS) のドキュメントの指示に従い、インストールして設定します。

Silk Central は次のデータベース管理システムをサポートします。
  • Microsoft SQL Server 2014 サービス パック 3
  • Microsoft SQL Server 2016 サービス パック 2
  • Microsoft SQL Server 2017
  • Microsoft SQL Server 2019
  • Oracle 11g (バージョン 11.2.0.4)。Oracle RAC はサポート対象外です。
  • Oracle 12c (バージョン 12.2.0.1)。Oracle RAC はサポート対象外です。

以下の表では、各データベース タイプに対する要件が記載されています。

RDBMS 用意するもの
Oracle
  • Oracle 表領域。
  • サーバーのホスト名とポート番号、または Single Client Access Name(SCAN)。デフォルトのポートは 1521 です。
  • Oracle のインスタンス名($ORACLE_SID)。
  • Silk Central データベース ユーザーの名前とパスワード。ここでのユーザーは、十分な割り当て領域と権限を持っている必要があります。
これについて手助けが必要な場合には、必要に応じて Oracle の管理者にお問い合わせください。
注: Oracle はデータベースを作成するのではなく、特定のユーザー名に割り当てられるスキーマを作成します。このため、データベース名は、Oracle データベースに割り当てられるのではなく、代わりにユーザー名に割り当てられます。Silk Central は、このようなユーザー名を データベース名 として参照します。
Microsoft SQL Server
  • サーバーのホスト名とポート番号。
  • MS SQL Server のシステムユーザー名とパスワード。
  • Silk Central データベースの名前。
  • Silk Central データベース ユーザーの名前とパスワード。
注: Silk Central は、大文字/小文字を区別しない、かつアクセントを区別するようにセットアップされた Microsoft SQL Server サーバーのみをサポートします。Silk Central がデータベースに接続した後で照合順序を変更することはできません。 これは、照合順序の競合が発生する可能性があるためです。Microsoft SQL Server Express は、完全なデータベース サーバー インストールと比較して、機能が制限されているため、運用環境で使用することはできません。