32 ビット Java と 64 ビット Java の切り替え

  1. メニューから、 設定 > アクティブ プロファイル をクリックします。
  2. Java アイコンをクリックしてから、詳細 タブをクリックします。
  3. 32 ビット Java (デフォルト)、または 64 ビット Java を選択します。
  4. 64 ビット Java を使用する場合、Silk Performer ランタイムと JVM 間の通信における 実行タイムアウト を指定します。
選択した Java アーキテクチャに応じて、Java テスト コードがプロセス内で実行されるか、プロセス外で実行されるかが決まります。つまり、次のような動作になります。
  • 32 ビット Java を有効にした場合:テストを実行すると、jvm.dll と必要な .jar ファイルが perfrun.exe に動的にロードされます。この結果、perfrun.exe のメモリ使用量が増加することになります。また、負荷テストの初期段階では、メモリ使用量が変動する可能性があることにもご注意ください。この現象はメモリ リークと誤解されがちですが、Java ガーベージ コレクタが機能しているためで、期待通りの動作となります。デフォルトでは、最大 50 仮想ユーザーが同じ JVM を共有するため、メモリ使用量を節約できます。ただし、この機能を使用するには、Java テスト コードがスレッドセーフ(特に静的変数に注意)になっている必要があります。
  • 64 ビット Java を有効にした場合:テストを実行すると、Java テスト コードが別のプロセスとして実行されます。 つまり、perfrun.exe にロードされません。

JavaSetOption BDL 関数を使って、32 ビット Java と 64 ビット Java を切り替えることもできます。BDL スクリプトで設定を定義すると、プロファイル設定でのオプション定義は上書きされます。