Web コンテキスト管理設定

一般的なプロファイル管理

一般的な Silk Performer Web コンテキスト管理のプロファイル設定は、設定 > アクティブ プロファイル > Web > 記録 タブで設定できます。

ページ レベルの Web API (HTML / HTTP) を選択し、ページ レベルの API スクリプトを生成するよう Recorder に指示します。

URL パラメータの一部であるクエリ文字列をコンテキストのない関数呼び出しに変換するには、URL クエリ文字列をフォームに変換する を選択します。ほとんどの場合で 動的な URL 解析 設定が適用可能となるため、このオプションを選択することをお勧めします。このオプションが選択されていないと、クエリ文字列がフォームに変換されず、URL の一部として保持されます。

詳細な設定

詳細な Web コンテキスト管理設定を行うには、設定 > アクティブ プロファイル > Web > 記録 タブ > 設定の表示 ボタン をクリックします。

あいまいなフォーム検出 - このオプションを選択すると、必要に応じて、使用属性 SUPPRESS を使用するフォームを生成するよう Recorder に指示します。こうすることで、コンテキストのない WebPageForm (HTTP POST リクエスト用) 関数や WebPageUrl (HTTP GET リクエスト用) 関数ではなく、コンテキストのある WebPageSubmit 関数を Recorder で生成できます。

注: あいまいなフォーム検出 を有効にすることをお勧めします。テスト対象のサイトで、フォームの変更に JavaScript が使用されている場合、このオプションを使用することでよりよいコンテキスト管理が可能となります。サイトで JavaScript が使用されていない場合でも、このオプションにより不具合が生じることはありません。

変更されたアクション URL を許可する - このオプションをオンにすると、必要に応じて Recorder で WebPageSetActionUrlAbs 関数が生成されます。こうすることで、コンテキストのない WebPageForm (HTTP POST リクエスト用) 関数や WebPageUrl (HTTP GET リクエスト用) 関数ではなく、コンテキストのある WebPageSubmit 関数を Recorder で生成できます。

注: 変更されたアクション URL を許可する を有効にすることをお勧めします。テスト対象のサイトで、フォームの変更に JavaScript が使用されている場合、このオプションを使用することでよりよいコンテキスト管理が可能となります。サイトで JavaScript が使用されていない場合でも、このオプションにより不具合が生じることはありません。

動的なアクション URL 解析 - このオプションを選択すると、必要な URL の WebPageParseUrl 関数を生成できる場合に、WebPageSetActionUrlAbs ではなく WebPageSetActionUrl 関数を生成するよう Recorder に指示します。

注: 動的なアクション URL 解析 を有効にすることをお勧めします。テスト対象のサイトで、フォームの変更に JavaScript が使用されている場合、このオプションを使用することでよりよいコンテキスト管理が可能となります。サイトで JavaScript が使用されていない場合でも、このオプションにより不具合が生じることはありません。

動的なリンク解析 - このオプションをオンにすると、必要な URL に WebPageParseUrl 関数を生成できる場合に、コンテキストのない関数ではなく、標準の HTML リンクに対応しない HTTP GET リクエストの WebPageLink 関数を生成するよう Recorder に指示します。

注: 動的なリンク解析 を有効にすることをお勧めします。テスト対象のサイトで、フォームの変更に JavaScript が使用されている場合、このオプションを使用することでよりよいコンテキスト管理が可能となります。また、このオプションを使用すると、HTML タグ <meta http-equiv=refresh …> が使用されている場合にも、適切なコンテキスト管理を行うことができます。

動的な URL 解析 - このオプションをオンにすると、可能な場合に WebPageParseUrl および WebPageQueryParsedUrl 関数を生成するよう Recorder に指示し、コンテキストのないページ レベル API 関数に、解析済み URL をパラメータとして渡します。

注: これら 4 つの詳細なコンテキスト管理オプションを選択すると、コンテキストのない API 関数を生成する必要性は大幅に減ります。

記録されたスクリプトにコンテキストのない API 関数がある場合は、他のすべての詳細なコンテキスト管理のオプションが選択され、状態情報が組み込まれていると思われる URL をコンテキストのない関数が使用している場合でも、動的な URL 解析 を有効にします。

定義済みの設定

詳細なコンテキスト管理 設定ドロップボックスのコンボ ボックス (設定 > アクティブ プロファイル > Web > 記録 タブ > 詳細なコンテキスト管理) には、詳細なコンテキスト管理の定義済みの設定が用意されています。定義済みの設定を選択することもできますし、独自のカスタム設定を選択することもできます。

定義済みの設定 レベル 2 は、Web business transaction (HTML/HTTP) テスト プロジェクトのデフォルトです。

その他の定義済みの設定の詳細は、次の表のとおりです。

無効 レベル 1 レベル 2 (デフォルト) レベル 3 カスタム
あいまいなフォーム検出 - 選択可
変更されたアクション URL を許可する - 選択可
動的なアクション URL 解析 - - 選択可
動的なリンク解析 - - 選択可
動的な URL 解析 - - - 選択可