Java 関連の強化

Oracle JRE から OpenJDK への移行

標準的な Silk Performer インストールには、Java 実行環境(JRE)が同梱されています。インストーラ自身に加え Java Explorer など、いくつかのコンポーネントとプロセスの実行に JRE が使用されています。また、プロジェクトの検索パスにも JRE が必要です。 Silk Performer 19.5 では、 Oracle の JRE から Azul Systems の Zulu JRE に移行しました。Zulu ビルドは OpenJDK をベースにしており、x64 リファレンス アーキテクチャ システム上で Java SE TCK 互換性テストに合格しています。

Java プロファイルの設定を行えば、ユーザーがインストールした Oracle JRE や JDK を使用することも可能です。

JRE のスマート検索

Oracle Forms、Silk4J、AMF、および Java Framework などのスクリプト タイプは、Java 実行環境が必要です。JRE は、デフォルトでプロファイルに設定され、使用されます。しかし、設定された場所が無効になると、Silk Performer は Windows レジストリをスキャンして自動的に他の JRE を探します。 または、Silk Performer インストーラがインストールした JRE(ホーム/Jre ディレクトリ)を使用するように設定します。この JRE のスマート検索機能は、リモート エージェントにも適用されます。

JUnit

JUnit テストが、メソッドを直接呼び出すのではなく、JUnit Runner を使って実行されるようになりました。これにより、Java コードの注釈を利用して、テストをパラメータ化できるようになりました。

Silk4J

JVM オプションを Silk4J に渡すことができるようになりました。これにより、Java テスト環境をさらにパラメータ化できます。