PersonPB を設定する

Silk Performer をインストールすると、SampleApp サブディレクトリに PersonPB アプリケーションがインストールされます。Silk Performer のインストールについては、『インストール ガイド』を参照してください。

PersonPB アプリケーションでは、いくつかの設定を行って、アプリケーションの動作を指定します。これらの設定は、UI ではなく SQL 文に影響を与えるため、設定による変化を確認するには、Silk Performer API Recorder を使ってデータベース トラフィックを記録する必要があります。

アプリケーション パラメータを設定するには:

  1. PersonPB のメニュー バーから、File > Parameter をクリックします。
  2. Static Bind 設定を指定します。 このオプションをオンにすると、各リスト項目に対する Select が個別に定義されます。オフの場合は、すべてのリスト項目に対する Select が単一のオペレーションで記述されます。
  3. Disable Bind 設定を指定します。 このオプションをオンにすると、SQL 文のパラメータが、対応するプログラム変数からバインドされるのではなく、定数で置き換えられます。
  4. オペレーションごとにフェッチする行数を Rows to fetch に入力します。 フェッチ オペレーション後に指定した行数の項目だけが利用可能になります。
  5. SQL cache にキャッシュ サイズを指定します。 この設定では、アプリケーションが使用するデータベース カーソルの最大数を決定します。
  6. OK をクリックして、変更を保存します。
  7. Customer OCI ウィンドウで、Serializable オプションか Read Committed オプションのいずれかを選択します。 分離レベルについての詳細は、Oracle のドキュメントを参照してください。分離レベルは、データベースを変更するトランザクションの扱い方を決定します。
    注: 複数の仮想ユーザーを使ってテスト スクリプトを再生するには、トラフィックを生成するアプリケーションの分離レベルを Read Committed に設定する必要があります。