記録プロファイルの記録方式

以下の記録方式のいずれか 1 つを、記録プロファイルごとに設定できます。記録プロファイルを表示するには、設定 > システム > 記録 をクリックします。

新しいインスタンスの記録

Recorder と共に開始されたすべてのインスタンス(後に開始されたものも含む)を記録します。Recorder の起動時に既に実行中のインスタンスは記録されません。

この方式を設定するには、記録プロファイルを選択して 編集 をクリックします。 そして、新しいインスタンスと実行中のインスタンスを記録する (セキュア ブート モード) をオフにします。このオプションは、UEFI の secure boot が有効になっているマシン上では、自動的にオンになります。

新しいインスタンスと実行中のインスタンスの記録

Recorder と共に開始されたすべてのインスタンス(後に開始されたものも含む)だけでなく、Recorder の起動時に実行中のアプリケーションのすべてのインスタンスを記録します。

この方式を設定するには、記録プロファイルを選択して 編集 をクリックします。 そして、新しいインスタンスと実行中のインスタンスを記録する (セキュア ブート モード) をオンにします。

システム プロキシを介した記録
Windows システム プロキシを介して記録します。
注: この場合、Recorder は、システム プロキシを使用するすべてのアプリケーションのトラフィックをキャプチャします。キャプチャ ファイル ページでフィルターの設定やスクリプト生成の設定を行って、スクリプトから不要なトラフィックを除外できます。

この方式を設定するには、記録プロファイルを選択して 編集 をクリックします。 そして、Web の設定 をクリックして, プロキシ自動ブラウザ設定 を選択します。

アプリケーション プロキシを介した記録

Firefox などの一部のアプリケーションでは、アプリケーション固有のプロキシを使って、システム プロキシの設定を無視できます。

この方式では、Recorder はアプリケーションのカスタム プロキシを介して記録します。

この方式を設定するには、記録プロファイルを選択して 編集 をクリックします。 そして、Web の設定 をクリックして, プロキシ手動ブラウザ設定 を選択します。記録するアプリケーションで、localhost と Recorder で設定した HTTP プロキシ ポート(デフォルトは、8080)をプロキシに設定します。

記録プロファイル ページには、デフォルトの記録プロファイルに加えて、手動で作成したすべての記録プロファイルが表示されます。リストで記録プロファイルをオンにすると、アクティブ な状態になります。アクティブな記録プロファイルだけが、スクリプトの作成 ダイアログの 記録プロファイル リストから選択可能になります。

Recorder がどの記録プロファイルを使って記録するかを選択できます。
  • [スクリプトの作成] ダイアログと Recorder から開始したプロファイル:このオプションを選択すると、スクリプトの作成 ダイアログで選択した記録プロファイルだけが使用されます。ただし、Recorder で記録プロファイルを選択して、アプリケーションの起動 アイコンをクリックした場合は、この記録プロファイルも使用されます。
  • すべてのアクティブ プロファイル:このオプションを選択すると、Recorder は アクティブ(チェックボックスがオン)なすべての記録プロファイルを使用します。
    注: このオプションを選択しても、スクリプトの作成 ダイアログから記録を開始するときに、記録プロファイル を 1 つ選択する必要があります。しかし、Recorder はすべてのアクティブな記録プロファイルを使って記録します。
ヒント: Recorder でどのアプリケーションを使用中かを示すため、記録に使用したアプリケーションのアイコンが右下に表示されます。