すべてのエージェントに特定のユーザー アカウントを使用する

常に専用のユーザーを使用するクラウド エージェントの場合を除き、すべてのエージェントに対して使用する特定のユーザー アカウント資格情報を 1 か所で指定できます。この機能により、デフォルトのシステム アカウントではなく、特定のユーザー アカウントでエージェントを起動できます。ブラウザ駆動型 Web などのテクノロジでは、Windows 組み込みのシステム アカウントではなくユーザー アカウントのコンテキストで仮想ユーザーを実行することは有益で、推奨される構成です。この設定を有効にする場合は、指定したユーザー アカウントが、負荷テストで使用するすべてのエージェント マシン上で利用可能であることを確認してください。

デフォルトでは、エージェントはシステム アカウントに割り当てられますが、System Configuration Manager を使用して専用のユーザー アカウントを各エージェントに指定できます(「単一のエージェントに特定のユーザー アカウントを使用する」を参照)。各エージェントに対して個別にユーザー アカウント資格情報を指定する必要があるので、エージェント数が多い場合にこの方法で特定のユーザー アカウントを割り当てると、手間がかかる可能性があります。

注: 指定されたユーザー アカウントが、リモート エージェントで Remote Desktop Users Windows グループのメンバになっていることを確認します。
  1. Silk Performer メニューで 設定 > システム をクリックします。
  2. エージェント アイコンを選択して、詳細 タブをクリックします。
  3. 特定のユーザー アカウントを使用する を有効にします。
  4. ユーザー名 および パスワード フィールドに、テストするエージェントを起動する権限を持つユーザーの資格情報を指定します。
  5. OK をクリックして、設定を保存します。
注: 詳細 タブのこの設定は、System Configuration Manager でエージェントに対して定義するすべての設定よりも優先されます。
注: リモート デスクトップ サーバーがエージェント上にインストールされている場合、デフォルトのシステム アカウントを使用することをお勧めします。代わりに特定のユーザー アカウントを使用した場合で、セッションが予期せずに切断された場合は、エージェントを含むエージェントのセッションが終了されます。これは、リモート デスクトップ サーバーの設定で [切断されたセッションを終了する] がアクティブ化されている場合に発生します。