最後の手順

Web サービスの呼び出し後に、変数に戻り値を格納したり、これらの値に対して検証を定義することができます。

テスト シナリオの定義が完了したら、 .NET Explorer をそのまま使い続けて、 機能テストとしてテスト シナリオを使用することができます。あるいは、Visual Studio .NET や Silk Performer にプロジェクトをエクスポートして、生成したコードをさらにカスタマイズして回帰テストを実行することもできます。

テスト シナリオに Web サービスの呼び出しのみが含まれている場合にのみ、BDL Web プロジェクトにエクスポートできます。これは、各 Web サービスの呼び出しに対して WebPagePost ステートメントのみが生成されるためです。Web サービスの呼び出し以外の呼び出し (たとえば、他の .NET オブジェクトへの呼び出し) が含まれている場合、 これらの呼び出しは Web スクリプトに含まれないため、エクスポートしたスクリプトはいくつかのメソッド呼び出しが不足しているために、 .NET Explorer で定義した通りに動作 しない可能性があります。

Web サービスの呼び出しのみがあり、サーバーの SOAP スタックをテストしたい場合にのみ、BDL Web プロジェクトにエクスポートします。 Silk Performer でスクリプトを実行する場合は、.NET クライアント SOAP スタックは含まれません。 Silk Performer Web エンジンは、 .NET Explorer で使用された SOAP エンベロープのみを送信します。

.NET クライアントもテストしたい場合は、プロジェクトを Silk Performer .NET プロジェクトにエクスポートしてください。 このプロジェクト タイプは、生成した .NET テスト コードを .NET アセンブリにコンパイルします。この .NET アセンブリは、 .NET Explorer によって生成される BDL スクリプトから呼び出すことができます。

.NET Explorer によって生成された .NET コードをさらにカスタマイズしたい場合は、プロジェクトを Visual Studio .NET にエクスポートできます。 プロジェクトをエクスポートすると、Visual Studio .NET 内で生成したテスト コードに変更を加えてスクリプトの施行を実行することができます。 カスタマイズを完了した後で、プロジェクトを Silk Performer にエクスポートして、テストを続行することができます。