Flex/AMF パケット指向プロトコル

Flex/AMF は、HTTP POST リクエストで渡されるバイナリの パケット指向プロトコルを使用します。 このパケット形式は、Action Message Format (AMF) と呼ばれます。 Flex/AMF アプリケーションは AMF パケットを HTTP POST リクエストのボディに含めてサーバーに送信します。 サーバーは、AMF パケットを HTTP レスポンスのボディに含めて応答します。 HTTP リクエストとレスポンスの両方には、application/x-amf の値を持つ Content-Type HTTP ヘッダーが格納されます。

AMF パケットによって送信される HTTP リクエストは関数 WebPagePost で記録されます。 使用される URL は関数の最初のパラメータとして記録され、送信される AMF パケットは 2 番目のパラメータとして記録されます。

スクリプト、ログ、TrueLog では、Silk Performer はバイナリ AMF パケットを元のバイナリ形式では表示しません。 その代わりに、XML ベースのテキスト形式の表現が使用されます。 このテキスト形式の表現からバイナリ AMF への変換、およびその反対の変換は、Recorder と再生によって透過的に実行されます。 バイナリ AMF は、適切なログ オプションが有効になっている場合に、テキスト形式のログにのみ記載されます。

これには、AMF パケットが読みやすくなり、理解およびカスタマイズも容易になるという利点があります。 また、AMF パケットは TrueLog Explorer の XML ツリー ビューを使用してレンダリングされ、すべての XML データをカスタマイズするのと同様の方法でカスタマイズすることができます。