チェックポイント関数

アクション

負荷テスト中に単一ユーザーの進捗状況と成否を、仮想ユーザーのすべての出力を表示する方法よりも正確な方法で監視できるようにするには、チェックポイントを使用して、ユーザーが定義したセクションにトランザクションを分類します。 チェックポイントのメッセージは、Try Scripts の実行中および単一の仮想ユーザーの出力が有効な場合は負荷テスト中に出力ウィンドウに表示されます。 チェックポイントのメッセージの出力は、監視ツールバーの チェックポイント ボタンを使用して有効または無効にできます。

チェックポイントによって出力ウィンドウに表示されるメッセージを指定できます。 また、チェックポイントのタイマを設定して、先行するチェックポイントからチェックポイント関数の呼び出しまでの時間を測定できます。 トランザクションの最初のチェックポイントは、トランザクションの開始時間からチェックポイント関数の呼び出し時間までの時間を測定します。 エラー、警告、または正常に実行されたことを伝えるメッセージが、先行するチェックポイントからチェックポイント関数の呼び出しまでの間に発生した場合、チェックポイント メッセージのアイコンで、この間隔に発生したすべてのメッセージの中で最も高い深刻度のものが強調表示されます (エラー > 警告 > 正常)。
重要: チェックポイント名は、負荷テストの中で一意である必要があります。

インクルード ファイル

kernel.bdh

構文

    Checkpoint(
      sCheckpointName : in string,
      sMessage : in string optional,
      bUseTimer : in boolean optional) : boolean;
  
パラメータ 説明
sCheckpointName チェックポイントの名前です。 すべての負荷テストの中で一意である必要があります。
sMessage 出力ウィンドウおよびログ ファイルに表示される追加メッセージです。
bUseTimer true の場合は、チェックポイント名が付いたタイマが作成されます。 タイマは、先行するチェックポイントからチェックポイント関数の呼び出しまでの時間を測定します。 トランザクションの最初のチェックポイントは、トランザクションの開始時間からチェックポイント関数の呼び出し時間までの時間を測定します。

戻り値

  • true (成功した場合)
  • false (それ以外の場合)

benchmark BenchmarkName
 
use "kernel.bdh"
use "webapi.bdh"
 
dcluser
  user
    VirtUser
  transactions
    TMain       : 1;
                              
dcltrans
  
  transaction TMain
  begin
    Checkpoint("checkpoint1s", "Hello World!", true);
    
    PrintData("hello", "the data");
    PrintFunction("func", "info");
    
    RaiseError(CUSTOM_ERROR, "This is a warning!", SEVERITY_WARNING);
    ThinkTime(2.0);
    
    MeasureStart("commonMeasure");
    Wait(0.5);
    MeasureStop("commonMeasure");
    
    Checkpoint("checkpoint2w", "2", true);
    
    ThinkTime(3.0);
    
    RaiseError(CUSTOM_ERROR, "This is an error!", SEVERITY_ERROR);
    
    Checkpoint("checkpoint3e", "this line should be displayed in red", true);
    
    ThinkTime(0.5);
    
    Checkpoint("checkpoint4s", "");

  end TMain;