IBM WebSphere Application Server を監視する

  1. リアルタイム監視 タブの 監視 グループで、システム をクリックします。 データ ソース ウィザード が開きます。
  2. 定義済みのデータ ソースから選択する オプション ボタンをクリックします。
  3. 次へ をクリックします。システムの選択 ページが開きます。
  4. Application Server フォルダ、IBM WebSphere Application Server フォルダの順に展開します。
  5. IBM WebSphere <バージョン> (JMX MBean Server) をクリックし、 次へ をクリックします。 接続パラメータ ページが開きます。
  6. ホスト名 フィールドに、WebSphere が実行されているホストを指定します。
  7. ユーザー名 および パスワード フィールドで、上で指定したホストに対して管理者権限を持つユーザーを指定します。
  8. 省略可能:エイリアス フィールドに、監視されるサーバーのエイリアスを指定します。
  9. サーバー設定 をクリックします。JMX Connection Configuration ウィンドウが開きます。
  10. Java ホーム ディレクトリ および アプリケーション サーバーのインストール ディレクトリ を指定します。UNC パスを使用してください (\\<サーバー名>\c$\IBM\WebSphere\AppServer\java など)。
    注: UNC パスを指定できない場合は、Application Server のインストール ディレクトリをローカル コンピュータにコピーして、ローカル パスを指定します。
  11. WebSphere のセキュリティ設定に基づき、追加の JVM パラメータを指定します。
    JVM ベンダー

    セキュリティ設定

    IBM SUN
    無効な管理セキュリティ 追加の JVM パラメータなし 追加の JVM パラメータなし
    有効な管理セキュリティ

    インバウンド CSIv2 トランスポート層 = TCP/IP

    追加の JVM パラメータ: -Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL

    (すでに定義済み)

    追加の JVM パラメータ:-Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL

    (定義済み)

    有効な管理セキュリティ

    インバウンド CSIv2 トランスポート層 = SSL サポート

    追加の JVM パラメータ:-Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL (定義済み)-Dcom.ibm.SSL.ConfigURL 機能しない
    有効な管理セキュリティ

    インバウンド CSIv2 トランスポート層 = SSL 必須

    追加の JVM パラメータ:-Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL (すでに定義済み)

    -Dcom.ibm.SSL.ConfigURL

    機能しない
    注: WebSphere サーバーで管理セキュリティが有効になっていて、インバウンド CSIv2 トランスポート層が SSL サポート (または SSL 必須) の場合、Application Server のインストール ディレクトリをローカル コンピュータにコピーします。上記の表に従い Additional JVM parameters (追加の JVM パラメータ) を指定します。Additional JVM parameters フィールドは、定義済みパラメータ -Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL のままになります。

    -Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL パラメータの値は、sas.client.props ファイルへの URL パスにする必要があります。デフォルトの sas.client.props ファイルは、%INSTALL_DIR%/Include/jmx-config/WebSphere%MAJOR_VERSION% フォルダにあります。例: WebSphere 7 の場合、URL パスは C:\Program%20Files%20(x86)\Silk\Silk%20Performer%2010.0\Include\jmx-config\WebSphere7 になります。サーバーに特定の設定がある場合、WebSphere プロファイルの properties フォルダから sas.client.props ファイルを使用できます。例: file:/C:\Program%20Files%20(x86)\IBM\WebSphere\AppServer1\profiles\AppSrv01\properties\sas.client.props

    sas.client.props ファイルにある次の 2 つの変数とその値 com.ibm.CSI.performTransportAssocSSLTLSRequired=false および com.ibm.CSI.performTransportAssocSSLTLSSupported=true に注意してください。

    -Dcom.ibm.SSL.ConfigURL パラメータの値は、WebSphere プロファイルの properties フォルダにある ssl.client.props ファイル への URL パスにする必要があります。例:file:/C:\Program%20Files%20 (x86)\IBM\WebSphere\AppServer1\profiles\AppSrv01\properties\ssl.client.props

    ssl.client.props ファイルの変数 user.root に注意してください。これには key- および trust- ファイルが格納された etc ディレクトリを含む profile フォルダへの有効なパスが含まれている必要があります。sas.client.props ファイル および ssl.client.props ファイルへの URL パスに含まれるブランクは %20 で置き換える必要があります。

  12. OK をクリックします。
  13. 次へ をクリックします。 JMX Data Source Browser を開きます。
  14. 初期監視ビューに表示する測定値の MBean を選択します。測定のタイプ (AverageSumIncremental) を選択して 追加 をクリックします。
  15. 閉じる をクリックします。表示する測定値の選択 ページが開きます。
  16. 初期監視ビューに表示する測定値のチェック ボックスをオンにします。
  17. 完了 をクリックします。