Web サービス トラフィックのルーティング

Silk Performer .NET Framework は、 Silk Performer Web エンジンを通して .NET コンポーネントによって生成された Web トラフィックをルーティングできます。 つまり、Web エンジンは実際の Web リクエストを実行するため、ネットワーク上に送信されるものを厳密に確認することができます。 また、 モデム シュミレーション、IP アドレスの多重化、ネットワーク統計情報、TrueLog などの Silk Performer Web エンジンの機能を使用することもできます。

デフォルトでは、すべてのネットワーク トラフィックは Web エンジンを通してルーティングされます。 ルーティングをオフにして、特定の Web サービス クライアント プロキシ クラスに対してのみ有効にすることもできます。 特定の Web サービス クライアント プロキシ クラスに対してルーティングのオン/オフを切り替えるには、 プロキシ クラスの基本クラスを SoapHttpClientProtocol から SilkPerformer.SPSoapHttpClientProtocol に変更する必要があります。 基本クラスの変更することによって、 Silk Performer .NET Framework は、各 Web サービスの呼び出しに対してより詳細な統計情報を生成することができます。すべての Web サービス プロキシ クラスでこの機能を有効にすることをお勧めします。 Microsoft Visual StudioSilk Performer メニューからアクセスできる Web Service ダイアログ ボックスを使用してこの機能を有効化できます。

各 Web サービスの呼び出しに対してノードが TrueLog に作成され、Web サービスに渡された、およびクライアントに返された SOAP エンベロープが記録されます。

Web サービスの呼び出しに対する詳細な統計情報が無効になっている場合、.NET HTTP クラスがすべてのリクエストを処理します。