SNMP を介してサーバーのパフォーマンスを監視する

Performance Explorer では、サーバー監視用のデータ ソースとして使用するために、さまざまなソースからの MIB (Management Information Base) の OID (オブジェクト ID) を選択できるようになっています。 たとえば、Oracle などのデータベース システムは、SNMP プロトコルを介して収集できる幅広いパフォーマンス データを提供します。

  1. Performance Explorer ワークフロー バーの サーバーの監視 をクリックします。 データ ソース ウィザード が開き、システムの選択 ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 定義済みのデータ ソースから選択する オプション ボタンをクリックして、次へ をクリックします。 システムの選択 ダイアログ ボックスが開きます。
  3. システム メニュー ツリーで、Custom Data フォルダを展開します。
  4. SNMP Data を選択して、次へ をクリックします。 接続パラメータ ダイアログ ボックス が開きます。
  5. 接続パラメータ 領域で、該当するサーバー システムのホスト名または IP アドレス、ポート番号、その他のデータなど、データ ソースへの接続に必要な接続パラメータを指定します。 指定したサーバーへのアクセス権を所有している必要があります。また、サーバー システム上で SNMP サービスが正しく構成されている必要があります。
  6. 次へ をクリックします。 SNMP 測定値の追加 ダイアログ ボックスが開きます。
  7. Performance Explorer に付属のコンパイル済みの MIB の中から 1 つを選択するか、MIB の新規コンパイル を選択してサーバー システムに同梱されていた MIB を使用します。 Silk Performer で MIB の内容を使用するには、まず MIB をコンパイルする必要があります。よく使用される MIB がコンパイル済み形式で多数用意されています。必要に応じて、新しい MIB をコンパイルできます。 コンパイル済みの MIB を選択すると、その内容がメニュー ツリーに表示されます。
  8. 関心のある OID をクリックし、値の取得 をクリックします。 サーバーへの接続が確立され、実際のデータ項目が表示されます。
  9. 対応するデータ項目をクリックし、追加 をクリックします。
  10. 必要な OID をすべて選択するまで、上記 2 つの手順を繰り返します。
  11. 閉じる をクリックします。 表示する測定値の選択 ダイアログ ボックスが開きます。
  12. 監視する要素を選択して、完了 をクリックします。 監視グラフには、指定した要素のサーバー パフォーマンスがリアルタイムで色分けされて表示されます。